CEM との連携のための Introscope の設定

CA APM では、Introscope と CA CEM を統合する必要があります。Introscope は、アプリケーション サーバ レベルで問題を分離します。CA CEM と Introscope とを統合すると、稼働中の Web アプリケーションを完全に把握することができます。エンドツーエンドのカスタマ エクスペリエンスをリアルタイムに把握することにより、洞察を得ることができます。それにより、提供するサービスや顧客のロイヤルティを向上させ、さらに顧客のオンライン エクスペリエンスを改善することが可能です。トランザクションの問題切り分け情報は、CA APM レポートで提供されます。
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CA APM では、Introscope と CA CEM を統合する必要があります。Introscope は、アプリケーション サーバ レベルで問題を分離します。CA CEM と Introscope とを統合すると、稼働中の Web アプリケーションを完全に把握することができます。エンドツーエンドのカスタマ エクスペリエンスをリアルタイムに把握することにより、洞察を得ることができます。それにより、提供するサービスや顧客のロイヤルティを向上させ、さらに顧客のオンライン エクスペリエンスを改善することが可能です。トランザクションの問題切り分け情報は、CA APM レポートで提供されます。
CA CEM では、以下の 2 つの個別ユーザのニーズを満たします。
  • Web ビジネスを担当し、トレンド、サービス レベル、成功レートのレポートが必要なユーザ。
  • インシデントへの対応を担当し、トランザクションに対するリアルタイムの可視性を取得する必要があるユーザ。
統合のタイプ
APM には、以下の 2 つのタイプの統合があります。
  • 問題解決の切り分け -- 関連するトランザクション情報を利用することで、問題の根本原因の分析が可能になります。問題解決の切り分けが必要な場合、Workstation およびトランザクション追跡を設定します。
  • カスタマ エクスペリエンス メトリック - ビジネス トランザクションのボリューム、エラー、および平均応答時間を定期的に更新します。カスタマ エクスペリエンス メトリックを希望する場合は、TIM コレクション サービスを構成します。これらの設定により、コレクタの構成と、各 TIM 上でのメトリック収集が可能になります。
ビジネス環境において何が必要かに応じて、両方の統合機能またはどちらか 1 つのみを使用できます。
注:
Introscope エージェント記録機能を使用する場合は、「」を参照してください。
Introscope 設定の構成
CA CEM で動作する Introscope 設定を構成できます。
以下の手順に従います。
  1. CA CEM と Introscope を組み合わせて、企業が必要とするカスタマ エクスペリエンス情報を入手する方法を理解します。カスタマ エクスペリエンス メトリックの情報を読み取ります。
  2. CA CEM と Introscope を組み合わせて、IT 問題の切り分けと解決に役立てる方法を理解します。Introscope 設定による問題解決の切り分けの制御方法を確認します。
  3. CA CEM 側の統合を設定します。
  4. Introscope 側の統合を設定します。
  5. 統合機能が動作することを確認します。
カスタマ エクスペリエンス メトリック
Enterprise Manager および各 TIM 上の構成パラメータは、CA CEM と Introscope のカスタマ エクスペリエンス メトリック統合を以下のように制御します。
  1. TIM は、すべてのカスタマ エクスペリエンス メトリックを、7 秒ごと、または定義された間隔で、XML ファイルに書き込みます。書き込みは、メトリックが削除されるまで、またはエイジアウト期間に達するか期間を超えるまで続きます。
  2. Enterprise Manager TIM コレクション サービスは、カスタマ エクスペリエンス メトリック ファイルを取得した後、TIM に対してそれらのファイルを削除するよう指示します。
  3. Enterprise Manager TIM コレクション サービスは、カスタマ エクスペリエンス メトリックのデータを解析します。ただし、このサービスでは、APM データベースにデータを保存せず、データの集約も行いません。
  4. カスタマ エクスペリエンス メトリックは収集元の TIM ごとにグループ化されます。Enterprise Manager は、カスタマ エクスペリエンス メトリック データを SmartStor データベースに格納します。
  5. Introscope Workstation は、集約および障害の割合を提供する TypeView と計算機を使用して、デフォルトのビジネス ダッシュボードを表示します。
  6. 必要に応じて、同じカスタマ エクスペリエンス メトリック データを使用して、独自のカスタム ビジネス ダッシュボードを作成できます。「CA CEM と Introscope の併用」を参照してください。
TIM コレクション サービスの詳細については、「Enterprise Manager サービスの配置」を参照してください。
Introscope 設定による問題解決の切り分けの制御方法
Introscope 構成設定では、CA CEM と Introscope の問題解決の切り分けを制御する方法を制御します。構成情報は、ドメイン構成情報に含まれています。この情報には、トランザクション定義、障害規格、およびトランザクション追跡パラメータが含まれます。
  1. [設定]-[監視]-[すべての監視を同期]をクリックすると、CA CEM はドメイン構成情報に対する変更を Introscope に通知します。([すべての監視を同期]をクリックすると、CA CEM は TIM に対してもドメイン構成情報を送信します)。
  2. Introscope エージェントはドメイン構成情報に対する更新をリスンします 
    注: 9.0 より前のエージェントで有効:
    CEMDefinitionHandler が解析済みドメイン構成情報を登録済みのすべてのエージェントに送信します。
  3. 登録済みの各エージェントは後でトランザクション追跡を有効にするルール セットを作成します。ルール セットは、CA CEM トランザクションを識別するパラメータ名/値の正規表現パターンで構成されます。
  4. ServletHeaderDecorator がインストールされている Java エージェントは、各 HTTP 応答ヘッダに追加情報を付加します。ヘッダ情報には GUID が含まれます。GUID は、Introscope トランザクション追跡と CA CEM 障害を互いに関係付けるために後で使用されます。.NET エージェントに同じ機能を実装するには HTTPHeaderDecorator のインストールが必要です。
  5. CA CEM TIM は HTTP 応答ヘッダを解析し、レポートされた障害に情報を含めます。この情報は Enterprise Manager に送信されます。
  6. CA CEM は、障害および GUID の情報を APM データベースに保存します。
  7. CA CEM は低速トランザクション インシデントを生成し、トランザクション追跡セッション開始要求を Enterprise Manager に送信します (CA CEM は、[設定]-[インシデント設定]に基づいて、低速トランザクション インシデントを生成し、インシデント ステータスを保留中からオープンに変更します)。
    トランザクション追跡セッション開始要求には、ビジネス トランザクション名およびトランザクション追跡時間しきい値が含まれます。このしきい値は低速トランザクション障害規格の割合です。トランザクション追跡は、インシデントがクローズするか、または設定されたトランザクション追跡セッション継続時間に達するまで実行されます。
  8. BizTrxHttpTracer がインストールされているエージェントは、エージェント ルール セットに指定されたビジネス トランザクション名でトランザクション定義を探します。エージェントはパラメータ照合を使用して、CA CEM トランザクションを識別します。
  9. エージェントがトランザクションを識別し、そのトランザクション時間がトランザクション追跡時間しきい値を超えている場合、エージェントはトランザクション追跡を Enterprise Manager に送信します。
  10. CA CEM はトランザクション追跡を受信し、APM データベースに格納された GUID と照合します。一致する GUID が見つかった場合、CA CEM はトランザクション追跡情報を APM データベースに保存します。
Enterprise Manager トランザクション追跡情報およびその他の CA CEM 障害情報は、インシデントを解決のために適切なチームにディスパッチする場合に有用です。「CA CEM と Introscope の併用」を参照してください。