Introscope コンポーネント

 
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Introscope の主要コンポーネントは、Enterprise Manager、Introscope エージェント、チーム センター、Workstation、WebView、SmartStor、および APM データベースです。以下の図に、Introscope の主要コンポーネントを示します。
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Enterprise Manager
Enterprise Manager は、Introscope のパフォーマンス メトリックのリポジトリとして機能します。Enterprise Manager は Introscope エージェントからパフォーマンス メトリックを受信します。エージェント ユーザは、多くのアプリケーション、アプリケーション サーバおよびサポートするシステムからのメトリックを一元的に収集できます。Enterprise Manager は、エンタープライズ システムのサイズや複雑さに応じてさまざまな方法でデプロイできます。特定の Enterprise Manager のロールは、スタンドアロンまたはクラスタ化された CA APM 環境でどのようにデプロイされるかによって異なります。
エージェント
Introscope エージェントは、さまざまな種類のアプリケーションおよび環境のパフォーマンス メトリックを収集およびレポートします。プロセスごとに 1 つのエージェントがデプロイされます(Java 仮想マシン(JVM)、PHP、または .NET CLR インスタンス)。エージェントの総数は、Introscope のデプロイ環境のサイズによって異なります。以下に例を示します。
  • 小規模なパイロット ネットワークでは、エージェントを 6 つだけ使用して、少数のテスト アプリケーションを監視します。
  • 大規模なエンタープライズ実運用環境では、数百または数千ものエージェントを使用して、エンタープライズ全体のアプリケーションを監視します。
Introscope エージェントは、以下のようなソースからパフォーマンス メトリックを収集します。
  • 実行中のアプリケーション内のさまざまなコンポーネント
  • アプリケーション サーバ
  • 周辺のコンピューティング環境からのパフォーマンスおよび可用性データ
エージェントは次に、デフォルトの 15 秒間隔で、これらのメトリックを Enterprise Manager にレポートします。
修正されたエージェントを使用して、Java 以外の一般データをリアルタイムで Introscope にインポートできます。このエージェントは、Environment Performance Agent (EPA または EPAgent)と呼ばれます。EPAgent は簡単なスクリプトを使用して、パフォーマンスに影響するほぼすべての種類のアプリケーション サブシステムを CA Introscope が監視できるようにします。たとえば、EPA を使用すると、Introscope はディレクトリ サーバ、オペレーティング システム、メッセージング ミドルウェア、およびトランザクション サーバを監視できます。
Workstation
Workstation は、アプリケーションの稼働状況とデータを表示するため、Investigator、コンソール、および APM ステータス コンソールを提供します。Workstation で、CA APM 管理者はこれらのアクションを実行できます。
  • 個別のメトリックまたは論理メトリック グループにアラートを設定する。
  • 独自の環境を反映するようにビューをカスタマイズする。
  • アプリケーション稼働状況、SLA、およびキャパシティ プラニングのレポートをセットアップする。
Investigator
Workstation Investigator には、[メトリック ブラウザ]および[問題切り分けマップ]の 2 つの主要なタブがあります。
  • [メトリック ブラウザ]タブ
    メトリック データをツリーとタブの両形式で表示します。これらの形式を使用して、Introscope ユーザは Investigator ツリーで選択したコンポーネントやリソースに関するさまざまなタイプの情報を表示できます。
    メトリック ブラウザ ツリーの[ロケーション マップ]タブでは、物理および仮想マシンを監視しているインフラストラクチャ ドメイン マネージャからレポートされるアラート データを表示できます。ロケーション マップを使用すると、物理および仮想システム インフラストラクチャまで問題を切り分けることができます。
  • [問題切り分けマップ]タブ
    アプリケーション問題切り分けマップを表示します。これは、監視対象のアプリケーションについてのアプリケーション セントリック ビューです。アプリケーション問題切り分けマップは、アプリケーションを構成するコンポーネントをグラフィカルに表示したもので、アプリケーションの稼働状況とエラーを表示します。
    このマップは、Introscope およびカスタマ エクスペリエンス メトリック、コンポーネント検出、およびイベントから自動的に生成され、[By Frontends]ノードに表示されます。[By Business Service]ノードでは、アプリケーション問題切り分けマップによって、ユーザ定義のビジネス セントリックな観点からアプリケーションとビジネス トランザクションが表現されます。
    アプリケーション問題切り分けマップを使用すれば、環境内の各アプリケーションの構造やアプリケーション間の関係を視覚的に把握できます。この情報は、現在および将来の問題を特定および切り分けるうえで役立ちます。また、アプリケーション問題切り分けマップには、CPU 使用率などのシステム リソースに関する情報も表示されます。
    フロントエンド アプリケーションには、複数の依存関係の呼び出しが表示されます。依存するアプリケーションの左上隅にある黄色のインジケータは、アプリケーションが異常な状態であることを示します。この状態は、IT アプリケーション所有者による異常の定義に基づいています。アプリケーション問題切り分けマップのアイコンにマウス ポインタを重ねると、各呼び出しのトランザクション メトリックを参照できます。
コンソール
Workstation コンソールは Introscope ダッシュボードを提供します。ダッシュボードは、アラートを色分けして、高レベルで状態を表示する画面です。
APM ステータス コンソール
は、Enterprise Manager の実行時の稼働状況に関する問題を監視して対処するための Introscope Workstation ユーザ インターフェースです。CA APM 管理者は、スタンドアロンまたはクラスタ化された Enterprise Manager の重要なステータスおよびイベントを表示できます。この機能があることによって、購入後すぐに監視を始められます。この機能がないと、管理者が Enterprise Manager サポータビリティ メトリックにアラートを構成する必要があります。
APM ステータス コンソールは以下の 4 つのペインで構成されます。
  • Enterprise Manager マップ
  • 重要イベント
  • 情報
  • 拒否エージェント
WebView
APM WebView は、Introscope で監視されるアプリケーションのダッシュボード、メトリック、およびその他のエレメントにアクセスするためのブラウザベースのインターフェースです。WebView では、Introscope Workstation で表示できるエレメントの多くを検索および参照できます。WebView は、シンクライアント インターフェースを使用します。Workstation アプリケーションのダウンロードおよびインストールは不要です。
WebView では、以下を実行できます。
  • 互換性のあるブラウザを実行しているコンピュータを使用して、どこからでも Introscope アプリケーションのパフォーマンス データを表示できます。
  • 社内の誰でも Web ブラウザからアクセスできます。クライアント ソフトウェアをインストールする必要はありません。
  • アプリケーションのパフォーマンス問題を、社内のさまざまな部署が共同して分析し、解決することができます。
WebView と Workstation のどちらでも Investigator およびコンソール ダッシュボードでメトリック データを表示できます。ダッシュボードを作成および編集し、レポートを実行できるのは Workstation のみです。
Team Center
Team Center は、アプリケーション環境の概要を提供します。管理者は、Team Center を使用して環境の稼働状態を参照します。問題切り分け担当者は、環境における問題領域を見つけて問題を切り分けます。
  • ダッシュボードは、環境の全般的な稼働状況を示します。
  • マップには、環境内の個々のコンポーネント間の関係が表示されます。
どちらのビューにも、現在のデータと履歴データが表示されます。時間の制御によって、履歴データを参照し、トポロジおよびパフォーマンスにおける主な変更の開始時間を識別できます。これらの変更が発生した場合の識別が、問題切り分けの成功には重要です。
SmartStor
SmartStor は、メトリックおよびトランザクション データを格納する 4 つの Introscope データ ストアのうちで最大のデータ ストアです。SmartStor データベースには、常にすべてのアプリケーション パフォーマンス データ(Introscope メトリック)が記録されます。このデータベース情報を使用すると、以下のタスクを処理できます。
  • 履歴データを分析する。
  • アプリケーションのダウンタイムの根本原因を特定する。
  • 外部データベースを使用せずにキャパシティ分析を実行する。
SmartStor は Introscope のインストール時にデフォルトで有効に設定されます。SmartStor のデータは、一定期間が経過すると破棄されるように設定されます。そのため、データ ストアが極端に大きくなることはありません。複数のデータ ファイルがあり、より多くのデータが生成されるにつれて、データ ファイルの数は増えます。
APM データベース‎
Introscope と CA CEM は、ビジネス サービスおよびビジネス トランザクションのデータが含まれる APM データベースを使用します。このデータは、チーム センターのパースペクティブ マップで、および CA CEM のインシデントと障害に使用されます。APM データベースには、CA CEM 関連の構成データもすべて格納されます。
差異データベース
CA APM の差異データベースには、差異分析で評価されるメトリックの最新の予測および偏差プロファイルの状態が格納します。これらのプロファイルは、内部ルール エンジンへの入力として使用されます。その後、エンジンにより、WebView で差異分析マップに表示されるメトリックの差異強度が生成されます。
トランザクション イベント データベース
Introscope トランザクション イベント データベースには詳細なトランザクション データが含まれます。これには、トランザクション追跡、ストール、トリガされたイベントから収集されたデータ(例: エラー スナップショット)などのデータがあります。