CMDB テクニカル リファレンス

casm173
HID_CA_CMDB_Tech_Ref
この記事には、以下のトピックが含まれています。
はじめに
このセクションは、以下の CMDB (Configuration Management Database、構成管理データベース)タスクを実行する開発者の方を対象としています。
  • CMDB にデータをマップする
  • CMDB 構成アイテムを管理する
  • Advantage Data Transformer(ADT)を使用して Federation Adapter に書き込む
  • CMDBf Web サービスを使用して CMDB を操作する
CMDB の実装を計画する場合は、このページを参照してください。 印刷をして、これらのタスクを実行するときに手元に置いておくことができます。
CI ファミリおよびクラス
構成アイテム(CI)
ファミリ
では、事業資産をタイプ別に分類し、ファミリの各 CI に意味のある属性を割り当てます。 ファミリは、ハードウェア、ソフトウェア、サービス CI などの一般的な CI のカテゴリです。
CI
クラス
は、ファミリ カテゴリに含まれる特定のカテゴリです。 たとえば、ハードウェアというファミリには、モデム、ルータ、リピータ、ブリッジなどの CI クラスが含まれます。
CI をファミリとクラスに編成することによって、管理が容易になります。 たとえば、特定のファミリまたはクラスに属している CI のリストを作成できます。
以下のシーケンスを使用して、事業資産を分類します。
  1. CI ファミリを定義する。
  2. CI クラスを定義する。
  3. CI を定義する。
構成アイテム ファミリのリスト
CMDB CI ファミリを一覧表示し、それらの説明を表示することができます。
構成アイテム ファミリをリストするには、以下の手順に従います。
  1. CA SDM に管理者としてログインします。
    Web インターフェースが表示されます。
  2. [管理]をクリックします。
    管理ツリーが表示されます。
  3. [CMDB]-[CI ファミリ]をクリックしてフォルダ構造を移動します。
    CI ファミリとその説明がリストされます。
  4. (オプション)CI ファミリ名をクリックします。
    CI ファミリ詳細が表示されます。
構成アイテム ファミリの概要を生成する
CMDB CI ファミリを一覧表示し、レポート形式でそれらの説明を表示することができます。
構成アイテム ファミリをリストするには、以下の手順に従います。
  1. CA SDM に管理者としてログインします。
    Web インターフェースが表示されます。
  2. [管理]をクリックします。
    管理ツリーが表示されます。
  3. [CA CMDB]-[CI ファミリ]をクリックして、フォルダ構造を移動します。
    CI ファミリとその説明がリストされます。
  4. [レポート]、[概要]をクリックします。
    概要レポートが別のウィンドウに表示されます。
  5. (オプション)[印刷]をクリックしてプリンタを選択し、レポートを印刷します。
    レポートが印刷されます。
MDB 拡張テーブル
各 CI ファミリには、MDB の
拡張テーブル
に含まれているファミリ固有の属性セットがあります。 ファミリ固有属性は、各 CI タイプの固有の特性を示します。 たとえば、Hardware.Server ファミリの CI には、以下の内容を表す属性があります。
  • swap_size - スワップ アウトされたプロセスの状態を保存するために、ハードウェアまたはネットワーク デバイスに割り当てられたディスク領域のサイズ。
  • mem_capacity - インストールして使用することができるメモリの合計量。
  • slot_total_mem - ハードウェアまたはネットワーク デバイスのメモリ カードで使用可能なメモリの合計量。
CA SDM を実装する場合は、管理する CI のタイプ、および追跡できる CI の属性を決定します。
共通属性
以下の属性は、さまざまなファミリに共通の属性です。
オブジェクト名
説明
acquire_date
リソースを取得した日付。
alarm_id
IP アドレス。 (ハードウェアの場合のみ)
asset_count
リソースの数量
asset_num
代替リソース ID。例: コンピュータ上のシールに記載されている ID。
class
オブジェクトでは、クラスの名前。
テーブルでは、ca_resource_class テーブルへの外部キー(SREL integer から grc)。
company_bought_for_uuid
オブジェクトでは、CI を購入した会社の名前。
テーブルでは、ca_company テーブルへの外部キー(SREL uuid から ca_cmpny)。
contact_1
オブジェクトでは、ユーザ定義の連絡先フィールド。
テーブルでは、ca_contact テーブルへの外部キー(SREL uuid から cnt)。
contact_2
オブジェクトでは、ユーザ定義の連絡先フィールド。
テーブルでは、ca_contact テーブルへの外部キー(SREL uuid から cnt)。
contact_3
オブジェクトでは、ユーザ定義の連絡先フィールド。
テーブルでは、ca_contact テーブルへの外部キー(SREL uuid から cnt)。
creation_date
CI が作成された日時を示すタイムスタンプ(pdmtime)。
creation_user
CI を作成した連絡先のユーザ ID。
delete_flag
アクティブ|FALSE|0(ゼロ)|いいえ: CI はアクティブで表示リストに表示されます(初期設定)。
非アクティブ|TRUE|1(one)|はい: CI はアクティブではなく、表示リストに表示されません。
department
オブジェクトでは、部門の名前。
テーブルでは、ca_resource_department テーブルへの外部キー(SREL integer から dept)。
description
リソースの名称または説明
dns_name
デバイスがドメイン ネーム サーバで認識されている名前
exclude_registration
登録の除外
expense_code
オブジェクトでは、CI のコスト センター。
テーブルでは、ca_resource_cost_center テーブルへの外部キー(SREL integer から cost_cntr)。
expiration_date
ライセンス、リースなどが失効する日
family
オブジェクトでは、ファミリの名前。
テーブルでは、ca_resource_family テーブルへの外部キー(SREL integer から nrf)。 hardware.server、network.router、software.database など、上位レベルでの拡張に使用します。
financial_num
ファイナンス番号。
install_date
リソースが組織またはネットワークにインストールされた日付。
is_asset
フィルタリング用のアセットの分類、および CA CMDB やその他の製品(CA Asset Portfolio Management など)の表示の制御を行うために設定できるブール値フラグ。 CA CMDB では、アセットが CA Asset Portfolio Management で管理されている場合は、このフラグを[いいえ]に変更できません。
is_ci
フィルタリング用の CI の分類、および CA CMDB やその他の製品(CA Asset Portfolio Management など)の表示の制御を行うために設定できるブール値フラグ。 デフォルトでは、CA CMDB によって作成された CI には CI としてのフラグが設定されますが、アセットとしてのフラグは設定されません。
last_mod_by
CI を最後に変更した連絡先のユーザ ID。
license_number
ライセンス情報。
loc_cabinet
キャビネットのロケーション。
loc_floor
フロアのロケーション。
loc_room
部屋のロケーション。
loc_shelf
シェルフのロケーション。
loc_slot
スロットのロケーション。
location
オブジェクトでは、ロケーションの名前。
テーブルでは、location テーブルのレコードへの外部キー(SREL uuid から loc)。
mac_address
MACアドレス。 (ハードウェアの場合のみ)
manufacturer
オブジェクトでは、CI を製造した会社の名前。
テーブルでは、ca_company テーブルのレコードへの外部キー(SREL uuid から ca_cmpny)。
model
オブジェクトでは、CI のモデル名。
テーブルでは、ca_model_def テーブルへの外部キー(SREL uuid から mfrmod)。
name
リソースの名前です。
name_type
ハードウェア、ソフトウェアなどを示す ca_asset_type テーブルへの外部キー
org_bought_for_uuid
オブジェクトでは、CI を購入した組織の名前。
テーブルでは、ca_organization テーブルへの外部キー(SREL uuid から org)。
priority
このエントリの列挙値で、リストおよび関連する値の順序を指定(SREL integer から pri)。
product_version
製品リリース
repair_org
オブジェクトでは、CI の保守を担当する組織の名前。
テーブルでは、ca_organization テーブルへの外部キー(SREL uuid から org)。
resource_alias
リソースの別名
resource_contact
オブジェクトでは、CI に責任を持つ連絡先の名前。
テーブルでは、CA 連絡先テーブルへの外部キー(SREL uuid から cnt)。
resource_owner_uuid
オブジェクトでは、CI の担当者の名前。
テーブルでは、ca_contact テーブルへの外部キー(SREL uuid から cnt)。
serial_number
シリアル番号
service_org
オブジェクトでは、リソースの最終責任を持つ組織の名前。
テーブルでは、ca_organization テーブルへの外部キー(SREL uuid から org)。
service_type
編集不可能な列挙値(SREL string から no_contract_sdsc)。
sla
この usp_owned_resource の SLA 値。
smag_1
ユーザ定義の文字列フィールド。
smag_2
ユーザ定義の文字列フィールド。
smag_3
ユーザ定義の文字列フィールド。
smag_4
ユーザ定義の文字列フィールド。
smag_5
ユーザ定義の文字列フィールド。
smag_6
ユーザ定義の文字列フィールド。
standard_ci
比較用の標準構成。
status
オブジェクトでは、CI のステータスを示すインジケータ。
テーブルでは、ca_resource_status テーブルへの外部キー(SREL integer から rss)。
supplier
オブジェクトでは、CI の供給に責任を持つベンダーの名前。
テーブルでは、ca_company テーブルへの外部キー(SREL uuid から ca_cmpny)。
system_name
コンピュータ名。 (ハードウェアの場合のみ)
tenant
CI のテナント割り当て。
vendor_repair
オブジェクトでは、CI の保守を提供するベンダーの名前。
テーブルでは、ca_company テーブルへの外部キー(SREL uuid から ca_cmpny)。
vendor_restore
オブジェクトでは、リソースの最終責任を持つ会社の名前。
テーブルでは、ca_company テーブルへの外部キー(SREL uuid から ca_cmpny)。
warranty_end
保証終了日
warranty_start
保証開始日
関係タイプ
関係は、CI 間の
方向性の
つながりです。
プロバイダ/従属
従属/プロバイダ
関係の説明
administers
is administered by
責任のあるエンティティ(通常は個人)が、その他のエンティティの日常的な管理を実行します。
approves(承認する)
is approved by(承認される)
責任のあるエンティティが、別のエンティティが計画済みまたは必要なアクティビティを続行することに対して承認を与えます。
authorizes(許可する)
is authorized by(許可される)
責任のあるエンティティが、その他のエンティティのアクティビティを許可します。
authors
is authored by(オーサリングされる)
責任のある個人が、ドキュメント CI の書き込み/作成を行います。
Backs up(バックアップする)
is backed up by(バックアップされる)
データ復旧および保管のために、あるエンティティの重要な情報が別のエンティティに格納されます。
communicates with(通信する)
communicates with(通信する)
論理的または物理的に接続された 2 つのエンティティが、データまたは情報を相互にやり取りするピアツーピア関係。
complies to(準拠する)
is complied to by(準拠される)
あるエンティティが、別のエンティティで示される規則(CobIT、SOX など)に従います。
connects to(接続する)
connects to(接続する)
2 つのエンティティが論理的または物理的に接続されたピアツーピア関係。
contains(含む)
is contained by(含まれる)
あるエンティティが物理的または論理的に別のエンティティの保管場所となっている場合、前者は後者を含むとみなします。 含まれるエンティティによって、含むエンティティにサービスが提供されます。
コントロール(制御する)
is controlled by(制御される)
あるエンティティ(一般的に、SLA)が、別のエンティティで提供される予定のサービスのレベルを指定します。
defines(定義する)
is defined by(定義される)
あるエンティティが別のエンティティの実際の状態または望ましい状態を示す場合、前者は後者を定義するとみなします。
deploys(展開する)
is deployed by(展開される)
責任のあるエンティティが、その他のエンティティをまとめたり分割したりします。
documents(記述する)
is documented by(記述される)
あるエンティティ(通常はドキュメント)が、別のエンティティの操作または他の部分について説明します。 [documents(文書化する)]は、主として、規範的な関係ではなく説明的な関係です。
fails over(フェールオーバする)
fails over(フェールオーバする)
通常、致命的なサービスの中断に対応して、あるエンティティが別のエンティティに取って代わることができる、2 つのエンティティ間のピアツーピア関係です。
fronts(導入となる)
is fronted by(導入される)
あるエンティティが、別の物理エンティティのリクエストの許可および応答に責任を持つ関係。 たとえば、Web サーバはアプリケーションの導入(部)となります。
governs
is governed by
管理機関(NIST、SOX PCAOB、SEC)は、一般的に、管理されるエンティティで準拠する必要がある規則および決定を発行します。
has an assignee(担当者がいる)
is assigned to(割り当てられる)
あるエンティティ(通常は個人)が別のエンティティの責任者として指名されます。
hosts(ホストする)
is hosted by(ホストされる)
あるエンティティが、継続的な別のエンティティをホストします。 ホストされるエンティティは、ホストするエンティティによって提供されるサービスを使用します。
is business owner of(ビジネス担当者となる)
is owned by(所有される)
あるエンティティ(通常は個人)が別のエンティティのビジネス連絡先の責任者として指定されます。
is gateway for(ゲートウェイとなる)
has for gateway(ゲートウェイとして使用する)
ハードウェア(コンピュータ)またはネットワーク コンポーネントのエンティティが、別の管理デバイスへのアクセスを許可または管理します。
is high availability server for(高可用性サーバとなる)
has for high availability server(高可用性サーバとして使用する)
クラスタリングおよびデータベース ミラーリングを使用して、システム障害から高速復旧します。
is location for(ロケーションとなる)
located at(場所を使用する)
あるエンティティ(この場合、物理的なロケーション)が別のエンティティの格納場所として指定されます。
is primary contact for(主要連絡先となる)
has primary contact of(主要連絡先として使用する)
一方のエンティティが他方のエンティティの主要連絡先になっています。
is proxy for(プロキシとなる)
is proxied by(プロキシとして使用される)
あるエンティティが、ネットワークまたはリモートのストレージ デバイスへの接続の代替経路として機能します。 たとえば、このゲートウェイは、この LAN のクライアントのプロキシです。
is recovery server of(復旧サーバ となる)
has for recovery server(復旧サーバとして使用する)
サービスまたはアプリケーションと、特定のサービスまたはアプリケーションの復元専用に構成されているサーバ。 一般的に、復旧サーバはクラスタの代わりとなるものであり、迅速ではない復旧が許される場合に使用されます。
is required by(必要とされる)
requires(必要とする)
別のエンティティがなければ正常に機能できないエンティティ。
is server of(サーバとなる)
is client of(クライアントとなる)
サーバがクライアントからのリクエストに応答するサーバ クライアント関係。 「serves(サーバとして動作する)- is served by(サーバとして使用する)」関係の代替となります。
is source code for(ソース コードとなる)
source code is from(ソース コードの元)
あるエンティティ(アプリケーション コードまたはアプリケーション ライブラリ)によって、別のエンティティで実行可能な手順が提供されます。
is subscribed to by(サブスクライブされる)
subscribes to(サブスクライブする)
あるエンティティ(ユーザのグループまたは単一ユーザ)が、別のエンティティのユーザにアクセスするために「サインアップ」します。
is the parent of(親となる)
is the child of(子となる)
親エンティティがないと別のエンティティが存在できない場合、前者は後者の親になります。
manages(管理する)
is managed by(管理される)
一方のエンティティが他方のエンティティを管理します。
monitors
is monitored by
あるエンティティが別のエンティティの要素を追跡している場合、前者は後者を監視しています。
notifies(通知する)
is notified by(通知される)
あるエンティティが、特定の対象に関連する情報が利用可能になったことを別のエンティティに知らせます。
provides to(提供する)
is provided by(提供される)
あるエンティティ(通常、サービス)を顧客が使用できるよう、別のエンティティが責任を持ちます。 たとえば、ユーザ、組織、その他のエンティティがサービスを提供します。
regulates
is regulated by
あるエンティティが定期的に別のエンティティの任意のパラメータを調整します。 例: タイム サーバはその他のデバイスの時間を定期的に調整します。
runs(実行する)
runs on
あるエンティティが別の一時エンティティを実行します。
secures(保護する)
is secured by(保護される)
あるエンティティが別のエンティティをリスクから保護します。
serves
is served by
「is server of(サーバである) - is client of(クライアントである)」関係の代替となります。
services(サービスを提供する)
is serviced by
あるエンティティ(通常、保守組織やベンダー)が、物理エンティティに対するサービス コールの応答に責任を持ちます。
supports(サポートする)
is supported by(サポートされる)
あるエンティティ(通常、組織)が、別のエンティティ(通常、サービス)から発生したインシデントへの対応に責任を持ちます。
updates(更新する)
is updated by(更新される)
あるエンティティが別のエンティティのデータを最新の状態に保持します。
is used by(使用される)
uses(使用する)
あるエンティティが別のエンティティのデータまたはサービスを使用します。
関係タイプのリスト
CMDB 関係タイプを一覧表示して、CI 間の
方向性のある
つながりを参照できます。
関係タイプをリストするには、以下の手順に従います。
  1. CA SDM に管理者としてログインします。
    Web インターフェースが表示されます。
  2. [管理]をクリックします。
    管理ツリーが表示されます。
  3. [CMDB]-[CI 関係タイプ]をクリックしてフォルダ構造を移動します。
    関係タイプは、[プロバイダ > 従属]、[従属 > プロバイダ]、[ピア ツー ピア]の列に表示されます。
  4. (オプション)関係タイプをクリックします。
    関係タイプの詳細が別のウィンドウに表示され、関係を編集することができます。