パフォーマンスとサイジング
以下のサンプル手順、ベスト プラクティス、およびヒントを使用して、CA APM for IBM WebSphere MQ の展開および環境のサイジングとパフォーマンスを最適化できます。
apmdevops102jp
以下のサンプル手順、ベスト プラクティス、およびヒントを使用して、CA APM for IBM WebSphere MQ の展開および環境のサイジングとパフォーマンスを最適化できます。
重要:
これらの設定は単なる例であり、推奨される WebSphere MQ 構成または WebSphere MB 構成を示すものではありません。MQMonitor エージェントの背景情報
MQMonitor エージェントのパフォーマンスとオーバーヘッドには、以下の要因が影響を及ぼす場合があります。
- 監視されるキュー マネージャの数、および WebSphere MQ の監視対象の各キュー マネージャの WebSphere MQ オブジェクト(キュー、チャネルなど)の数。
- 監視されるメッセージ ブローカの数、および WebSphere MB の監視される各メッセージ ブローカの実行グループおよびメッセージ フローの数。
- WebSphere MQ クラスタの数および各クラスタのサイズ。
- コンポーネントのメトリック表示と制御レベル(Minimum、Recommended、Full)。
- MQMonitor エージェントの Java ヒープ サイズ。
- MQMonitor エージェントの CPU 使用率(%)。
- Transaction Tracer の状態(オンまたはオフ)。
- 関連するマシンのハードウェア設定。
WebSphere MQ のサイジング
WebSphere MQ でサイジングを実行するには、Enterprise Manager および MQMonitor エージェントのサイジングを実行します。
Enterprise Manager のサイジング
CA APM for IBM WebSphere MQ エージェントによって収集されたメトリックの数により、Enterprise Manager のサイジングの考慮事項が決定されます。メトリック数は、監視対象のキュー マネージャ オブジェクトの数によって異なります。Enterprise Manager にレポートされるメトリック数を検出するには、異なる監視レベルのキュー マネージャごとに最大メトリック数を計算します。最大メトリック数は、集約メトリックを含めて、レポートされるメトリックの最大数です。数式では、Full、Recommended、および Minimum の監視レベルで分散システムの最大メトリック数が計算されます。
分散システム
Full
監視レベルでの計算Maximum Metric Count = (Q * 76) + (C * 48) + 69
Recommended
レベルでの計算Maximum Metric Count = (Q * 30) + (C * 39) + 38
Minimum
レベルでの計算Maximum Metric Count = (Q * 21) + (C * 28) + 18
Q は、キュー マネージャのキューの数です。
C は、キュー マネージャのチャネルの数です。
MQMonitor エージェントのサイジング
設定およびキャパシティ制限を使用して、WebSphere MQ を監視するための CA APM for IBM WebSphere MQ 環境のセットアップ、保守、および設定を行います。MQMonitor エージェントで定義される監視レベルにより、Enterprise Manager にレポートされるメトリック数が決まります。
注:
この情報は、設定のサイジングのためのガイドラインとしてのみ使用してください。サイジング情報は、Enterprise Manager、MQMonitor エージェント、および WebSphere MQ コンピュータのハードウェア設定に応じて異なる場合があります。MQMonitor エージェント サイジング テーブルのサンプル
MQMonitor エージェント サイジング テーブルは、以下のとおりです。
設定: 複数のキューを持つ単一のキュー マネージャ
監視レベル | 遅延時間、静的な間隔 | ヒープ サイズ(最小値~最大値) | キューの数 | メトリックの数 |
最小 | 300、2 | 256 ~ 512 | 5800 | 127700 |
600、2 | 256 ~ 512 | 6000 | 132100 | |
Recommended | 300、2 | 256 ~ 512 | 4200 | 143000 |
600、2 | 256 ~ 512 | 4500 | 153000 | |
Full | 300、2 | 256 ~ 512 | 1700 | 133000 |
600、2 | 256 ~ 512 | 1800 | 137000 |
設定: 複数のキューを持つ複数のキュー マネージャ
監視レベル | 遅延時間、静的な間隔 | ヒープ サイズ(最小値~最大値) | キュー マネージャの数/キュー マネージャごとのキューの数 | メトリックの数 |
最小 | 300、2 | 256 ~ 512 | キュー マネージャ: 5 キュー マネージャごとのキュー: 1100 | 121600 |
最小 | 600、2 | 256 ~ 512 | キュー マネージャ: 5 キュー マネージャごとのキュー: 1200 | 132600 |
Recommended | 300、2 | 256 ~ 512 | キュー マネージャ: 5 キュー マネージャごとのキュー: 800 | 129000 |
Recommended | 600、2 | 256 ~ 512 | キュー マネージャ: 5 キュー マネージャごとのキュー: 800 | 129000 |
Full | 300、2 | 256 ~ 512 | キュー マネージャ: 5 キュー マネージャごとのキュー: 300 | 121600 |
Full | 600、2 | 256 ~ 512 | キュー マネージャ: 5 キュー マネージャごとのキュー: 300 | 115500 |
環境の詳細
Enterprise Manager
- システム要件:オペレーティング システム詳細Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition
- システム要件:システム モデル詳細Dell、PowerEdge 6950
- システム要件:プロセッサ詳細デュアル コア AMD Opteron™ プロセッサ 8220、MMX、3D Now(8CPU)、~2.8HZ
- システム要件:メモリ詳細16 GB
- システム要件:合計空き容量詳細210 GB
MQMonitor エージェント
- システム要件:オペレーティング システム詳細Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition
- システム要件:システム モデル詳細Dell、PowerEdge GX620
- システム要件:プロセッサ詳細Intel Pentium® 4 CPU 3.00 GHz、~3.0 GHz
- システム要件:メモリ詳細2 GB
- システム要件:合計空き容量詳細17 GB4 ~ 512 MB
WebSphere MQ コンピュータ
- システム要件:オペレーティング システム詳細Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition
- システム要件:システム モデル詳細Dell、PowerEdge 745
- システム要件:プロセッサ詳細Intel Pentium® D CPU 3.00 GHz、~3.0 GHz
- システム要件:メモリ詳細2 GB
- システム要件:合計空き容量詳細16 GB
この WebSphere MQ 構成、および MQMonitor エージェントによって生成されるメトリックの数により、Enterprise Manager の処理サイクルが増加します。ただし、MQMonitor エージェントの過負荷を最小にするため、CA APM for IBM WebSphere MQ オブジェクトのサイジングに関して Enterprise Manager が適切にサイジングされていることを確認します。
注:
Enterprise Manager の適切なサイジングの詳細については「CA APM のサイジングおよびパフォーマンス」を参照してください。
同じエージェントを使用して WebSphere MQ および WebSphere MB を監視する場合、または同じ MQMonitor エージェントを使用してトランザクション追跡を行う場合は、サポートされるオブジェクトの数が減少する場合があります。WebSphere MB のサイジング
WebSphere MB でサイジングを実行するには、WebSphere MB の Enterprise Manager および MQMonitor エージェント上でサイジングを実行します。
Enterprise Manager エージェントによって収集されたメトリックの数により、Enterprise Manager のサイジングに関する考慮事項が決定されます。メトリック数は、監視対象の WebSphere MB オブジェクトの数によって異なります。Enterprise Manager にレポートされるメトリックの数を検出するには、異なる監視レベルに対して最大メトリック数を計算します。
Full、Recommended、および Minimum の監視レベルで最大メトリック数を計算する数式は、以下のとおりです。
Full
監視レベルでの計算Maximum Metric Count = 4 + (4 + 5 * B) + (4 + 29 * EG * B) + (3 + 36 * MF * EG * B) + (7 * N)
Recommended
レベルでの計算Maximum Metric Count = 4 + (4 + 5 * B) + (4 + 21 * EG * B) + (3 + 32 * MF * EG * B) + (7 * N)
Minimum
レベルでの計算Maximum Metric Count = 4 + (4 + 5 * B) + (4 + 17 * EG * B) + (3 + 29 * MF * EG * B) + (7 * N)
注:
これは、すべての集約メトリックおよび通常のメトリックがレポートされた場合にレポートされるメトリックの最大数です。各値は以下のとおりです。
B はブローカ数です。
EG は実行グループ数です。
MF はメッセージ フロー数です。
N はメッセージ フローごとのノード数です。
注:
最大メトリック数と同じ数のメトリックが Enterprise Manager のメトリック数に追加されます。既存のメトリック数を検出するには、Investigator ツリーの[Custom Metric Host]-[Custom Metric Agent]-[Enterprise Manager]-[Connections]-[Number of Metrics]に移動します。その後、「CA APM のサイジングおよびパフォーマンス」を参照して、Enterprise Manager をサイジングできます。WebSphere MB の MQMonitor エージェントのサイジング
設定およびキャパシティ制限を使用して、WebSphere MB を監視するための Enterprise Manager 環境のセットアップ、保守、および設定を行います。
注:
この情報は、設定のサイジングのためのガイドラインとしてのみ使用してください。サイジング情報は、Enterprise Manager、MQMonitor エージェント、および WebSphere MB マシンのハードウェア構成によって異なる場合があります。WebSphere MB の MQMonitor エージェント サイジング テーブルのサンプル
WebSphere MB の MQMonitor エージェント サイジング テーブルは、以下のとおりです。
設定: 単一ブローカの複数の実行グループおよび複数のメッセージ フロー
監視レベル | ブローカごとの実行グループ数 | メッセージ フローの合計数 | メッセージ フローごとのノード数 | レポートされたメトリック数 |
最小 | 25 | 150 | 51 | 8700 |
Recommended | 25 | 150 | 51 | 10400 |
Full | 25 | 150 | 51 | 13600 |
監視レベル | ブローカごとの実行グループ数 | メッセージ フローの合計数 | メッセージ フローごとのノード数 | レポートされたメトリック数 |
最小 | 15 | 90 | 51 | 5800 |
Recommended | 15 | 90 | 51 | 6900 |
Full | 15 | 90 | 51 | 9400 |
監視レベル | ブローカごとの実行グループ数 | メッセージ フローの合計数 | メッセージ フローごとのノード数 | レポートされたメトリック数 |
最小 | 5 | 30 | 51 | 1800 |
Recommended | 5 | 30 | 51 | 2300 |
Full | 5 | 30 | 51 | 2900 |
設定: 複数のブローカ
以下の表に、複数のブローカ(使用されるブローカの合計数は 3 つ)、および各ブローカ内の複数の実行グループと複数のメッセージ フローを示します。
監視レベル | ブローカごとの実行グループ数 | メッセージ フローの合計数 | メッセージ フローごとのノード数 | レポートされたメトリック数 |
最小 | 10 | 130 | 51 | 8100 |
Recommended | 10 | 130 | 51 | 9700 |
Full | 10 | 130 | 51 | 12600 |
環境の詳細
Enterprise Manager
- システム要件:オペレーティング システム詳細Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition
- システム要件:システム モデル詳細Dell、PowerEdge 6950
- システム要件:プロセッサ詳細デュアル コア AMD Opteron™ プロセッサ 8220、MMX、3D Now(8CPU)、~2.8 HZ
- システム要件:メモリ詳細16 GB
- システム要件:合計空き容量詳細210 GB
MQMonitor エージェント
- システム要件:オペレーティング システム詳細Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition
- システム要件:システム モデル詳細Dell、Optiplex GX620
- システム要件:プロセッサ詳細Intel Pentium® 4 CPU 3.00 GHz、~3.0 GHz
- システム要件:メモリ詳細2 GB
- システム要件:合計空き容量詳細17 GB4 ~ 512 MB
WebSphere MB コンピュータ
- システム要件:オペレーティング システム詳細Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition
- システム要件:システム モデル詳細Dell、Optiplex 745
- システム要件:プロセッサ詳細Intel Pentium® D CPU 3.00 GHz、~3.0 GHz
- システム要件:メモリ詳細2 GB
- システム要件:合計空き容量詳細16 GB
この WebSphere MB 構成では、MQMonitor コンピュータの過負荷が最小(2 パーセントのみ)となり、Enterprise Manager にレポートされるメトリック数が、大規模な WebSphere MQ 構成を監視する際にレポートされるメトリック数よりも比較的少なくなります。したがって、WebSphere MB コンピュータの構成によっては MQMonitor エージェントをより適切に利用できます。
同じエージェントを使用して WebSphere MQ および WebSphere MB を監視する場合、または同じ MQMonitor エージェントを使用してトランザクション追跡を行う場合は、サポートされるオブジェクトの数が減少する場合があります。
重要:
管理モジュールのホット デプロイを行うとシステムがロックされてメトリック データがレポートされなくなるため、実運用のコレクタまたは MOM では管理モジュールのホット デプロイを実行しないことを推奨します。