WatchDog コマンド ライン ツールの使用

WatchDog は、Enterprise Manager プロセスの開始、停止、および管理を行うクロスプラットフォーム コマンド ライン ツールです。また、このツールでは、既存の Enterprise Manager フェールオーバ機能をサポートするために、失敗した Enterprise Manager を再起動できます。WatchDog は以下のように使用します。
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WatchDog は、Enterprise Manager プロセスの開始、停止、および管理を行うクロスプラットフォーム コマンド ライン ツールです。また、このツールでは、既存の Enterprise Manager フェールオーバ機能をサポートするために、失敗した Enterprise Manager を再起動できます。WatchDog は以下のように使用します。
WatchDog コマンド ライン ツールは
<EM_Home>
/bin ディレクトリ内にあります。コマンドを呼び出すには、以下のいずれかの方法を使用します。
  • WatchDog.bat または WatchDog.sh ヘルパーを使用する
  • Java アプリケーションを直接 WatchDog.jar から実行する。この方法ではより多くのオプションを指定できますが、複雑さも増します。たとえば、Enterprise Manager を起動して WatchDog プロセスを watch モードに設定するには、bin ディレクトリから「WatchDog watch」と入力します。
注:
WatchDog を使用するには、Java 7 が必要です。
WatchDog コマンドはいずれも、コマンド ウィンドウまたはシェルに制御を返すときに結果コードも返します。WatchDog は、次の 2 つのプログラムで構成されます。
  • WatchDog マネージャ
    コマンド ラインからラインを受け取り、さまざまなアクションを実行して、結果を返します。
  • WatchDog サーバ プロセス
    Enterprise Manager の稼働状況を監視し、停止した Enterprise Manager を自動的に再起動します。
注:
Enterprise Manager は WatchDog 以外のメカニズムで起動されることもあるため、start コマンドを実行しても Enterprise Manager が起動中であるかどうかを常に認識できるわけではありません。呼び出されたのが Enterprise Manager の起動直後であり、その起動を WatchDog が認識していなかった場合は、WatchDog が 2 つ目の Enterprise Manager インスタンスの起動を試行することがあります。Enterprise Manager の 2 回目の起動試行は失敗しますが、エラー結果は返されません。これは、発行されたコマンドが start のみであるためです。この場合は、
<EM_Home>
/logs 内にある Enterprise Manager ログ ファイルにエラーが記録されます。
結果的には、最初の WatchDog start コマンドの試行が成功し、WatchDog は running コマンドを返します。
WatchDog の実行
WatchDog の結果コードを表示するには、Windows コマンド プロンプトまたは UNIX シェルを使用します。
WatchDog.bat または WatchDog.sh を使用して WatchDog を実行する方法
  1. Windows コマンド プロンプトまたは UNIX シェルを開きます。
  2. <EM_Home>
    ¥bin (Windows の場合)または
    <EM_Home>
    /bin (UNIX の場合)に移動します。
  3. WatchDog <
    コマンド
    > と入力します。<
    コマンド
    > は、start、watch、stop、status、help のいずれかです。
    WatchDog.bat と WatchDog.sh によって、Windows と UNIX の各プラットフォームでの基本構文が実装されます。これらのスクリプトは、WatchDog の完全な構文を簡略化するカスタム スクリプト開発の出発点としても有用です。
WatchDog.jar を直接呼び出して WatchDog を実行する方法
  1. Windows コマンド プロンプトまたは UNIX シェルを開きます。
  2. <EM_Home>
    ¥bin (Windows の場合)または
    <EM_Home>
    /bin (UNIX の場合)に移動します。
  3. オペレーティング システムに応じて、以下のコマンドを入力します。
    • Windows: 
      ..¥jre¥bin¥java -jar WatchDog.jar コマンド
      [-オプション]
    • UNIX
      ../jre/bin/java -jar WatchDog.jar コマンド
      [-オプション]
SAP での WatchDog の実行
SAP 環境内で実行されている Enterprise Manager で WatchDog を使用する場合は、管理者の認証情報を使用します。
SAP 環境内の Enterprise Manager で WatchDog コマンドを実行する方法
Enterprise Manager 管理者ユーザ ID およびパスワードを入力し、次に進みます。
WatchDog ログ ファイルの表示
WatchDogServer プロセスのログ ファイルは、WatchDog.log ファイルに書き込まれます。
以下の手順に従います。
  1. <EM_Home>
    /logs に移動します。
  2. WatchDog.log ファイルを開きます。