リクエスト ステータス リストの変更

この記事には、以下のトピックが含まれています。
casm173
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リクエスト内の各サービスおよびサービス オプションには、ステータスがあります。 さらに、リクエストには全体的なステータスがあります。 CA Service Catalog では、デフォルトで広範囲にわたるステータス値のリストを提供します。 requestshared.xml ファイルを編集して、リクエスト ライフ サイクルの承認フェーズおよびフルフィルメント フェーズのステータス値を変更します。 既存のステータス値の綴りを変更することもできます。
リクエストのステータス値は、requestshared.xml ファイルで管理します。 このファイルは、システムで選択されている言語によって異なります。 ファイルは、各言語別のフォルダにあります。 たとえば、英語(icusen)の場合、requestshared.xml ファイルは USM_HOME\view\webapps\usm\locale\icusen\request フォルダにあります。
リクエスト
全体
のリクエスト ステータスは、[Pending Actions]ページで確認できます。 リクエスト内の個々の項目のリクエスト ステータスは、リクエスト関連のユーザ インターフェースのページ([リクエストの詳細]、[リクエストの承認]、[リクエストの実行]、および[リクエストのプッシュ スルー])にある[ステータス]ドロップダウン リストで確認できます。 requestshared.xml ファイルのリクエスト ステータスの値に行った更新は、これらのページでユーザに表示されるオプションに影響します。
以下の手順に従います。
  1. 元の requestshared.xml ファイルをバックアップして、参照用に保存します。
  2. (オプション)既存のステータス値を変更するか、またはリクエスト ステータスをさらに追加します
  3. (オプション)リクエスト アイテムのステータス変更をステータスに基づいて制限します
    デフォルトでは、リクエスト全体が完了されるまでは、常にアイテムのすべてのオプション(ステータス)を使用できます。 つまり、リクエスト アイテムのステータスをいつでも任意の値に変更できるということです。 ただし、組織は必要に応じて、リクエスト アイテムで使用可能なメニュー オプションをステータスに基づいて制限できます。
  4. 変更がリクエスト関連のユーザ インターフェースの画面に正しく反映されていることを確認して、変更内容をテストします。
    リクエスト関連のユーザ インターフェース ページ上の[アイテム ステータス]ドロップ ダウン リストに、ステータスがアスタリスク(*)で示されます。
ステータスの数値は、デフォルトのリストに追加および使用した後では削除
しない
でください。
requestshared.xml の確認
以下に従って、requestshared.xml ファイルについて十分に理解してください。
  • ファイルの主なセクション(request_header、request_item、request_item_approval_action、および request_item_fulfillment_action)の用途を理解します。
  • これらのセクションのステータス値の同期を維持する必要があることを理解します。
  • GUI 上にある[ステータス]ドロップダウン リストのステータスの順序は、requestshared.xml ファイル内のステータスの順序に一致することを理解します。 たとえば、このファイルで、ステータス 600 (承認済み)の上にステータス 800 (拒否) が定義されているとします。 この場合、GUI 上の[ステータス]ドロップ ダウン リストでは、[承認済み]ステータスの上に[拒否]ステータスが表示されます。
  • インラインのコメントを確認して、
    予約済みの
    ステータス値を記録します。
  • カスタム ステータス値の範囲を参照して、特定の種類のステータス値で予約済みとなっている範囲を確認します。
requestshared.xml ファイル内のデフォルト ステータスを定義する開始行および終了行は、変更または削除
しない
でください。 ステータスの変更時にも、これらの値は表示されるままにしておく必要があります。 この要件は、<request_item_approval> セクションおよび <request_item_fulfillment> セクションの両方に適用されます。 カスタマイズを使用していない場合、または誤って定義されている場合に、これらの行によりステータスは適切に動作します。
- <custom_menu current_status_value="default"> status lines </custom_menu>
主なセクション
eequestshared.xml ファイルの主なセクションは、以下のとおりです。
  • request_header
    リクエスト全体で使用できるすべてのステータス値を管理します。
  • request_item
    リクエスト内にある特定のアイテム(サービス オプション要素やサービス オプション グループなど)で使用可能なすべてのステータス値を管理します。
  • request_item_approval_action
    リクエストがサブミットされたものの承認も拒否もされていない場合に、リクエスト内にある特定のアイテムで使用可能なステータス値をすべて管理します。
  • request_item_fulfillment_action
    リクエストが承認されたもののまだ実行されていない場合に、リクエスト内にある特定のアイテムで使用可能なすべてのステータス値を管理します。
使用可能なステータス値のリストは、request_header セクションおよび request_item セクションで同期されている必要があります。つまり、これらのセクションには、同じ意味を持つ同一の値を設定する必要があります。
request_item_approval_action セクションおよび request_item_fulfillment_action セクションのすべての値には、request_header セクションおよび request_item セクションの両方の値に一致する値を設定する必要があります。 request_item_approval_action セクションおよび request_item_fulfillment_action セクションの値は、request_header セクションおよび request_item セクションの値と完全に一致するか、またはそのサブセットである必要があります。
カスタム ステータス値の範囲
新規リクエスト ステータスを requestshared.xml ファイルに追加する場合は、以下のようにカスタム ステータスについて指定された範囲内に収めます。
  • 300 から 399 - カスタムの
    サブミット
    ステータス
  • 500 から 599 - カスタムの
    承認待ち
    ステータス
  • 900 から 990 - カスタムの
    承認済み
    ステータス
リクエスト ステータスの追加
リクエスト ステータスを追加して、リクエスト ステータス リストを変更できます。 一般的な用途としては、特定の部門によるリクエストの承認または拒否があります。 たとえば、財務部門などです。
以下の手順に従います。
  1. テキスト エディタで、システムの言語の requestshared.xml ファイルを編集します。 たとえば、英語の場合、USM_HOME\view\webapps\usm\locale\icusen\request フォルダにある requestshared.xml ファイルを編集します。
  2. 新規ステータスの数字およびテキストを含む行を、<request_header> セクションおよび <request_item> セクションに追加します。
  3. 追加するステータスには、カスタム ステータス値の適切な範囲にある未使用の数値を選択します。
    可能であれば、ステータス値のテキストの文字数は 40 字までに抑えてください。 40 文字よりも長いテキストは、ドロップダウン形式のステータス メニューのリスト、およびリクエスト ステータスのフィールドで切り詰められる可能性があります。 このような場合、テキスト全体の文字列は、カタログ ユーザに対するヒントのテキストで
    のみ
    表示されます。
  4. 追加した行を、この行を表示させるカスタム セクション(複数可)にコピーします。 たとえば、<request_item_approval>、<request_item_fulfillment>、
    、および などです。
  5. コピーした行のテキストを削除および変更して、「statval="
    value
    "」式を行に含めます。
  6. requestshared.xml ファイルを保存します。
  7. 変更がリクエスト関連のユーザ インターフェースの画面([リクエストの詳細]、[リクエストの承認]、および[リクエストの実行]画面)に正しく反映されていることを確認します。
例: 新規承認ステータスの追加
ファイナンシャル認証に関連する 500、700、および 900 という承認ステータスを追加するには、これらのステータス用の新しい行を、requestshared.xml ファイル内の request_header セクション、request_item セクション、および request_item_approval_action セクションに追加します。
太字
の例に従います。
request_header セクションおよび request_item セクションに、数値とテキストを指定します。 request_item_approval_action セクションには、数値のみ(テキストなし)を指定します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> ... - <request_header> <!-- status values must be synchronized with the status list in request_item, request_item_approval_action and/or request_item_fulfillment_action --> <st_1>Pending</st_1> <st_2>Completed</st_2> ... <!-- 400 to 499 are reserved --> <st_400>Pending Approval</st_400> <!-- 500 to 599 can be used for custom pending approval status --> <st_500>Pending Financial Approval</st_500> <!-- 600 to 699 are reserved --> <st_600>Rejected</st_600> <!-- 700 to 799 can be used for custom rejected status --> <st_700>Rejected by Financial Approver</st_700> <!-- 800 to 899 are reserved --> <st_800>Approved</st_800> <st_801>Approval Not Needed</st_801> <!-- 900 to 990 can be used for custom approved status --> <st_900>Approved by Financial Approver</st_900> !-- 991 to 999 are reserved --> <st_999>Approval Done</st_999> ... </request_header> - <request_item> <!-- status values must be synchronized with the status list in request_header, request_item_approval_action and/or request_item_fulfillment_action --> <st_1>Pending</st_1> <st_2>Completed</st_2> ... <!-- 400 to 499 are reserved --> <st_400>Pending Approval</st_400> <!-- 500 to 599 can be used for custom pending approval status --> <st_500>Pending Financial Approval</st_500> <!-- 600 to 699 are reserved --> <st_600>Rejected</st_600> <!-- 700 to 799 can be used for custom rejected status --> <st_700>Rejected by Financial Approver</st_700> <!-- 800 to 899 are reserved --> <st_800>Approved</st_800> <st_801>Approval Not Needed</st_801> <!-- 900 to 990 can be used for custom approved status --> <st_900>Approved by Financial Approver</st_900> <!-- 991 to 999 are reserved --> <st_999>Approval Done</st_999> ... </request_item> - <request_item_approval_action> <!-- status values must be synchronized with the status list in request_header and request_item --> <!-- A "default" value for the attribute "current_status_value" indicates these statuses will be listed by default in the "item status" menu if no other custom statuses are defined --> <custom_menu current_status_value="default"> <!-- 400 to 499 are reserved --> <!-- 500 to 599 can be used for custom pending approval status --> <st_500 statval="500"/> <!-- 600 to 699 are reserved --> <!-- 700 to 799 can be used for custom rejected status --> <st_700 statval="700"/> <!-- 800 to 899 are reserved --> <st_800 statval="800">Approve</st_800> <!-- 900 to 999 can be used for custom approved status --> <st_900 statval="900"/> ...
リクエスト ステータスの非表示
リクエスト ステータスのデフォルト リストには、特定のカテゴリでは必要としないオプションも表示されます。 このカテゴリの一部の値を非表示にすることができます。 このようにすると、ユーザがアクション待ちリクエストを処理する際に、GUI 上にこれらのオプションは表示されなくなります。
以下の手順に従います。
  1. テキスト エディタを使用して、システムの言語の requestshared.xml ファイルを編集します。 たとえば、英語の場合、USM_HOME\view\webapps\usm\locale\icusen\request フォルダにある requestshared.xml ファイルを編集します。
  2. <request_header> セクションおよび <request_item> セクションにある、非表示にする各ステータスの行を編集します。 元の式の前後にコメント文字を入力します。
  3. このステータスを使用するその他のすべてのセクション(<request_item_approval> セクションや <request_item_fulfillment> セクションなど)にある、対応する行を非表示にします。
    ファイルのすべての関連するセクション内にある完全に同じ行を非表示にします。 この操作は、ユーザ インターフェースでステータスを正しく表示するために必要となります。
  4. requestshared.xml ファイルを保存します。
  5. 変更がリクエスト関連のユーザ インターフェース ページ([リクエストの詳細]、[リクエストの承認]、および[リクエストの実行])に正しく反映されていることを確認して、変更内容をテストします。
例: リクエスト ステータスの非表示
特定のデフォルトの実行関連ステータスを非表示にするには、元の式の前後にコメント文字を入力します。 例を
太字
で示します。 requestshared.xml ファイル内の request_header セクション、request_item セクション、および request_item_fulfillment_action セクションにコメント文字を入力します。
この例では、コメント印を追加する
前は
、以下のステータスは[オーダー済み]、[出荷済み]、[オーダー キャンセル済み]、[実施済み]、および[構成済み]というリクエスト関連のページに表示されています。 コメント印を追加した
後では
、以下のステータスは[オーダー済み]、[出荷済み]、および[構成済み]ページに表示されます。
- <request_header> ... <st_1004>Ordered</st_1004> <st_1006>Shipped</st_1006> <!--<st_1007>Received</st_1007>--> <!--<st_1008>Order Cancelled</st_1008>--> <!--<st_1017>Staged</st_1017>--> <st_1019>Configured</st_1019> ... </request_header> - <request_item> ... <st_1004>Ordered</st_1004> <st_1006>Shipped</st_1006> <!--<st_1007>Received</st_1007>--> <!--<st_1008>Order Cancelled</st_1008>--> <!--<st_1017>Staged</st_1017>--> <st_1019>Configured</st_1019> ... </request_item> - <request_item_fulfillment_action> ... <custom_menu current_status_value="default"> ... <st_1004 statval="1004"/> <st_1006 statval="1006"/> <!--<st_1007 statval="1007"/>--> <!--<st_1008 statval="1008"/>--> <!--<st_1017 statval="1017"/>--> <st_1019 statval="1019"/> ... </shared>
リクエスト アイテムの使用可能なステータス変更の制限
リクエスト アイテムで使用できるステータス変更を、現在のステータスに基づいて制限できます。 たとえば、アイテムが承認済み(承認済みステータス)となった場合に、これ以降はユーザがこのステータスを実行関連のステータス
以外に
変更できないようにするとします。 ステータスが[承認済み]であるアイテムの実行関連オプション
のみ
を表示するように、[アイテム ステータス]ドロップダウン リストを設定できます。
以下の手順に従います。
  1. テキスト エディタを使用して、システムの言語の requestshared.xml ファイルを編集します。 たとえば、英語の場合は、USM_HOME\view\webapps\usm\locale\icusen\request\requestshared.xml ファイルを編集します。
  2. このファイル内の、1 つまたは複数のステータス値で使用可能な変更を制限するセクションを見つけます。
    セクションおよび セクションを除くすべてのセクションで、ステータス変更を制限できます。
  3. 制限するステータス、および変更を許可するステータスを決定します。
    すべての既存のステータス値のリストが、以下の行から下に記載されています。
    - <custom_menu current_status_value="default">
  4. 必要に応じて、許可するリクエスト ステータスをリストに追加します。 許可するステータスは、既に存在している必要があります。
  5. カスタム メニューのセクションを見つけます。 デフォルトでは、このセクションではインデントおよびコメント アウトされています。 このセクションのコメントの開始行および終了行を削除します。
    - <!-- <custom_menu current_status_value="400"> <st_400 statval="400"/> <st_600 statval="600"/> </custom_menu> --> <custom_menu current_status_value="400"> <st_400 statval="400">/> <st_600 statval="600"/> </custom_menu> <custom_menu current_status_value="400"> <st_400 statval="400"/> <st_600 statval="600"/> <st_801 statval="801"/> </custom_menu>
  6. このセクションの 1 行目にある current_status_value="
    nnn
    " 式の値が、制限するステータス値に一致することを確認します。
    たとえば、前の手順では、400 は[承認待ち]ステータスに対応します。 このため、ステータス値が[承認待ち]である場合に、リクエスト関連のページにステータス値が表示されます。 別のステータスに制限をする場合には、現在の値を新しい値に置き換えます。
  7. 前の例で示した[承認待ち]の場合のように、current_status_value="
    nnn
    " 式が、いずれかの「<st_
    nnn
    statval=...」行で定義されていることを確認します。
  8. 変更を許可する追加のステータス(複数可)をコピーして貼り付けます。 ステータスは、このセクションの前半にあるステータス値のリストからコピーして貼り付けることができます。
    たとえば、<request_item_approval> セクションで、以下のように新しい「<st_801...」行を[承認待ち]の custom_menu セクションにコピーして貼り付けます。
  9. これで、[承認不要]ステータスが、[承認待ち]ステータスのアイテムの変更可能なステータスに追加されました。
  10. 必要な場合は、requestshared.xml ファイルの同じセクション内にある別のステータスについても、ステータス変更を制限します。 以下のガイドラインを使用します。
    1. custom_menu 要素全体およびその下位の要素をコピーします。
    2. それを、更新した要素の後に貼り付けます。
    3. 新しくコピーした要素を変更します。
    4. 必要に応じて、既存の custom_menu 要素および下位要素を変更します。 たとえば、<request_item_fulfillment> セクションで、[フルフィルメント待ち]ステータスのアイテムを、[フルフィルメント キャンセル済み]または[実行済み]のどちらかにのみ変更できるようにします。 この場合は、既存の custom_menu 要素を以下のように変更します。
    <custom_menu current_status_value="1000"> <st_1000 statval="1000"/> <st_1999 statval="1999"/> <st_2000 statval="2000"/> </custom_menu>
  11. requestshared.xml ファイルを保存します。
  12. 変更が、リクエスト関連のユーザ インターフェース ページ([リクエストの詳細]、[リクエストの承認]、および[リクエストの実行]ページ)に正しく反映されていることを確認します。
現在のステータスに基づいて、リクエスト アイテムの使用可能なステータスを制限しました。