Team Center の機能
チーム センターには、属性、ステータス、ダッシュボードとマップなどの新機能が追加されています。このページでは、個々 の機能の定義について説明します。実際の環境でこれらの機能を使用する方法の詳細については、「」を参照してください。
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チーム センターには、属性、ステータス、ダッシュボードとマップなどの新機能が追加されています。このページでは、個々 の機能の定義について説明します。実際の環境でこれらの機能を使用する方法の詳細については、「問題の診断」を参照してください。
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Enterprise Team Center とエンタープライズ環境
Enterprise Team Center (ETC)は、ETC サーバとして動作する Enterprise Manager のモードです。このサーバでは、EM のいくつかのクラスタにわたって APM Team Center UI からすべてのクエリを連携させることができます。ETC サーバは、エンタープライズ環境を共に構成する MOM およびスタンドアロンの Enterprise Manager にリンクします。新しい Enterprise Manager が環境にインストールされると、Enterprise Team Center サーバに接続できます。
Enterprise Team Center のアーキテクチャ
Enterprise Team Center 構成では、Enterprise Manager に Enterprise Team Center サーバが割り当てられます。チーム センターは ETC サーバ上で実行され、チーム センターの情報を表示するときには、すべてのユーザがこのインスタンスに接続します。環境内のすべての MOM およびスタンドアロン Enterprise Manager は、ETC サーバにチーム センター データを提供します。これらの Enterprise Manager は、プロバイダと呼ばれます。すべての EM インストールは、ETC サーバとしての役割を果たします。ETC サーバとして専用の Enterprise Manager をインストールすることをお勧めします。その他のインストール オプションも選択できます。CA Services にお問い合わせください。
以下の図に、ETC サーバの簡単なインストールの例を示します。

ユニバース
ほとんどのエンタープライズ環境では、コンポーネントの数が多すぎて効率的に作業することが難しくなります。Team Center ユニバースによって、管理者はコンポーネントの数およびタイプをわかりやすいグループにまとめることができます。このグループがユニバースです。管理者は、チーム センター フィルタを適用することで、ユニバースを作成します。フィルタは、データ セットから不要なコンポーネントを削除します。チーム センターのマッピングは、技術的に最大 50000 ノードの表示に制限されます。実際には、数百ものノードがあれば、マップのナビゲーションが難しくなります。管理者は、一連の管理可能なスペースを作成するために多数のユニバースを作成できます。ユーザは、スペースを簡単に切り替えて、エンタープライズ環境を調査のために容易に移動できます。または、管理者が個人ユーザに固有のユニバースを作成できます。これは、会社のセキュリティ要件に基づいてユーザのアクセスを制限します。

トランザクション パス
チーム センターは、トランザクション追跡のサンプリングによってマップ データを生成します。チーム センターでは、コンポーネントを通過するすべてのトランザクション パスの記録が取得されます。CEM が展開されている場合、トランザクション パスはビジネス トランザクション パスと呼ばれることがあります。ビジネス トランザクションではないすべてのトランザクションは、アプリケーション トランザクション パスとして記録されます。
注:
大規模な環境では、すべてのトランザクションを識別すると膨大な数の頂点が生成され、パフォーマンスが低下する可能性があります。大規模な環境でデータの急増を防ぐために、この機能を無効にすることができます。詳細については、「IntroscopeEnterpriseManager.properties」を参照してください。トランザクション パス フィルタ
トランザクション パス フィルタは、フィルタ条件で指定された属性値を持つすべてのトランザクション パスですべてのコンポーネントを識別します。たとえば、フィルタ条件が Location = London および Owner = Steve である場合、Team Center ダッシュボードとマップには、場所が London で Steve によって所有される各コンポーネントを通過するすべてのトランザクションのすべてのコンポーネントが表示されます。トランザクション パス フィルタを設定するには、Team Center ダッシュボードまたはマップの
[フィルタ]
バーを展開し、フィルタ条件を追加して[トランザクション パスをたどる]
をオンにします。属性
属性は、ノードに適用されているラベルです。チーム センターのパースペクティブ、強調表示、およびフィルタ リングでこれらの属性が使用されて、監視対象のアプリケーション環境の各部分が整理されて表示されます。チーム センターでは、コンポーネントに割り当てることができる属性の数に制限はありません。属性によって、コンポーネントの区別と、ほかのコンポーネントとの関係の識別が簡単になります。これらの属性を使用して、異なるパースペクティブからのマップの表示、コンポーネントの除外、およびコンポーネントの強調表示ができます。各属性には、名前および値があります(たとえば、色 = 赤)。
基本属性
基本属性は、チーム センターにより各コンポーネントに自動的に追加されます。基本属性は、各コンポーネントに関してレポートしているエージェントから取得した情報を自動的に使用します。
カスタム属性
カスタム属性は、特定のノードに手動で設定されます。または、チーム センターが付属またはユーザ指定のルールに基づいて自動的に設定します。カスタム属性は、個々のコンポーネント、グループ、およびフィルタの対象となっているグループに割り当てることができます。
基本属性とカスタム属性を使用して必要なデータ ビューを作成します。たとえば、ロンドンで注文アプリケーションを参照するには、場所 = London、およびアプリケーション = Orders でフィルタし、場所のパースペクティブで表示できます。このグループに新しい属性を割り当てます。たとえば Support Tech = John に割り当てることにより、John がサポートするロンドンでのすべての注文アプリケーションを参照します。
属性ルール
ルールを使用して、カスタム属性を追加するプロセスを自動化できます。ルールでは、コンポーネントにすでに割り当てられている基本属性とカスタム属性を使用します。属性がルールに指定された条件を満たしている場合、カスタム属性名が作成(または更新)され、指定した値が割り当てられます。たとえば、ノードのホスト名が「.cz」サフィックスで終了する場合に、「サポート場所」という名前のカスタム属性を作成して、その値を「チェコ共和国」と設定するように属性ルールを作成します。ルールの基準を満たすすべてのコンポーネントには、カスタム属性が割り当てられます。ルールは、現在の環境内のカスタム属性を割り当てます。ルールでは、将来的に条件を満たす任意のコンポーネントに対する属性も割り当てます。
ローカル属性ルール
ユーザは、現在のユニバース内のコンポーネントに適用されるローカル属性ルールを作成できます。このルールにより、条件を満たし、現在のユニバースに存在するすべてのコンポーネントに新しい属性値が適用されます。これらのカスタム属性はユニバースに固有のものです。このユニバースに対するアクセス権を持つユーザおよびチーム センター管理者のみが参照できます。
グローバル属性ルール
グローバル属性ルールは、エンタープライズ環境に存在し、ルール条件を満たすすべてのコンポーネントにカスタム属性値を適用します。チーム センター管理者のみがグローバル属性ルールを作成できます。グローバル属性ルールは、ローカル属性ルールに優先します。たとえば、場所属性値をロングアイランドに設定するローカル属性ルールを作成し、場所属性値をニューヨークに設定するグローバル属性ルールを設定した場合、すべてのユーザに対してニューヨークが値として表示されます。
属性フィルタ
チーム センターが表示するコンテンツを特定の属性値でフィルタすることができます。このフィルタは、属性フィルタです。指定された属性値がないすべてのコンポーネントは、チーム センターのデータ セットから削除されます。「フィルタ」を参照してください。
ステータス
チーム センターには、各コンポーネントのアラート ステータス、傾向、および差異分析の情報が表示されます。ステータス アラートおよび差異分析は、WebView 管理ですべて設定されます。Team Center は、Enterprise Manager から情報を収集し、各ノードに情報を表示します。各ノードのステータス バーには、差異分析およびアラート ステータス情報が表示されます。この情報は、タイムラインで指定されている期間において計算されます。ライブ モードでは、集約期間は 8 分です。コンポーネントのグループには、そのグループ内のすべてのコンポーネントに関するステータス情報を集約したものが表示されます。
注:
差異分析の差異強度のメトリックは、Enterprise Manager および Manager of Manager (MOM)に送信されるメトリックに対して計算されます。たとえば、集約されたフロントエンドおよびビジネス サービスのメトリックに対して、MOM で計算されたメトリックを表示できます。ダッシュボード
ダッシュ ボードには、類似コンポーネントのグループおよびそのステータスを示す、ステータスの概要が表示されます。そのため、環境の全般的な稼働状況を評価し、低下の初期兆候がある場合に対処できます。フィルタを適用することにより、環境の特定領域に焦点を当てることができます。フィルタは、左から右に累積的な動作を行っています。1 つのフィルタの結果を別のフィルタでフィルタできます。フィルタのレイヤを構築し、環境の特定の領域にドリルインできます。フィルタは、ダッシュ ボードとマップ間では永続的です。
マップ
マップには、環境内の個々のコンポーネント間の関係が表示されます。マップは、単純にビジネス トランザクションに基づいているわけではありません。異なるパースペクティブを選択してマップを表示し、フィルタを使用して特定のコンポーネントに焦点を当てることができます。タイムラインを使用し、現在の情報と履歴情報を比較します。タイムラインにはアラート、トポロジ、および属性の変更が発生した時点を示すマーカが表示されるため、これらの変更を確認できます。マップは最大 50,000 ノードをサポートします。
問題切り分け
環境にパフォーマンスの問題が発生した場合、チーム センターはペイシェント ゼロを識別するための高速な手段を提供します。ペイシェント ゼロは、アプリケーションの残りの部分に影響する問題が最初に発生したアプリケーション内のコンポーネントです。環境のどの部分に問題が発生しているかを確定する必要がある場合は、調査プロセスの最初の段階としてチーム センターを使用します。問題領域を識別したら、ドリルダウンして、どのコンポーネントに最初に問題が発生したかを識別します。次に、WebView を使用して個々のメトリックを分析し、そのコンポーネントに含まれる特定の障害を識別します。
パーマリンク
チーム センターは、表示するページのすべての詳細を URL に保持するパーマリンクをサポートしています。Team Center ページの URL を他のユーザに送信できます。そのユーザには、同じ Team Center ビューが表示されます。また、これらの URL をブックマークしておくと、後続のセッションで同じ Team Center ビューに戻ることができます。
BlamePoint メトリック
APM の 5 つの標準的な Blame ポイント メトリックは Average Response Time (ms)、Errors Per Interval、Responses Per Interval、Concurrent Invocations、および Stall Count です。
ペイシェント ゼロ
ペイシェント ゼロは、パフォーマンスの問題を示す一連の依存関係における最初のコンポーネントです。このコンポーネントは、アプリケーション環境においてパフォーマンスの低下の原因と考えられます。
自動グループ化
マップに表示されるノードの数が、パフォーマンスの問題を引き起こすほどに多い場合、マップは自動的にノードをグループ化します。グループは、Kernighan-Lin アルゴリズムを使用して定義され、特定の属性またはパースペクティブを表しません。デフォルトでは、自動グループ化は表示するノード数が 150 を超えた場合に発生します。フィルタを追加するか、パースペクティブ定義して、表示するマップのノードの数を減らします。
チーム センターを使用して WebView で移動する
WebView は、個別の EM および MOM で動作します。環境でより多くの MOM およびコレクタを Enterprise Team Center と組み合わせると、Team Center に個々の WebView インスタンスへのリンクが表示されます。Team Center マップを使用して、WebView で選択したコンポーネントのメトリックを表示しながら環境を移動できます。別のウィンドウで WebView を開く場合、チーム センターはマップと WebView 間のリンクを維持します。マップでコンポーネント メトリックをクリックする場合は、対応するメトリックが WebView に表示されます。