APM データベースの管理

管理者は、APM データベースに対してデータをエクスポートおよびインポートできます。 データベース全体または構成データのみのどちらかをインポートおよびエクスポートできます。
apmdevops98jp
管理者は、APM データベースに対してデータをエクスポートおよびインポートできます。 データベース全体または構成データのみのどちらかをインポートおよびエクスポートできます。
バックアップおよびリストアの前提条件の確認
以下のバックアップおよびリストアの前提条件を確認します。
  • PostgreSQL: データベース スクリプトを実行するコンピュータに PostgreSQL がインストールされていることを確認します。 リモート コンピュータにも PostgreSQL がインストールされている場合は、そのリモート コンピュータでスクリプトを実行できます。
  • Solaris: dbrestore スクリプトを実行するコンピュータに JAVA_HOME 環境変数が設定されていることを確認します。
  • JRE 1.6: JAVA_HOME 環境変数を設定し、その変数が JRE ルート フォルダを指すようにします。 JRE 1.6 またはそれ以降が必要です。パスにスペースを入れることはできません。 たとえば、JRE が c:\program files\java\jre1.6.0 にインストールされている場合は、JAVA_HOME を c:\progra~1\java\jre1.6.0 という短縮バージョンのパスに設定します。
APM データベースのバックアップ
APM データベースには、CA CEM 構成の設定、ユーザおよびグループ、ビジネス サービス、トランザクションの定義、およびアプリケーション問題切り分けマップ データが含まれています。 APM データベースおよび構成情報をバックアップすることができます。 たとえば、データを保護するためにデータベースのコピーを別個のコンピュータに保持できます。 このためには、データベースをバックアップしてから、データベース バックアップ ファイルを別のコンピュータにコピーします。
バックアップ ユーティリティは、APM データベースの .backup ファイルを作成します。 バックアップ ファイル名はカスタマイズできます。 ファイル名を指定しない場合は、スクリプトにより、データベース名とファイル名サフィックス .backup から成る名前のバックアップ ファイルが作成されます。
以下の手順に従います。
  1. ご使用のオペレーティング システムで database-scripts ディレクトリに移動します。
    • Linux:
      <EM_Home>
      /install/database-scripts/unix/
    • Windows:
      <EM_Home>
      \install\database-scripts\windows\
  2. コマンド ラインを開き、ご使用のオペレーティング システムに合わせて以下のスクリプトを実行します。
    • Windows: dbbackup-postgres.bat
    • Linux: dbbackup-postgres.sh
    以下の構文および引数を使用します。
    [dbbackup-postgres.bat | sh dbbackup-postgres.sh] [dbserverhostip] [dbinstalldir] [dbname] [dbuser] [dbpassword] [dbport] [outputfile]
    引数は以下のとおりです。
    • dbserverhostIP
      データベースをホストするコンピュータの IP アドレスを指定します。 コンピュータ上で直接実行している場合は、localhost を指定できます。
    • dbinstalldir
      APM データベースのディレクトリの場所を指定します。
      Linux では、このパスにスペースが含まれている場合は、エスケープするか、または引用符で囲む必要があります。 たとえば、ディレクトリ /root/Introscope Enterprise Manager は、/root/Introscope\ Enterprise\ Manager と表すことができます。
      デフォルトの場所は以下のとおりです。
      Linux: opt/database
      Windows: <
      EM_Home
      >\database
    • database_name
      データベース インスタンス名を指定します。 PostgreSQL を使用しており、デフォルトを変更しなかった場合、この引数を cemdb に設定します。 Oracle を使用する場合、この引数を Oracle システム識別子(SID)に設定します。
    • dbuser
      APM データベースと関連付けるデータベース ユーザのユーザ名を指定します。
      • PostgreSQL では、デフォルトを変更しなかった場合、この引数を admin に設定します。
      • Oracle では、この引数を APM データベース スキーマ所有者に設定します。
      注:
      この値は、PostgreSQL データベース管理者のユーザ名では
      ありません
    • password
      APM データベースと関連付けられたデータベース ユーザのパスワードを指定します。
    • port_number
      データベースが Enterprise Manager およびその他のコンポーネントと通信するときのポート番号を指定します。 PostgreSQL を使用しており、デフォルトを変更しなかった場合、この引数を 5432 に設定します。 Oracle を使用しており、デフォルト リスナ ポートを変更しなかった場合、この引数を 1521 に設定します。
    • dbbackupdir
      データベース バックアップ ファイルを保存する既存のディレクトリ場所を指定します。 Linux では、この値にスペースが含まれている場合は、エスケープ処理したパスを指定する必要があります。 ディレクトリを引用符で囲むことはできません。また、末尾をスラッシュにすることはできません。 Linux では、たとえば、/root/Introscope Enterprise Manager ディレクトリは、/root/Introscope\ Enterprise\ Manager と表すことができます。
    • outputfile
      (オプション)データベース バックアップ ファイルの名前を指定します。 このパラメータを指定しない場合は、スクリプトにより、指定されたデータベース名を含む、dbname.backup という名前のファイルが生成されます。 バックアップ ファイル名のサフィックスは、標準規則では .backup ですが、これは必要条件ではありません。
例: CA CEM データベースのバックアップ
以下は、/opt/database/backups ディレクトリに cemdb.backup ファイルを生成する例です。
sh dbbackup-postgres.sh 127.0.0.1 /opt/database cemdb admin quality 5432 ./backups
バックアップ プロセスが完了すると、確認メッセージが表示されます。
スクリプトでエラーが発生した場合は、一般的に以下の原因が考えられます。
  • データベース名が正しくありません。
  • PostgreSQL がインストールされていません。
  • APM データベースの場所が正しくありません。
APM データベースのリストア
リストア ユーティリティでは、APM データベース バックアップ ファイルを現在のシステムにリストアすることができます。 たとえば、システム クラッシュやハード ディスク障害後にデータベースをリストアすることができます。
データベースのリストアに要する時間は、データベースのサイズに直接関連します。 大規模データベースは、小規模データベースよりもリストアに時間がかかります。 リストア時間はコンピュータのキャパシティとメモリによっても異なります。 たとえば、1 GB のデータベースのリストアは、コンピュータ リソースに応じて、1 ~ 2 時間かかることがあります。
以下の手順に従います。
重要:
指定された名前でデータベースを作成する前に、リストア機能によって指定されたデータベースが破棄されます。 データベースが UNIX コンピュータ上にある場合は、リストア プロセスによりデータベースのアップグレードが実行されます。
  1. データベースに接続しているユーザがいないことを確認します。
  2. ご使用のオペレーティング システムで database-scripts ディレクトリに移動します。
    • Linux:
      <EM_Home>
      /install/database-scripts/unix/
    • Windows:
      <EM_Home>
      \install\database-scripts\windows\
  3. コマンド ラインを開き、ご使用のオペレーティング システムに合わせて以下のスクリプトを実行します。
    • Windows: dbrestore-postgres.bat
    • Linux: dbrestore-postgres.sh
    以下の構文および引数を使用します。
    [dbrestore-postgres.bat | sh dbrestore-postgres.sh] [dbserverhostip] [dbinstalldir] [dbserviceuser] [dbservicepassword] [dbname] [dbuser] [dbpassword] [dbport] [backupfile]
    引数は以下のとおりです。
    • dbserverhostIP
      データベースをホストするコンピュータの IP アドレスを指定します。 コンピュータ上で直接実行している場合は、localhost を指定できます。
    • dbinstalldir
      APM データベースのディレクトリの場所を指定します。
      Linux では、このパスにスペースが含まれている場合は、エスケープするか、または引用符で囲む必要があります。 たとえば、ディレクトリ /root/Introscope Enterprise Manager は、/root/Introscope\ Enterprise\ Manager と表すことができます。
      デフォルトの場所は以下のとおりです。
      Linux: opt/database
      Windows: <
      EM_Home
      >\database
    • dbserviceuser
      PostgreSQL 管理者のユーザ名を指定します。 デフォルトでは、この名前は postgres です。
    • dbservicepassword
      dbserviceuser に関連付けられたパスワード(PostgreSQL 管理者のパスワード)を指定します。
    • database_name
      データベース インスタンス名を指定します。 PostgreSQL を使用しており、デフォルトを変更しなかった場合、この引数を cemdb に設定します。 Oracle を使用する場合、この引数を Oracle システム識別子(SID)に設定します。
    • dbuser
      APM データベースと関連付けるデータベース ユーザのユーザ名を指定します。
      • PostgreSQL では、デフォルトを変更しなかった場合、この引数を admin に設定します。
      • Oracle では、この引数を APM データベース スキーマ所有者に設定します。
      注:
      この値は、PostgreSQL データベース管理者のユーザ名では
      ありません
    • password
      APM データベースと関連付けられたデータベース ユーザのパスワードを指定します。
    • port_number
      データベースが Enterprise Manager およびその他のコンポーネントと通信するときのポート番号を指定します。 PostgreSQL を使用しており、デフォルトを変更しなかった場合、この引数を 5432 に設定します。 Oracle を使用しており、デフォルト リスナ ポートを変更しなかった場合、この引数を 1521 に設定します。
    • backupfile
      データベース バックアップ ファイルのディレクトリの場所および名前。
例: cemdb.backup ファイルのリストア
/opt/database/backups ディレクトリから cemdb.backup ファイルをリストアする例を以下に示します。
sh dbrestore-postgres.sh 127.0.0.1 /opt/database postgres C@wilyapm90 cemdb admin quality 5432 ./backups/cemdb.backup
リストア プロセスが完了すると、確認メッセージが表示されます。
エラーが発生した場合
  • よくあるエラーの原因は、ユーザがデータベースにまだ接続していることです。 PostgreSQL サーバを再起動することで、ユーザを切断できます。
  • データベースが存在しないというエラーが表示された場合は、無視します。 このエラーは、プロセスでデータベースを作成するためにスクリプトが使用されていることを意味します。
APM データベースのエクスポートまたはインポートの準備
初めてインストールするときに CA CEM システムを実運用環境に配置できない場合があります。 たとえば、企業方針で、すべての新しいハードウェアおよびソフトウェアを実運用ネットワークに入れる前にテスト ラボにインストールする必要あります。 QA 環境またはテスト環境で CA CEM 構成を設定してテストします。 次に、その実証された構成を、CA CEM のエクスポートおよびインポートによって実運用環境に移動します。 構成情報には、ユーザ、ユーザ グループ、ビジネス サービス、およびトランザクションが含まれます。
両方のエクスポートおよびインポートで以下のスクリプトを実行する必要があります。
  • APM データベースがインストールされているコンピュータ上。
  • Enterprise Manager インストーラによってスクリプトが配置された場所。
これらのスクリプトは、これらの場所から相対パスでファイルを参照します。
以下の手順に従います。
  1. 2 つのユーティリティを実行する場合は事前に APM データベースをバックアップします(特にインポートでは、再構築する前に既存の構成が破棄されます)。 インポート スクリプトによりデータベースが破壊され、最終的にデータベースには古いデータベースの構成データのみが含まれます。
  2. APM データベースへの接続をすべて切断します。
  3. Enterprise Manager をシャットダウンします。
  4. データベース管理ツール(たとえば、pgAdmin)を閉じます。
  5. すべてのユーザがログオフしていること、または CEM コンソールを閉じていることを確認します。
    注:
    TIM を無効にする必要はありませんが、インポート後に有効にする必要があります。
  6. (JRE 1.6 以降で有効) JAVA_HOME 環境変数を設定し、その変数が JRE ルート フォルダを指すようにします。 JRE 1.6 またはそれ以降が必要です。パスにスペースを入れることはできません。 たとえば、JRE が c:\program files\java\jre1.6.0 にインストールされている場合は、JAVA_HOME を c:\progra~1\java\jre1.6.0 という短縮バージョンのパスに設定します。
注:
CA CEM の以前のバージョンから構成をインポートする場合は、Linux では以前の任意のバージョンをインポートできます。 Windows では、バージョンを 5.0 以降にする必要があります。 インポート ユーティリティにより、データベース スキーマは古いリリースから現在のリリースに自動的にアップグレードされます。
APM データベース構成のエクスポート
configexport.bat または configexport.sh スクリプトは、CA CEM 構成情報をすべて含む XML ファイルを作成します。 構成情報には、ユーザ、ユーザ グループ、ビジネス サービス、およびトランザクションが含まれます。 実稼働システム用のベースとして、構成情報をエクスポートしてテストまたはラボ システムからデータを移動することができます。
以下の手順に従います。
  1. $JAVA_HOME 環境変数を設定します。
  2. ご使用のオペレーティング システムで
    <EM_Home>
    /install/database-scripts ディレクトリに移動します。 たとえば、以下の通りです。
    cd /home/Introscope9.0.5.0/install/database-scripts/unix
  3. コマンドまたはターミナル ウィンドウを開き、以下の引数を使用して、Windows では configexport.bat、その他のプラットフォームでは configexport.sh を実行します。
    ConfigExport <dbhostIP> <database_name> <dbuser> <password> <port_number> <databasetype> <export-file>
    • dbhostIP
      データベースをホストするコンピュータの IP アドレスを指定します。 このコマンドに localhost を使用することはできません。
    • database_name
      データベース インスタンス名を指定します。 PostgreSQL を使用しており、デフォルトを変更しなかった場合、この引数を cemdb に設定します。 Oracle を使用する場合、この引数を Oracle システム識別子(SID)に設定します。
    • dbuser
      APM データベースと関連付けるデータベース ユーザのユーザ名を指定します。 PostgreSQL を使用しており、デフォルトを変更しなかった場合、この引数を admin に設定します。 Oracle を使用する場合、この引数を APM データベース スキーマ所有者に設定します。
      注:
      この名前は PostgreSQL データベース管理者のユーザ名では
      ありません
    • password
      APM データベースと関連付けられたデータベース ユーザのパスワードを指定します。
    • port_number
      データベースが Enterprise Manager およびその他のコンポーネントと通信するときのポート番号を指定します。 PostgreSQL を使用しており、デフォルトを変更しなかった場合、この引数を 5432 に設定します。 Oracle を使用しており、デフォルト リスナ ポートを変更しなかった場合、この引数を 1521 に設定します。
    • databasetype
      使用しているデータベースのタイプを指定します。 この引数を postgres または oracle に設定します。
    • export-file
      エクスポートされたデータを含む XML ファイルの絶対パスおよびファイル名を指定します。
例: APM データベース構成のエクスポート
この例では、Linux で configexport プログラムを実行する方法を示します。 以下のようなコマンド ラインを使用します。
./configexport.sh 197.168.144.10 arcade apmdba mypwd 1521 oracle /home/apmdba/export_oracle.xml
構成のエクスポート プロセスが完了すると、確認メッセージが表示されます。
APM データベース構成のインポート
APM データベース間で構成設定をインポートできます。 たとえば、configimport.bat または configimport.sh プログラムを使用して、QA システムから実運用システム上にデータベース構成をインポートできます。 インポートされる構成設定にはユーザおよびユーザ グループ、ビジネス サービスおよびトランザクションが含まれます。
APM データベース構成のインポート プロセスでは、以下のアクションが実行されます。
  • 以前のデータベース構成情報(オペレータ、ユーザ、グループ、ビジネス サービス プロセス、およびトランザクション定義に関する情報)が削除され、インポートされた構成データに置き換えられます。
  • 障害、レポート、および統計データが削除されます。これらのデータは置き換えられません。
重要
: 設定のインポートでは、既存の HTTP アナライザ プラグインの設定はインポートされません。 プラグインを手動でインストールするには、CEM コンソールを使用します。
以下の手順に従います。
  1. ご使用のオペレーティング システムで
    <EM_Home>
    /install/database-scripts ディレクトリに移動します。 たとえば、以下の通りです。
    cd /home/Introscope9.6.0.0/install/database-scripts/unix
  2. コマンドまたはターミナル ウィンドウを開き、以下の引数を使用して、Windows では configimport.bat、その他のプラットフォームでは configimport.sh を実行します。
    ConfigImport -dbhost <hostname> -dbname <database_name> -dbport <port_number> -databasetype <database_type> -dbuser <dbuser> -dbpassword <password> -dbscriptsdir <dir> -importfile <import-filename> -targetrelease <targetrelease> -dbserviceuser <dbserviceuser> -dbservicepwd <dbservicepwd> [-postgresinstalldir <postgresinstalldir>] [-nolog] [-jdbcbatchsize <jdbcbatchsize>] [-promptbeforeimport true|false] [-is64Bit true|false]
    • dbhost
      データベースをホストするコンピュータのホスト名または IP アドレスを指定します。 このコマンドに localhost を使用することはできません。
    • dbname
      データベース インスタンス名を指定します。 PostgreSQL を使用しており、デフォルトを変更しなかった場合、この引数を cemdb に設定します。 Oracle を使用する場合、この引数を Oracle システム識別子(SID)に設定します。
    • dbport
      データベースが Enterprise Manager およびその他のコンポーネントと通信するときのポートを指定します。 PostgreSQL を使用しており、デフォルトを変更しなかった場合、この引数を 5432 に設定します。 Oracle を使用しており、デフォルト リスナ ポートを変更しなかった場合、この引数を 1521 に設定します。
    • databasetype
      使用しているデータベースのタイプを指定します。 この引数を postgres または oracle に設定します。
    • dbuser
      APM データベースと関連付けるデータベース ユーザのユーザ名を指定します。 PostgreSQL を使用しており、デフォルトを変更しなかった場合、この引数を admin に設定します。 Oracle を使用する場合、この引数を APM データベース スキーマ所有者に設定します。
    • dbpassword
      APM データベースと関連付けられたデータベース ユーザのパスワードを指定します。
    • dbscriptsdir
      データベース固有の SQL スクリプトのディレクトリを指定します。 たとえば、Oracle データベース スキーマを使用する場合は
      <EM_Home>
      /install/oracle/database-scripts、PostgreSQL データベースを使用する場合は
      <EM_Home>
      /install/database-scripts を使用します。
    • importfile
      インポートされたデータを含む XML ファイルの絶対パスおよびファイル名を指定します。
    • targetrelease
      インポート プロセスの後、希望するデータベースのターゲット リリース バージョン(たとえば 9.6.0.0)を指定します。
    • dbserviceuser
      PostgreSQL 管理サービス ユーザ アカウントを指定します。 デフォルトの管理サービス アカウントは postgres です。 この引数は Oracle では使用できません。
    • dbservicepwd
      PostgreSQL 管理サービス ユーザ アカウントのパスワードを指定します。
    • postgresinstalldir
      (オプション) PostgreSQL を使用する場合、APM データベースのディレクトリの場所を指定します。 Linux または Solaris では、パスにスペースが含まれる場合、パスは引用符で囲むか、またはエスケープ シーケンスを含める必要があります。 たとえば、ディレクトリが /root/Introscope Enterprise Manager である場合、「/root/Introscope Enterprise Manager」または「/root/Introscope\ Enterprise\ Manager」として場所を指定できます。
      デフォルトから変更しなかった場合、ディレクトリは以下の場所になります。
      • 32 ビット Linux または Solaris 上の opt/database
      • 64 ビット Linux または Solaris 上の opt/database/postgres/8.3-community
      • Windows 上の
        <EM_Home>
        \database
      この引数は Oracle では使用できません。
    • nolog
      (オプション)標準出力 (StdOut) へのログ記録をオフにすることを指定します。
    • jdbcbatchsize
      (オプション) JDBC (Java DataBase Connectivity) を通じて一度に転送するデータ パケットの最大サイズを指定します。 デフォルト値は 2500 です。
    • promptbeforeimport
      (オプション)configimport プログラムでデータのインポートを開始する前に、プロンプトを表示するどうかを指定します。 プロンプトを表示する場合は、このパラメータを true に設定します。 デフォルト値は false です。
    • is64Bit
      PostgreSQL データベースが 32 ビットか 64 ビットかを指定します。64 ビット PostgreSQL データベースへデータをインポートする場合、このパラメータを true に設定します。 この引数は Oracle データベースでは使用できません。
    インポート スクリプトは、初期検証を実行して、XML の形式が正しいことを確認します。 インポート スクリプトには、XML コンテンツを正常に処理できるように XML をさらに徹底的に検証するオプションも用意されています。
  3. Y
    」を入力すると検証が実行されます。「
    N
    」を入力すると、XML コンテンツを検証せずにインポートが続行されます。
    注:
    この 2 番目の検証時間は、XML ファイルのサイズに応じて異なります。
    どちらかの検証が失敗すると、エラー メッセージが表示され、構成のインポートは停止します。 両方の検証チェックが成功すると、スクリプトによって、指定されたデータベース構成データがインポートされます。
例: インポート用のコマンド ラインの使用
たとえば、Linux の PostgreSQL データベース上で configimport プログラムを実行するには、以下のようなコマンド ラインを使用します。
./configimport.sh -dbhost sfqa07 -dbname cemdb -dbport 5432 -databasetype postgres -dbuser admin -dbpassword mypassword
 
-dbscriptsdir /apps/Introscope/install/database-scripts -importfile /tmp/apm_data.xml -targetrelease 9.6.0.0 -dbserviceuser postgres -dbservicepwd %pas5w0rd -postgresinstalldir /opt/database -promptbeforeimport true
APM データベースの移動
あるコンピュータから別のコンピュータ、またはあるプラットフォームから別のプラットフォームに APM データベースを移動することができます。 たとえば、Windows または Linux 上の PostgreSQL から Solaris 上の PostgreSQL に APM データベースを移動できます。
以下の手順に従います。
  1. ソース データベースからビジネス トランザクションおよび構成データをエクスポートします。
  2. ビジネス トランザクションと構成データを新しいプラットフォームまたはコンピュータ上のターゲット データベースへインポートします。
注:
代わりに dbbackup-postgres および dbrestore-postgres ユーティリティを使用することもできます。 これらのユーティリティにより、PostgreSQL データベースの完全なバックアップを作成し、新しいコンピュータ上のデータベースへリストアすることができます。
PostgreSQL データベースから Oracle データベースへのデータの移行
PostgreSQL データベースから Oracle データベースにデータを移行できます。 たとえば、組織で Oracle に統一されている場合、実運用レベルで監視できるようにするには、APM データベースを Oracle へ移行します。 PostgreSQL 内のソース データベースから Oracle 内のターゲット データベースに既存のデータを移動する場合、CA APM 移行ユーティリティを使用します。
重要:
ソースおよびターゲット データベースに対して移行ユーティリティを複数回実行しないでください。 移行が失敗する場合は、プログラムを再起動することができます。 新しい移行を開始する前に、移行ユーティリティの実行中のインスタンスが処理を完了したことを確認します。 移行ユーティリティを複数インスタンス実行すると、エラーを生成し、APM データベースが正常に移行されない場合があります。
以下の手順に従います。
  1. アップグレード シナリオおよびアップグレード パスを確認して、アップグレードのための計画および準備をします。
  2. すべてのコンポーネントのバックアップ コピーを作成します。
  3. 対話型あるいはサイレント Enterprise Manager インストーラを使用して、Enterprise Manager および APM データベースをアップグレードします。
  4. <EM_Home>
    /install/migration ディレクトリに移動します。
  5. 運用環境に応じ、以下の引数を使用して migration.bat または migration.sh スクリプトを実行します。
    migration -srcDatabaseName <database_name> -srcDatabaseType <database_type> -srcHost <hostname> -srcPort <port_number>  -srcUser <username> -srcPassword <password> -tgtDatabaseName <datatargetname> -tgtDatabaseType <database_type> -tgtHost <hostname> -tgtPort <port_number> -tgtUser <username> -tgtPassword <password> 
    • srcDatabaseName
      ソース データベースの名前を指定します。 デフォルト設定を使用した場合、データベース名は cemdb です。
    • srcDatabaseType
      ソース データベース タイプを指定します。 このリリースでは、唯一の有効な値は postgres です。
    • srcHost
      ソース データベースのデータベース サーバのホスト名または IP アドレスを指定します。
    • srcPort
      ソース データベースへの接続用のポート番号を指定します。 デフォルト設定を使用した場合、ポートは 5432 です。
    • srcUser
      ソース データベースのデータベース ユーザ名を指定します。 デフォルト設定を使用した場合、データベース ユーザ名は admin です。
    • srcPassword
      ソース データベースのデータベース ユーザのパスワードを指定します。
    • tgtDatabaseName
      ターゲット データベースの名前またはサービス アカウント識別子を指定します。 Oracle データベースの場合、ターゲット データベースの名前は一意のシステム識別子 (SID)です。
    • tgtDatabaseType
      ターゲット データベース タイプを指定します。 有効な値は oracle のみです。
    • tgtHost
      ターゲット データベースのデータベース サーバのホスト名または IP アドレスを指定します。
    • tgtPort
      ターゲット データベースへの接続用のポート番号を指定します。 デフォルト設定を使用した場合、ポートは 1521 です。
    • tgtUser
      ターゲット データベースのデータベース ユーザ名を指定します。
    • tgtPassword
      ターゲット データベースのデータベース ユーザのパスワードを指定します。
    注:
    すべての引数は移行ユーティリティを実行するのに必須であり、大文字と小文字が区別されます。
  6. スキーマが適切に移行されたことを確認するか、または移行に関する問題をトラブルシューティングするには、logs ディレクトリにある migration.log ファイルを確認します。 たとえば、
    <EM_Home>/
    install/migration/logs ディレクトリに移動します。
例: PostgreSQL データベースから Oracle データベースへのデータの移行
この例では、PostgreSQL データベースから Linux コンピュータ上の Oracle データベースにデータを移行する方法を示します。 PostgreSQL データベース名は cemdb です。 Oracle データベースの SID は orcl でスキーマ所有者は apmdb です。
次のコマンドラインを使用します。
./migration.sh -srcDatabaseName cemdb -srcDatabaseType postgres -srcHost nyc16 -srcPort 5432  -srcUser admin -srcPassword quality -tgtDatabaseName orcl -tgtDatabaseType oracle -tgtHost nyc23 -tgtPort 1521 -tgtUser apmdb -tgtPassword cent3R
データベース オブジェクトのコピーおよび挿入の制御
migration.properties ファイルでは、移行中のデータベース オブジェクトのコピーおよび挿入の動作を制御し、使用中の環境での処理を最適化することができます。 プロパティのデフォルト値を使用すると、メモリに負荷をかけ過ぎずに高速で効率的なデータ移行が可能です。 使用中の環境でのメモリ制約によっては、以下のプロパティを変更してデータ移行方法をカスタマイズできます。
以下の手順に従います。
  1. <
    EM_Home
    >/install/migration に移動します。
  2. migration.properties ファイルをテキスト エディタで開きます。
  3. プロパティを必要な値に変更します。
    • migration.fetchsize
      ソース データベースから取得してメモリ内に保持するレコード数を制御します。 値は 0 より大きい整数です。 デフォルト値は 1000 です。 たとえば、以下の通りです。
      migration.fetchsize=1000
    • migration.batchsize
      一括でターゲット データベースに挿入されるレコード数を制御します。 値は 0 より大きい整数です。 デフォルト値は 3000 です。 たとえば、以下の通りです。
      migration.batchsize=3000
    • migration.queuesize
      単一スレッドで移行されるレコードを保持するキューのサイズを制御します。 ソース データベースからのレコードはこのキューに置かれ、ターゲット データベースへの一括挿入のために読み込まれます。 値は 0 より大きい整数です。 デフォルト値は 10000 です。 たとえば、以下の通りです。
      migration.queuesize=10000
    • migration.parallel.table.number
      同時に移行するテーブル数を制御します。 テーブルはそれぞれ単一のスレッドを使用して移行されます。 スレッドは、ソース データベースからテーブルのレコードを取得します。 取得では、migration.fetchsize プロパティの値セットを使用して、migration.queuesize プロパティの値セットのキューにレコードを配置します。 キューからレコードが読み取られ、migration.batchsize プロパティの値に応じて一括挿入されます。 このプロパティは、一度に使用されるスレッド数を制御します。 値は 0 より大きい整数です。 デフォルト値は 5 です。
      たとえば、以下の通りです。
      migration.parallel.table.number=5
  4. ファイルを保存して閉じます。
移行のログ記録の制御
log4j-migration.properties ファイルが提供するプロパティで、移行中のログ記録アクティビティを制御することができます。 変更する必要がある場合以外は、プロパティのデフォルト値を使用してください。
  • ログ ファイルの名前または場所
  • 最大ファイル サイズ
  • バックアップ コピーの最大数
以下の手順に従います。
  1. <
    EM_Home
    >/install/migration に移動します。
  2. migration.properties ファイルをテキスト エディタで開きます。
  3. プロパティを必要な値に変更します。
    • log4j.appender.logfile.File
      データ マイグレーション中に実行されたオペレーションに関する情報を記録するログ ファイルへの相対パスを指定します。 たとえば、以下の通りです。
      log4j.appender.logfile.File=logs/migration.log
    • log4j.appender.logfile.MaxFileSize
      ログ ファイルの最大サイズを KB 単位で指定します。 たとえば、以下の通りです。
      log4j.appender.logfile.MaxFileSize=2048KB
    • log4j.appender.logfile.MaxBackupIndex
      保存するバックアップ コピーの最大数を指定します。 たとえば、以下の通りです。
      log4j.appender.logfile.MaxBackupIndex=3
  4. ファイルを保存して閉じます。
トランザクション イベント データベースの場所およびデータ保存期間の設定
Enterprise Manager では、トランザクション追跡データおよびほかのイベント データをトランザクション イベント データベースに保存します。 トランザクション イベント データベースの場所は、Enterprise Manager のインストール時に設定されます。 インストール時に別の場所を指定しない限り、データベースは
<EM_Home>
/traces ディレクトリに作成されます。 Introscope がトランザクション イベント データを保持するデフォルトの日数は 14 日です。 インストール後に、異なるデータベースの場所とデータ保存期間の日数を指定できます。
注:
Introscope がイベント データを保存する期間を長くすると、システム オーバーヘッドおよびディスクの保存要件が増大します。
以下の手順に従います。
  1. <
    EM_Home
    >/config ディレクトリに移動します。
  2. IntroscopeEnterpriseManager.properties ファイルをテキスト エディタで開きます。
  3. 以下のプロパティの値を入力します。
    introscope.enterprisemanager.transactionevents.storage.dir
    introscope.enterprisemanager.transactionevents.storage.max.data.age
  4. ファイルを保存して閉じます。
  5. Enterprise Manager を再起動します。
分散ストレージの場所の設定
デフォルトでは、Introscope は、メトリックの分散情報を
<EM_Home>
/data/variance.db に保存します。 Enterprise Manager インストーラには、分散ストレージ(variance.db)の場所として別の場所を選択するオプションはありません。 ただし、IntroscopeEnterpriseManager.properties ファイルを使用して、variance.db に別の場所を設定することができます。
以下の手順に従います。
  1. <
    EM_Home
    >/config ディレクトリに移動します。
  2. IntroscopeEnterpriseManager.properties ファイルをテキスト エディタで開きます。
  3. 以下のプロパティの値を入力します。
    introscope.enterprisemanager.baseline.database
  4. ファイルを保存して閉じます。
  5. Enterprise Manager を再起動します。