Open Workbench でのクリティカル パスの計算

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Open Workbench (OWB)では、クリティカル パスを計算できます。
クリティカル パス
は、遅延または延長するとプロジェクトの期間が延びるか、プロジェクトの期限に間に合わなくなる、プロジェクト内の一連のタスクです。 クリティカル パスにより、プロジェクトの最早終了日が決定されます。 オートスケジュールでは、クリティカル パスの値を使用して、プロジェクトの期限および制約に影響を与えるタスクを決定します。 クリティカル パスは依存シーケンスおよびタスク期間を使用して計算されます。 サブネットのスケジュールを決定する場合、各サブネットおよび依存関係を持たない各タスクの個別のクリティカル パスが計算および表示されます。
クリティカル パスを計算するには、プロジェクトをオートスケジュールするか、
[ツール]
-
[クリティカル パス]
を選択します。 CPM のネットワーク ビューでプロジェクトのクリティカル パスを表示できます。
Open Workbench でクリティカル パスを計算する方法
Open Workbench では、2 ステップのプロセスを使用して、プロジェクトのクリティカル パスを計算します。 以下のルールによって、この 2 ステップのプロセスがどのように行われるかが制御されます。
  • 最長の期間チェーンの一部であるタスクはクリティカル パス上にあります。
  • プロジェクトの終了日は、最早、最遅の両方のスケジュール計算において唯一の参照日付です。
  • 余裕期間は 0、0 より小さい値、または 0 より大きい値になります。
  • タスク ステータスは、依存関係の違反またはクリティカル パスの計算に影響しません。
  • 依存関係ネットワーク上にないタスクは最早スケジュールや最遅スケジュールに含まれず、クリティカル パス上に存在することはありません。
  • リソースの制約はクリティカル パスの計算に影響しません。
クリティカル パスに到達するために、依存関係ネットワークを通じて 2 つのパスが実行されます。
最初のパス
最初のパスでは、ネットワークを通じて前倒しに処理し、ネットワーク内の各タスクの最早の開始日および終了日を決定し、ネットワーク全体の最長の期間パスを計算します。 プロジェクトの参照終了日は、プロジェクトで定義された終了日です。 この日付を定義しない場合、終了日は、ネットワーク内の最後のタスクの最早終了日です。複数の分岐がある場合、各分岐内の最後のタスクの最早終了日のうち最も遅い日付です。
タスクの後続項目の最早開始日を計算するために、ネットワーク内の最初のタスクから開始し、開始日にタスクの期間が追加されます。 期間に対する加算または減算を行って、ギャップやオーバーラップの調整を行います。 最早終了日は最早開始日にタスクの期間を追加することにより計算されます。 ネットワーク内の各タスクについて、このプロセスが繰り返されます。
開始 - 開始
]依存関係の後続項目には、先行項目と同じ最早開始日が設定されます。 [
終了 - 終了
]依存関係の後続項目には、先行項目と同じ最早終了日が設定されます。
2 番目のパス
2 番目のパスでは、ネットワークを通じて後倒しに処理し、プロジェクトの終了日から開始して、各タスクの最遅開始日および終了日を決定します。 ネットワークの各分岐の最後のタスクには、プロジェクト終了日と等しい最遅終了日が設定されます。 タスクの先行項目の最遅終了日を計算するために、プロジェクト終了日からタスクの期間が差し引かれます。 期間に対する加算または減算を行って、ギャップやオーバーラップの調整を行います。 最遅開始日は最遅終了日からタスクの期間を引くことにより計算されます。 ネットワーク内の各タスクについて、このプロセスが繰り返されます。
開始 - 開始
]依存関係の先行項目には、後続項目と同じ最遅開始日が設定されます。 [
終了 - 終了
]依存関係の先行項目には、後続項目と同じ最遅終了日が設定されます。
余裕期間の計算
Open Workbench では、最遅開始日から最早開始日を引くことによって、各タスクの余裕期間を計算します。
余裕期間
は、プロジェクトの終了日に悪影響を与えない範囲でタスクの開始または完了を遅延できる日数です。 余裕期間は次の式を使用して計算されます: 最遅開始日 - 最早開始日。 余裕期間がゼロ(0)であるタスクはクリティカル パス上に表示されます。