OWB: Open Workbench を使用したプロジェクトの管理

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プロジェクト マネージャは、CA OWB (Open Workbench)、OWB リリース ノート、および OWB 用語集を使用してプロジェクトのスケジューリングと管理を行います。プロジェクトの作成、プロジェクトへのタスクの入力、プロジェクトの内部または外部の依存タスクの識別、およびリソースの割り当てを行うことができます。OWB を
クラシック PPM
と統合するには、「Open Workbench リリース ノート」および用語集を参照してください。
Open Workbench は、プロジェクト管理の基礎となる概念に従い、その概念をサポートしつつ、情報を直感的でわかりやすいフォーマットで表示します。他のプロジェクトから、タスクなどのデータをインポートすることもできます。ガント図を含むスプレッドシート ビューや、CPM (Critical Path Method、クリティカル パス メソッド)ネットワーク ビューなど、さまざまな方法でプロジェクト データを表示できます。OWB には、そのまま使用するか、または必要に応じて変更できる標準ビューが用意されています。OWB が
クラシック PPM
に接続されている場合、どちらのツールでもプロジェクトを保存および共有できます。
2
Open Workbench リリース ノート
以下の
クラシック PPM
Open Workbench リリース ノートは、組織がこのオプションのコンパニオン アプリケーションの変更を計画する場合に役立ちます。
新機能
ポップアップ ウィンドウのサイズ変更
: 以前のリリースでは、ポップアップ ウィンドウが小さすぎ、サイズ変更できず、スクロールが必要でした。以下のよく使用されるポップアップ ウィンドウのサイズを変更できるようになりました。
  • タスクのプロパティ
  • リソースのプロパティ
  • プロジェクトのプロパティ
  • 外部依存関係
  • サブプロジェクト
  • 複数のベースラインの管理
  • 作業環境
  • ビュー定義([Project]-[New]または[Project]-[Edit View])
サイズを変更するときには、ドラッグに従ってダイアログ ボックス内のコントロールが移動します。
カスタムの数値と金額値の総計
このリリースでは、WBS の上の数値や金額値を総計する必要があるかどうかを決定できるようになりました。このオプションを有効にするには、[Preferences]-[Options]をクリックします。結果の[General]ダイアログ ボックスで、[
Aggregate custom numeric and money values
]チェック ボックスをオンにします。サマリの値はそのままとなり、編集できません。
既定では、このオプションは新規インストールとアップグレードの場合はオフになります。オンにすると、その値はアップグレード時に保持されます。
Open Workbench は Windows 10 でサポートされています。ただし、モバイル デバイス、タブレット、および Surface Pro などのハイブリッド デバイスは、画面解像度の制約によりサポートされていません。
サポートされる言語
Open Workbench は、以下の言語で利用できます。
  • ポルトガル語(ブラジル)
  • 英語
  • フランス語
  • ドイツ語
  • 日本語
Open Workbench のドキュメントは、以下の言語で提供されています。
  • 英語
以前のバージョンの Open Workbench ドキュメント(ポルトガル語(ブラジル)および日本語版)は、support.ca.com から入手できます。
製品ドキュメントへのアクセス
ドキュメントには、以下の方法でアクセスできます。
  • 任意の開いているダイアログ ボックスから、[ヘルプ]をクリックします。
  • キーボードの F1 キーを押します。
  • docops.ca.com に移動し、製品のエディションとバージョンを選択します。「使用」の「プロジェクト管理」を展開すると、Open Workbench のドキュメントが表示されます。
Open Workbench 用語集
Open Workbench 用語集には、OWB のオブジェクトおよび概念に関する用語のリストが含まれています。
利用可能時間
リソース
利用可能時間
は、リソースが利用可能であり、プロジェクトに割り当てることができる時間の量です。
ベースライン
ベースライン
は、プロジェクトの以前の時期に作成されたプロジェクト スケジュールのスナップショットであり、後でプロジェクトの以前の見積もりに対してプロジェクトの進捗を測定するために使用できます。
カテゴリ
カテゴリ
を使用して、ビューでタスク、メモ、リソースなどのさまざまなグループおよびクラスを選択してフィルタします。
クリティカル パス
クリティカル パス
は、遅延または延長するとプロジェクトの期間が延びるか、プロジェクトの期限に間に合わなくなる、プロジェクト内の一連のタスクです。クリティカル パスにより、プロジェクトの最早終了日が決定されます。
オートスケジュールでは、クリティカル パスの値を使用して、プロジェクトの期限および制約に影響を与えるタスクを決定します。
重要なタスク
重要なタスク
の余裕期間は 0 以下です。そのため、クリティカルなタスクが遅延すると、プロジェクト終了日やその他の期限が影響を受けます。
依存関係
依存関係
を使用して、同一プロジェクト内部のタスク間(内部依存関係)、またはプロジェクト内部のタスクとプロジェクト外部のタスク間(外部依存関係)における関係、タイミング、論理シーケンスを順序付けることができます。
依存関係タイプ
依存関係タイプ
は、詳細タスクまたはマイルストーンの開始日や終了日に設定する制約です。
依存タスクの開始日と終了日の関係を確立するために、以下のタイプの依存関係を作成できます。
  • 終了 - 開始。先行タスクの終了日により、後続タスクの最も早い開始日が決定されます。この依存関係タイプでは、その先行タスクが終了するまで、後続タスクは開始できません。
  • 終了 - 終了。先行タスクの終了日により、後続タスクの最も早い終了日が決定されます。この依存関係タイプでは、その先行タスクが終了するまで、後続タスクは終了できません。
  • 開始 - 開始。先行タスクの開始日により、後続タスクの最も早い開始日が決定されます。この依存関係タイプでは、その先行タスクが開始するまで、後続タスクは開始できません。
  • 開始 - 終了。先行タスクの開始日により、後続タスクの最も早い終了日が決定されます。この依存関係タイプでは、その先行タスクが開始するまで、後続タスクは終了できません。
依存関係違反
依存関係違反
は、不適切に設定された依存関係リンクです。
期間
期間
は、開始日と終了日を含む、タスクの着手から完了までに必要な時間の長さ(営業日の数)です。
アーンド バリュー分析(EVA)
アーンド バリュー分析
(EVA)は、計画された内容とプロジェクトの実績値を比較する統計演算です。たとえば、ベースラインの予算計画に従って、タスクの所要時間を実際の所要時間と比較します。EVA は、
パフォーマンス測定
とも呼ばれます。
予想残作業時間(ETC)
予想残作業時間(ETC)
は、リソースが割り当てを完了するまでの見積もり時間です。
期間固定
固定期間
タスクは、特定の期間内に終了する必要がある制約を受けるタスクです。固定期間タスクは一定であり、リソース割り当てによる影響は受けません。固定期間タスクは、時間的制約を受けるタスクと呼ばれることもあります。
Float
余裕期間
は、タスクの開始または完了が、プロジェクトの終了日に悪影響を与えない範囲で遅延可能な日数です。余裕期間は以下の式を使用して計算されます: 最遅開始日 - 最早開始日
グローバル ファイル
グローバル ファイル
は、カレンダやリソース ファイルおよびメモ カテゴリなどのグローバル設定の既定の場所です。
グローバル リソース
グローバル リソース
は、
クラシック PPM
と共に Open Workbench を使用している場合に、プロジェクトにスタッフを割り当てるために使用できるリソースです。グローバル リソースのリストからリソースのチームを選択し、プロジェクトで利用可能にできます。グローバル リストには、予約権限を持つロールおよびリソースが表示されます。
ハイライト
ハイライト
は、プロジェクト データのハイライトに定義できるフォント、色、シンボルおよびパターンです。
キー タスク
キー タスク
は、プロジェクトで最重要であるとみなすタスクです。タスクをキー タスクとしてマークすると、そのステータスはほかの Open Workbench の動作に影響を与えません。
遅延
遅延
は、プロジェクト計画で 2 つのタスクの開始、終了、または両方の間の事前定義された時間の長さです。
遅延タイプ
遅延タイプ
は、遅延に入力する値の測定単位です。遅延は時間またはパーセントで指定できます。選択肢は、[日次]または[パーセント]です。
期間のパーセントは通常、先行タスクの長さに基づきます。ただし、終了 - 終了として依存関係タイプを指定する場合、期間のパーセントは後続タスクの長さに基づきます。
ライブラリ
Open Workbench の
ライブラリ
は、ビュー ライブラリ データを格納する .rwl ライブラリ ファイルであり、ビュー、ソート、およびフィルタを分類するライブラリ グループの名前が含まれています。また、ライブラリには、ライブラリ グループに表示されるビュー、ソート、およびフィルタのパスおよび名前が格納されます。
配分方法
配分方法
は、タスク期間にわたる作業の配分方法を定義します。リソースの配分方法は、タスク期間の再計算時およびプロジェクトのオートスケジュール時に、タスクを完了するためにリソース割り当てがどのように使用されるかを定義します。
負の遅延
負の遅延
は、プロジェクト計画で 2 つのタスクが同時に進行できるタスク期間の時間またはパーセントです。
メモ
メモ
を使用して、自分用、または他のメンバ用にプロジェクト固有の情報を記録できます。
未確定の見積もり
未確定の見積もり
は、プロジェクト マネージャが新しい値を受諾または拒否するまでの、保留状態の ETC です。ETC の編集は可能です。ただし、変更を行うのは、割り当てがスケジュールより早く完了したか、またはより多くの時間を必要とする場合に限ります。
プロジェクト ステータス
プロジェクト ステータス
は、プロジェクト計画と結果を比較して表示します。ステータスは、コスト、リソース、成果物、およびプロジェクトが開始済み、開始前、または完了かどうかなどの観点から判断されます。Open Workbench では、ステータス インジケータに、プロジェクトまたはプログラムのステータス、そのコンポーネント プロジェクトのステータスが反映されます。
リソース
リソース
は、プロジェクトが時間どおりに完了するために必要とされる人員です。リソースは、プロジェクト タスクに割り当てられます。
ロール
ロール
は、プロジェクトに割り当てられたリソースの職務責任を表す一般リソースです。ロールは仕事の機能を定義するのに対して、リソースはそのロールを遂行する個人を識別します。ロールの例としては、プロジェクト マネージャ、プログラマ、ビジネス アナリストなどがあります。
サブネット
サブネット
は、それら自身の間に依存関係を持つ、プロジェクト内の一連のタスクです。オートスケジュール中に、依存関係のない各サブネットおよび各タスクに対して個別にクリティカル パスを計算できます。
タスク優先度
タスク優先度
は、依存関係およびタスクとリソースの制約に従って、オートスケジュール中にタスクがスケジューリングされる順序を制御します。そのため、オートスケジュールではより低い優先度を持つタスクより高い優先度を持つタスクが先にスケジューリングされます。
可変期間
可変期間
のタスクは、プロジェクトのオートスケジュール時に変更可能な制約を受けるタスクです。可変期間のタスクは、利用可能時間および割り当てられたリソースの数に依存します。可変期間のタスクは、リソース的制約を受けるタスクとも呼ばれます。
ビュー
ビュー
を使用して、プロジェクト計画およびその他のプロジェクト データを表示できます。