TIBCO Enterprise Message Service の監視
TIBCO Enterprise Message Service では、企業全体にわたるシステム間の同期および非同期通信を可能にすることにより、SOA インフラストラクチャの重要なコンポーネントが提供されています。SOA Extension for TIBCO Enterprise Message Service(EMS)により、TIBCO EMS サーバの多くの重要な要素を監視できます。たとえば、その対象は、キュー、トピック、拡張コンポーネント(ブリッジ、マルチキャスト チャネル、ルートなど)です。
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TIBCO Enterprise Message Service では、企業全体にわたるシステム間の同期および非同期通信を可能にすることにより、SOA インフラストラクチャの重要なコンポーネントが提供されています。SOA Extension for TIBCO Enterprise Message Service(EMS)により、TIBCO EMS サーバの多くの重要な要素を監視できます。たとえば、その対象は、キュー、トピック、拡張コンポーネント(ブリッジ、マルチキャスト チャネル、ルートなど)です。
この記事では、TIBCO EMS 環境の稼働状況とオペレーションの監視および分析に使用できる、ダッシュボードおよびメトリックについて説明します。
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TIBCO Enterprise Message Service について
TIBCO Enterprise Message Service は、広範囲のプラットフォームおよびアプリケーション テクノロジにわたって JMS 準拠の通信を可能にすることにより、サービス指向アーキテクチャのバックボーンとして機能できる、標準ベースのメッセージング レイヤです。
メッセージの信頼性の高い安全な配信がビジネス サービスの提供とビジネス トランザクションの完了の重要な部分であるため、SOA Extension for TIBCO EMS では、TIBCO Enterprise Message Service の重要なコンポーネントおよびパフォーマンス メトリックを監視するための、個別のエージェントが提供されます。
TIBCO Enterprise Message Service の監視に使用されるエージェントは、コア Java または .NET エージェントの拡張機能ではなく、スタンド アロンのエージェントです。Java クラスをインスツルメントする代わりに TIBCO EMS Admin API を使用して、エージェント(
EMSMonitor
)は、TIBCO EMS コンポーネントに関するパフォーマンス情報を収集し、その情報を Enterprise Manager にレポートします。EMSMonitor
エージェントはスタンドアロン エージェントであるため、個別のソフトウェア パッケージとして配布され、独自の IntroscopeAgent.profile
および独自の設定手順が必要です。たとえば、監視対象の EMS サーバに関する接続情報を設定し、フィルタを追加して、メトリックの収集対象となるコンポーネントをカスタマイズする必要があります。該当するエージェント プロパティを設定した後、
EMSMonitor
エージェントを使用して、ローカルおよびリモートの TIBCO EMS コンポーネントを監視できます。SOA Extension for TIBCO EMS をインストールする方法
EMSMonitor エージェントはコア エージェントに依存しません。TIBCO Enterprise Message Service を実行している 1 台以上のコンピュータ上で、他の CA Introscope コンポーネントから独立して動作する EMSMonitor エージェントをインストールして設定できます。
SOA Extension for TIBCO EMS を追加する手順の概要は以下のとおりです。
- TIBCO Enterprise Message Service のサポートされているバージョンがインストールされていることを確認します。
- 環境に Enterprise Manager と Workstation がインストールされていることを確認します。EMSMonitor エージェントのデータ送信先となる Enterprise Manager に関する接続情報があることを確認します。
- スタンドアロン エージェント インストーラを実行するか、または応答ファイルを使用して、必要なエージェント ファイルをお使いの環境に追加します。
- TIBCO EMSMonitor エージェント プロファイルを設定して、接続および監視プロパティを定義します。
- TIBCO BusinessWorks 用の Enterprise Manager 拡張機能を有効にします。
スタンドアロン エージェント インストーラを実行する
スタンドアロン エージェント インストーラを使用すると、コア Java または .NET エージェントに依存しないスタンドアロン エージェントをインストールできます。TIBCO Enterprise Message Service の監視を有効にする場合、スタンドアロン エージェント インストーラを使用して組織の環境にエージェント関連のファイルを追加し、Enterprise Manager へのエージェントの接続を構成できます。スタンドアロン エージェント インストーラは、必要なファイルを抽出して適切な場所にそれらを配置します。これらのファイルは、エージェントの構成を完了するために必要に応じて変更できます。
TIBCO EMS を監視するためのスタンドアロン エージェント インストーラを実行する方法
- 運用環境に対応する適切なスタンドアロン エージェント インストーラを起動します。
- [開始画面]ページで、[次へ]をクリックします。
- インストールする監視パッケージを選択して、[次へ]をクリックします。たとえば、TIBCO EMS の監視を有効にするには、[SOA Extension For TIBCO Enterprise Message Service]オプションを選択します。
- インストール ディレクトリについては、[次へ]をクリックしてデフォルトの場所をそのまま使用するか、[参照]をクリックして別の場所を指定します。
- Enterprise Manager の接続設定については、エージェントがデータを送信する宛先となる Enterprise Manager のホスト名とポート番号を指定して、[次へ]をクリックします。
- 設定のサマリを確認し、[インストール]をクリックしてインストールを開始します。
- インストールが完了したら、[完了]をクリックしてスタンドアロン エージェント インストーラを終了します。
サイレント インストール用の応答ファイルを使用する
スタンドアロン エージェント インストーラを対話形式で実行したくない場合は、サンプルのスタンドアロン応答ファイルを編集して、エージェント ファイルをインストールできます。この方法を使用すると、サイレント モードで SOA Extension for TIBCO EMS を有効にできます。
以下の手順に従います。
- スタンドアロン エージェント インストーラと同じディレクトリにある SampleResponseFile.StandaloneAgentPP.txt ファイルを開きます。
- SampleResponseFile.StandaloneAgentPP.txt ファイルを編集して、shouldInstallTibcoEMS プロパティを true に設定します。これにより、エージェントに SOA Extension for TIBCO Enterprise Message Service が追加されます。たとえば、以下の通りです。shouldInstallTibcoEMS=true
- SampleResponseFile.StandaloneAgentPP.txt ファイルを保存します。
- コマンド ラインで適切なコマンドを入力して、インストーラを起動します。
インストール アーカイブを手動で抽出する
スタンドアロン エージェント インストーラまたはスタンドアロン応答ファイルにアクセスできない場合は、運用環境に対応するスタンドアロン インストール アーカイブをダウンロードできます。CA APM 製品は、CA サポートの CA APM ソフトウェア ダウンロード領域からダウンロードできます。ダウンロードした後は、運用環境の適切なコマンドを使用して、手動でアーカイブからファイルを抽出できます。たとえば、UNIX コンピュータ上では以下のように
tar
コマンドを使用します。tar -xvf IntroscopeStandaloneAgentPPInstaller<version>unix.tar
TIBCO EMS サーバでの監視の準備
TIBCO Enterprise Message Service を監視できる前に、EMSMonitor エージェントが使用するユーザ アカウントを準備し、監視に必要なライブラリがローカルで使用可能であることを確認する必要があります。
以下の手順に従います。
- change-admin-acl および change-user 権限のあるアカウントを使用して、EMS サーバにログインします。たとえば、admin アカウントを使用してログオンします。
- EMSMonitor エージェントに対する view-all 権限のあるユーザ アカウントを見つけるか作成します。たとえば、EMSMonitor エージェントを実行する新規のユーザを作成するには、EMS Administration Tool で以下のコマンドを実行します。create user wilyemsuser grant admin wilyemsuser view-all
- 以下の TIBCO EMS ライブラリが<TIBCO_EMS_HOME>/lib ディレクトリ内で使用可能であることを確認します。jms.jar tibjms.jar tibjmsadmin.jarリモートのサーバ インスタンスを監視する場合、EMSMonitor エージェントが実行されているコンピュータを EMS クライアントとして設定する必要があります。つまり、通常は jms.jar、tibjms.jar、および tibjmsadmin.jar ファイルが使用可能であり、これらのファイルを EMSMonitor エージェントと同じコンピュータ上の classpath に追加することが必要です。EMS バージョン 5.x 以降で有効:Secure Socket Layer (SSL)接続を使用して、エージェントが EMS サーバに接続する必要がある場合、EMS バージョン 5.x 以降については、以下の追加のライブラリがローカル コンピュータで使用可能であることが必要です。tibcrypt.jar slf4j-api-1.4.2.jar slf4j-simple-1.4.2.jarEMS サーバ バージョン 4.4.x で有効:tibcrypt.jarライブラリのみが必要です。EMS サーバ バージョン 4.4.x および 5.x で有効:EMS 4.4.x および 5.x が含まれる環境を監視する場合、ローカル コンピュータ上の必須の .jar ファイルのすべてが、使用可能な最新の .jar ファイルであることを確認します。たとえば、環境に EMS 4.4.x および 5.x が含まれている場合は、EMSMonitor エージェントが 5.x .jar ファイルを使用していることを確認します。
TIBCO EMSMonitor エージェントを設定する
スタンドアロン エージェント インストーラを実行した後に、
TibcoEMSMonitor
ディレクトリを確認する必要があります。TibcoEMSMonitor
ディレクトリには、TIBCO Enterprise メッセージ サービスの監視に必要な、以下のファイルおよびディレクトリがあります。- ext ディレクトリSupportability-Agent.jar ファイルが保存されています。Supportability-Agent.jar ファイルは、EMSMonitor エージェント サポートを必要とする場合に CA サポートに提供できるログ ファイルに、システムのプロパティ、構成ファイル、その他の情報を記録する、拡張機能です。
- lib ディレクトリ.jar ファイル(Agent.jar および jline-0.9.9.jar)としてパッケージされた必須の EMSMonitor エージェント ライブラリが保存されています。
- properties ディレクトリIntroscopeAgent.profile、TibcoEMSMonitor.properties、および MonitoringLevel.xml ファイルが保存されています。
- IntroscopeAgent.profile を使用して Enterprise Manager への接続を設定できます。
- TibcoEMSMonitor.properties ファイルを使用して、ローカルおよびリモートの TIBCO EMS サーバ インスタンスに接続するためのパラメータを設定し、監視レベル、およびメトリックの収集対象となるコンポーネントをカスタマイズします。
- MonitoringLevel.xml ファイルを使用して、最小、推奨、フルの監視レベルのセットから成るメトリックをカスタマイズできます。
- EMSMonitor.jar ファイルEMS サーバ インスタンスを監視するために、エージェントが使用するクラスを提供します。
- emsPwdEncryptor ファイルパスワード暗号化スクリプト(emsPwdEncryptor.bat または emsPwdEncryptor.sh)を提供します。それにより、EMS サーバに接続するための、EMS ユーザ パスワードおよび SSL クライアント証明書パスワードを暗号化できます。
- EMSMonitor ファイルEMS サーバ インスタンスの監視の開始準備ができたときに、EMSMonitor エージェントを実行する、起動スクリプト(EMSMonitor.bat または EMSMonitor.sh)を提供します。UNIX プラットフォームで、EMSMonitor.sh スクリプトを使用して、EMSMonitor エージェントの起動、停止、再起動、ステータス確認を行うことができます。Windows で、EMSMonitor.bat または Windows サービスを使用して、エージェントを起動し、EMSMonitor エージェントを停止できます。
TibcoEMSMonitor
ディレクトリ内のファイルを使用して、EMSMonitor
エージェント接続プロパティ、監視プロパティ、セキュリティで保護された通信プロパティを設定できます。基本的な接続プロパティの設定
EMSMonitor
エージェントは TIBCO EMS サーバから Enterprise Manager にデータをレポートします。メトリックの収集およびレポートを有効にするには、EMSMonitor
エージェントのレポート先となる Enterprise Manager に関する接続情報を指定し、エージェントのデータ収集先となるサーバのリストを指定する必要があります。EMSMonitor エージェントの接続プロパティを設定するには、以下の手順に従います。
- テキスト エディタでIntroscopeAgent.profileファイルを開いて、Enterprise Manager の接続パラメータを指定します。たとえば、以下の通りです。agentManager.url.1=mercury:5001
- テキスト エディタでTibcoEMSMonitor.propertiesファイルを開き、ems.server.listプロパティに監視対象の EMS サーバ インスタンスの名前を設定します。たとえば、以下の通りです。ems.server.list = tibco_ems_srv01, tibco_ems_srv02このリストでは任意の名前を使用できます。監視対象のサーバ インスタンスの実際の名前と一致する必要はありません。ただし、リスト内の名前は、追加のプロパティの定義に使用するサーバ インスタンス名に一致する必要があります。たとえば、NewYorkという名前の 2 つのサーバ インスタンスがある場合、ems.server.list プロパティでエイリアスnewyork1およびnewyork2を使用できます。その後、エイリアスを使用して、これらのサーバ インスタンスの残りのプロパティを定義できます。たとえば、以下の通りです。ems.server.list = newyork1, newyork2 newyork1.host = catsmcn01 newyork1.port = 6001各インスタンスの URL は、その後、Investigator ツリーに表示されるサーバ インスタンス名に追加され、それにより、両方のインスタンスの監視すること、一意に識別することが可能になります。
- ems.server.listプロパティ内で指定した各サーバ インスタンスに接続するためのホスト名およびポートを設定します。たとえば、以下の通りです。tibco_ems_srv01.host=localhost tibco_ems_srv01.port=7222 tibco_ems_srv02.host=vespa tibco_ems_srv02.port=7222
- emsPwdEncryptorユーティリティを実行して、EMS サーバへの接続に使用するユーザ アカウントの暗号化されたパスワードを生成します。EMS サーバに接続するためのユーザ アカウントの作成または選択については、「EMS サーバで監視の準備をする」を参照してください。emsPwdEncryptorユーティリティの使用方法については、「暗号化パスワードの作成」を参照してください。
サーバに対するポーリング間隔を設定する
EMSMonitor
エージェントは、最新のステータスおよび設定情報を取得するために定期的に各サーバ インスタンスをポーリングします。これらのクエリの頻度は、構成プロパティを使用して制御できます。EMSMonitor エージェントがサーバをクエリする頻度を設定するには、以下の手順に従います。
- ステータス関連のメトリックを収集するために各サーバ インスタンスをポーリングする間隔を設定します。指定した間隔により、EMS サーバ インスタンスがステータス情報についてどれくらい頻繁にクエリされるかが制御されます。たとえば、60 秒ごとにtibco_ems_srv01インスタンスをクエリし、120 秒ごとにtibco_ems_srv02インスタンスをクエリするには、以下のプロパティを設定します。tibco_ems_srv01.delaytime=60 tibco_ems_srv02.delaytime=120間隔を指定しない場合、デフォルトではメトリックが 60 秒ごとにリフレッシュされます。
- 各サーバ インスタンスの静的な設定関連のメトリックをリフレッシュする間隔を設定します。設定プロパティが頻繁に変更されないため、EMSMonitor エージェントは起動時に値を 1 回、収集します。その後、<ServerInstance>.report.static.freqプロパティの値に<ServerInstance>.delaytimeプロパティの値を掛けて得られた秒数の後に、設定メトリックをポーリングします。<ServerInstance>.delaytimeプロパティが 60 秒に設定され、<ServerInstance>.report.static.freqプロパティが 20 に設定されている場合、静的メトリックは 1,200 秒ごと。つまり 20 分ごとに確認されます。たとえば、以下の通りです。tibco_ems_srv01.report.static.freq=20 tibco_ems_srv02.report.static.freq=20このプロパティを 0 に設定した場合、EMSMonitorエージェントは起動時にすべての設定メトリックをレポートしますが、以降にそれらに対して行われたあらゆる変更をレポートしません。
選択的な監視用のフィルタを設定する
デフォルトでは、EMSMonitor エージェントは、
ems.server.list
プロパティで指定したサーバ インスタンス上のすべてのキューおよびトピックに関するメトリックを収集します。キューおよびトピックを選択的に監視する場合、関心のあるキューおよびトピックを指定するようにフィルタを設定できます。また、フィルタを設定して、ブリッジ、マルチキャスト チャネル、ルートのような拡張コンポーネントの監視を有効にし、正規表現を使用して、メトリックの収集対象となる拡張コンポーネントのサブセットを指定できます。キューおよびトピック用のフィルタを設定する
EMS Server は静的/動的キューおよびトピックの両方をサポートしています。静的キューおよびトピックは EMS 管理者によって作成され管理され、それらが使用されていなくても、サーバに残ります。動的キューおよびトピック(一時的な動的キューなど)は、EMS クライアントによって必要に応じて作成、破棄され、短期間のみサーバに残ります。
デフォルトでは、EMSMonitor エージェントは、不要なオーバーヘッドを防ぐために、静的キューおよびトピックのみを監視します。ただし、動的キューまたは動的トピックを監視する場合は、それらを含めるようにフィルタを定義できます。また、正規表現を使用してフィルタを設定して、メトリックの収集対象となる特定のキューおよびトピックを指定できます。
動的キューまたはトピックの監視を有効にするには、以下の手順に従います。
- TibcoEMSMonitor.Propertiesファイルをテキスト エディタで開きます。
- 監視する EMS サーバ インスタンスの名前を確認します。
- 動的オブジェクトを監視するサーバ インスタンスごとに、動的キューまたは動的トピックの包含フィルタを設定します。たとえば、EMS サーバ インスタンスtibco_ems_srv01の動的キューと動的トピックの監視を有効にするには、以下のように指定します。tibco_ems_srv01.queue.filter.include.dynamic=true tibco_ems_srv01.topic.filter.include.dynamic=true
正規表現を使用して特定のキューまたはトピックを監視する方法
- TibcoEMSMonitor.Propertiesファイルをテキスト エディタで開きます。
- 監視する EMS サーバ インスタンスの名前を確認します。
- 必要に応じて、正規表現を使用して各サーバ インスタンスにキューとトピックのフィルタを設定します。たとえば、以下の通りです。tibco_ems_srv01.queue.filter.includeonly.regex=sample.* tibco_ems_srv01.topic.filter.includeonly.regex=sample.* tibco_ems_srv02.queue.filter.includeonly.regex=test.* tibco_ems_srv02.topic.filter.includeonly.regex=test.*
フィルタを指定しなかった場合は、すべてのキューとトピックに関するメトリックが収集されます。動的および一時的なキューやトピックを含めるようにプロパティを設定した場合は、それらも収集されます。含めるキューの正規表現を指定すると、その正規表現と一致するキューのみが監視されます。含めるトピックの正規表現を指定すると、その正規表現と一致するトピックのみが監視されます。
含める拡張コンポーネントの定義
デフォルトでは、EMSMonitor エージェントはブリッジ、チャネル、またはルートに関するメトリックをレポートしません。これらの拡張コンポーネントの監視を有効にするには、
TibcoEMSMonitor.properties
ファイルに包含フィルタを指定する必要があります。含める拡張コンポーネントの監視を有効にした後で、正規表現フィルタを使用して、メトリックを収集する拡張コンポーネントのリストをさらに細かく設定できます。ブリッジ、チャネル、およびルートの監視を有効にする方法
- TibcoEMSMonitor.Propertiesファイルをテキスト エディタで開きます。
- 監視する EMS サーバ インスタンスの名前を確認します。
- 監視する各サーバ インスタンス上の拡張コンポーネントごとに包含フィルタを設定します。たとえば、サーバ インスタンスtibco_ems_srv1のブリッジ、チャネル、およびルートを監視する場合は、以下の包含フィルタをファイルに追加します。tibco_ems_srv1.monitor.bridges=true tibco_ems_srv1.monitor.channels=true tibco_ems_srv1.monitor.routes=true
拡張コンポーネントの正規表現フィルタの定義
ブリッジ、チャネル、またはルートの監視を有効にするための包含フィルタを定義した場合は、メトリックを収集するブリッジ、チャネル、またはルートを特定するための正規表現フィルタを設定できます。
コンポーネントの包含フィルタを定義して、正規表現フィルタを定義しないと、そのタイプのコンポーネントがすべて監視されます。たとえば、ブリッジの監視を有効にして、ブリッジの正規表現フィルタを追加しないと、すべてのブリッジに関するメトリックが収集されます。コンポーネントの包含フィルタを定義していない場合、そのコンポーネントの正規表現フィルタはすべて無視されます。
ブリッジ、チャネル、またはルートの正規表現フィルタを定義する方法
- TibcoEMSMonitor.Propertiesファイルをテキスト エディタで開きます。
- 監視する EMS サーバ インスタンスの名前を確認します。
- 監視する各サーバ インスタンス上の拡張コンポーネントごとに正規表現フィルタを設定します。たとえば、サーバ インスタンスtibco_ems_srv1のブリッジ、チャネル、およびルートの監視を有効にした場合は、以下の包含フィルタをファイルに追加します。<ServerInstance>.bridge.filter.includeonly.regex <ServerInstance>.channel.filter.includeonly.regex <ServerInstance>.route.filter.includeonly.regexフィルタごとに、正規表現を使用して、監視するコンポーネントのサブセットを特定します。たとえば、以下の通りです。tibco_ems_srv1.bridge.filter.includeonly.regex=new.* tibco_ems_srv1.channel.filter.includeonly.regex=.*bulletin tibco_ems_srv1.route.filter.includeonly.regex=.*正規表現フィルタは、包含フィルタをtrueに設定した拡張コンポーネントにのみ適用されます。
EMS 名の特殊文字の置換
TIBCO Enterprise Message Service では、すべてのコンポーネント名にコロン(:)やパイプ(|)などの特殊文字を含めることができます。しかし、コロン(:)とパイプ(|)は CA Introscope の予約文字であるため、コンポーネント名に含まれる場合はアンダースコア(_)に自動的に置換されます。たとえば、
Queue:WorkInProgress
という名前のキューがある場合、EMS エージェントはコロンをアンダースコアに置換し、Queue_WorkInProgress
という名前のノードの下にこのキューに関するメトリックをレポートします。Queue:WorkInProgress
や Queue|WorkInProgress
など、同じような名前のキューがある場合は、特殊文字の置換によって名前が重複します。コロンとパイプを置換するとキューの名前が同じになるため、Investigator では Queue_WorkInProgress
という名前のキューに対するメトリックが 1 セットしか表示されません。特殊文字に関するこの制限は、すべての EMS コンポーネントに適用されます。監視を構成するためにフィルタを定義する場合は、コロンやパイプの置換がコンポーネント名にどのように影響するかを考慮してください。
監視レベルの定義
EMSMonitor エージェントは、各 TIBCO EMS サーバ インスタンスに関する多数のメトリックを収集できます。収集して Enterprise Manager にレポートするメトリックの数を制御するには、TIBCO EMS サーバ インスタンスごとに
監視レベル
を定義します。各サーバ インスタンスの Server、Queue、および Topic メトリックの監視レベルを個別に定義できます。デフォルトの監視レベル定義の使用
各 EMS サーバとそのコンポーネントに関するメトリックの数を制御するため、
EMSMonitor
エージェントは Server メトリック、Queue メトリック、および Topic メトリックに関して以下の監視レベルをサポートします。- 最小サーバ、キュー、またはトピックを監視するのに不可欠なメトリックのみを収集します。デフォルトでは、事前設定済みのダッシュボードと[概要]タブの情報を表示するには、最小の監視レベルで定義されたメトリックが必要です。この監視レベルは、EMS サーバ インスタンス上の Server、Queue、または Topic メトリックのオーバーヘッドを最小限に抑えたい場合に使用します。
- Recommended最小レベルのすべてのメトリックに加えて、サーバの Fault Tolerance メトリック、キューのインバウンドおよびアウトバウンド メッセージの統計、トピックのマルチキャスト関連メトリックなどの追加メトリックを収集します。この監視レベルは、オーバーヘッドのわずかな増加と引き換えに、サーバ、キュー、またはトピックのパフォーマンスとオペレーションの状況をより詳しく表示したい場合に使用します。
- Fullサーバ、キュー、またはトピックの(最小メトリックと推奨メトリックを含む)利用可能なすべてのメトリックを収集してレポートします。この監視レベルは、サーバ、キュー、またはトピックのパフォーマンスとオペレーションの状況を最も詳しく表示したい場合や、パフォーマンスのオーバーヘッドを考慮する必要がない場合に使用します。
監視レベルは、各サーバ インスタンス上のサーバ、キュー、またはトピックに関して収集するメトリックのセットを規定し、各サーバ インスタンス上のコンポーネントごとに個別に設定できます。
たとえば、サーバ インスタンス
tibco_ems_server01
のすべての Server メトリック、最小の Queue メトリック、および推奨される Topic メトリックを収集するには、以下のプロパティを使用して、これらのコンポーネントの監視レベルを設定します。tibco_ems_server01.monitoring.level = full tibco_ems_server01.queue.monitoring.level = minimum tibco_ems_server01.topic.monitoring.level = recommended
また、他のサーバ インスタンスのサーバ、キュー、およびトピックの監視レベルについても、これらのプロパティを設定できます。たとえば、以下の通りです。
tibco_ems_server02.monitoring.level = minimum tibco_ems_server02.queue.monitoring.level = recommended tibco_ems_server02.topic.monitoring.level = recommended
TIBCO EMS サーバ インスタンスの監視レベルを設定する方法
- TibcoEMSMonitor.Propertiesファイルをテキスト エディタで開きます。
- 監視する EMS サーバ インスタンスの名前を確認します。
- 各サーバ インスタンスの監視レベル プロパティである<ServerInstance>.monitoring.levelを設定します。たとえば、EMS サーバ インスタンス tibco_ems_srv01 の監視レベルをminimumに設定し、EMS サーバ インスタンス tibco_ems_srv02 の監視レベルをfullに設定するには、以下のように指定します。tibco_ems_srv01.monitoring.level=minimum tibco_ems_srv02.monitoring.level=full
TIBCO EMS キューの監視レベルを設定する方法
- TibcoEMSMonitor.Propertiesファイルをテキスト エディタで開きます。
- 監視する EMS サーバ インスタンスの名前を確認します。
- 各サーバ インスタンスのキューの監視レベル プロパティである<ServerInstance>.queue.monitoring.levelを設定します。たとえば、EMS サーバ インスタンス tibco_ems_srv01 のキューの監視レベルをminimumに設定し、EMS サーバ インスタンス tibco_ems_srv02 のキューの監視レベルをrecommendedに設定するには、以下のように指定します。tibco_ems_srv01.queue.monitoring.level=minimum tibco_ems_srv02.queue.monitoring.level=recommended
設定した監視レベルは、指定したサーバインスタンスのすべての静的キューと動的キューに適用されます。
TIBCO EMS トピックの監視レベルを設定する方法
- TibcoEMSMonitor.Propertiesファイルをテキスト エディタで開きます。
- 監視する EMS サーバ インスタンスの名前を確認します。
- 各サーバ インスタンスのトピックの監視レベル プロパティである<ServerInstance>.topic.monitoring.levelを設定します。たとえば、EMS サーバ インスタンス tibco_ems_srv01 のトピックの監視レベルをfullに設定し、EMS サーバ インスタンス tibco_ems_srv02 のトピックの監視レベルをrecommendedに設定するには、以下のように指定します。tibco_ems_srv01.topic.monitoring.level=full tibco_ems_srv02.topic.monitoring.level=recommended
設定した監視レベルは、指定したサーバインスタンスのすべての静的トピックと動的トピックに適用されます。
デフォルトの監視レベル定義の変更
最小(minimum)、推奨(recommended)、またはフル(full )の監視レベルに関連付けられたメトリックを変更するには、
MonitoringLevel.xml
ファイルを編集します。MonitoringLevel.xml
ファイルには、EMS サーバ インスタンス、キュー、およびトピックに関して使用できるすべてのメトリックがリストされます。各メトリックの監視レベルもこのファイルで定義されます。TibcoEMSMonitor.properties
ファイルでサーバ、キュー、およびトピックの監視レベルを最小、推奨、またはフルに設定したときに収集されるメトリックを変更するには、このファイルの監視レベルを変更します。このファイルを使用して、ブリッジ、チャネル、またはルートに関連付けられたメトリックの監視レベルを設定することはできません。ブリッジ、チャネル、またはルートの監視をカスタマイズするには、フィルタを使用します。フィルタを使用してブリッジ、チャネル、およびルートの監視をカスタマイズする方法の詳細については、「選択的な監視用のフィルタを設定する」を参照してください。
個々のメトリックの監視レベルを変更する方法
- MonitoringLevel.xmlファイルをテキスト エディタで開きます。
- メトリック設定を変更するコンポーネントの<MetricGroup>セクションを見つけます。たとえば、Server メトリックの監視レベルを変更する場合は、<MetricGroup name="Server">セクションを見つけます。EMS サーバ インスタンスの監視に使用できるすべてのメトリックが、各メトリック名の属性として定義されたメトリックの監視レベルと共にリストされます。たとえば、監視レベルをデフォルトでminimumに設定すると、Queue Count メトリックと Topic Count メトリックが収集されます。<Metric level="Minimum">Queue Count</Metric> <Metric level="Minimum">Topic Count</Metric>
- 監視レベルを変更するメトリックを見つけ、そのメトリックのlevel属性を新しい監視レベルに変更します。たとえば、キュー数とトピックス数の監視レベルをminimumからrecommendedに変更するには、以下のようにします。<Metric level="Recommended">Queue Count</Metric> <Metric level="Recommended">Topic Count</Metric>メトリックの監視レベルをminimumからrecommendedまたはfullに変更すると、EMSMonitorエージェントはそのログ ファイルに警告を記録し、警告メッセージを表示します。エージェントは、他のタイプの変更については警告を発行しません。また、メトリックの最小セットを変更すると、一部のデータがグラフやダッシュボードに表示されなくなったり、含まれなくなったりする可能性があることにも注意する必要があります。メトリックをminimumからrecommendedまたはfullに変更する前に、事前設定済みまたはカスタムのビューやダッシュボードにそのメトリックが使用されているかどうかを確認してください。
- 起動スクリプトを使用してEMSMonitorエージェントを再起動し、監視レベルへの変更を有効にします。
変更を行ってエージェントを再起動すると、監視レベルが
recommended
に設定されたサーバ インスタンスのみで Queue Count メトリックと Topic Count メトリックが収集されるようになります。<MetricGroup
name>
および <Metric level>
属性では、大文字と小文字が区別されません。ただし、MonitoringLevel.xml
ファイルではメトリック名の大文字と小文字を区別します。エージェントは、
MonitoringLevel.xml
ファイルを使用して各監視レベルのメトリックを決定します。メトリックがこのファイルにリストされていないか、このファイルから削除されている場合、エージェントはそのメトリックの情報を収集したりレポートしたりできません。MonitoringLevel.xml
ファイルが破損しているか、EMSMonitor
エージェントがこのファイルを読み取ることができない場合、エージェントはエラー メッセージをログに記録し、起動時に検出したメトリックをレポートします。暗号化パスワードの作成
EMSMonitor
エージェントが指定した EMS サーバに接続するには、エージェントが認証用の有効なユーザ クレデンシャルを提示できる必要があります。クライアントと EMS サーバ間で SSL(Secure Socket Layer)接続を使用しており、クライアントのセキュリティ ライセンスを確認するように設定された EMS サーバにエージェントが接続する場合、エージェントはさらに検証用の署名証明を提示できる必要があります。ユーザ パスワードまたはクライアント認証パスとパスワードを暗号化して格納する方法
- emsPwdEncryptorスクリプトをテキスト エディタで開き、JAVA_HOME環境変数を適切なディレクトリに設定します。たとえば、以下の通りです。set JAVA_HOME=C:\Java\jdk1.5.0_10
- emsPwdEncryptorスクリプトを実行します。TibcoEMSMonitor.properties ファイルのems.server.listプロパティでリストした EMS サーバ インスタンスごとに、ユーザ名とパスワードを指定するように求めるプロンプトが表示されます。
- サーバ インスタンスの暗号化されたパスワードを作成するには、yを入力し、EMS のユーザ名とパスワードを入力します。
- サーバ インスタンスの暗号化されたパスワードの作成をスキップするには、nを入力します。
TibcoEMSMonitor.propertiesファイルに書き込まれます。接続を成功させるためには、EMS サーバが指定されたユーザ名とパスワードを認証できる必要があります。 - SSL (Secure Socket Layer)のプロパティを設定するように求めるプロンプトが表示されたら、yまたはnを入力します。SSL 接続を使用しており、いずれかの EMS サーバがクライアントのセキュリティ ライセンスを確認するように設定されている場合は、yを入力します。その後、クライアント証明書を読み取るためのクライアント認証パスとパスワードを指定できます。情報を入力すると、以下のclient.identityプロパティと暗号化されたssl.passwordプロパティが EMSMonitor エージェントのTibcoEMSMonitor.propertiesファイルに書き込まれます。
- client.identityプロパティには、EMS サーバが EMSMonitor エージェントの ID を確認するために使用できる証明書へのパスが指定されます。たとえば、以下の通りです。client.identity=C:/Tibco/TibcoEMSMonitor/certs/client_identity.p12
- ssl.passwordプロパティには、クライアントのセキュリティ ライセンス用の暗号化されたパスワードが指定されます。
SSL を使用した TIBCO EMS サーバ インスタンスへの接続
TIBCO EMS が SSL (Secure Socket Layer)プロトコルを使用してネットワークに接続するように設定されている場合は、SSL を使用して TIBCO EMS サーバに接続するように
EMSMonitor
エージェントを設定する必要があります。SSL を使用するように EMSMonitor
エージェントを設定するには、TibcoEMSMonitor.properties
ファイルでいくつかのプロパティを設定します。一部のプロパティは、EMS サーバ インスタンスごとに個別に設定する必要があります。その他プロパティは、すべての EMS サーバ インスタンスに対して 1 回で設定できます。TIBCO EMS サーバ インスタンスの SSL 接続情報を定義する方法
- TibcoEMSMonitor.Propertiesファイルをテキスト エディタで開きます。
- 監視する EMS サーバ インスタンスの名前を確認します。
- <ServerInstance>.ssl.connectionプロパティを設定して、各サーバ インスタンスの暗号化通信を有効(enable)または無効(disable)にします。このプロパティには、サーバ インスタンス名を指定する必要があります。たとえば、SSL を使用して EMS サーバ インスタンスtibco_ems_srv01に接続するようにエージェントを設定するには、以下のように指定します。tibco_ems_srv01.ssl.connection=enable
- <ServerInstance>.verify.hostプロパティを設定して、EMSMonitor エージェントが EMS サーバの証明書を確認する必要があるかどうかを指定します。このプロパティには、サーバ インスタンス名を指定する必要があります。たとえば、エージェントが EMS サーバ インスタンスtibco_ems_srv01に接続するときに確認を求めるには、以下のように指定します。tibco_ems_srv01.verify.host=trueこのプロパティをtrueに設定すると、エージェントは EMS サーバのセキュリティ ライセンスをtrusted.certificatesプロパティで定義されたリストと照らし合わせて確認します。
- trusted.certificatesプロパティを設定して、EMSMonitor エージェントがサーバの証明書を確認するために使用する信頼された証明書のカンマ区切りリストを指定します。たとえば、以下の通りです。trusted.certificates=C:/Tibco/wily/TibcoEMSMonitor/certs/tbx_root.cert.pemこのプロパティは、verify.hostプロパティをtrueに設定したときに必要であり、SSL を使用するすべての EMS サーバ インスタンスに適用されます。
- <ServerInstance>.verify.hostnameプロパティを設定して、エージェントがサーバの証明書の CN (Common Name、共通名)フィールドを確認する必要があるかどうかを指定します。tibco_ems_srv01.verify.hostname=trueこのプロパティをtrueに設定すると、エージェントは接続されたホストの名前または<ServerInstance>.expected.nameプロパティに指定された名前を、サーバの証明書内の CN (Common Name、共通名)フィールドの値と比較します。名前が一致しない場合、エージェントは接続を拒否します。このプロパティをfalseに設定すると、エージェントはサーバとの SSL 接続を確立しますが、サーバの名前を確認しません。
- <ServerInstance>.expected.hostnameプロパティを設定して、EMSMonitorエージェントがサーバの証明書内の CN (Common Name、共通名)フィールドの値と比較する名前を指定します。tibco_ems_srv01.expected.hostname=tbxserver
- cipher.suitesプロパティを設定して、EMSMonitor エージェントが SSL 対応の EMS サーバとの通信を暗号化するために使用できる暗号スイートのカンマ区切りリストを指定します。cipher.suitesプロパティはオプションです。EMSMonitorエージェントは、監視対象の EMS サーバがサポートする任意の暗号化パッケージを使用できます。このプロパティを設定すると、すべての SSL 対応の EMS サーバ インスタンスに適用されます。暗号スイートの標準アルゴリズム名または OpenSSL 名を使用できます。たとえば、cipher.suitesプロパティをRC4-MD5(OpenSSL 名を使用した場合)とSSL_RSA_WITH_RC4_128_MD(標準の名前を使用した場合)のどちらに設定しても、同じ暗号スイートを参照できます。たとえば、以下の通りです。cipher.suites=RC4-MD5,RC4-SHA
- クライアントのセキュリティ ライセンスを確認するように EMS サーバを設定した場合は、クライアント証明書のパスと暗号化されたパスワードを設定するためにemsPwdEncryptorユーティリティを実行します。emsPwdEncryptorユーティリティの使用方法については、「暗号化パスワードの作成」を参照してください。EMS サーバでクライアント証明書を確認する必要がない場合は、この手順をスキップできます。
EMSMonitor エージェントの起動
接続プロパティを設定した後は、追加のプロパティを設定するか、またはエージェントを起動して EMS サーバ インスタンスの監視を開始することができます。デフォルトの監視プロパティを使用する場合は、以下の方法を使用できます。
- 起動スクリプトからエージェントを起動する方法
- エージェントを Windows サービスとして実行するように設定する方法
起動スクリプトによる EMSMonitor の起動
UNIX コンピュータでは、EMSMonitor.sh スクリプトを使用して EMSMonitor エージェントの起動と停止を行います。Windows では、EMSMonitor.bat スクリプトを使用するか、または Windows サービスとして実行するように EMSMonitor エージェントを設定することができます。
以下の手順に従います。
- EMSMonitor 起動スクリプトをテキスト エディタで開きます。
- TIBCO_EMS_HOME 環境変数を TIBCO Enterprise Message Service のインストール ディレクトリに設定します。たとえば、以下の通りです。set TIBCO_EMS_HOME=C:\tibco\ems\5.1
- JAVA_HOME 環境変数を適切なディレクトリに設定します。たとえば、以下の通りです。set JAVA_HOME=C:\Java\jdk1.5.0_10JRE バージョン 1.5 以降で有効:TIBCO Enterprise Message Service を監視するには、JRE バージョン 1.5 以降が必要です。
- EMSMonitor スクリプトを実行します。UNIX コンピュータ上で EMSMonitor スクリプトを実行する場合は、以下のコマンド ライン パラメータがサポートされます。EMSMonitor.sh [start|stop|restart|status]エージェントの新しいインスタンスを起動するには、start オプションを使用します。たとえば、UNIX コンピュータ上で以下のように入力します。./EMSMonitor.sh start
Windows サービスとしての EMSMonitor エージェントの実行
Windows に
EMSMonitor
エージェントをインストールする場合は、エージェントを Windows サービスとして実行するオプションがあります。エージェントを Windows サービスとして実行することには、以下のようなメリットがあります。- ホスト コンピュータの起動時またはシャットダウン時に、エージェント サービスを自動的に起動または停止できます。
- エージェントをコンソール内ではなくバックグラウンド プロセスとして実行できるため、改ざんや不正アクセスに対する脆弱性が軽減されます。
- ユーザが現在のセッションからログオフしても、エージェントの実行を継続できます。
EMSMonitor エージェントを Windows サービスとして実行する方法
- 前のセクションの説明に従って、EMS Server、IntroscopeAgent.profile、およびTibcoEMSMonitor.propertiesファイルをインストールして設定します。
- JAVA_HOME環境変数が、適切な JVM に設定され、ユーザ変数ではなくシステム変数として設定されていることを確認します。
- TibcoEMSMonitor\Windows Service\jsw-3.2.3\conf\ wrapper.confファイルをテキスト エディタで開きます。
- TIBCO_EMS_HOME環境変数を TIBCO Enterprise Message Service のインストール ディレクトリに設定します。たとえば、以下の通りです。set TIBCO_EMS_HOME=C:\tibco\ems\5.1
- wrapper.confファイルを保存します。
- コマンド ウィンドウを開き、TibcoEMSMonitor\Windows Service\ RegisterEMSMonitorAgentService.batファイルを実行して、EMSMonitor エージェントを Windows サービスとして登録します。後で登録済みのサービスから EMSMonitor エージェントを削除するには、DeRegisterEMSMonitorAgentService.batファイルを実行します。
Enterprise Manager 拡張機能を有効にする
Enterprise Manager をインストールすると、CA APM for TIBCO Enterprise Message Service のファイルが
<EM_Home>/examples
ディレクトリにデフォルトでインストールされます。CA APM for TIBCO Enterprise Message Service を有効にするには、Enterprise Manager のファイルを <EM_Home>/examples
ディレクトリから Enterprise Manager のホーム ディレクトリ内の適切な場所にコピーまたは移動する必要があります。注:
CA APM for TIBCO Enterprise Message Service を使用するには、Enterprise Manager で SOA Performance Management を有効にする必要があります。SOA Performance Management Enterprise Manager 拡張を有効にする方法については、「Enterprise Manager 上で拡張機能を有効にする」を参照してください。以下の手順に従います。
- CA APM for TIBCO Enterprise Message Service のディレクトリ(SOAExtensionForTibcoEMS)が<EM_Home>/examplesディレクトリ内にあることを確認し、<EM_Home>/examples/SOAExtensionForTibcoEMSディレクトリのファイルを Enterprise Manager ディレクトリ構造の対応する場所にコピーします。たとえば、<EM_Home>/examples/SOAExtensionForTibcoEMS/extディレクトリのファイルを<EM_Home>/extディレクトリにコピーします。
- Enterprise Manager がクラスタ化環境内のコレクタである場合は、<EM_Home>/config/modules ディレクトリから CA APM for TIBCO Enterprise Message Service 管理モジュール(TibcoEMSManagementModule.jar)を削除します。この管理モジュールは、MOM コンピュータとして使用している Enterprise Manager の<EM_Home>/config/modulesディレクトリにのみコピーする必要があります。ほかのすべてのファイルとスクリプトは、コレクタ Enterprise Manager と MOM Enterprise Manager の両方にインストールする必要があります。
- Workstation を再起動すると、SOA extension for TIBCO Enterprise Message Service 専用のダッシュボードと[概要]タブがロードされます。
ダッシュボードを使用して TIBCO EMS を監視する
SOA extension for TIBCO Enterprise Message Service には、EMS 環境の全般的な稼働状況を監視するために使用できる事前設定済みのダッシュボードがいくつか含まれています。ダッシュボードは、ユーザが問題をすばやく診断して解決できるように、展開されたエージェントからデータを集計してパフォーマンス情報を要約します。
通常、ダッシュボードは以下の機能を備えているため、環境を監視するための起点として使用されます。
- Enterprise Message Service の主要コンポーネントの全般的な稼働状況、パフォーマンス、可用性、および現在のステータスをひとめで監視する。
- 警告または危険のしきい値を超えたことがより低レベルのメトリックによって検出されると、実運用アプリケーション環境での潜在的な問題について早期の通知を受け取る。
- パフォーマンス情報にドリルダウンして、Enterprise Message Service のどのコンポーネントに遅延やエラーが発生しているかを特定する。
事前設定済みの TIBCO Enterprise Message Service ダッシュボードは、TIBCO Enterprise Message Service 管理モジュール(
TibcoEMSManagementModule.jar
)の一部として TIBCO Enterprise Message Service 用の Enterprise Manager 拡張にパッケージ化されています。TIBCO Enterprise Message Service 管理モジュールには、TIBCO Enterprise Message Service のために以下の事前設定済みのダッシュボードが用意されています。
- Tibco EMS - 概要Enterprise Message Service の主要アクティビティに関するトップレベルの概要。これには、EMS サーバとエージェント間の接続ステータス、EMS サーバの全般的な稼働状況、キューの最大の深さ、トピックの最大の深さ、ルートとチャネルの全般的な稼働状況、および使用中の接続の割合に関するアラート インジケータが含まれます。
- Tibco EMS - サーバすべての EMS サーバに関する要約されたステータス。これには、EMS サーバとバックアップ サーバのステータスや使用中の接続の割合に関するアラート インジケータが含まれます。このダッシュボードには、接続数、コンシューマ数、プロデューサ数、全般的なインバウンドとアウトバウンドのメッセージ レート、および保留中メッセージ数を要約したグラフも表示されます。
- Tibco EMS - キューすべての EMS キューに関する要約されたステータス。これには、キューのインバウンドとアウトバウンドのメッセージ レートに関するアラート インジケータとグラフ、キューの最大の深さに関するアラート インジケータ、およびキューの保留中メッセージ数とコンシューマ数に関するグラフが含まれます。
- Tibco EMS - トピックすべての EMS トピックに関する要約されたステータス。これには、トピックのインバウンドとアウトバウンドのメッセージ レートに関するアラートとグラフ、トピックの最大の深さに関するアラート インジケータ、および保留中メッセージ数に関するグラフが含まれます。このダッシュボードには、サブスクライバの総数や、アクティブなサブスクライバと恒久サブスクライバの数も表示されます。
- Tibco EMS - ルートすべての EMS ルートに関する要約されたステータス。これには、ルートのインバウンドとアウトバウンドのメッセージ レートに関するアラートとグラフ、ルートのステータスに関するアラート インジケータ、およびバックログ数とバックログ サイズに関するグラフ(該当する場合)が含まれます。
- Tibco EMS - チャネルすべての EMS チャネルに関する要約されたステータス。これには、全体的なチャネルのステータス、チャネル メッセージ レート、バックログ数に関するアラート インジケータ、およびメッセージ レート、バイト レート、バックログ数、バックログ サイズに関するグラフが含まれます。
以下の手順に従います。
- Enterprise Manager を起動します(現在実行されていない場合)。
- Workstation を起動し、SOA extension for TIBCO EMS がインストールされている Enterprise Manager にログインします。
- [Workstation]-[新規コンソール]を選択します。
- ダッシュボードのドロップダウン リストから TIBCO Enterprise Message Service のいずれかのダッシュボードを選択します。たとえば、TIBCO Enterprise Message Service 環境の全般的な稼働状況に関する情報(接続ステータス、使用済み接続の割合、キューおよびトピックの最大の深さを含む)を表示するには、[Tibco EMS - 概要]ダッシュボードを選択します。
- サーバ、キュー、トピック、ルート、またはチャネルに関する詳細情報を表示するには、該当するコンポーネントのタブをダブルクリックして、そのコンポーネントのダッシュボードを表示します。たとえば、[Tibco EMS - サーバ]ダッシュボードを表示するには、[サーバ]タブをダブルクリックします。
[Percentage Connections Used]
メトリックを有効にできます。以下の手順に従います。
- EMS サーバ上にある tibemsd.conf ファイルで、Max_connectionsプロパティを設定します。例:Max_connnections = 10
- EMS サーバを再起動します。
- EMSMonitor エージェントを開始してサーバを監視します。これで[Percentage Connections Used]メトリックが有効になります。
TIBCO EMS に関するメトリックの概要と表示
EMSMonitor
エージェントは、ローカルとリモートの EMS サーバ インスタンスを監視し、それらの全般的な稼働状況に関するデータを[Tibco EMS Servers]-[<host_name>]
-[<EMS_server_instance_name>]
ノードの下に表示します。以下のメトリック カテゴリのメトリックを使用して、TIBCO EMS コンポーネントのパフォーマンスと稼働状況を監視できます。
- Bridgesブリッジを使用すると、1 つの宛先に送信したメッセージがブリッジされたすべての宛先にも配信されるように、宛先間でメッセージをルーティングできます。1 つの宛先から同じまたは異なるタイプの 1 つ以上の宛先に対してブリッジを作成できます。たとえば、トピックからキューへのブリッジ、キューからトピックへのブリッジ、1 つの宛先と複数の宛先間のブリッジなどを作成できます。[Bridges]ノードの下には、定義した各ブリッジに関連付けられた個々のターゲットの宛先に関するメトリックが表示されます。
- Channelsマルチキャスト メッセージングでは、購読しているコンシューマにメッセージのコピーを個別に送信する代わりに、多くのコンシューマに同時にメッセージをブロードキャストします。マルチキャスト メッセージングでは、サーバはメッセージをマルチキャスト チャネル経由でマルチキャスト対応のトピックに送信します。チャネルは、サーバがメッセージを送信するときの宛先となるマルチキャスト ポートとマルチキャスト グループ アドレスを決定します。[Channels]ノードの下には、個々のマルチキャスト チャネルに関するメトリックが表示されます。
- Last Check[Last Check]ノードの下には、EMS サーバ インスタンスとエージェント間の接続に関するメトリックが表示されます。
- キューキューは、Enterprise Message Service ネットワーク内のクライアントや他のキューに転送されるのを待っているメッセージが格納される一時的なストレージ オブジェクトです。[Queues]ノードの下には、配信済みまたは転送中のメッセージの数、各キューのインバウンドまたはアウトバウンドのレートなど、個々のキューに関するメトリックが表示されます。
- Routesルートは、2 つの TIBCO Enterprise Message Service サーバをサーバ ペアとして接続するために使用されます。ペア内の各サーバは、もう一方のサーバ上の対応する宛先へのルートに沿ってメッセージをルーティングします。ルートは、両方のサーバで同じ名前を持つグローバル トピックに関するメッセージ、またはキューの所有者が同じであるルーティング済みキューに関するメッセージのみを転送します。[Routes]ノードの下には、ルート バックログ内のメッセージ数や、各ルートのインバウンドおよびアウトバウンドのレートなど、サーバ間で定義された個々のルートに関するメトリックが表示されます。
- ServerServer カテゴリは、Enterprise Message Service のメイン ランタイム プロセスに関するメトリックを提供します。EMS サーバ プロセスは、メッセージング トランザクションを構成する他のコンポーネントを作成して管理します。[Server]ノードの下には、接続数、使用可能なメモリ、サーバが管理しているキューとトピックの数など、サーバ プロセスに関するメトリックが表示されます。
- Topicsトピックは、パブリッシャがメッセージを書き込むことができ、サブスクライバが発行されたメッセージを受信できる、論理的なサブジェクトを表します。メッセージのコピーが 1 つしか格納されず、それを受信できるレシーバが 1 つしか存在しないキューとは異なり、トピックは 1 つのメッセージを関心のある複数のサブスクライバに発行するように、EMS サーバによって管理されます。[Topics]ノードの下には、各トピックのインバウンド メッセージ数、アウトバウンド メッセージ数、保留中メッセージ数など、個々のトピックに関するメトリックが表示されます。
Investigator で TIBCO EMS メトリックのサマリを表示および操作する方法
- エージェント ノードおよび[Tibco Enterprise Message Service]ノードを展開し、[Tibco EMS サーバ]をクリックして[概要]タブを表示します。このタブには、監視対象となるすべてのサーバ インスタンスが現在のステータスと共に一覧表示されます。
- サーバ インスタンスを選択すると、そのサーバ インスタンスの最もクリティカルな Status メトリックが[概要]タブにグラフィカルな形式で表示されます。
- [構成]タブをクリックすると、選択したサーバ インスタンスの Configuration メトリックが表示されます。
- サーバ インスタンスを展開し、いずれかのサブノードをクリックすると、[ビューア]ペイン内のタブにそのメトリック カテゴリに関するサマリ情報または構成情報が表示されます。たとえば、[Queues]ノードを選択してから[一時キュー]タブをクリックすると、すべての一時キューに関するメトリックのサマリが表示され、[動的キュー]タブをクリックすると、すべての動的キューに関するメトリックのサマリが表示されます。
- いずれかのサブノードを展開するか、または特定のキューやトピックなどの個々のコンポーネントを選択すると、選択したコンポーネントとそれに関連付けられたメトリックに関する詳細情報が表示されます。
Investigator で TIBCO EMS メトリックのノードを表示および操作する方法
- エージェントを展開し、[Tibco EMS サーバ]ノードを展開すると、監視している TIBCO EMS サーバ インスタンスのホスト名が表示されます。
- TibcoEMSMonitor.properties ファイルで定義したホスト名に対応する個々のserver_nameノードを展開します。
- TibcoEMSMonitor.properties ファイルで指定したサーバ インスタンスに対応する個々の TIBCO EMS サーバinstance_nameノードを展開すると、トップレベルの TIBCO EMS メトリック カテゴリのサブノードが表示されます。たとえば、以下の通りです。
- サブノードを展開すると、そのメトリック カテゴリに関する情報が表示されます。たとえば、選択したキューの Configuration メトリックまたは Status メトリックを表示するには、[Queues]-[Static Queues]-[<queue_name>]をクリックします。
- サブノードをさらに展開すると、選択したキューの Configuration メトリックまたは Status メトリックが表示されます。たとえば、選択したキューの Status メトリックを表示するには、[Undelivered Message Queue]-[<queue_name>]-[Status]ノードをクリックします。
最終チェックに関するメトリック
EMSMonitor
エージェントは、TIBCO EMS サーバとそのコンポーネントのパフォーマンスとオペレーションに関するメトリックに加えて、各 EMS サーバとエージェント間の接続に関するメトリックを収集します。[Last Check]ノードのメトリックは、30 秒ごとに収集されます。これらのメトリックの間隔は、遅延時間や静的な間隔の構成プロパティでは制御できません。また、これらのメトリックはすべての監視レベルで収集されます。各 EMS サーバと
EMSMonitor
エージェント間の接続ステータスを評価するために、以下のメトリックが用意されています。- Agent - EMS Connection StatusEMSMonitor エージェントが TIBCO EMS サーバに現在接続されているかどうかを示すテキスト文字列。メトリック値が Connected の場合は、接続が存在することを示します。値が Not Connected の場合は、エージェントと EMS サーバが切断されていることを示します。
- Agent - EMS Connection Status ValueEMSMonitor エージェントが TIBCO EMS サーバに現在接続されているかどうかを示す数値。メトリック値が 0(ゼロ)の場合は、エージェントが EMS サーバに接続されていることを示します。メトリック値が 1 の場合は、エージェントが EMS サーバに接続されていないことを示します。
- EMS Server Name監視している EMS サーバの名前。
- タイムスタンプLast Check メトリックが最後に収集された日時。このメトリックの形式は以下のとおりです。yyyy-MM-dd HH:mm:ss
キューに関するメトリック
以下の設定メトリックを TIBCO EMS の動的および静的キューについて使用できます。
- Bridged Queueキューにブリッジ ターゲットがあるかどうかをテキスト文字列で示します。
- メトリック値が true の場合は、キューにブリッジ ターゲットがあることを示します。
- メトリック値が false の場合は、キューにブリッジ ターゲットがないことを示します。
- Exclusiveキューに排他プロパティが設定されているかどうかをテキスト文字列で示します。
- メトリック値が true の場合は、キューが排他キューとして設定されていることを示します。
- メトリック値が false の場合は、キューが排他キューとして設定されていないことを示します。
- Expiration (Sec)選択したキュー内のメッセージが期限切れになるまでの最大時間を示します。このメトリックの値がゼロ(0)である場合、メッセージは期限切れになりません。キューに対してサーバの有効期限のプロパティが設定されている場合、このプロパティの値はメッセージ プロデューサが設定した JMSExpiration 値より優先されます。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Failsafeキューがフェールセーフ ターゲットとして設定されているかどうかをテキスト文字列で示します。
- メトリック値が true の場合は、キューがフェールセーフ ターゲットとして設定されていることを示します。
- 値が false の場合は、キューがフェールセーフ ターゲットとして設定されていないことを示します。
デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。このメトリックは EMS バージョン 4.4 にのみ有効です。
- Globalあるサーバから別のサーバへメッセージをルーティングするためのグローバル キューとしてキューが設定されているかどうかをテキスト文字列で示します。
- メトリック値が true の場合は、キューがグローバル キューであることを示します。
- メトリック値が false の場合は、キューがグローバル キューではないことを示します。
- Is Route Connected選択したキューについてルートが現在接続されているかどうかを示します。選択したキューがルーティング キューである場合のみ、このメトリックは表示されます。デフォルトでは、監視レベルを「recommended」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Maximum Flow Control Bytesこのキューについてフロー制御を有効にするために使用するバイトの最大数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Maximum Messagesこのキューについてサーバが保留中メッセージとして保存できるメッセージの最大数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Maximum Redelivery選択したキューからキューの受信者への指定したメッセージの配信をサーバが試行できる最大回数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Overflow Policyメッセージの最大サイズまたは最大数を超えた場合にキューに使用されるオーバーフロー ポリシーを示します。以下のオーバーフロー ポリシー値が有効です。
- 0 - デフォルトのオーバーフロー ポリシーを示します。メッセージの最大サイズまたは最大数を超えた場合、サーバは新しいメッセージを拒否し、メッセージ プロデューサにエラーを返します。
- 1 - discardOld オーバーフロー ポリシーを示します。キュー内のメッセージが最大バイトまたは最大数を超えた場合、最も古いメッセージがキューから破棄され、エラーがメッセージ プロデューサに返されます。
- 2 - rejectIncoming オーバーフロー ポリシーを示します。メッセージの最大サイズまたは最大数を超えた場合、サーバは新しいメッセージを拒否し、メッセージ プロデューサにエラーを返します。
- Prefetch Countメッセージ コンシューマが EMS サーバから取得できるメッセージの最大数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「recommended」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Route Nameキューと関連付けられるルート名を示します。選択したキューがルーティング キューである場合のみ、このメトリックは表示されます。デフォルトでは、監視レベルを「recommended」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Routed Queue選択したキューがルーティング キューかどうかをテキスト文字列で示します。
- メトリック値が true の場合は、キューがルーティング キューであることを示します。
- 値が false の場合は、キューがルーティング キューでないことを示します。
- Secure受信接続を認証するようにキューが設定されているかどうかをテキスト文字列で示します。
- メトリック値が true の場合は、受信接続が認証されることを示します。
- メトリック値が false の場合は、受信接続が認証されないことを示します。
- Sender Nameキューに対して sender_name プロパティが設定されているかどうかをテキスト文字列で示します。
- メトリック値が true の場合は、sender_name プロパティが設定されていることを示します。
- メトリック値が false の場合は、sender_name プロパティが設定されていないことを示します。
- Sender Name Enforcedキューに対して sender_name_enforced プロパティが設定されているかどうかをテキスト文字列で示します。
- メトリック値が true の場合は、sender_name プロパティが適用されていることを示します。
- メトリック値が false の場合は、sender_name プロパティが適用されていないことを示します。
- Store Name永続的メッセージが保存されるストアの名前を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。注:このメトリックは、EMS バージョン 5.x 以降で有効です。
以下のステータス メトリックを TIBCO EMS の動的および静的キューについて使用できます。
- Delivered Message Count配信されて認識されたメッセージの合計数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Inbound Byte RateEMS クライアントおよびルーティングされたサーバから選択したキューに送信される 1 秒あたりのインバウンド バイト数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- In Transit Message Countキューの所有者に配信されたが、まだ認識されていないメッセージの合計数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Inbound Message RateEMS クライアントまたはルーティングされたサーバから選択したキューに 1 秒あたりに送信されたインバウンド メッセージ数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Outbound Byte Rate選択したキューのコンシューマに送信されたか、ほかのサーバにルーティングされた 1 秒あたりのアウトバウンド バイト数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Outbound Message Rate選択したキューのコンシューマに送信されたか、ほかのサーバにルーティングされた 1 秒あたりのアウトバウンド メッセージ数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Pending Message Count選択したキュー内に現在ある保留中メッセージの合計数を示します。このメトリックは監視キューの深さと同じです。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Pending Message Size選択したキューのすべての保留中メッセージの合計サイズ(KB 単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Receiver Count選択したキューの受信者の数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
サーバに関するメトリック
TIBCO EMS サーバ プロセスについては、以下の Configuration メトリックが用意されています。
- Authorization Enabledサーバで許可機能が有効になっているかどうかを示します。このメトリックが True である場合、このサーバにアクティブに接続する他のサーバは、名前とパスワードによって自身を認証する必要があります。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Backup Server Name選択したサーバ インスタンスのバックアップ サーバとして設定されたサーバ インスタンスの名前とコンピュータのホスト名を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Client Heartbeat Server Interval (sec)クライアントからサーバに送信されるハートビート メッセージの間隔(秒単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Client Timeout Server Connection (sec)クライアントがサーバへの接続を終了する前にサーバからのハートビートを待つ時間(秒単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Fault Tolerant Activation Time (sec)バックアップ サーバがアクティブなサーバに障害が発生したと判定する前にハートビート メッセージを待つ時間(秒単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Fault Tolerant Rereadフェールオーバの後で、バックアップ サーバがメイン ファイルを除く構成ファイルの再読み取りを行うかどうかを示します。メトリック値が true の場合は、ファイルの再読み取りが行われることを示します。値が false の場合は、ファイルの再読み取りが行われないことを示します。デフォルトでは、監視レベルを「recommended」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Fault Tolerant Heartbeat Interval (sec)アクティブ サーバからバックアップ サーバに送信されるハートビート メッセージの間隔(秒単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「recommended」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Fault Tolerant Reconnect Timeout (sec)新しくアクティブになったサーバがフェールオーバの後でクライアントが再接続するのを待つ時間(秒単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「recommended」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Fault Tolerant Server URLバックアップ サーバの URL を示します。デフォルトでは、監視レベルを「recommended」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Flow Control Enabledサーバでメッセージ プロデューサと宛先のフロー制御が有効になっているかどうかを示します。メトリック値が true の場合は、フロー制御が有効になっていることを示します。値が false の場合は、フロー制御が有効になっていないことを示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Maximum Log File Sizeログ ファイルの最大サイズ(KB 単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「recommended」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Maximum ConnectionsEMS サーバへの接続の最大数を示します。このメトリックが 0(ゼロ)の場合、許可される接続の数に制限はありません。デフォルトでは、監視レベルを「recommended」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Maximum Message Memoryメッセージを格納するために使用できるメモリの最大量(バイト単位)を示します。このメトリックが 0(ゼロ)の場合、メッセージに使用できるメモリのサイズに制限はありません。デフォルトでは、監視レベルを「recommended」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Maximum Statistics Memory詳細な統計情報を収集するために割り当てることができるメモリの最大量(バイト単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Minimum Size Asynchronous Store fileサーバの非同期ストア ファイルの最小サイズを示します。このメトリックの値は、ストア ファイルの構成によって MB 単位の場合と GB 単位の場合があります。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。このメトリックは EMS バージョン 4.4 にのみ有効です。
- Minimum Size Store fileサーバのストア ファイルの最小サイズを示します。このメトリックの値は、ストア ファイルの構成によって MB 単位の場合と GB 単位の場合があります。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。このメトリックは EMS バージョン 4.4 にのみ有効です。
- Minimum Size Synchronous Store fileサーバの同期ストア ファイルの最小サイズを示します。このメトリックの値は、ストア ファイルの構成によって MB 単位の場合と GB 単位の場合があります。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。このメトリックは EMS バージョン 4.4 にのみ有効です。
- Multicast Enabledサーバがマルチキャスト メッセージングに対応しているかどうかを示します。メトリック値が true の場合は、マルチキャストが有効になっていることを示します。値が false の場合は、マルチキャストが有効になっていないことを示します。EMS バージョン 4.4.x ではマルチキャスト メッセージングがサポートされないため、EMS 4.4.x のサーバ インスタンスではこのメトリックは常に false になります。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Reserve Memory予約メモリのサイズ(KB 単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「recommended」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Routing Enabledサーバでルーティングが有効になっているかどうかを示します。メトリック値が true の場合は、ルーティングが有効になっていることを示します。値が false の場合は、ルーティングが有効になっていないことを示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Server Heartbeat Client Interval (sec)接続を確認するためにサーバからクライアントに送信されるハートビートの間隔(秒単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Server Heartbeat Server Interval (sec)このサーバから別のサーバに送信されるハートビートの間隔(秒単位)を示します。2 つのサーバは、ルートによって接続されるか、またはフォールト トレランスのペアとして接続されます。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Server Timeout for Client Connection (sec)サーバがクライアントへの接続を終了する前にクライアントからのハートビートを待つ時間(秒単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Server Timeout for Server Connection (sec)サーバが別のサーバへの接続を終了する前にそのサーバからのハートビートを待つ時間(秒単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Server Start Timeサーバが起動した時刻(yyyy MM-dd HH:mm:ss 形式)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Statistics Cleanup Interval (sec)統計のクリーンアップ間隔(秒単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Statistics Enabled統計の収集が有効になっているかどうかを示します。メトリック値が true の場合は、統計が収集されることを示します。値が false の場合は、統計が収集されないことを示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Store Truncation Enabledサーバが必要に応じてストア ファイルを切り捨てるかどうかを示します。メトリック値が true の場合は、ストアの切り捨てが有効になっていることを示します。値が false の場合は、ストアの切り捨てが有効になっていないことを示します。デフォルトでは、監視レベルを「recommended」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。このメトリックは EMS バージョン 4.4 にのみ有効です。
- Swapping Enabledサーバがメッセージをプロセス メモリからディスクにスワップできるメッセージ スワッピングが有効になっているかどうかを示します。メトリック値が true の場合は、スワッピングが有効になっていることを示します。値が false の場合は、スワッピングが有効になっていないことを示します。デフォルトでは、監視レベルを「recommended」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Tibco RV Transport Enabledサーバで TIBCO Rendezvous メッセージングが有効になっているかどうかを示します。メトリック値が true の場合は、tibrv トランスポートと tibrvcm トランスポートのブリッジが有効になっていることを示します。値が false の場合は、Rendezvous トランスポートが有効になっていないことを示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Tibco SmartSockets Transport Enabledサーバで TIBCO SmartSockets トランスポート プロトコルが有効になっているかどうかを示します。メトリック値が true の場合は、SmartSockets トランスポート間のブリッジが有効になっていることを示します。値が false の場合は、SmartSockets トランスポートが有効になっていないことを示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- URLサーバ インスタンスの URL を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- バージョンEMS サーバ インスタンスのバージョン番号を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
TIBCO EMS サーバ プロセスについては、以下の Status メトリックが用意されています。
- Asynchronous DB Size非同期ストア ファイルの現在のサイズ(KB 単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「recommended」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Backup Server Stateサーバの現在の状態を実行中または停止中として示すテキスト文字列を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Backup Server State Valueサーバの現在の状態を示す数値を示します。値が 0(ゼロ)の場合は、バックアップ サーバが実行中であることを示します。値が 1 の場合は、バックアップ サーバが停止していることを示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Connection Countサーバとのアクティブな接続の数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Consumers Countサーバ上のメッセージ コンシューマの総数を示します。このメトリックには、すべてのサブスクライバとキュー レシーバが含まれます。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Durable Subscriber Countサーバ上の恒久サブスクライバの数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Inbound Byte Rateサーバでインバウンド メッセージが受信されるレート(1 秒あたりのバイト数(bps))を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Inbound Message Rateサーバで受信された 1 秒あたりのインバウンド メッセージの数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Log File Sizeログ ファイルの現在のサイズ(KB 単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Message Memory Usedサーバ上でメッセージを格納するために現在使用されているメモリ(バイト単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「recommended」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Outbound Byte Rateサーバからアウトバウンド メッセージが送信されるレート(1 秒あたりのバイト数(bps))を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Outbound Message Rateサーバの 1 秒あたりのアウトバウンド メッセージの数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Pending Message Countサーバの保留中メッセージの総数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Pending Message Sizeサーバの保留中メッセージの合計サイズ(KB 単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Producers Countサーバ上のメッセージ プロデューサの総数を示します。このメトリックには、すべてのトピック パブリッシャとキュー センダが含まれます。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Queue Countサーバ上の静的キュー、動的キュー、一時キューを含むキューの総数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Route Recover Countサーバ上に格納できるルート リカバリ メッセージの総数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Route Recover Interval (sec)サーバ上のルート リカバリ メッセージをチェックする間隔(秒単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Sessions Countクライアント アプリケーションによって作成されたサーバ上のセッションの総数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Server Stateサーバの現在の状態をアクティブまたはスタンバイとして示すテキスト文字列を示します。エージェントが EMS サーバに接続できない場合、サーバ状態は不明として表示されます。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Server State Valueサーバの現在の状態を示す数値を示します。値が 0(ゼロ)の場合は、サーバがアクティブであることを示します。値が 1 の場合は、サーバがスタンバイ状態であることを示します。値が 2 の場合は、状態が不明であることを示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Synchronous DB Size同期ストア ファイルの現在のサイズ(KB 単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「recommended」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Topic Countサーバ上の静的トピック、動的トピック、一時トピックを含むトピックの総数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
プライマリおよびバックアップ サーバの監視について
プライマリ サーバとバックアップ サーバのペアを監視する場合は、同じユーザ名とパスワードの設定を使用するようにプライマリ サーバとバックアップ サーバの両方を設定する必要があります。プライマリ サーバがオフラインのときに
EMSMonitor
エージェントがバックアップ サーバに接続できるようにするには、同じユーザ名とパスワードが必要です。バックアップ サーバと共に設定されているプライマリ サーバがオフラインになっても、Server State メトリックと Backup Server State メトリックは、引き続きプライマリ サーバとバックアップ サーバの両方のステータスをレポートします。しかし、Backup Server Name メトリックはプライマリ サーバについてのみレポートします。Server Status メトリックはペアになっているサーバの状態によってアクティブからスタンバイに切り替わることができますが、Backup Server Name は一度に 1 つのサーバについてのみレポートします。
トピックに関するメトリック
TIBCO EMS の動的トピックと静的トピックについては、以下の Configuration メトリックが用意されています。
- Bridged Topicトピックにブリッジ ターゲットがあるかどうかをテキスト文字列で示します。
- メトリック値が true の場合は、ブリッジ ターゲットがトピックに存在することを示します。
- 値が false の場合は、ブリッジ ターゲットがトピックに存在しないことを示します。
- Expiration (Sec)選択したトピックでメッセージが失効するまでの最長時間を示します。このメトリックの値がゼロ(0)である場合、メッセージは期限切れになりません。キューに対してサーバの有効期限のプロパティが設定されている場合、このプロパティの値はメッセージ プロデューサが設定した JMSExpiration 値より優先されます。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Failsafeトピックがフェールセーフ ターゲットとして設定されているかどうかをテキスト文字列で示します。
- メトリック値が true の場合は、トピックがフェールセーフ ターゲットとして設定されていることを示します。
- メトリック値が false の場合は、トピックがフェールセーフ ターゲットとして設定されていないことを示します。このメトリックは EMS バージョン 4.4 にのみ有効です。
- Globalトピックがグローバル トピックとして設定され、サーバ間でメッセージをルーティングするために使用できるかどうかを示すテキスト文字列を示します。
- メトリック値が true の場合は、トピックがグローバル トピックであることを示します。
- メトリック値が false の場合は、トピックがグローバル トピックでないことを示します。
- Maximum Flow Control Bytesこのトピックのフロー制御を有効にするために使用される最大バイト数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Maximum Messagesサーバが選択したトピックの保留中メッセージとして格納できる最大メッセージ数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Multicast Channel Nameトピックがマルチキャストに対応している場合に、トピックに関連付けられたマルチキャスト チャネルの名前を示します。このメトリックは、デフォルトでは監視レベルを推奨に設定したときにのみ収集されます。
- Multicast Enabledトピックがマルチキャストに対応しているかどうかを示します。
- メトリック値が true の場合は、トピックのマルチキャストが有効になっていることを示します。
- メトリック値が false の場合は、マルチキャストが有効になっていないことを示します。EMS バージョン 4.4.x ではマルチキャスト メッセージングがサポートされないため、EMS 4.4.x のサーバ インスタンスのトピックではこのメトリックは常に false になります。
- Overflow Policyメッセージの最大数または最大サイズ(バイト単位)を超えたトピックに使用されるオーバーフロー ポリシーを示します。以下のオーバーフロー ポリシー値が有効です。
- 0 - デフォルトのオーバーフロー ポリシーを示します。サブスクライバがメッセージの最大バイト数または最大数を超えた場合、そのサブスクライバはメッセージを受け取りません。メッセージ プロデューサにエラーは返されません。
- 1 - discardOld オーバーフロー ポリシーを示します。サブスクライバがメッセージの最大バイト数または最大数を超えた場合は、新しいメッセージがサブスクライバに配信される前に、最も古いメッセージが破棄されます。
- 2 - rejectIncoming オーバーフロー ポリシーを示します。サブスクライバがメッセージの最大バイト数または最大数を超えた場合は、新しいメッセージがすべて拒否され、プロデューサにエラーが返されます。
- Prefetch Countメッセージ コンシューマがトピックから取得できるメッセージの最大数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「recommended」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Secureトピックが受信接続を認証するように設定されているかどうかをテキスト文字列で示します。
- メトリック値が true の場合は、受信接続が認証されることを示します。
- メトリック値が false の場合は、受信接続が認証されないことを示します。
- Sender Nameトピックに対して sender_name プロパティが設定されているかどうかをテキスト文字列で示します。
- メトリック値が true の場合は、sender_name プロパティが設定されていることを示します。
- メトリック値が false の場合は、sender_name プロパティが設定されていないことを示します。
- Sender Name Enforcedトピックに対して sender_name_enforced プロパティが設定されているかどうかをテキスト文字列で示します。
- メトリック値が true の場合は、sender_name プロパティが適用されていることを示します。
- メトリック値が false の場合は、sender_name プロパティが適用されていないことを示します。
- Store Name永続的メッセージが保存されるストアの名前を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。注:このメトリックは、EMS バージョン 5.0 以降にのみ有効です。
TIBCO EMS の動的トピックと静的トピックについては、以下の Status メトリックが用意されています。
- Active Durable Subscriber Count選択したトピックの現在アクティブな恒久サブスクライバの数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Durable Subscriber Count選択したトピックの恒久サブスクライバの総数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Inbound Byte RateEMS クライアントおよびルーティングされたサーバから選択したトピックに送信される 1 秒あたりのインバウンド バイト数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Inbound Message RateEMS クライアントまたはルーティングされたサーバから選択したトピックに 1 秒あたりに送信されたインバウンド メッセージ数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Outbound Byte Rate選択したトピックのコンシューマに送信されたか、ほかのサーバにルーティングされた 1 秒あたりのアウトバウンド バイト数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「full」に設定しているときのみ、このメトリックは収集されます。
- Outbound Message Rate選択したトピックのコンシューマに送信されたか、ほかのサーバにルーティングされた 1 秒あたりのアウトバウンド メッセージ数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Pending Message Count選択したトピックの保留中メッセージの数を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Pending Message Size選択したトピックのすべての保留中メッセージの合計サイズ(KB 単位)を示します。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
- Subscriber Count選択したトピックのサブスクライバの総数を示します。このメトリックには、恒久サブスクライバと非恒久サブスクライバが含まれます。デフォルトでは、監視レベルを「minimum」に設定しているとき、このメトリックは収集されます。
ルートに関するメトリック
TIBCO EMS のルートはデフォルトでは監視されませんが、TibcoEMSMonitor.properties ファイルに
<ServerInstance>.monitor.routes
プロパティを追加することにより、ルートの監視を有効にすることができます。ルートの監視を有効にすると、TIBCO EMS のルートについて以下の Configuration
メトリックを使用できます。- Remote Server URLルートが接続しているリモート サーバの URL。
- Route Typeルートがアクティブ ルートとパッシブ ルートのどちらであるかを示します。このメトリック値は、ルートがアクティブとパッシブのどちらであるかを示します。
- Zone Name選択したルートが含まれるルーティング ゾーンの名前。
- Zone Typeルートのルーティング ゾーンのタイプが 1 ホップ(1hop)とマルチホップ(mhop)のどちらであるかを示します。ゾーン タイプを特定できない場合、このメトリック値は不明になります。
ルートの監視を有効にすると、TIBCO EMS のルートについて以下の
Status
メトリックを使用できます。- Backlog Countルートのバックログのメッセージ数。このメトリックは、EMS バージョン 5.0 以降にのみ有効です。
- Backlog Sizeルートのバックログに含まれるすべてのメッセージの合計サイズ(KB 単位)。このメトリックは、EMS バージョン 5.0 以降にのみ有効です。
- Inbound Byte Rateインバウンド メッセージがルーティングされるレート(1 秒あたりのバイト数(bps))。
- Inbound Message Rate1 秒あたりに受信されたインバウンド メッセージの数。
- Is Connectedルートが現在接続されているかどうかを示すテキスト文字列。メトリック値が true の場合は、ルートが接続されていることを示します。値が false の場合は、ルートが切断されていることを示します。
- Is Connected Valueルートが接続されているかどうかを示す数値。メトリック値が 0(ゼロ)の場合は、ルートが接続されていることを示します。値がゼロ以外の場合は、ルートが切断されていることを示します。
- Outbound Byte Rateアウトバウンド メッセージがルーティングされるレート(1 秒あたりのバイト数(bps))。
- Outbound Message Rate1 秒あたりに送信されたアウトバウンド メッセージの数。
- Stalled Destinationsルートにストールした宛先があるかどうかを示します。メトリック値が true の場合は、ストールした宛先があることを示します。値が false の場合は、ストールした宛先がないことを示します。
チャネルに関するメトリック
TIBCO EMS のマルチキャスト チャネルはデフォルトでは監視されませんが、TibcoEMSMonitor.properties ファイルに
<ServerInstance>.monitor.channels
プロパティを追加することにより、チャネルの監視を有効にすることができます。チャネルの監視を有効にすると、TIBCO EMS のマルチキャスト チャネル オペレーションについて以下の Configuration
メトリックを使用できます。- Channel Interfaceマルチキャスト データの送信に使用されるマルチキャスト対応の IP アドレス。
- Maximum Timeサーバが送信済みのメッセージを再送信用に保持する最長時間(秒単位)。
- Maximum Rateマルチキャスト データを転送するための最大伝送レート(1 秒あたりのバイト数(bps))。
- Multicast Group Addressメッセージの送信先となるマルチキャスト グループのアドレスとポート。
- Multicast Time to Liveメッセージがサーバとマルチキャスト デーモンの間で通過できるネットワーク ホップの最大数。
- Priority帯域幅の割り当て時にこのチャネルに与えられた優先度。最も高い優先度は -5 で、最も低い優先度は 5 です。
チャネルの監視を有効にすると、TIBCO EMS のマルチキャスト チャネル オペレーションについて以下の
Status
メトリックが表示されます。- Backlog Countチャネルで送信されるのを待っているバッファ内のメッセージの数。
- Backlog Sizeチャネルで送信されるのを待っているバッファ内のメッセージのサイズ(バイト単位)。
- Byte Rateインバウンドおよびアウトバウンド メッセージがチャネルによって処理されるレート(1 秒あたりのバイト数(bps))。
- Channel Stateチャネルがアクティブか、サーバ構成で定義されているのにアクティブでないかを示すテキスト文字列。チャネルがアクティブな場合は、[アクティブ]と表示されます。チャネルがサーバ構成で定義されているのにアクティブでない場合は、[非アクティブ]と表示されます。
- Channel State Valueチャネルがアクティブ(ゼロ)か、サーバ構成で定義されているのにアクティブでない(ゼロ以外の値)かを示す数値。
- Message Rateチャネルによって処理される 1 秒あたりのメッセージの数。このメトリックには、インバウンド メッセージとアウトバウンド メッセージの両方が含まれます。
ブリッジに関するメトリック
TIBCO EMS のブリッジはデフォルトでは監視されませんが、TibcoEMSMonitor.properties ファイルに
<ServerInstance>.monitor.bridges
プロパティを追加することにより、ブリッジの監視を有効にすることができます。ブリッジの監視を有効にすると、ノード名によってブリッジの種類を識別できます。また、ブリッジのソース名とそのサブノードによってターゲットの宛先を宛先の種類ごとに識別できます。Investigator ツリーに表示されるメトリックは、ターゲットの宛先と、メッセージをフィルタするために使用されるメッセージ セレクタ(セレクタが定義されている場合)のみです。TIBCO EMS のデフォルト メトリック グループの表示
SOA extension for TIBCO Enterprise Message Service には、デフォルトのダッシュボードとアラートを定義するために使用されるデフォルト メトリック グループが含まれています。これらのデフォルト メトリック グループをカスタム ダッシュボードやカスタム アラートで使用することもできます。
デフォルト メトリック グループは、TIBCO Enterprise Message Service 管理モジュール(
TibcoEMSManagementModule.jar
)の一部として TIBCO Enterprise Message Service 用の Enterprise Manager 拡張にパッケージ化されています。TIBCO Enterprise Message Service エージェントのデフォルト メトリック グループを表示する方法
- Investigator で、[Workstation]-[新規管理モジュール エディタ]の順にクリックします。
- [*SuperDomain*]-[管理モジュール]-[Introscope SOA Extension for TibcoEMS <バージョン> (*Super Domain*)]の順に展開します。
- [メトリック グループ]ノードを展開して、TIBCO Enterprise Message Service 管理モジュールに定義されているすべてのメトリック グループを表示します。
- 特定のメトリック グループをクリックすると、[ビューア]ペインにその定義が表示されます。
任意のメトリック グループのデフォルト設定を変更したり、ユーザ独自のカスタム メトリック グループを作成したりできます。
TIBCO EMS のデフォルト アラートの表示
SOA extension for TIBCO Enterprise Message Service には、事前設定済みのダッシュボードで使用されるデフォルト アラート定義が含まれています。これらのデフォルト アラートをカスタム ダッシュボードで使用することもできます。ほとんどのデフォルト アラートは、デフォルトの警告しきい値と危険しきい値を使用して、しきい値を超えるか重要度が高くなった場合にコンソールに通知を送信するように事前設定されています。
デフォルト アラート定義は、TIBCO Enterprise Message Service 管理モジュール(
TibcoEMSManagementModule.jar
)の一部として TIBCO Enterprise Message Service 用の Enterprise Manager 拡張にパッケージ化されています。TIBCO Enterprise Message Service エージェントのデフォルト アラート定義を表示する方法
- Investigator で、[Workstation]-[新規管理モジュール エディタ]の順にクリックします。
- [*SuperDomain*]-[管理モジュール]-[Introscope SOA Extension for TibcoEMS <バージョン> (*Super Domain*)]の順に展開します。
- [アラート]ノードを展開して、TIBCO Enterprise Message Service 管理モジュールに定義されているすべてのアラートを表示します。
- 特定のアラートをクリックすると、[ビューア]ペインにその定義が表示されます。
特に、最も重要と思われるアラートの警告しきい値と危険しきい値のデフォルト設定を確認し、必要な場合は値を調整してください。通知を追加したり、一部のアラートに対する処置を指定したりする必要がある場合もあります。
任意のアラートのデフォルト設定を変更したり、ユーザ独自のカスタム アラートを作成したりできます。
エージェント構成プロパティのサマリ
EMSMonitor
エージェントは、接続先の EMS サーバ インスタンスと監視対象のコンポーネントを定義するために TibcoEMSMonitor.properties
ファイルの多数の構成プロパティを利用します。以下のリストに、これらのプロパティの概要と各プロパティに設定できる値のタイプを示します。このリストは、有効な値を設定するためのクイック レファレンスとして利用できます。一部の構成プロパティには、パターン マッチング用の正規表現を指定できます。正規表現の構文および使用法の概要については、Java ドキュメントでパターン マッチングに関する情報を参照してください。
- ems.server.list監視する EMS サーバ インスタンス名のカンマ区切りリスト。指定する名前が監視するサーバ インスタンスの実際の名前と一致する必要はありません。たとえば、名前が同じでポートが異なる 2 つのサーバ インスタンスがある場合は、それらを区別するために ems.server.list プロパティにエイリアスを使用できます。たとえば、以下の通りです。ems.server.list=mercury01,mercury02,jupiter03
- <ServerInstance>.host指定したサーバインスタンスをホストする EMS サーバのホスト名または IP アドレス。デフォルト値はlocalhostです。たとえば、以下の通りです。mercury01.host=winsrvT400
- <ServerInstance>.port指定したサーバインスタンスをホストする EMS サーバのポート番号。デフォルト値は 7222 です。たとえば、以下の通りです。mercury01.port=7200
- <ServerInstance>.usernameEMS サーバへの接続を確立するのに必要な管理者権限を持つユーザ名。このプロパティは、通常、ユーザがemsPwdEncryptorユーティリティを使用してアカウントのパスワードを暗号化したときに自動的に設定されます。デフォルト値はadminです。たとえば、以下の通りです。mercury01.username=jgarcia
- <ServerInstance>.password<ServerInstance>.usernameプロパティに指定したユーザ アカウントのパスワード。このプロパティは、通常、ユーザがemsPwdEncryptorユーティリティを使用してアカウントのパスワードを暗号化したときに自動的に設定されます。デフォルト値は空の文字列(パスワードなし)です。たとえば、以下の通りです。mercury01.password=YCLhqcwQfpc=
- <ServerInstance>.delaytime監視している EMS サーバ コンポーネントに関するメトリックを更新するために EMS サーバに対してクエリを実行する間隔(秒単位)。EMSMonitorエージェントは、サーバ インスタンスとそのコンポーネントのステータスに関するメトリックをこの間隔で収集します。デフォルト値は 60 秒です。たとえば、以下の通りです。mercury01.delaytime=90
- <ServerInstance>.report.static.freq静的なメトリックに関するクエリの間で実行される EMS サーバ ステータス クエリの数。たとえば、このプロパティを 20 に設定すると、EMSMonitorエージェントがメトリックを 20 回収集したときにのみ、静的な構成に関するメトリックが更新されます。デフォルト値は 20 です。たとえば、以下の通りです。mercury01.report.static.freq=50
- <ServerInstance>.queue.filter.includeonly.regex名前が式と一致するキューを監視対象にするための正規表現を指定します。任意の有効な正規表現を使用できます。一部の特殊文字にはエスケープ シーケンスが必要です。このプロパティでフィルタを指定しなかった場合、EMSMonitorエージェントはデフォルトですべてのキューに関するメトリックを収集します。たとえば、以下の通りです。mercury01.queue.filter.includeonly.regex=[A-H]
- <ServerInstance>.topic.filter.includeonly.regex名前が式と一致するトピックを監視対象にするための正規表現を指定します。任意の有効な正規表現を使用できます。一部の特殊文字にはエスケープ シーケンスが必要です。このプロパティでフィルタを指定しなかった場合、EMSMonitorエージェントはデフォルトですべてのトピックに関するメトリックを収集します。たとえば、以下の通りです。mercury01.topic.filter.includeonly.regex=[a-hA-H]
- <ServerInstance>.queue.filter.include.dynamicこの EMS サーバ インスタンスの動的キューを監視するかどうかを指定します。動的キューに関するメトリックを含める場合は、このプロパティをtrueに設定します。デフォルトでは、静的キューのみがEMSMonitorエージェントによって監視されます。たとえば、以下の通りです。mercury01.queue.filter.include.dynamic=true
- <ServerInstance>.topic.filter.include.dynamicこの EMS サーバ インスタンスの動的トピックを監視するかどうかを指定します。動的トピックに関するメトリックを含める場合は、このプロパティをtrueに設定します。デフォルトでは、静的トピックのみがEMSMonitorエージェントによって監視されます。たとえば、以下の通りです。mercury01.topic.filter.include.dynamic=true
- <ServerInstance>.monitor.bridgesこの EMS サーバ インスタンスのブリッジを監視するかどうかを指定します。ブリッジに関するメトリックを含める場合は、このプロパティをtrueに設定します。デフォルトでは、EMSMonitorエージェントはブリッジを監視しません。たとえば、以下の通りです。mercury01.monitor.bridges=true
- <ServerInstance>.monitor.channelsこの EMS サーバ インスタンスのマルチキャスト チャネルを監視するかどうかを指定します。チャネルに関するメトリックを含める場合は、このプロパティをtrueに設定します。デフォルトでは、EMSMonitorエージェントはチャネルを監視しません。たとえば、以下の通りです。mercury01.monitor.channels=true
- <ServerInstance>.monitor.routesこの EMS サーバ インスタンスのルートを監視するかどうかを指定します。ルートに関するメトリックを含める場合は、このプロパティをtrueに設定します。デフォルトでは、EMSMonitorエージェントはルートを監視しません。たとえば、以下の通りです。mercury01.monitor.routes=true
- <ServerInstance>.bridge.filter.includeonly.regex名前が式と一致するブリッジを監視対象にするための正規表現を指定します。任意の有効な正規表現を使用できます。一部の特殊文字にはエスケープ シーケンスが必要です。<ServerInstance>.monitor.bridges プロパティを true に設定し、このプロパティでフィルタを指定しなかった場合、EMSMonitorエージェントはデフォルトですべてのブリッジに関するメトリックを収集します。たとえば、以下の通りです。mercury01.bridge.filter.includeonly.regex=test.*
- <ServerInstance>.channel.filter.includeonly.regex名前が式と一致するチャネルを監視対象にするための正規表現を指定します。任意の有効な正規表現を使用できます。一部の特殊文字にはエスケープ シーケンスが必要です。<ServerInstance>.monitor.channels プロパティを true に設定し、このプロパティでフィルタを指定しなかった場合、EMSMonitorエージェントはデフォルトですべてのチャネルに関するメトリックを収集します。たとえば、以下の通りです。mercury01.channel.filter.includeonly.regex=test.*
- <ServerInstance>.route.filter.includeonly.regex名前が式と一致するルートを監視対象にするための正規表現を指定します。任意の有効な正規表現を使用できます。一部の特殊文字にはエスケープ シーケンスが必要です。<ServerInstance>.monitor.routes プロパティを true に設定し、このプロパティでフィルタを指定しなかった場合、EMSMonitorエージェントはデフォルトですべてのルートに関するメトリックを収集します。たとえば、以下の通りです。mercury01.route.filter.includeonly.regex=test.*
- <ServerInstance>.monitoring.levelEMS サーバ インスタンスの監視レベルを定義します。このプロパティの有効な設定値はminimum、recommended、およびfullです。サーバのデフォルト監視レベルはrecommendedです。たとえば、以下の通りです。mercury01.monitoring.level=minimum
- <ServerInstance>.queue.monitoring.levelEMS サーバ インスタンス上のキューの監視レベルを定義します。このプロパティの有効な設定値はminimum、recommended、およびfullです。キューのデフォルト監視レベルはrecommendedです。たとえば、以下の通りです。mercury01.queue.monitoring.level=recommended
- <ServerInstance>.topic.monitoring.levelEMS サーバ インスタンス上のトピックの監視レベルを定義します。このプロパティの有効な設定値はminimum、recommended、およびfullです。トピックのデフォルト監視レベルはrecommendedです。たとえば、以下の通りです。mercury01.topic.monitoring.level=full
- client.identityEMS サーバがEMSMonitorエージェントの ID を確認するために使用できる証明書へのパスを指定します。ほとんどの場合、このプロパティはemsPwdEncryptorプログラムを実行したときに自動的に設定されます。たとえば、以下の通りです。client.identity=C:/TibcoEMSMonitor/certs/client.p12
- ssl.passwordクライアントのセキュリティ ライセンス用の暗号化されたパスワードを指定します。ほとんどの場合、このプロパティはemsPwdEncryptorプログラムを実行したときに自動的に設定されます。
- <ServerInstance>.ssl.connectionSSL(Secure Socket Layer)プロトコルを使用してサーバ インスタンスに接続するかどうかを指定します。SSL を使用してサーバ インスタンスに接続する場合は、このプロパティをenableに設定します。セキュリティ保護されない通信を許可する場合は、このプロパティをdisableに設定します。セキュリティ関連のプロパティにはデフォルト値はありません。
- <ServerInstance>.verify.hostEMSMonitorエージェントが EMS サーバの証明書を確認する必要があるかどうかを指定します。EMS サーバのセキュリティ ライセンスを trusted.certificates プロパティで定義されたリストと照らし合わせて確認するようにエージェントに求めるには、このプロパティをtrueに設定します。セキュリティ関連のプロパティにはデフォルト値はありません。たとえば、エージェントが EMS サーバ インスタンスmercury01に接続するときに確認を求めるには、以下のように指定します。mercury01.verify.host=true
- trusted.certificatesEMSMonitorエージェントがサーバの証明書を確認するために使用する信頼された証明書のカンマ区切りリストを指定します。このプロパティは、verify.hostプロパティをtrueに設定したときに必要であり、SSL を使用するすべての EMS サーバ インスタンスに適用されます。セキュリティ関連のプロパティにはデフォルト値はありません。
- <ServerInstance>.verify.hostnameエージェントがサーバの証明書の CN(Common Name、共通名)フィールドを確認するかどうかを指定します。接続されたホストの名前または <ServerInstance>.expected.name プロパティに指定された名前を、サーバの証明書内の CN (Common Name、共通名)フィールドと比較するようにエージェントに求めるには、このプロパティをtrueに設定します。true に設定し、名前が一致しない場合、エージェントは接続を拒否します。セキュリティ関連のプロパティにはデフォルト値はありません。
- <ServerInstance>.expected.hostnameEMSMonitorエージェントがサーバの証明書の CN (Common Name、共通名)フィールドに存在すると想定している名前を指定します。セキュリティ関連のプロパティにはデフォルト値はありません。
- cipher.suitesEMSMonitorエージェントが SSL 対応の EMS サーバとの通信を暗号化するために使用できる暗号スイートのカンマ区切りリストを指定します。EMSMonitorエージェントは、監視対象の EMS サーバがサポートする任意の暗号化パッケージを使用できます。このプロパティを設定すると、すべての SSL 対応の EMS サーバ インスタンスに適用されます。セキュリティ関連のプロパティにはデフォルト値はありません。