MQ 監視用のアプリケーションの設定
SSL の設定、CA APM for IBM WebSphere MQ のアップグレード、および JMS キューの作成など、追加のタスクを実行できます。
apmdevops102jp
SSL の設定、CA APM for IBM WebSphere MQ のアップグレード、および JMS キューの作成など、追加のタスクを実行できます。
キュー監視の有効化
以下の Oldest Message Age および Queue Time メトリックを確認するには、MQ エクスプローラで各キューのキュー監視を有効にします。
- Oldest Message Age (sec)、Oldest Message Age Per Hour (sec)、Oldest Message Age Per 6 Hours (sec)、Oldest Message Age Per Day (sec)
- Last Get Date、Last Put Date、Last Put Time、Last Get Time、Queue Time (Long Term Avg.)、Queue Time (Short Term Avg.)
以下の手順に従います。
- [Queue Properties]-[Statistics]ページへ移動します。
- [Queue Monitoring]を[High]、[Medium]、[Low]のいずれかに設定します。
- [Queue Statistics]を[On]または[Queue Manager]に設定します。MQSC コマンドを使用してキュー監視を有効化することもできます。
Java 2 セキュリティが有効な場合のアプリケーション サーバの設定
Java 2 セキュリティがアプリケーション サーバ、たとえば、WebSphere Application Server 上で有効な場合、server.policy と java.policy ファイルを更新します。
以下の手順に従います。
- <WebSphere ホーム>/profiles/<プロファイル名>/properties にある server.policy ファイルに、以下の行を追加します。// WebSphere optional runtime classes grant codeBase "file:${was.install.root}/-" { permission java.lang.RuntimePermission "accessDeclaredMembers", "read"; permission java.lang.RuntimePermission "getClassLoader", "read"; permission java.lang.RuntimePermission "modifyThread", "read"; permission java.lang.RuntimePermission "modifyThreadGroup", "read"; permission java.lang.reflect.ReflectPermission "suppressAccessChecks", "read"; permission java.util.PropertyPermission "java.security.policy", "read"; };
- <WebSphere ホーム>/java/jre/lib/security にある java.policy ファイルに、以下の行を追加します。grant { permission java.io.FilePermission "C:/IBM/WebSphere/wily/MQAgent.properties", "read"; };
MQ Java コネクタ エージェント間の wily フォルダの共有
複数の MQ Java コネクタ エージェントで同じ /wily フォルダを使用できます。
以下の手順に従います。
- エージェントの名前で MQAgent.properties ファイルの複数のコピーを作成します。
- エージェントを実行する Java コマンドのほかの JVM 引数で、-Dcom.wily.mqpp.mqagentProfile=<wily フォルダへのパス>/MQAgent.propertiesを渡します。
例: Java バージョン 1.5 から現在のバージョンの場合
- javaagent:<
wily フォルダへのパス
>/Agent.jar -DagentProfile=<wily フォルダへのパス
>/IntroscopeAgent.profile -Dcom.wily.mqpp.mqagentProfile=<wily フォルダへのパス
>/MQAgent1.propertiesJCA 接続プールの設定
MQ Java コネクタ ファイルには、WebSphere アプリケーション サーバが WebSphere MQ 接続プール メトリックをレポートできるようにする MQAppSupport.jar ファイルが含まれます。
注:
WebSphere アプリケーション サーバにのみ適用されます。以下の手順に従います。
- MQAppSupport.jar ファイルがアプリケーション サーバ ホストの /wily/common ディレクトリに抽出されたことを確認します。
- WebSphere で、接続プール メトリックをレポートするサービスを作成し、設定します。
- WebSphere 管理コンソールを開きます。
- 左側のペインで、[Servers]ノードを展開します。
- [Servers]ノードの下で、[Application Servers]を選択します。
- 右側のペインで、サービスを作成するサーバを選択します。
- [Admin Console]メニューで、[Administration]-[Custom Services]を選択します。
- サービスを作成します。
- [Enable service at server startup]が選択されていることを確認します。
- [General Properties]で以下の情報を指定します。
- ClassNameクラスの名前を示します。com.wily.powerpack.websphereMQ.agent.JCAConnectionPool.IntroscopeMQCustomService として指定します。
- DisplayName任意の文字列を指定します。CA Introscope では、サービスのラベルにこの値を使用します。
- ClassPathアプリケーション サーバ ホストの /wily/common ディレクトリ内の MQAppSupport.jar ファイルへの完全ファイル システム パスを示します。例: C:/Program Files/WebSphere/AppServer/Wily/common/MQAppSupport.jar
- [OK]をクリックします。
- WebSphere 管理コンソールで PMI 設定を有効にします。
- 左側のペインの[Monitoring and Tuning]で、[Performance Monitoring Infrastructure (PMI)]を選択します。
- 右側のペインで、PMI を設定するサーバをクリックします。
- [Configuration]タブをクリックします。
- [Enable Performance Monitoring Infrastructure (PMI)]チェック ボックスをオンにします。
- [Currently monitored statistic set]で、[Custom]を選択します。
- [Custom]で、[JCA Connection Pools]をクリックします。
- 右側のペインで、監視対象の以下の属性を選択します。
- PercentUsed
- WaitTime
- PoolSize
- WaitingThreadCount
- PercentMaxed
- 属性を選択したまま、[Enable]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
- WebSphere アプリケーション サーバを再起動します。
SSL の設定
SSL の設定を開始する前に、以下の点に注意してください。
- この手順で対象とするサーバは IBM MQ Queue Manager であり、クライアントは CA APM for IBM WebSphere MQ です。
- この手順は、SSL リポジトリおよび証明書の作成または追加を設定する IBM Key Management Utility (IKEYMAN)ツールの使用を前提としています。証明書の詳細については、「個人証明書の生成」を参照してください。
- MQ と MB の両方を監視しており、両方の通信に SSL を使用している場合は、MQ と MB に個別のエージェントを使用します。
- SSL キー リポジトリは、クライアント上ではその使用方法に応じてキーストアおよびトラストストアと呼ばれています。
重要:
SSL でキュー マネージャを監視する場合は、WebSphere MQ v6.0.0.0.0 に付属している JRE は使用しないでください。代わりに、Sun JRE v1.4 (以降)または最新の WebSphere MQ JRE を使用します。SSL を介したクライアント/サーバ通信のセットアップ
SSL を介したクライアント/サーバ通信をセットアップするには、以下の手順に従います。
- SSL キー リポジトリをセットアップし、サーバ上で自己署名証明書を作成します。
- クライアント上でトラストストアをセットアップし、サーバの自己署名証明書をそのトラストストアに追加します。
- クライアント上でキーストアを設定し(サーバがクライアント認証を必要とする場合)、クライアントの自己署名証明書を作成します。クライアントはサーバとの SSL 通信時にキーストア パスワードを必要とします。
- クライアントの証明書を抽出し、サーバの SSL キー リポジトリに追加します。
- サーバ上でサーバ接続チャネル用の SSL CipherSpec を選択します。
- MQMonitor.properties ファイルまたは MBMonitor.properties ファイル内の SSL 関連のプロパティを使用して、クライアントを設定します。
- クライアントを起動します。このプロセスは、サーバの CipherSpec を使用して通信を開始します。サーバとクライアントは、SSL を介してサーバ接続チャネルに関する情報交換を始めます。
クライアントとサーバの間の SSL 通信を確立するには、クライアントとサーバの両方を設定します。
サーバの設定
サーバを設定するには、以下の手順に従います。
- キー データベース タイプを「CMS」として SSL キー リポジトリをセットアップします。例:Windows では、キュー マネージャの SSL キー リポジトリは、<WebSphere MQ ホーム>\qmgrs\<キュー マネージャ名>\ssl にあり、SSL キー リポジトリ名は key.kdb です。
- 個人証明書を生成します。IKEYMAN ツールまたは任意の個人証明書を使用して、自己署名証明書を生成し、SSL キー リポジトリにそれを追加できます。
- サーバの SSL キー リポジトリにクライアント証明書(クライアント認証が必要な場合)を追加します。注:クライアント証明書は 手順 2 で取得されます。
- サーバ接続チャネル上で SSL CipherSpec を設定します。MQMonitor.properties ファイル内にこの情報を提供するため、この値を書き留めます。また、ユーザ環境における MB のバージョンに応じて、MBMonitor.properties ファイルまたは MBMonitor_7.properties ファイル内にもこの情報を提供します。サーバが設定されました。
クライアントの設定
クライアントを設定するには、以下の手順に従います。
トラストストアのセットアップ
トラストストアをセットアップするには、以下の手順に従います
- キー データベースのタイプとして「JKS」が設定されたトラストストアをセットアップします。例:trustore.jks
- トラストストアへサーバ証明書を追加します。「サーバの設定」の手順 2 からサーバ証明書を取得します。
キーストアのセットアップ
このセクションは、サーバがクライアント認証を求める場合に限り必要となります。
以下の手順に従います。
- キー データベースのタイプとして「JKS」が設定されたキーストアをセットアップします。キーストアを開くために必要なパスワードを書き留めます。例:keystore.jks
- 証明書(IKEYMAN ツールを使用した自己署名証明書または任意の個人証明書のいずれか)を生成し、キーストアに追加します。
mqPwdEncryptor.bat ファイルの実行
サーバがクライアント認証を必要とする場合は、mqPwdEncryptor.bat ファイルを実行します。このコマンドライン ユーティリティの目的は、SSL を介して通信するために、クライアント(CA APM for IBM WebSphere MQ)のキーストアの場所およびキーストアのパスワードを設定することです。
以下の手順に従います。
- mqPwdEncryptor.bat をダブルクリックします。
- コマンド ラインでキーストアのパスを入力します。注:ユーティリティは、正しいパスを入力するまで最大で 3 回試行したあと、終了します。
- キーストアのパスワードを入力します。ユーティリティによって、キーストアの場所およびパスワードを更新する必要があるプロパティ ファイルを入力するよう求められます。
- 更新するプロパティ ファイルの絶対パスを入力し、Enter キーを押します。ユーティリティによってキーストアのパスワードが暗号化され、前の手順で指定されたプロパティ ファイルにそれが追加されます。MQMonitor エージェントを実行すると、MQMonitor エージェントによって暗号化されたパスワードが解読され、使用されます。重要:指定された MQMonitor エージェントに対しては、常に同じトラストストアおよびキーストアの参照を使用します。プロパティ ファイルは、MQMonitor または MBMonitor のプロパティ ファイルです。
MQMonitor.properties ファイルの設定
MQMonitor エージェントは、デフォルトのサーバ接続チャネルとして SYSTEM.AUTO.SVRCONN を使用し、WebSphere MQ キュー マネージャに接続します。SYSTEM.AUTO.SVRCONN チャネルを使用して接続が失敗する場合、MQMonitor エージェントは代替チャネルとして SYSTEM.DEF.SVRCONN を使用します。
以下の手順に従います。
- SSL を有効にするには、以下のプロパティを編集します。<Queue Manager>@<Host>.ssl
- キュー マネージャが SSL に対応している場合は、プロパティを有効にすることで同じことを意味します。例:[email protected]=enableデフォルトでは、以下のプロパティは無効です。<Queue Manager>@<Host>.channel.ssl.cipherspecSSL プロパティが、監視対象のキュー マネージャに対して有効である場合、MQMonitor エージェントによってこの値が確認されます。この値は、特定のキュー マネージャのサーバ接続チャネルを設定する CipherSpec です。例:[email protected]= NULL_MD5NULL_MD5 は使用される CipherSpec の名前です。また、QM1 はキュー マネージャです。
- トラストストアにすべてのキュー マネージャの証明書を配置します。truststore.path プロパティを編集して、MQMonitor エージェントにトラストストアの場所を示します。注:UNIX システムでは、区切り文字としてパスでスラッシュを使用します。Windows でもスラッシュを使用できます。ただし、円記号が Windows で使用されている場合は、エスケープします。例:truststore.path = C:\\MQMonitor\\keys\\truststore.jks is correct. truststore.path = C:/MQMonitor/keys/truststore.jks is correct. keystore.path and keystore.passwordクライアントの個人証明書はキーストアに配置されます。
- MQMonitor.properties ファイルに、キーストアの場所とそのパスワードを以下の例のように指定します。keystore.path = C:/MQMonitor/keys/keystore.jks keystore.password = <encrypted password>注:これらのプロパティは MQMonitor.properties ファイルで直接編集しません。代わりに、mqPwdEncryptor.bat ファイルを実行します。mqPwdEncryptor.bat ユーティリティでは、指定したパス(区切り文字としてスラッシュを使用)で keystore.path プロパティが更新されます。
MBMonitor.properties ファイルの設定
MBMonitor は、以下のタイプのデフォルト システム サーバ接続チャネルを確立します。
- 構成マネージャ用のキュー マネージャとの MQMonitor エージェント接続のための CMP (SYSYTEM.BRK.CONFIG)
- JMS ブローカ用のキュー マネージャとの MQMonitor エージェント接続のための JMS (SYSTEM.DEF.SVRCONN)
注:
SSL を介して WebSphere メッセージ ブローカに接続する場合、WebSphere MB で提供される最新の IBM JRE を使用することを推奨します。MQMonitor 起動スクリプト/バッチ ファイル内のこの JRE を設定します。重要:
MBMonitor プロパティ ファイルは、MB 6.x 用の MBMonitor.properties ファイルおよび MB 7.0 または 8.0 用の MBMonitor_7.properties ファイルを参照します。以下の手順に従います。
- ssl プロパティを設定するには、以下のいずれかの手順を実行します。
- MB 6.x の場合、MBMonitor.properties ファイルで、以下のように設定します。cmp.ssl=enable jms.ssl=enable
- MB 7.0 および 8.0 の場合、MBMonitor_7.properties ファイルで、以下のように設定します。a.ssl=enable注:SSL を有効にする各インスタンスに対して、このプロパティを設定します。mq.broker.monitor.list プロパティで使用されるのと同じインスタンス名を使用します。
- CipherSpec の値を設定するには、以下のいずれかの手順を実行します。
- MB 6.x の場合、MBMonitor.properties ファイルで、以下のように設定します。cmp.connection.ssl.cipherspec=NULL_MD5
- MB 7.0 および 8.0 の場合、MBMonitor_7.properties ファイルで、以下のように設定します。broker.connection.ssl.cipherspec=NULL_MD5
- MB 6.x の場合、MBMonitor.properties ファイルで、JMS ブローカ用に CipherSpec の値を設定します。SSL プロパティが、JMS ブローカのキュー マネージャに対して有効である場合、MQMonitor エージェントによってこの値が確認されます。例:jms.connection.ssl.cipherspec=NULL_MD5
- 構成マネージャまたはブローカ(MB 7.0 または 8.0 の場合)および JMS ブローカのキュー マネージャの証明書をトラストストアに配置します。以下のプロパティを編集して、MQMonitor エージェントにトラストストアの場所を示します。truststore.path注:UNIX では、区切り文字としてパスでスラッシュを使用します。Windows でもスラッシュを使用できます。ただし、円記号が Windows で使用されている場合は、エスケープする必要があります。例:truststore.path=C:\\MQMonitor\\keys\\truststore.jks truststore.path=C:/MQMonitor/keys/truststore.jks
- クライアントの個人証明書はキーストアに含まれます。MBMonitor.properties ファイルまたは MBMonitor_7.properties ファイルでキーストアの場所およびそのパスワードを指定します。注:MBMonitor.properties ファイルまたは MBMonitor_7.properties ファイルでプロパティを直接編集する必要はありません。代わりに、mqPwdEncryptor.bat ファイルを実行します。例:keystore.path=C:/MQMonitor/keys/keystore.jks keystore.password=<Encrypted password>以上で、MBMonitor properties ファイルが設定されました。
個人証明書の生成
自己署名証明書を生成して抽出する場合、WebSphere MQ クライアントのインストールが前提条件です。以下の方法でキュー マネージャの個人証明書を取得できます。
- 自己署名証明書を作成する。
- 組織内に認証局を設置する。
- 認証局に証明書を要求する。
CA APM ErrorDetector の設定
CA APM ErrorDetector 機能を使用して、Investigator で WebSphere MQ のエラーを読み取ることができます。
アプリケーション サポート担当者は、CA APM ErrorDetector を使用して Web トランザクションの完了を妨げるエラーを検出し、診断できます。CA APM ErrorDetector を有効にすると、CA Introscope では、メッセージ キューイング ミドルウェアとして WebSphere MQ を使用するアプリケーション サーバ上のアプリケーション エラーを表示できるようになります。
以下の手順に従います。
- アプリケーション サーバ上の <AppServer_Home>/wily/core/config ディレクトリにある webspheremq.pbl を編集します。
- webspheremq_errors.pbd のコメント化を解除します。
- アプリケーション サーバを再起動します。各 JCA/JMS オペレーションまたはメソッドの Errors Per Interval メトリックに対する値を取得します。エラー テキストが、Investigator の右側のペインにある[エラー]タブにスナップショットとして表示されます。
MQMonitor エージェントを Windows サービスとしてインストールする方法
Windows 上で MQMonitor エージェントを Windows サービスとして実行するには、MQMonitor\Window Service ディレクトリに移動します。ディレクトリ構造は以下のとおりです。
- ディレクトリ:\Windows Serviceファイル:RegisterMQService.bat
- DeregisterMQService.bat
- ディレクトリ:\Windows Service\jsw-3.2.3\binファイル:InstallTestWrapper-NT.bat
- PauseTestWrapper-NT.bat
- ResumeTestWrapper-NT.bat
- StartTestWrapper-NT.bat
- StopTestWrapper-NT.bat
- TestWrapper.bat
- TestWrapperNoWrapper.bat
- UninstallTestWrapper-NT.bat
- wrapper.exe
- ディレクトリ:\Windows Service\jsw-3.2.3\confファイル:wrapper.conf
- ディレクトリ:\Windows Service\jsw-3.2.3\legal\jsw-3.2.3ファイル:license.txt
- ディレクトリ:\Windows Service\jsw-3.2.3\libファイルwrapper.dll
- wrapper-3.2.3.jar
- wrappertest-3.2.3.jar
MQMonitor エージェントを Windows サービスとして登録できます。
以下の手順に従います。
- <JAVAのパス> などのローカル要件に合うように、wrapper.conf ファイルを編集します。
- RegisterMQService.bat ファイルを実行します。以上で、MQMonitor エージェントは Windows サービスとして登録されました。
MQMonitor エージェントが Windows サービスとして登録されていると、WebSphere MB を監視できます。
以下の手順に従います。
- MQMonitor エージェントの Windows サービス プロパティを開きます。
- [ログオン]タブで、ログオン情報を WebSphere MB の承認されたユーザのクレデンシャルに変更します。
- 変更を適用して、サービスを開始します。以上で、MQMonitor エージェントは WebSphere MB インスタンスをすべて監視するように設定されました。
MQMonitor エージェントを Windows サービスとして実行できます。
以下の手順に従います。
- [スタート]-[ファイル名を指定して実行]をクリックします。[ファイル名を指定して実行]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [名前]テキスト ボックスに「Services.msc」と入力し、[OK]をクリックします。すべての Windows サービスのリストが表示されます。
- MQ Monitor を右クリックし、[開始]をクリックします。MQMonitor エージェントによって、設定された WebSphere MQ インスタンスおよび WebSphere MB インスタンスのメトリックのレポートが開始されます。
Windows サービスから MQMonitor エージェントの登録を解除するには、DeregisterMQService.bat ファイルをダブルクリックします。
CA APM for IBM WebSphere MQ のアップグレード
Enterprise Manager のインストーラを使用して CA APM for IBM WebSphere MQ をバージョン 8.
x
から現在のバージョンにアップグレードする場合は、機能が引き続き維持されることを確認します。以下の手順に従います。
- <EM_Home>/config/modules/WebspherMQ_CPT_Health_And_Availability.jar ファイルを、<EM_Home>/examples/PowerPackForWebSphereMQ/config/modules ディレクトリの WebsphereMQ_CPT_Health_And_Availability.jar と置き換えます。この手順により、Enterprise Manager が有効になります。この手順を正しく実行しないと、Enterprise Manager は起動せず、エラー メッセージが表示されます。
- 以下のファイルを削除します。
- <EM_Home>/ext/MQJCAJMSAggregator.jar
- <EM_Home>/ext/ddtv/DedicatedQueueManager-typeviews.xml
- <EM_Home>/ext/ddtv/MBMQObjects-typeviews.xml
- <EM_Home>/ext/ddtv/MessageBroker-typeviews.xml
- <EM_Home>/ext/ddtv/MQJCAJMS-typeviews.xml
- <EM_Home>/ext/ddtv/MQObjects-typeviews.xml
- 以下のファイルを、<EM_Home>/examples/PowerPackForWebSphereMQ/product/enterprisemanager/plugins ディレクトリからコピーします。
- <EM_Home>/product/enterprisemanager/plugins/com.wily.powerpack.wmq.ddtv.typeview.jar
- <EM_Home>/product/enterprisemanager/plugins/com.wily.powerpack.wmq.em.extension.jar
注:手順 2 および 3 を実行しないと、タイプ ビューに表示されるタブおよび Enterprise Manager コンソールに表示される警告が重複します。CA APM for IBM WebSphere MQ がアップグレードされました。
SOA 依存マップの MQ アプリケーションの設定
SOA (Service-Oriented Architecture)依存マップでは、SOA 環境で相互依存関係のあるエージェント、サービス、およびオペレーションをグラフィカルに表示して把握できます。SOA 依存マップは、パフォーマンス メトリックおよびメトリック、エラー、イベントの分析により自動的に生成される Web サービス エージェント、サービス、およびオペレーションの依存関係およびメトリックをリアルタイムで表示します。
標準 MQ/JMS 呼び出しが、Web サービス通信としてサポートされています。WebSphere MQ コンポーネントを監視する場合、SOA 依存マップの Web サービスで使用される MQ 転送プロトコルを表示できます。表示できるトランスポート プロトコルの一部を以下に示します。
- SOAP over JMS 転送プロトコル(JMS プロバイダ: WebSphereMQ 6.0 および 7.0 API)
- SOAP over MQ 転送プロトコル(MQ プロバイダ: WebSphereMQ 7.0 API)
Investigator ツリーの[WebServices]ノードを選択して[SOA 依存マップ]タブをクリックすることにより、WebSphere MQ オペレーションおよびプロセス定義の依存関係を表示できます。
WebSphere MQ が Web サービス トランザクションに含まれている場合に、SOA 依存マップ内のマップ ノードとして WebSphere MQ キュー マネージャも表示できます。
選択するノードによって、依存マップに表示されるコンテキストが決まります。
Investigator ツリーの[WebServices]をクリックし、コンテンツ タイプとして[サービス]タブを選択すると、依存マップに <ホスト名> の WebSphereMQ として MQ ノードが表示されます。Investigator ツリーの[WebServices]をクリックし、コンテンツ タイプとして[オペレーション]タブを選択すると、依存マップに <キュー マネージャ名> として MQ ノードが表示されます。
重要:
統合 SOA 環境でのみ、SOA 依存マップ内の WebSphere MQ コンポーネントを表示できます。スタンドアロンの WebSphere MQ デプロイ環境では SOA 依存マップを表示できません。SOA 依存マップで MQ コンポーネントを表示するには、IntroscopeAgent.profile ファイルを設定し、webspheremq.pbl ファイル内の関連する PBD ファイルを有効にします。
以下の手順に従います。
- IntroscopeAgent.profile で、以下のプロパティを true に設定します。
- com.wily.introscope.agent.mqheaderinsertion.enabled=true
- クライアントが MQ/MQJMS メッセージ ヘッダを使用できるようにするには、このプロパティを true に設定します。
- クライアントが MQ/MQJMS メッセージ ヘッダに相関識別子を挿入しないようにするには、このプロパティを false に設定します。
- デフォルトでは、このプロパティは true に設定されています。
注:SOAP ベースのアプリケーションが、予期しないヘッダ エントリのため正常に機能しない場合は、このプロパティを設定します。このプロパティの設定によって、クライアントで MQ/MQ JMS メッセージ ヘッダの相関識別子を読み取ることが可能になります。- クライアントで MQ/MQJMS メッセージ ヘッダを読み込めるようにするには、このプロパティを true に設定します。
- クライアントで MQ/MQJMS メッセージ ヘッダに相関識別子を読み込めないようにするには、このプロパティを false に設定します。
- デフォルトでは、このプロパティは true に設定されています。
注:SOAP ベースのアプリケーションが、予期しないヘッダ エントリのため正常に機能しない場合は、このプロパティを設定します。com.wily.introscope.agent.mqheaderread.enabled=trueこのプロパティの設定によって、クライアントで MQ/MQ JMS メッセージ ヘッダの相関識別子を読み取ることが可能になります。- クライアントで MQ/MQJMS メッセージ ヘッダを読み込めるようにするには、このプロパティを true に設定します。- クライアントで MQ/MQJMS メッセージ ヘッダに相関識別子を読み込めないようにするには、このプロパティを false に設定します。- デフォルトでは、このプロパティは true に設定されています。注:SOAP ベースのアプリケーションが、予期しないヘッダ エントリのため正常に機能しない場合は、このプロパティを設定します。 - webspheremq.pbl 内の webspheremq-extra.pbd のコメント化を解除して、SOA 依存マップの MQ コンポーネントのサポートを有効にします。
- 管理対象アプリケーションを再起動します。
注:
依存関係レベルの表示および非表示を含む、依存マップのナビゲーションの詳細については、「」を参照してください。キュー マネージャの自動検出
キュー マネージャの自動検出を使用すると、キュー マネージャの設定および監視が、オンデマンドで容易に行えるようになります。インストールおよび設定がより簡単になり、アプリケーション所有者は MQ 管理者による手動での操作をほとんど必要とせずに WebSphere MQ を管理できるようになります。
キュー マネージャは、キュー マネージャへのアクセス時、またはキュー マネージャがメッセージ ルートの一部である場合にのみ検出されます。
以下の手順に従います。
- MQAgent.properties ファイルを開き、すべての MQPP エージェントに対して、handshake.qm.host、handshake.qm.port、handshake.qm.channel.name および handshake.qm.character.set プロパティを適切な値に設定します。詳細については、MQAgent.properties ファイルを参照してください。
- MQMonitor.properties ファイル内の自動検出プロパティを設定します。
自動検出プロパティの設定
MQMonitor.properties ファイルでは、自動検出プロパティを設定できます。
以下の手順に従います。
- MQMonitor.properties ファイルを開き、すべての MQPP エージェントに対して、handshake.qm.host、handshake.qm.port、handshake.qm.channel.name および handshake.qm.character.set プロパティを適切な値に設定します。
- 複数の MQ Monitor エージェントがある場合は、mq.monitor.agent.idプロパティを設定して、適切な MQMonitor エージェントの ID 番号を指定します。
- キュー マネージャの自動検出を使用できるように、mq.autodiscovery.enabledプロパティが true に設定されていることを確認します。
- mq.autodiscovery.queueプロパティを設定して、すべての MQ エージェント間で使用されるキュー マネージャを検出するキューを指定します。
- mq.autodiscovery.properties.updateプロパティを設定して、MQMonitor.properties ファイルが、完全に検出されたキュー マネージャで自動的に更新される必要があるかどうかを指定します。
- mq.autodiscovery.properties.update プロパティが true に設定されている場合は、以下が行われます。
- すべての MQMonitor が、正常に検出されたすべてのキュー マネージャを監視します。たとえば、MQMonitor MQ1 がキュー マネージャ QM1 を検出し、MQMonitor MQ2 がキュー マネージャ QM2 を検出した場合、MQ1 と MQ2 の両方で QM1 と QM2 を監視します。
- すべての MQMonitor が、キュー マネージャの最大数を監視します。
- MQMonitor.properties ファイルは、正常に検出されたキュー マネージャのみを使用して更新されます。
- 部分的に検出されたキュー マネージャでは(存在する場合)、MQMonitor.properties ファイルは更新されません。
- mq.autodiscovery.properties.update プロパティが false に設定されている場合は、MQDiscovery ユーティリティ ツールを実行して、正常および部分的に検出されたキュー マネージャで MQMonitor.properties ファイルを更新します。
- MQMonitor.properties ファイルを保存して閉じます。以上で、MQMonitor.properties ファイルが、キュー マネージャの自動検出に対して設定されました。
MQDiscovery ユーティリティ ツール
MQDiscovery ユーティリティ ツールを使用して、検出されたキュー マネージャを MQProperties.properties へ追加し、これらのキュー マネージャの監視を開始することができます。
ユーティリティ ツールは、対話モードおよび非対話モードで実行できます。MQDiscovery ユーティリティ ツールを実行して、MQMonitor.properties ファイルを更新できます。
以下の手順に従います。
- MQDiscovery.list にある正常に検出されたキュー マネージャで MQMonitor.properties ファイルを更新するには、コマンド プロンプトに以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。Windows の場合: startMQDiscovery.batUNIX の場合: startMQDiscovery.shこのコマンドは、非対話モードで MQMonitor.properties ファイルを更新します。
- MQDiscovery.list にある部分的に検出されたキュー マネージャで MQMonitor.properties ファイルを更新するには、コマンド プロンプトに以下のコマンドを入力して、Enter キーを押します。Windows の場合: startMQDiscovery.bat -iUNIX の場合: startMQDiscovery.sh -iこのコマンドは、対話モードで MQMonitor.properties ファイルを更新し、対応するキュー マネージャのチャネル名および文字セットの入力を求めます。注:デフォルトのシステム チャネル以外のチャネルをキュー マネージャの検出に使用する場合は、ツールによってチャネル リストが提供され、そこから監視用のチャネルを選択できます。チャネル リストは mq.autodiscovery.channel.list プロパティに保存されます。ツールによって、MQMonitor エージェントの/logs ディレクトリにある MQDiscoveryUtility.log という名前のファイルへレポートが保存されます。MQMonitor.properties への変更はすべて、対話モードおよび非対話モードで同じファイルへ追加されます。MQDiscovery.list ファイルがアクセスされ、MQDiscovery.list ファイルに自動検出されたキュー マネージャのリストが追加されます。キュー マネージャが正常に検出されると、以下の形式で追加されます。mq.monitor.list=Queue Manager1@hostname, Queue Manager2@hostname Queue [email protected]=Queue Manager1@hostname Queue [email protected]=Queue Manager2@hostname Queue [email protected]=3002 Queue [email protected]=4403 Queue [email protected]=SYSTEM.AUTO.SVRCONN Queue [email protected]=SYSTEM.DEF.SVRCONN Queue [email protected]=819 Queue [email protected]=819キュー マネージャが部分的に検出されると、以下の形式で追加されます。mq.monitor.list=Queue Manager1@hostname, Queue Manager2@hostname Queue [email protected]=Queue Manager1@hostname Queue [email protected]=Queue Manager2@hostname Queue [email protected]=3002 Queue [email protected]=4403 Queue [email protected]= Queue [email protected]= Queue [email protected]= Queue [email protected]=
EM クラスタ環境におけるインストールおよび設定
クラスタ環境またはクラスタ化によって、Enterprise Manager は MOM (Manager of Managers)として機能し、ほかの Enterprise Manager を管理することができます。管理される Enterprise Manager は、コレクタと呼ばれます。クラスタ環境で、各コレクタに拡張機能をインストールして設定します。
拡張機能をインストールして設定するには、以下の手順に従います。
- 注:Java コネクタおよび MQMonitor 用のすべての Enterprise Manager 拡張機能および計算機は、すべてのコレクタに配置される必要があります。SOA 依存マップの拡張機能のみを、コレクタおよび MOM に配置する必要があります。クラスタ環境に設定されたエージェントは、IntroscopeAgent.profile ファイル内のプロパティを使用して、MOM に接続する必要があります。