仮想エージェントを使用したメトリックの集約

複数の物理エージェントを 1 つの仮想エージェントに設定できます。仮想エージェントでは、複数の Java エージェントによってレポートされたメトリックを集約した論理ビューを表示できます。仮想エージェントは、クラスタ化されたアプリケーションを管理する場合に便利です。
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複数の物理エージェントを 1 つの仮想エージェントに設定できます。仮想エージェントでは、複数の Java エージェントによってレポートされたメトリックを集約した論理ビューを表示できます。仮想エージェントは、クラスタ化されたアプリケーションを管理する場合に便利です。
仮想エージェントは、同じクラスタ化アプリケーションのさまざまなインスタンスの監視を行うエージェントで構成され、Workstation に単一のエージェントとして表示されます。これによって、クラスタ化アプリケーションの複数のインスタンスのメトリックを、各アプリケーション インスタンスごとではなく、論理的なアプリケーション レベルで表示できます。
単一エージェントに関するビューおよび相互作用に限定すると、特定のアプリケーション インスタンスの性能および可用性のデータを表示できます。
管理者は、以下のタスクを実行して、仮想エージェントを使用したメトリックの集約を行います。
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仮想エージェントの要件の確認
複数のスタンドアロン Enterprise Manager がある場合、同じ Enterprise Manager にレポートするエージェントだけを 1 つの仮想エージェントに含めることができます。
単一クラスタ内の Enterprise Manager にレポートするエージェントは、レポート先のコレクタに関係なく、同じ仮想エージェントに属することができます。
仮想エージェントを設定する際には、以下の条件を考慮してください。
  • エージェントは複数の仮想エージェントに割り当てることができます。ただし、仮想エージェントにほかの仮想エージェントを含めることはできません。
  • 仮想エージェントを割り当てるときには、一意の名前を使用します。
  • SuperDomain の下に存在する仮想メトリックはほかのカスタム ドメインに発行できます。たとえば、以下の通りです。
    <agent-cluster name="Custom Metric Host" domain="SuperDomain" tgtDomain="Production"> <agent-specifier>(.*)\|(.*)\|Custom Metric Agent \(Virtual\)(.*)</agent-specifier> <metric-specifier>Agents\|(.*):ConnectionStatus</metric-specifier> </agent-cluster>
    この設定により、仮想メトリックである ConnectionStatus が、superdomain.custom metric host (Collector):agent リスト内のすべてのエージェントから取得され、運用ドメインに再発行されます。
    重要
    !各仮想 agent に一意の名前を指定します。指定しないと、データの損失が発生することがあります。
仮想エージェントでのメトリックの集約の設定
クラスタ化されている Enterprise Manager を実行する場合、MOM の
<EM_Home>
/config ディレクトリにある agentclusters.xml ファイルを使用して仮想エージェントを設定します。
以下の手順に従います。
  1. エージェントがメトリックをレポートする Enterprise Manager で、<
    EM_Home
    >/config ディレクトリに移動します。
  2. agentclusters.xml ファイルをテキスト エディタで開きます。
  3. 属性を必要な値に変更します。
  4. ファイルを保存して閉じます。
    Enterprise Manager を再起動します。
仮想エージェントの設定オプションの確認
仮想エージェントでメトリックの集約を設定する場合は、以下の情報を考慮します。
: サンプルとして確認できる agentclusters.xml は、MOM の
<EM_Home>
/config ディレクトリにあります。
  • <agent-cluster>
    ルート エレメントは必須です。このエレメントは、仮想エージェントを定義します。また、以下の 2 つの必須属性があります。
    • name
      複数の仮想エージェントを定義する場合、それぞれが一意の名前を持つ必要があります。
    • domain
      仮想エージェントを Introscope ドメインに割り当てます。
      エージェント クラスタ定義でドメインが定義されていない場合(
      domain=""
      )、仮想エージェントはデフォルトでスーパードメインを使用します。
  • 複数の仮想エージェントを定義する場合は、それぞれに対して
    <agent-cluster>
    エレメントを定義します。
    <Agent-cluster>
    エレメントには 2 つの子エレメントが必要です。
    • <
      agent-specifier
      > - 標準の完全修飾エージェント名を使用して仮想エージェント内のエージェントを指定する正規表現を含みます。