会計エンティティの設定

ccppmop1592
会計エンティティの作成は、会計管理設定の最初のステップです。必要な数だけ、エンティティを定義できます。各エンティティは、エンティティが会計的に認識している場所と部門の一意のセットを所有します。この会計的な境界線を設定するには、エンティティを、場所の地理的 OBS と部門の組織的 OBS に関連付ける必要があります。一度エンティティが定義されれば、会計計画を作成し、投資のコストを設定できます。
会計コントローラは、エンティティ レベルで既定値を設定し、組織の推奨コスト計画構造を提案することができます。たとえば、すべてのコスト計画の会計期間タイプおよびグループ化属性を事前定義できます。個々の投資コスト計画作成時に、既定値が自動的に入力されます。プロジェクト マネージャは、特定の投資に関してその既定値を変更できます。
会計管理を有効にし、使用するには、まずユーザの組織の内部会計フレームワークを定義するためにエンティティを設定します。エンティティを設定すると、以下のような利点があります。
  • すべての投資に対する会計計画プロセスの標準化。
  • 投資コストがどのように追跡されるかの可視性。
例: 会計計画のエンティティの設定
IT 企業の会計マネージャは会計エンティティを設定し、詳細な会計計画の作成に必要な基本フレームワークを投資マネージャに提供します。会計マネージャは、以下の会計クラスを定義することで、会計的に処理する組織情報を分類します。
  • 海外とローカルのリソースを区別するリソース クラス。
  • コンサルティング、開発、および販売労働トランザクション タイプを分類するトランザクション クラス。
月次期間に基づくコスト計画を可能にするには、会計マネージャは 1 月 1 日から 12 月 31 日までの月単位の会計期間タイプを選択します。その後、会計マネージャは、すべての投資コスト計画行項目の構造を運用するために以下のグループ化属性を選択します。
  • リソース
  • ロール
  • トランザクション クラス
前提条件の完了
会計エンティティをセットアップする前に、以下の前提条件を満たします。
会計管理の概念
以下の会計管理概念を理解していることを確認します。
  • コスト計画と実績値、会計カレンダ サイクル、会計期間、および組織内でそれらを定義する方法。
  • 任意のタイプの設定に対する目的の結果。設定されたデータを使用してインスタンス データの作成を開始すると、設定の変更はできなくなります。たとえば、アプリケーションが使用している会計期間、部門または場所の OBS ユニット、または会計分類はいずれも削除できません。
  • エンティティ、場所、および部門の組織ブレークダウン ストラクチャ(OBS)ユニットを使用して、組織構造を設定セットアップする方法。組織は重要です。アプリケーションを使用する場合またはレポートを生成する場合、情報は目的の結果に基づいて集まるからです。
  • 設定、分類、および定義は、サードパーティの統合およびチャージバックの処理へのデータ フローにどのように影響するか。
OBS およびエンティティの作成
以下の項目を設定したことを確認します。
  • アクティブなシステム通貨を含む複数通貨のセットアップ。
  • 会計の場所と会計部門 OBS。
  • 会計の場所と会計部門 OBS に関連付けられたエンティティ。
  • 互いに関連付けられている、エンティティの部門と場所の OBS ユニット。
グループ化属性
会計計画データをグループ化する条件を決定します。詳細なコスト計画行項目のグループ化属性を設定します。
例: グループ化属性
  • コスト タイプ:
    業務コストおよび資本コストに対して個別の細目を含めます。
  • 請求コード
    : 固定業務コストや変動業務コストなど、さまざまな種類の業務コストまたは資本コストが含まれます。
会計クラスの作成
リソース、投資、およびトランザクションの分類により会計情報を処理するには、以下の会計クラスを作成します。
  • リソース クラス:
    レポートのためにさまざまなタイプのリソースを区別します。従業員や契約社員などのリソースに対してさまざまなコストおよびレートを適用することができます。
  • 会社クラス:
    社内および社外の顧客など、組織内のクライアントまたは会社について説明します。
  • WIP クラス:
    マトリクス内の列として使用し、実際のトランザクション コストまたは計画コストのレートとコストを決定します。たとえば、WIP クラスを使用して、投資タイプまたはサイズ(重要なアプリケーション、SOP アプリケーション、レガシー製品)を区別し、一致するコストおよびレートを提供します。WIP は、会計報告のため、または請求可能なリソースと請求不可能なリソースのグループ化のために使用することもできます。
  • 投資クラス:
    組織が管理またはメンテナンスなどのクライアントを提供するサービスを区別します。その他の例には、プロジェクト、資産、アプリケーションなどの投資タイプ、または非営利、主要なプロジェクト、政府のプロジェクトなどのプロジェクト タイプがあります。
  • トランザクション クラス:
    レコードを提供し、内部労働や契約労働などのコストを区別する作業のタイプを分類します。
最初に、リソース クラスを労働リソース タイプに関連付け、トランザクション クラスを労働トランザクション タイプにのみ関連付けます。いったん会計管理が設定されれば、その他のリソースおよびトランザクションのタイプ クラス(資材、備品、および経費)を作成できます。
以下の手順に従います。
  1. [管理]
    -
    [会計]
    -
    [セットアップ]
    をクリックします。
    会計組織構造が表示されます。
  2. [分類]
    セクションで、クラスのリンク名をクリックします。
  3. [新規]
    をクリックします。
  4. ページのフィールドに入力して、
    [保存]
    をクリックします。
    リソース クラスを作成する場合は、
    [アクティブ]
    チェック ボックスをオンにすることで、リソース、コスト計画、およびトランザクション上の新しい参照がリソース クラスを使用できるようにします。
会計期間の作成
エンティティのアクティブな会計期間を、レポートおよび会計処理の単位として定義します。これらの期間に基づいて、投資マネージャは詳細な会計計画またはチャージバック ルールを作成できます。たとえば、週単位期間で計画する場合は、エンティティの週単位会計期間を設定してアクティブ化します。選択した期間、年、および日付範囲によって、一連の期間が自動的に作成されます。
会計期間を使用して、アクティブ化して使用を開始すると、日付の変更または期間の非アクティブ化はできません。
会計期間は、
Clarity
の以下の機能に必要です。
  • Clarity
    15.2 以降のスタッフ割り当て(リソース管理)テレスコープ カレンダ
  • Clarity
    15.4 以降のロードマップ(ロードマップには年次会計期間タイプが必要です)
以下の手順に従います。
  1. [管理]
    -
    [会計]
    -
    [セットアップ]
    をクリックします。
    会計組織構造が表示されます。
  2. [組織構造]
    セクションで
    [エンティティ]
    をクリックします。
  3. エンティティを選択します。
  4. [会計期間]
    をクリックします。
  5. [新規]
    をクリックし、ページ上のフィールドに入力します。
    • 期間のタイプ
      月または四半期のように、期間タイプを指定します。期間をいったん作成したら、この値は変更できません。
    • 開始日
      期間または期間範囲の開始日を指定します。
    • 終了日
      期間または範囲の終了日を指定します。
  6. [保存]
    をクリックします。
期間を
アクティブ
にすると、開始日と終了日は編集できません。開始日と終了日は、
非アクティブ
期間に対してのみ編集できます。指定されたタイプ(月次や四半期など)の日付の重複期間またはギャップを防ぐには、
最初
の会計期間のみの開始日を編集し、
最後
の会計期間のみの終了日を編集します。最初と最後の期間の間にある他の期間の日付を編集しようとすると、ギャップを作成できないことを示すエラー メッセージが表示されます。
月次会計期間タイプを定義する場合は、「データマートの抽出」ジョブを正常に実行するために、日付範囲に現在の月を含めることをお勧めします。
会計期間のアクティブ化
日付範囲内のすべての会計実績期間が、「
非アクティブ
」ステータスで作成されます。投資マネージャが詳細な会計計画で期間を使用できるようにするには、期間をアクティブにします。たとえば、1 年間にわたって月次会計期間を作成する場合は、必要に応じて、一部の期間またはすべての期間をアクティブにできます。期間がアクティブになると、その期間に対して詳細な会計計画を作成することも、データマート設定でその期間を使用することもできます。
期間が会計計画、トランザクション、請求書でアクティブに使用される場合、期間を削除することはできません。
以下の手順に従います。
  1. [管理]
    -
    [会計]
    -
    [セットアップ]
    をクリックします。
  2. [組織構造]
    セクションで
    [エンティティ]
    をクリックします。
  3. エンティティを選択します。
  4. [会計期間]
    をクリックします。
  5. アクティブ化する各会計期間を選択します。
  6. [アクション]
    メニューで、
    [概要]
    -
    [アクティブ化]
    の順にクリックします。
  7. [保存]
    をクリックします。
計画の既定値を作成
すべての投資の詳細な会計計画に対して以下のタイプの既定値を作成するには、計画の既定値を使用します。
  • グループ化属性
    。特定の基準に従って会計計画データをグループ化します。たとえば、部門および場所ごとにプロジェクト コストの内訳を参照するには、すべての会計計画について既定のグループ化属性として[部門]および[場所]を選択します。
  • 会計期間タイプ
    。特定の期間タイプに基づいて会計計画データを分割します。たとえば、既定でコスト値の毎月の内訳を参照するには、すべてのコスト計画について月次期間タイプを選択します。
    選択した期間タイプのデータのみを編集できます。その他の期間タイプのデータを表示できますが、そのデータを編集することはできません。
  • 開始期間および終了期間
    。会計計画を手動で作成するために日付範囲を指定します。たとえば、範囲内のすべての会計計画の開始期間および終了期間を既定値に指定するには、開始日に 1 月 1 日を指定し、終了日として 12 月 31 日を指定します。
  • ロックされた計画
    。マネージャが投資レベルでグループ化属性を変更できないように、会計計画をロックします。
  • 凍結日
    。期間を管理します。たとえば、12 月 31 日と入力し、詳細な会計計画の期間がこの日付より前に変更されることを防ぎます。
以下の手順に従います。
  1. [管理]
    -
    [会計]
    -
    [セットアップ]
    をクリックします。
  2. [組織構造]
    セクションで
    [エンティティ]
    をクリックします。
  3. エンティティを選択します。
  4. [計画の既定値]
    をクリックします。
  5. このページのフィールドに必要な情報を入力します。
    • 凍結日
      計画用の期間を編集できる日付を指定します。詳細な会計計画の期間は、凍結日付より前に編集することはできません。
      凍結日付前の期間の詳細な会計計画を手動で編集できません。ただし、[投資チームからデータを自動入力]または[タスク割り当てからデータを自動入力]を使用してコスト計画を自動入力する場合は、期間は凍結日に関係なく更新されます。
    • 計画構造のロック
      コスト計画の定義時に、マネージャが計画の既定値を上書きできないようにするかどうかを指定します。
    • グループ化属性
      コスト計画および利益計画の詳細な行項目構造を設計するためのカテゴリを指定します。
  6. [保存]
    をクリックします。