CA Service Desk Manager に関する考慮事項

CA Service Desk Manager (CA SDM)を環境内に正しく実装するには、インストールを開始する前に以下の点を確認してください。
casm173
CA Service Desk Manager (CA SDM)を実装するには、以下を確認します。
CA SDM 展開を計画するときに、スケーラビリティを確保する場合は、プライマリ サーバのプロセス数が上限値 64 を超えないようにしてください。 プロセスの数がプライマリ サーバ上で 64 を超える場合は、CA SDM セカンダリ サーバ上に追加のプロセスを配置することを計画します。 CA SDM のインストールでは、1 台のサーバ上に最大 40 のプロセスを配置できます。 新しい Web エンジン domserver を既存の環境に追加すると、3 つのプロセスが追加されることに注意してください。
CA SDM サービスを再起動するたびに、xFlow インターフェース サービスを再起動してください。これは、CA SDM と xFlow インターフェースがインストールされている環境に適用されます。
検索サーバ
検索サーバを専用のサーバにインストールすることを検討してください。 検索サーバには組み込みのクラスタリング機能があり、スタンドアロン セットアップにインストールできます。 より大規模なセットアップでは、3 台以上のサーバに検索サーバをインストールし、フォールト トレラントのクラスタを手動で構成することをお勧めします。
デフォルト ユーザ情報
以下の表は、標準的な CA SDM 実装のデフォルト ユーザ情報を示しています。
OS
ユーザ
デフォルト ユーザ名
OS レベル
作成方法
Windows
CA SDM
ServiceDesk
はい
自動
CA EEM
EiamAdmin
いいえ
CA EEM の設定時に作成されます。
Microsoft SQL Server
mdbadmin
いいえ
設定時に Microsoft SQL Server に作成されます。
Oracle
mdbadmin
いいえ
設定時に Oracle データベースに作成されます。
CA Service Management
管理者ユーザ
CASMAdmin
いいえ
手動で作成されます。
Oracle
mdbadmin
いいえ
設定時に MDB に作成されます。
CA Service Management
管理者ユーザ
CASMAdmin
いいえ
手動で作成されます。
Linux
CA SDM
srvcdesk
はい
手動で作成されます。
Oracle
mdbadmin
いいえ
設定時にデータベースに作成されます。
CA Service Management
管理者ユーザ
CASMAdmin
いいえ
手動で作成されます。
パスワード ポリシー
システムがシャドウ ファイルを使用していて、/etc/passwd ファイルのパスワード フィールドが「
x
」になっているとユーザ認証は失敗します。 ユーザは CA SDM にログインできません。 CA SDM 特権ユーザ用に設定されたパスワードは、ネットワーク ドメインによって適用されるパスワード ポリシーに準拠している必要があります。 パスワードがポリシーに準拠している場合にのみ、CA SDM 構成は機能します。
共有コンポーネント
  • CA SDM をインストールする際には、CA 共有コンポーネントを CA SDM インストール ディレクトリ(
    NX_ROOT
    )と同じディレクトリにインストールしないでください。
  • NX_ROOT とは、CA SDM のインストール パスが格納されている環境変数のことです。 この NX_ROOT 変数は、CA SDM の環境変数の設定に使用する
    NX.env
    環境設定ファイルに設定されています。
    例:
    NX_ROOT Definition @NX_ROOT=C:\Program Files(x86)\CA\Service Desk Manager
  • インストールの失敗を回避するためにインストール メディア パスおよびフォルダ名内にスペースを指定しないでください。
オプション マネージャ
初めて CA Service Desk Manager をインストールする場合、デフォルトでは、オプション マネージャ
copy_inactive
Web オプションはインストールされません。 非アクティブ オブジェクトへのリンクはコピーされません。
copy_inactive
オプションをインストールしない場合は、以下の情報に留意してください。
  • CA SDM では、SREL が必要な場合に、非アクティブ オブジェクトを指し示す SREL がコピーされます。
    たとえば、org1 という組織に非アクティブなロケーションがあるとします。 この場合、org1 をコピーすると、新しい組織にはロケーションがありません。 しかし、SREL が必要な場合、CA SDM はこのルールを無視してロケーションをコピーします。 CA SDM はルールを無視し、非アクティブ クラスを持つ CI をコピーできます。
  • CA SDM は、LREL (多対多)関係を非アクティブ オブジェクトにコピーしません。 たとえば、
    CITest1
    という CI が、非アクティブな組織 org2 に関連付けられているとします。 この場合、
    CITest1
    をコピーすると、org2 は新しい CI にリンクされません。
  • これらのルールは、チケットをテンプレートから作成した場合でも、チケットをコピーするときに適用されます。 copy_inactive をインストールした場合でも、このルールの例外は非アクティブ領域およびカテゴリです。これらは、既存のチケットからコピーされず、テンプレートから入力されません。
データベースに関する考慮事項
  • CA SDM のデータベースを構成した後に、もう一度構成作業を行い、その際に別のデータベース タイプを選択すると、構成は機能しません。 たとえば、最初に Microsoft SQL Server を構成し、その後 Oracle データベース用に再度構成する場合などです。 これを回避するには、2 回目の構成を行う前にコンピュータを再起動してください。
  • データベース接続情報が異なる場合は、それに続く構成では受け付けられません。 データベース接続情報の変更によって追加の構成が必要となった場合は、まず $NX_ROOT\NX.env ファイルを削除してください。
  • 64 ビット コンピュータで 64 ビット Oracle 11g データベースを構成する場合、サーバに Oracle 32 ビット クライアントもインストールする必要があります。 データベースを構成する場合、システム ライブラリ パスに 32 ビット Oracle ライブラリが指定されている必要があります。 この手順は、構成とランタイムの両方に必要です。 また、Oracle クライアントにネット サービス名を作成し、Oracle データベース サーバ インスタンスを指定します。
  • Oracle データベースで、既存の表領域を使用すると仮定します。 CA SDM を環境設定する前に、少なくとも 400 MB のデータ表領域と 100 MB のインデックス表領域をそれぞれ用意しておく必要があります。
  • CA SDM のインストールまたはマイグレートの前に、Oracle の環境変数を以下のように設定します。
    • ORACLE_HOME 環境変数が正しく設定されていることを確認します。 Oracle 32 ビット クライアントの変数が Windows 以外にエクスポートされる場合は、TWO_TASK 変数をエクスポートする必要があります。
    • 32 ビット Oracle ライブラリ(通常、64 ビット版 Oracle では $ORACLE_HOME/lib32)をライブラリ パス変数 LD_LIBRARY_PATH に含めます。
Web サービスに関する考慮事項
  • Tomcat は、製品のインストール中にデフォルトの CA SDM Web サーバとして設定されます。 また、要件に基づいて以下の web サーバを使用することができます。
    • Internet Information Services (IIS)
      Windows にのみ適用されます。 CA SDM web サーバとして IIS を使用する場合は、CA SDM をインストールする前に、IIS を設定する必要があります。 IIS を設定する方法の詳細については、「IIS の設定」を参照してください。
    • Apache
      Linux および Solaris でのみ適用可能です。 CA SDM Web サーバとして Apache を使用する場合は、CA SDM をインストールする前に Apache を設定する必要があります。
  • Tomcat がプライマリ サーバ上で外部認証を使用するように設定されている場合は、セカンダリ サーバで、Web エンジンおよびリポジトリのデーモンを設定する必要があります。 この設定により、認証されていないユーザが添付ファイルを使用できるようになります。 セカンダリ サーバに Tomcat をインストールした場合は、外部認証は使用できません。
  • CA SDM のインストールでは、Tomcat ポート
    8080
    を使用します。 CA Asset Portfolio Management や製品の Service Delivery Suite といったほかの CA 製品の場合も、Tomcat のポートに 8080 を使用します。 同じサーバに複数の CA 製品をインストールする場合は、2 つ目以降の CA 製品のイントールでは 8080 以外のポート番号を選択してください。 別のポート番号を選択すると、製品が正常に動作するようになります。 CA SDM で Tomcat ポート番号を 8080 以外に設定する変更は、製品のインストールを実行するか、すでにインストール済みの場合は設定を再実行します。指示に従って Tomcat で使用する利用可能なポート番号を指定してください。
  • CA SDM の再起動後、CA SDM Tomcat プロセスが正常に起動しない場合があります。 Tomcat を正常に起動するには、以下のコマンドを使用して Tomcat を停止し、再起動します。
    pdm_tomcat_nxd -c STOP
    pdm_tomcat_nxd -c START
Internet Information Services (IIS)の設定
以下の手順に従います。
  1. IIS がインストールされたサーバ上で、
    サーバ マネージャ
    を起動します。
    サーバ マネージャの
    [ダッシュボード]
    画面が表示されます。
  2. ローカル サーバ
    に移動し、
    [役割と機能]
    セクションに移動します。
  3. [タスク]
    ドロップ ダウン リストから
    [役割と機能の追加]
    オプションを選択します。
    [役割と機能の追加]ウィザードが開きます。
  4. [始める前に]
    画面で
    [次へ]
    をクリックします。
    [インストールの選択]画面が開きます。
  5. [役割ベースまたは機能ベースのインストール]
    ラジオ ボタンを選択し、[次へ]をクリックします。
    [宛先サーバの選択]画面が表示されます。
  6. [サーバ プールからサーバを選択]
    ラジオ ボタンを選択して、[サーバ プール]セクションにローカル サーバが表示されていることを確認してください。 [
    次へ
    ]をクリックします。
  7. [サーバ ロールの選択]
    画面が表示されます。
  8. [役割]リストから
    WEB サーバ (IIS)
    を選択します。
    [WEB サーバ (IIS) 用に必要な追加機能ですか]ウィンドウが開きます。
  9. [機能の追加]
    をクリックし、
    [次へ]
    をクリックします。
    [機能の選択]ページが表示されます。
  10. 必要に応じて追加の IIS 機能を選択し、
    [次へ]
    をクリックします。
    [Web サーバの役割(IIS)]画面が表示されます。
  11. 次へ
    ]をクリックします。
    [役割サービス]ページが開きます。
  12. [役割サービス]
    から以下を選択し、
    [次へ]
    をクリックします。 オプションで、必要に応じて他の役割サービスを選択できます。
    • Web サーバ
    • HTTP 共通機能
    • デフォルトのドキュメント
    • ディレクトリの参照
    • HTTP エラー
    • 静的コンテンツ
    • 稼働状況および診断
    • HTTP のログ
    • パフォーマンス
    • 静的コンテンツ圧縮
    • セキュリティ
    • リクエストのフィルタリング
    • 管理ツール
    • IIS 管理コンソール
    • アプリケーションの開発
    • CGI
    • Server Side Includes
      CGI を選択した場合、Web ブラウザのみで CA Service Desk Manager が起動されます。 Web ブラウザは PDMWEB.EXE ファイルを開こうとします。
    [インストール セクションの確認]画面が表示されます。
  13. インストールしたい役割と機能を確認し、
    [インストール]
    をクリックします。
  14. インストールが完了したら、
    [閉じる]
    をクリックします。
  15. コマンド ライン インターフェース
    を起動し、以下のコマンドを実行します。
    pdm_configure
    コマンドの pdm_configure を実行するには、CA SDM サーバ上で特権ユーザまたは root のアクセスが必要です。
国際化
  • マルチバイト文字 -
    ログインするユーザ名や CA SDM 特権ユーザ名にマルチバイト文字を使用しないでください。 マルチバイトのオペレーティング システム(簡体字中国語や日本語など)にインストールするときがそうです。 SQL Server が Windows 照合でインストールされている場合のみ、日本語文字を含むナレッジ検索が正常に動作します。 SQL Server のインストール時に、データの[照合順序]オプションを必ず指定してください。
    マルチバイト文字をインストール時や設定時のパスに含めないでください。 含めると、エラーが発生します。
  • UTF-8
    - CA SDM は、Linux および UNIX プラットフォームでは UTF-8 ロケールで実行する必要があります。
  • デフォルトの CA SDM インストールでは、
    [期間]
    名(
    [管理]
    タブの
    [Service Desk]
    -
    [アプリケーション データ]
    -
    [コード]
    -
    [期間]
    )は英語で表示されます。 たとえば、TODAY、YESTERDAY、THIS MONTH などのように表示されます。
    製品のローカライズ版では、管理者は必要に応じて[期間]名をローカライズすることができます。 デフォルトの期間を削除または変更しないでください。
  • CA SDM の
    日付フォーマット
    では、ローカライズされた日付書式指定子のような国際指定子をサポートしていません。 たとえば、フランス語の jj/MM/AAAA などです。 構文は、「DD/MM/YYYY」のような一般的な指定子に限られます。 しかし、国際的に使用される様々な短い日付形式の多くは、これらの一般的な指定子から作成できます(例えば、「YYYY.MM.DD」のように、日本語の一般的な短い日付形式を作成できます)。
    各国のユーザは、必要に応じて
    web.cfg
    DateFormat
    プロパティを変更して、日付や日時のフォーマットを調整してください。
  • テキスト形式の電子メール送信通知では、
    NX_SMTP_HEADER_CHARSET
    および
    NX_SMTP_BODY_CHARSET
    のオプションを NX.env ファイルで直接編集する必要が生じる場合があります。 オプションを編集することで、国際環境で利用される文字エンコーディングが電子メールのメッセージに正しく指定されるようにするためです。 これらのオプションのデフォルト値は、すべてのプラットフォーム上で UTF-8 に設定されています。
  • 各国のユーザは、必要に応じて語彙集のデフォルトのスペル チェック ロケールを地域のロケールに変更してください。 オプション マネージャで、
    LEX_LANG
    オプションを使用します。
  • 短いファイル名
    -
    Windows オペレーティング システムで短いファイル名を無効にしている場合は、CA SDM をインストールする前に有効にしてください。
    TEMP
    TMP
    の両方の環境変数を短いファイル名に設定します。 たとえば、短いファイル名を有効にした後に、
    c:\temp
    などを設定します。 詳細については、Microsoft サポート技術情報 121007 を参照してください。
  • Web インターフェースおよび Internet Information Services (IIS)
    Windows 2008 上で IIS 7.0 を使用するように Web インターフェースを設定する場合、IIS 7.0 の CGI およびメタベース互換コンポーネントをインストールする必要があります。 IIS 管理互換モジュールをインストールすることで、サーバ マネージャの[役割]セクションを使用してこれらのコンポーネントを追加できます。
  • CA SDM のローカライズ版は、該当するローカライズ版の Windows Server オペレーティング環境でのみサポートされています。 すべての場合において、システムの「
    Unicode 対応でないプログラムの言語
    」を設定することで、認証された言語がサポートされます。 この設定は、[コントロール パネル]の
    [地域と言語のオプション]
    ウィンドウで利用可能です。
    Windows Server オペレーティング システムのローカライズ版の詳細については、Microsoft の Global Development and Computing Portal を参照してください。
サポート オートメーション関する注意事項
以下の情報を使用して、適切なサポート オートメーション設定を計画する際に役立つ情報を調べて収集することができます。
  • サーバおよびネットワーク
    • メイン サーバ
      サポート オートメーションは主なアプリケーション サーバを使用します。 サーバによって、ソケット ベースおよび HTTP ベースの通信が提供されます。
    • ソケット プロキシ サーバ
      サポート オートメーションは Web サーバと同じ層の上でソケット プロキシを使用します。 Web サーバは、暗号化/復号化処理をメイン サーバからオフロードし、ソケット直接接続でスケーラビリティをサポートできるようにします。
    • メッセージ ルーティング サーバ(MRS)
      サポート オートメーションは、高帯域幅と予測不能のトラフィックをメイン アプリケーション サーバから分離します。 この分離はサーバの拡張性のサポートに役立ち、ネットワーク ルーティング ショートカットによって、リモート コントロール接続を使用した地理的なスケーラビリティを実現しています。
  • サーバのサイジング
    • エンド ユーザおよびアナリスト接続のネットワーク特性
      サーバの負荷は、メッセージ ルーティング コンポーネントのデータに正比例します。 帯域幅の小ささ、遅延度の高さ、およびパケット損失の多さは、サーバに負荷をかける大きな要因となります。 ネットワーク条件が最適であれば(帯域幅が大きい、遅延が少ない、パケット損失が少ない)、サーバ上の処理速度は高まります。 1 分間あたりのアナリスト ユーザおよびエンド ユーザの同時ログイン総数(セルフサービス ユーザを含む)が、サーバに大きい負荷をかける場合もあります。
    • 接続タイプ
      HTTP 接続数と比べて、ソケット接続数は、以下のようにサーバに影響します。
      • 主にソケット接続を通じて接続する場合、サーバ上の負荷は軽くなります。 ハードウェアの性能が高ければ、アプリケーションは CPU ではなくネットワークによる制約を受けます。 ハードウェアでは同時接続数は制限されませんが、ネットワークでは接続が制限される場合があります。
      • HTTP で接続する場合、Web サーバとアプリケーション サーバ上の負荷は高くなり、大幅に拡張されていない限り、アプリケーションは CPU による制約を受けます。
    • リモート コントロールの使用
      リモート コントロールが実行されている場合は常に、継続的に大量のネットワーク帯域幅が使用されます。 エンドユーザとアナリスト間のすべてのトラフィックは、サーバを経由します。 リモート コントロールの同時接続数には、サイジング評価において重要な役割を果たします。
      リモート コントロールは、ライブ アシスタンス ツール セット内における唯一の高帯域幅ツールです。 チャットおよび自動化機能は、低帯域幅です。 スクリーンショットおよびファイル転送は、ファイルが転送される短期間、高帯域幅を使用する場合があります。
  • ネットワークと帯域幅
    システムが使用する帯域幅の量は、使用するツールによって異なります。
    • チャット機能および自動化機能の帯域幅要件は大きくありません。 これらの機能をサポートするには、56 kbps 以下のダイヤルアップ モデムが適切です。
    • リモート コントロール
      機能の帯域幅要件は、より大きくなります。 ただし、ライブ アシスタンス リモート コントロールでは、リモート コントロール セッションの画質とリフレッシュ レートを抑えることによって、自動的に低帯域幅環境に適応されます。
    • 帯域幅の量は、使用する接続モデルによっても異なります。 2 つの接続モデルが使用可能です。
      • HTTP 接続 - サーバへの HTTP 接続を許可する限定的なファイアウォールの背後にいる場合は HTTP を使用します。
      • SSL 直接ソケット - SSL ポート
        443
        上の接続を使用して、サーバに接続する場合に使用します。
    以下の表は、使用するツールに依存する必要な帯域幅を示しています。
    ツール/帯域幅
    チャット/自動化
    Remote Control
    3 KBps 以下(28.8 kbps ダイヤルアップ)
    高速で即応性も高い
    低速
    5 KBps 以下(56 kbps ダイヤルアップ)
    高速で即応性も高い
    画質劣化時に適する
    50 KBps 以下(ケーブル/ADSL)
    高速で即応性も高い
    高速で即応性も高い
    100 KBps 以下(LAN)
    高速で即応性も高い
    高速で即応性も高い
CA SDM サーバ コンポーネント
CA SDM には、CA SDM の設定に応じて、異なるサーバ上で連携して動作するコンポーネントがあります。 実装を開始する前に、以下のコンポーネントについての基本的知識を理解しておく必要があります。
SDM サーバ コンポーネント名
説明
Daemon Manager (pdm_d_mgr)
起動ファイル pdm_startup 内の定義に従ってプロセス セットを開始します。 Daemon Manager は、失敗したコンポーネントの開始をデフォルトで最大 10 回試行します。 すべての CA SDM コンポーネントのステータスを確認するには、
pdm_status
ユーティリティを使用します。
pdm_d_refresh
ユーティリティを使用すると、失敗としてマーク済みのプロセスをもう 1 サイクル(新たに 10 回)試行するように Daemon Manager に指示できます。
Daemon Manager は、すべての CA SDM サーバ上で実行されます。
Message Dispatcher (sslump_nxd)
共通バスまたはメッセージの受け渡しシステムとして機能します。 相互通信が必要なコンポーネントは、最初に Message Dispatcher に登録されます。 Message Dispatcher は、コンポーネントからメッセージが送信されると、そのタイプのメッセージを受信するように登録されているコンポーネントにそのメッセージを配信します。 2 つのコンポーネントの通信頻度が高く、Message Dispatcher によるメッセージの受け渡しが非効率な場合は、それらのコンポーネント間に高速チャネルが作成されます。 登録されているコンポーネントのリストは、slstat ユーティリティを使用して確認できます。
Message Dispatcher は、CA SDM の設定に応じて、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準: 
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    すべてのサーバ
Database Agent (platform_agent)
データベースに対して Microsoft SQL Server クエリを実行します。 データベース エージェントは、CA SDM の論理スキーマに従って、このレベルの SQL を物理データベース プラットフォームの SQL に変換します。
データベース エージェントでは、一時的な切断および失敗したクエリを検出し、データベースとの再接続と通信を試行します。 このコンポーネントは、短時間のネットワーク障害や一時的な切断など、短期サービス中断のみを対象としています。 保守時のデータベース サービスの停止など、長期のサービス中断を対象にはしていません。 Database Agent は、定義された回数(デフォルトでは 3 回)だけ、数分間隔の短時間のみ接続を再試行します。 サービスの中断が数分間以上続く場合、エージェントは接続試行を停止します。 データベースが再び使用可能になったら、CA SDM をリサイクルする必要があります。
Database Agent は、CA SDM の設定に応じて、以下のサーバで実行されます。
  • 標準: 
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    すべてのサーバ
Virtual Database (bpvirtdb_srvr)
複数のオブジェクト マネージャの操作を有効にします。 プライマリ サーバまたはセカンダリ サーバで実行されているすべてのオブジェクト マネージャが仮想データベースに接続し、仮想データベースがオブジェクト マネージャのデータベース エージェントへのアクセスを仲介します。 たとえば、チケット参照番号の新しい範囲を取得する場合、仮想データベースにより、一度に 1 つのオブジェクト マネージャのみが参照番号が含まれるテーブルにアクセスすることが保証されます。 Virtual Database は、オブジェクト マネージャに対してデータベース情報のキャッシングも実行します。
Virtual Database は、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準: 
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    すべてのサーバ
Continuous Archive and Purge (arcpur_srvr)
CA SDM 管理者の設定に従って、アーカイブおよびパージのルールを実行します。
アーカイブとパージの常時実行は、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準: 
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    バックグラウンド サーバ
Database Monitor (dbmonitor_nxd)
CA MDB 内の共通テーブル(たとえば、ca_contact)の変更を監視します。
Database Monitor は、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準: 
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    バックグラウンド サーバ
Mail Daemon (pdm_mail_nxd)
送信電子メール通知を送信します。
Mail Daemon は、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準: 
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    すべてのサーバ
Mail Eater (pdm_maileater_nxd)
チケットの作成と更新に関する受信電子メールを受け入れます。
Mail Eater デーモンは、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準:
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    バックグラウンド サーバ
Notification Manager (bpnotify_nxd)
Windows 環境で通知を管理します。
Notification Manager は、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準: 
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    アプリケーション サーバ、バックグラウンド サーバ、およびスタンバイ サーバ
Spell Checker (lexagent_nxd)
ユーザからのリクエストに従ってスペル チェックを実行します。 Spell Checker はすべての CA SDM サーバ上で実行されます。
Text API Daemon (pdm_text_nxd)
コマンド ラインや電子メールなどの外部インターフェースを使用してチケットを作成および更新します。 Text API デーモンはすべての CA SDM サーバ上で実行されます。
Timed Event (animator_nxd)
延期イベントを実行します。 実装に多くのサービス タイプまたはサービス契約がある場合、Timed Event エンジンでアクティブなイベントを追跡します。 プライマリ サーバのオブジェクト マネージャを完全に Timed Event エンジン専用として使用する必要があります。 必要に応じて、プライマリ サーバまたはセカンダリ サーバで、ほかのオブジェクト マネージャを製品へのアクセス用に構成できます。
Timed Event デーモンは、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準: 
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    バックグラウンド サーバ
Time-To-Violation (ttv_nxd)
サービス タイプの予測違反時間を計算します。
Time-To-Violation デーモンは、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準: 
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    バックグラウンド サーバ
Proctor Daemon (pdm_proctor_nxd)
(Windows のみ)プライマリ サーバおよびセカンダリ サーバで、デーモン マネージャの指示に従って CA SDM コンポーネントを起動および再起動します。 セカンダリ サーバのインストール時に、
pdm_proctor_nxd
プロセスが CA SDM Remote Daemon Proctor サービスとしてインストールされます。 プライマリ サーバを起動すると、デーモン マネージャは Remote Daemon Proctor に対して、Message Dispatcher に接続するように指示します。 その後、デーモン マネージャは Remote Daemon Proctor に対して、コンポーネントをセカンダリ サーバで開始するように指示します。 コンポーネントの開始プロセスは、起動ファイル
pdm_startup
のプロセス セットで定義されています。
Proctor デーモンは、高可用性設定ではすべての CA SDM サーバ上で実行されます。
Object Manager (domsrvr)
CA SDM のサーバ プロセスとして機能します。 プライマリ サーバをインストールすると、デフォルトで 2 つのオブジェクト マネージャがインストールされます。1 つは製品への接続用、もう 1 つは Web スクリーン ペインタ専用です。 複数のオブジェクト マネージャを持つと、実稼働環境に影響を与えずに、変更をテストできます。 セカンダリ サーバのインストール時に、追加のオブジェクト マネージャを構成できます。
Timed Event エンジンなどのクライアントが接続可能なプライマリ サーバでは、必ずデフォルトのオブジェクト マネージャが実行されている必要があります。
また、オブジェクト マネージャによって、クライアントのさまざまなレコードおよびテーブルがキャッシュされます。
pdm_userload
を使用してこれらのレコードを操作する場合には、
pdm_cache_refresh
ユーティリティを使用して、オブジェクト マネージャが新しいデータを取得するようにすることもできます。
オブジェクト マネージャは、高可用性設定ではすべての CA SDM サーバ上で実行されます。
ヒートレベル天気レベル デーモンおよびリマインダ デーモン用に専用のオブジェクト マネージャが追加されました。
Method Engine (spel_srvr)
オブジェクト マネージャの SPEL コード、イベント、マクロなどを実行します。 各オブジェクト マネージャをそれぞれ独自のメソッド エンジンで実行することをお勧めします。
メソッド エンジンはすべての CA SDM サーバ上で実行されます。
Login Server (boplgin)
認証されたユーザ セッションを管理します。
Login Server は、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準: 
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    すべてのサーバ
LDAP Virtual Database (ldap_virtdb)
LDAP ディレクトリとやり取りします。
Method Engine 次のサーバ上で実行されます。
  • 標準:
    プライマリまたはセカンダリ サーバ
  • 高可用性:
    バックグラウンドまたはアプリケーション サーバ
ナレッジ マネジメント検索デーモン(bpebr_nxd)
ナレッジ ベース検索を実行します。 CA SDM の開始時に、
bpebr_nxd
デーモンはデータベース内のナレッジ ドキュメント データをメモリにキャッシュします。 ドキュメント ベースの規模が大きい場合は、メモリ リソースの問題が発生する可能性があります。
bpebr_nxd
デーモンのサイズ要件は、以下のとおりです。
ナレッジ マネジメント検索
  • 100,000 ドキュメント
  • メモリ サイズ = 332,000 KB
ナレッジ マネジメント デーモンは、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準:
    プライマリまたはセカンダリ サーバ
  • 高可用性:
    バックグラウンド サーバ
ナレッジ マネジメント/キーワード検索デーモン(bpeid_nxd)
ナレッジ ベースにインデックスを作成します。
キーワード検索デーモンは、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準:
    プライマリまたはセカンダリ サーバ
  • 高可用性:
    バックグラウンド サーバ
Knowledge Management FAQ Ratings Daemon (bu_daemon)
bu_daemon は、以下のサーバ上で実行されます。
    • 標準:
      プライマリまたはセカンダリ サーバ
    • 高可用性:
      バックグラウンド サーバ
Knowledge Report Card Daemon (krc_daemon)
ナレッジ マネジメントのナレッジ レポート カード(KRC)機能の計算を実行します。 アナリストやマネージャは、この機能を使用して、各自のナレッジ貢献内容を各種マトリックス ビューで表示したり、どのドキュメントが最も効果的であるかについてのフィードバックを提供できます。 提供される情報は、ナレッジ ドキュメントの作成プロセスを向上し、カスタマに最高のサポートを提供するために使用できます。
ナレッジ レポート カード デーモンは、以下のサーバで実行されます。
  • 標準:
    プライマリまたはセカンダリ サーバ
  • 高可用性:
    バックグラウンド サーバ
Knowledge Management Daemon (kt_daemon)
ナレッジ ベース管理およびナレッジ管理ロジックを管理します。 また、通知とドキュメント承認プロセスも管理します。
ナレッジ マネジメント デーモンは、すべての CA SDM サーバ上で実行されます。
Repository Daemon (rep_daemon)
CA SDM およびナレッジ マネジメント/キーワード検索デーモンの添付ファイル リポジトリを管理します。
Repository Daemon デーモンは、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準:
    プライマリまたはセカンダリ サーバ
  • 高可用性:
    すべてのサーバ
Version Control Daemon (pdm_ver_nxd)
プライマリ サーバとセカンダリ サーバ間のスキーマ ファイルを同期して、両方のサーバで同じスキーマが使用されるようにします。
Version Control Daemon は、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準: 
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    バックグラウンド サーバ
Apache Tomcat Web Server (javaw)
Microsoft Internet Information Server (IIS)を CA SDM へのアクセス用 Web サーバとして使用しているかどうかにかかわらず、特定の機能を実装できるようにします。 対象となる機能には、グラフ項目、添付ファイル、および Web サービスがあります。
Apache Tomcat Web サーバは、Apache Tomcat コントローラ(
pdm_tomcat_nxd
)を使用して管理できます。
Apache Tomcat Web サーバは、すべての CA SDM サーバ上で実行されます。
Web Engine (webengine)
Microsoft IIS または Apache Tomcat Web サーバで実行されている pdmweb cgi を使用して、Web ブラウザに接続します。 以下のサーバ上に WSP 用 Web エンジンが少なくとも 1 つ存在する必要があります。
  • 標準: 
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    アプリケーション サーバ、スタンバイ サーバ、およびバックグラウンド サーバ
このプロセスによって、Web Screen Painter スキーマ デザイナがスキーマ ファイルを確実に書き込めるようになります。 Web エンジンは、製品にアクセスするために Web ブラウザで使用されるオブジェクト マネージャの実際のクライアントです。 Web エンジンでは、接続されたユーザに cache.htmpl Web フォームを使用します。
pdm_webcache
ユーティリティを使用してキャッシュを操作したり、
pdm_webstat
ユーティリティを使用して接続統計情報を確認したりすることができます。
Web エンジンはすべての CA SDM サーバ上で実行されます。
RF Broker (pdm_rfbroker_nxd)
(高可用性設定にのみ適用可能)。 サーバの役割を管理し、それを設定全体にわたって制御します。 このデーモンは高可用性設定ではすべてのサーバ上で実行され、以下のタスクを実行します。
  • バックグラウンドおよびスタンバイ サーバに関する情報を取得します。
  • サーバ ステータス モニタ クラス内の情報(slump ID、ノード名、サーバ タイプなど)を更新します。
  • サーバ ステータス変更のブロードキャスト メッセージを受信します。
  • リクエストを休止します。 障害が発生したノードがバックグラウンド サーバであるときに ServerStatusMonitor オブジェクトに転送する
    SLUMP_NODE_GONE
    メッセージに登録します。
Login User Authentication (bopauth_nxd)
このデーモンは、オペレーティング システムのユーザ アカウントの検証を実行します。 ユーザとアクセス タイプを一致させるため、[システム ログイン名]フィールドを使用して連絡先レコードのルックアップを実行します。
自身のビジネスで CA SDM をほかのクライアント ビジネス用に提供している場合は、1 つのクライアント ロケーションのセカンダリ サーバ上にログイン サーバを配置します。 その後、外部認証をアクセス タイプで有効にします。 デーモンは、CA SDM の設定に応じて、以下のサーバで実行されます。
  • 標準:
    プライマリまたはセカンダリ(設定されている場合)サーバ
  • 高可用性:
    バックグラウンドまたはアプリケーション(設定されている場合)サーバ
Interval Logger (pdm_intrvlog_nxd)
期間のロガー デーモンは、システムをデバッグするためのデバッグ情報を収集します。 すべての CA SDM サーバ上で実行されます。
QRY KPI Daemon (kpi_qry_daemon)
SQL クエリを実行してデータベース内のキー パフォーマンス インジケータを更新します。 QRY KPI デーモンは、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準: 
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    バックグラウンド サーバ
SYS KPI Daemon (kpi_sys_daemon)
システム タイプのキー パフォーマンス インジケータを収集し、データベースに書き込みます。 SYS KPI デーモンは、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準: 
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    すべてのサーバ
Confirm Database (confirm_db)
すべての CA SDM サーバで実行されているデータベースへのアクセスを確認するユーティリティです。
Data Dictionary (ddictbuild)
データ ディクショナリおよびすべての CA SDM サーバでの実行を構築するユーティリティです。
ログ ファイルの設定(pdm_logfile)
ログ ファイル サイズの制限を表示または設定するためのユーティリティ。
Pdm_logfile
デーモンは、すべての CA SDM サーバ上で実行されます。
Report Manager (pcrpt_nxd)
すべての CA SDM サーバ上で実行されている PC のレポート機能のユーティリティ。
RPC Server (rpc_srvr)
アウトバウンド SOAP Web サービス コールを行うために使用され、すべての CA SDM サーバ上で実行します。
CA SA Tomcat (sa_tomcat)
サポート オートメーションを実行する CA SA Tomcat は、CA SDM サーバ上で設定できます。
Visualizer Tomcat (viz_tomcat)
Visualizer を実行する Tomcat インスタンスは 、以下のサーバ上で設定することができます。
  • 標準:
    すべてのサーバ
  • 高可用性:
    アプリケーション サーバ
Event Manager (ehm_nxd)
イベント マネージャは、 CA NSM から来るイベントを管理します。 Event Manager は、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準: 
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    バックグラウンド サーバ
ナレッジ マネジメント検索デーモン(bpebr_nxd)
ナレッジ ドキュメントのインデックス作成を行い、以下のサーバ上で実行します。
  • 標準: 
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    バックグラウンド サーバ
Registration Server (mdb_registration_nxd)
MDB 登録リクエストを処理するためのエージェント。 Registration Server は、以下のサーバ上で実行されます。
  • 標準: 
    プライマリ サーバ
  • 高可用性:
    すべてのサーバ
Search Deamon (es_ebl)
CA SDM データと elastic 検索サーバの同期を行います。
Catalog_sync
デーモンは、新しいログ コメントおよび添付ファイルをカタログと同期します。
同期は、カタログによって作成されたインシデント/変更要求に対してのみ発生します。
SDM Telemetry Deamon
(sdmtelemetry)
テレメトリのために KPI を読み取ってセグメントにプッシュする新しいシングルトン プロセス。
Heat Weather Deamon (pdm_hw_nxd)
アナリストのためにチケットのヒートレベルと天気レベルを計算します。
このデーモンは、xFlow が有効な場合にのみ実行されます。
Reminder Deamon (reminder_nxd)
チケットのフォローアップ リマインダをトリガします。
このデーモンは、xFlow が有効な場合にのみ実行されます。