CA SDM 環境のプロモーション

CA SDM 環境のプロモーションは、以下の 2 つの段階的な方法で機能します。
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HID_SDM_EnvironmentPromotion
CA Service Desk Manager 環境のプロモーションを使用すると、最小限の手動操作で、ソース システムとターゲット システムの間で設定、カスタマイズ、およびオブジェクト データの変更を昇格させることができます。 管理者は、開発、テスト、本稼働前、および本稼働システムの間で、任意の設定、カスタマイズ、またはオブジェクト データの変更を昇格させることができます。 たとえば、変更したフォーム、追加したテーブル、列、spel、majic ファイル、オブジェクト データを本稼働システムに昇格させることができます。 変更のタイプ(設定/カスタマイズ、またはオブジェクト データ)に基づき、コマンド ライン インターフェースまたは CA SDM ユーザ インターフェースのいずれかを通じて環境のプロモーションが開始されます。
CA SDM 環境のプロモーションの仕組み
CA SDM 環境のプロモーションは、以下の 2 つの段階的な方法で機能します。
  1. ファイルの設定およびカスタマイズのプロモーション
    詳細については、「CA SDM の設定およびカスタマイズ」を参照してください。
  2. オブジェクト データのプロモーション
    詳細については、「オブジェクト データのプロモーション」を参照してください。
ファイル、.htmpl、.mods、.spl、.maj などに加えられたすべての変更は、
NX_ROOT/site/mods
フォルダに直接格納されます。 これらのファイルは、
NX_ROOT/site/mods
フォルダからコピーされ、エクスポート パッケージが作成されます。 Web Screen Painter を使用してテーブルと列を追加するために行われたすべての変更は、データベースに格納されます。 これらの変更は、エクスポート パッケージの一部として .dat ファイルの形式でキャプチャされます。
前提条件
環境のプロモーション プロセスを実行する前に、以下の前提条件を確認します。
  • ソース システムからターゲット システムに変更をプロモートするには、ソース システムおよびターゲット システムが同じリリース バージョンであることを確認します。
  • SDM に関連するすべてのファイルを閉じます。
  • エクスポートまたはインポートを実行する前に、CA SDM サービスが実行されていることを確認します。
  • 環境がテナント化されている場合、ソースおよびターゲットの両方のシステムに同じテナントが必要です。 環境のプロモーションでは、テナントは作成されません。
  • エクスポートまたはインポート プロセスを実行するユーザには、ファイルおよびフォルダを作成するためにオペレーティング システムの管理者権限が必要です。
  • インポート プロセスを正常に実行するには、ユーザに Web Screen Painter へのアクセス権が必要です。
  • ユーザには
    $NX_ROOT\site
    フォルダに対する読み取りおよび書き込みアクセス権が必要です。
  • エクスポートされた zip ファイルの名前は変更しないでください。 エクスポートされた zip ファイルの名前を変更した場合、インポート プロセスは失敗します。
  • 設定およびカスタマイズの場合、エクスポートまたはインポート プロセスは、同じタイプのサーバ、データベース、およびオペレーティング システムで実行する必要があります。
    以下に例を示します。
    • エクスポートがプライマリ サーバ上で実行された場合、パッケージのインポートはプライマリ サーバ上でのみ許可されます。
    • エクスポートがバックグラウンド サーバ上で実行された場合、パッケージのインポートはバックグラウンド サーバ上でのみ許可されます。
    • エクスポートがセカンダリ サーバまたはアプリケーション サーバ上で実行された場合、パッケージのインポートは、セカンダリ サーバまたはアプリケーション サーバ上でのみ許可されます。
      その他のシナリオの詳細については、「一般的な環境のプロモーション シナリオでのアプローチ」を参照してください。
  • 管理者は、セカンダリ サーバまたはアプリケーション サーバに .htmpl ファイルを手動でコピーするか、バージョン管理ファイルを変更してセカンダリ サーバまたはアプリケーション サーバ上に .htmpl ファイルを伝達する必要があります。
  • データベースのエクスポートを実行する前に、Apache Tomcat サービスが実行されていることを確認します。
  • Windows 以外のシステムでは、Web Screen Painter のログイン用にブラウザを起動するために X-Windows または同等のセッションが有効になっていることを確認します。
  • Windows 以外のシステムでは、エクスポートまたはインポート プロセスを実行する前に、CA SDM bin パスおよび CA SDM LIB パスの環境変数を設定してください。
    以下に例を示します。
    For AIX: export PATH=/opt/CA/ServiceDeskManager/bin:$PATH export LIBPATH=/opt/CA/ServiceDeskManager/lib:$LIBPATH For Solaris and Linux: export PATH=/opt/CA/ServiceDeskManager/bin:$PATH export LD_LIBRARY_PATH=/opt/CA/ServiceDeskManager/lib:$LD_LIBRARY_PATH
    環境のプロモーションを実行すると、CA SDM アプリケーションのパフォーマンスに影響し、また、サービスが再起動されます。 CA SDM 環境のプロモーション操作は、オフピークの時間帯に実行することをお勧めします。
一般的な環境のプロモーション シナリオでのアプローチ
シナリオ 1: テスト システムと本稼働システムでサーバの数が異なる場合に、環境のプロモーションを実行する
ソース システムには、1 つのプライマリ サーバと 1 つのセカンダリ サーバがあります。 一方、ターゲット システムには、1 つのプライマリ サーバと複数のセカンダリ サーバがあります。
すべてのサーバ上の設定が同じである場合、環境のプロモーションに成功します。