webMethods Integration Server の監視

Software AG の webMethods 製品スイートは、複数のインフラストラクチャ コンポーネントと機能で構成された SOA プラットフォームです。webMethods によって、各組織はビジネス プロセスと Web サービスを作成、調整、統合できるようになります。SOA extension for webMethods を使用すると、webMethods インフラストラクチャの多くの主要な要素を監視できます。
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Software AG の webMethods 製品スイートは、複数のインフラストラクチャ コンポーネントと機能で構成された SOA プラットフォームです。webMethods によって、各組織はビジネス プロセスと Web サービスを作成、調整、統合できるようになります。SOA extension for webMethods を使用すると、webMethods インフラストラクチャの多くの主要な要素を監視できます。
SOA extension for webMethods のダッシュボードとメトリックによって、webMethods Integration Server の稼働状況とオペレーションを監視して分析することができます。
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webMethods Integration Server について
webMethods Integration Server は、企業が新しいビジネス サービスと既存のビジネス サービスを公開および統合できるようにします。この製品には、新しいサービスの設計、テスト、展開を行い、疎結合サービスとレガシー システムを自動化し、調整し、組み合わせることによってビジネス プロセスを改善するためのツールが含まれています。
webMethods Integration Server は、サービスを実行および配布するための一元化されたプラットフォームを提供します。クライアントの要求を受信して解釈し、要求されたサービスを識別して呼び出し、データを予期された形式で実行中のサービスに渡し、サービスによって生成された出力を受信し、その出力をクライアントに返します。
統合プラットフォームとしての webMethods は、主にアプリケーション サーバ、データベース、およびカスタム アプリケーション間でオペレーションを調整するために使用されます。webMethods によって、企業または取引相手は電子ドキュメントを交換できるようになります。
webMethods Integration Server のオペレーションを監視するには、以下のトップレベル コンポーネントに関するメトリックを使用します。
  • アダプタ
    アダプタを使用すると、サービス インターフェースの共通のアダプタ フレームワークによって外部アプリケーションと webMethods を統合できます。アダプタは以下の要素で構成されます。
    Integration Server が実行時に外部リソースまたはシステムに接続できるようにする
    アダプタ接続
    Integration Server 上で実行され、外部リソースに対するオペレーションを開始する
    アダプタ サービス
    外部リソースを監視し、イベントが Integration Server によって開始されていないことを Integration Server に通知する
    アダプタ通知
    が発生しました。
    SOA extension for webMethods では、[Adapter Connection Pools]、[Adapter Services]、および[Adapter Notifications]ノードのメトリックを使用して、webMethods Integration Server のために展開したすべてのアダプタのパフォーマンスと全般的な稼働状況を監視できます。
  • ビジネス プロセスは、特定の目的を達成するために
    ビジネス プロセスは、特定のビジネス ルールのセットを使用して特定の順序で実行される、一連の相互に関連するビジネス タスクです。ほとんどのビジネス プロセスでは、役割が異なる複数のシステムおよび複数のユーザどうしのやり取りが必要です。
    たとえば、新入社員の受け入れ準備、発注書の処理、請求書の送付などに対応するビジネス プロセスがあるとします。その場合、各ビジネス プロセスには、新入社員に対する職場スペースの割り当て、人事(HR)システムへの従業員の追加、事務機器と備品の発注などのビジネス タスクが含まれます。
    SOA extension for webMethods では、[
    WebMethods]-[Business Processes
    ]ノードのメトリックを使用して、定義されているビジネス プロセスのパフォーマンスと全般的な稼働状況を監視できます。
  • フロー サービス
    フロー サービスは、webMethods のフロー言語で記述され、webMethods Integration Server 上に展開されるサービスです。フロー サービスは、ほかのフロー サービス、ユーザ定義サービス、組み込みサービス、ほかのプロバイダ(webMethods アダプタや .NET プラグインなど)のサービスを含め、webMethods サーバ上で実行されているどんなサービスも呼び出すことができます。
    SOA extension for webMethods では、すべてのフロー サービスのパフォーマンスと全般的な稼働状況を監視することも、監視対象にしないフロー サービスをフィルタして除外することもできます。フロー サービスに含まれる個々のフロー手順に関するメトリックは、[WebMethods]-[Flow Services]ノードの下に表示されます。
  • Java サービス
    Java サービスは、Java で記述され(または、ほかの言語で記述されたサービスが Java クラスを使用してラップされ)、webMethods Integration Server 上のサービスとして公開された組み込みサービスおよびユーザ定義サービスです。
    SOA extension for webMethods では、すべての Java サービスのパフォーマンスと全般的な稼働状況を監視することも、監視対象にしない Java サービスをフィルタして除外することもできます。各 Java クラスに含まれる Java メソッドに関するメトリックは、[WebMethods]-[Java services]ノードの下に表示されます。
  • JDBC Connection Pools
    webMethods Integration Server は、ネットワーク経由の通信と情報転送を行うために Java データベース接続を使用します。
    SOA extension for webMethods では、[WebMethods]-[JDBC Connection Pools]ノードのメトリックを使用して JDBC 接続の可用性を監視できます。
  • スレッド プール
    webMethods Integration Server は、サービスの実行、webMethods Broker からのドキュメントの取得、およびトリガの実行にスレッドを使用します。
    SOA extension for webMethods では、[WebMethods]-[Thread Pools]ノードのメトリックを使用してスレッドの可用性を監視できます。
  • トレーディング ネットワーク
    各組織は、トレーディング ネットワークを使用してドキュメントを交換することにより、企業間の関係を確立し、充実させることができます。
    SOA extension for webMethods では、[WebMethods]-[Trading Networks]ノードのメトリックを使用してドキュメントの認識と処理を監視できます。
  • トリガ
    トリガは、発行可能なドキュメント タイプへのサブスクリプションを確立し、それらのドキュメント インスタンスの処理方法を指定します。
    Broker(ローカル)トリガは、Integration Server 上でローカルに発行されたドキュメント、または Broker に配信されたドキュメントを購読して処理するトリガです。Broker トリガは、多くの場合、非同期のアダプタ通知に関連付けられています。
    JMS トリガは、JMS プロバイダ上の宛先(キューまたはトピック)からメッセージを受信し、それらのメッセージを処理するトリガです。
    SOA extension for webMethods では、[WebMethods]-[Triggers]ノードのメトリックを使用してトリガを監視できます。
  • WebServices
    WebServices メトリックは、クライアントとサーバのビジネス サービス エンドポイント、および各サービス内の関連するオペレーションを表します。
    SOA extension for webMethods では、[
    WebMethods]-[WebServices
    ]ノードを使用して、クライアントとサーバの Web サービス エンドポイントのパフォーマンスと全般的な稼働状況を監視できます。
  • XSLT サービス
    webMethods の内部では、XSLT スタイル シートを使用して XML データを別の形式に変換し、その変換結果を他のサービスに含めることができます。
    SOA extension for webMethods では、[WebMethods]-[XSLT Services]ノードを使用して、XSLT 変換のパフォーマンスと全般的な稼働状況を監視できます。
webMethods Integration Server の監視を有効にする方法
管理者は、以下の概略手順を実行することによって、webMethods Integration Server の監視を有効にします。
  1. サポートされている
    webMethods Integration Server
    がインストールされていることを確認します。ご使用の CA APM のバージョンでサポートされているバージョンを確認するには、「Compatibility Guide」を確認します。
  2. デフォルトの Java エージェントがインストールされていることを確認します。
  3. webMethods WmPRT.jar ファイルのサポートされているバージョンがあることを確認します。Web ブラウザで以下の URL を開きます。バージョン レベルが表示されることを確認します。
    http://<Integration_Server_Hostname>:<port_number>/WmRoot/Updates.dsp
  4. エージェントおよび CA APM for SOA がインストールされ有効化されていることを確認します。詳細については、「SOA パフォーマンス管理(SPM)のインストールと設定」を参照してください。
  5. エージェントが CA APM for webMethods Integration Server を使用できるようにエージェント プロファイルを設定します。詳細については、「webMethods Integration Server の監視」を参照してください。
    重要:
    スタンドアロン エージェント インストーラまたは応答ファイルを使用して、エージェントで CA APM for webMethods Integration Server を有効にした場合は、この手順をスキップします。
  6. 以下の新しい引数を含めるには、wrapper.conf ファイル(
    <InstallDir>
    /profiles/IS/configuration/wrapper.conf)を更新します。
    • wrapper.java.additional.7=-javaagent:
      <PathToAgent>
      /wily/Agent.jar
    • wrapper.java.additional.8=-Dcom.wily.introscope.agentProfile=
      <PathToAgent>
      /wily/core/config/
      <Name_of_the_IntroscopeAgent.profile_in_use>
  7. <PathToAgent>
    /wily/common/WebAppSupport.jar ファイルを
    <InstallDir>
    /IntegrationServer/lib/jars ディレクトリにコピーします。
  8. <InstallDir>
    /IntegrationServer/lib/jars が CLASSPATH に存在することを確認します。
webMethods Integration Server を監視するエージェントの手動での有効化
webMethods Integration の監視を有効にするには、以下のいずれかの方法を使用します。
  • エージェントをインストールする際に、CA APM for webMethods Integration Server を選択します。
    エージェント プロファイルは、デフォルト設定で自動的に設定されます。それ以上の手順は必要ありません。
  • エージェントをインストールする際に、CA APM for webMethods Integration Server オプションを選択しません。以下の手順に従って、エージェント プロファイルを手動で設定します。
以下の手順に従います。
  1. デフォルトのエージェントがインストールされて有効になっていることを確認します。
  2. <
    Agent_Home
    >/examples/SOAExtensionForWebMethodsIS ディレクトリのファイルを、対応する <
    Agent_Home
    >/core ディレクトリにコピーします。
    たとえば、<
    Agent_Home
    >/examples/SOAExtensionForWebMethodsIS のファイルを <
    Agent_Home
    >/core ディレクトリにコピーします。
  3. /
    core/confi
    g/IntroscopeAgent.profile ファイルをテキスト エディタで開きます。
    1. webmethods.pbl、デフォルトのエージェントの pbl を IntroscopeAgent.profile ファイルの
      introscope.autoprobe.directivesFile
       プロパティに追加します。たとえば、以下の通りです。
      introscope.autoprobe.directivesFile=default-typical.pbl,hotdeploy,webmethods.pbl
      webMethods Integration Server の ProbeBuilder ディレクティブ ファイルを使用して追跡をカスタマイズできます。
       
    2. introscope.agent.agentName
       プロパティ値を
      webMethods Agent
      に設定します。たとえば、以下の通りです。
      introscope.agent.agentName=webMethods Agent
      この手順によって、webMethods データのみをダッシュボードに表示することができます。
    3. デフォルト設定を変更する場合は、IntroscopeAgent.profile ファイルでその他のプロパティを修正します。
    4. IntroscopeAgent.profile ファイルを保存して閉じます。
  4. /
    core/confi
    g/webmethods-toggles.pbd ファイルで、以下の編集を実行します(webMethods Integration Server 7.x にのみ有効)。
    1. Business Processes セクションの BProcAndStepTracing71 フラグのコメント化を解除します。
      Turn on BProcAndStepTracing71 flag. Turn off BProcAndStepTracing80 flag. Turn off BProcAndStepTracing82 flag.
    2. Web Services セクションの以下のオプションのコメント化を解除します。
      Turn off WM8xWebServicesTracing flag. Turn on WM7xWebServicesTracing flag. Turn off WebMethods8xWSClientTracing flag. Turn on WebMethods7xWSClientTracing flag.
    3. webmethods-toggles.pbd ファイルを保存して閉じます。
  5. webMethods Integration Server プロセスを再起動します。
webMethods Integration Server のディレクティブ ファイルについて
IntroscopeAgent.profile の
introscope.autoprobe.directivesFile
 プロパティを設定するときは、webMethods Integration Server のデフォルトのインスツルメンテーションを有効にします。その後、デフォルトの監視を変更する場合は、webmethods.pbd または webmethods-toggles.pbd の ProbeBuilder ディレクティブをカスタマイズできます。たとえば、このトグル ファイルを使用して特定のトレーサ グループの追跡をオンまたはオフにすることで、特定のコンポーネントの監視を細かく調整できます。
  • webmethods.pbd
    webMethods Integration Server 上のキー サービスをモニタします。サービスには、フロー サービス、Java サービス、トレーディング ネットワーク、Web サービス、XSLT サービス、およびビジネス プロセスが含まれます。
  • webmethods-toggles.pbd
    webMethods Integration Server コンポーネントの監視のオンとオフを切り替えます。
  • webmethods.pbl
    webMethods Integration Server を監視するための以下の ProbeBuilder ディレクティブ ファイルのデフォルト リストを提供します。
    • webmethods.pbd
    • webmethods-toggles.pbd
Enterprise Manager 拡張機能の有効化
Enterprise Manager をインストールすると、CA APM for webMethods Integration Server のファイルがインストールされます。ファイルは、デフォルトでは、<
EM_Home
>/examples/SOAExtensionForWebMethodsIS ディレクトリにインストールされます。CA APM for webMethods Integration Server を有効にするには、webMethods Integration Server 用の Enterprise Manager ファイルを <EM_Home>/examples ディレクトリから Enterprise Manager のホーム ディレクトリ内の適切な場所にコピーまたは移動します。
注: CA APM for webMethods Integration Server を使用するには、CA APM for SOA を Enterprise Manager 上で有効にする必要があります。
以下の手順に従います。
  1. CA APM for webMethods Integration Server のディレクトリ(SOAExtensionForWebMethodsIS)が
    /exampl
    es ディレクトリ内にあることを確認し、/example
    s/SOAEx
    tensionForWebMethodsIS ディレクトリのファイルを Enterprise Manager ディレクトリ構造の対応する場所にコピーします。たとえば、
    /exampl
    es/SOAExtensionForWebMethodsIS/ext ディレクトリのファイルを /ext ディレクトリにコピーします。
  2. Enterprise Manager がクラスタ化環境内のコレクタである場合は、
    /config
    /modules ディレクトリから webMethods Integration Server 管理モジュール(WebMethodsISManagementModule.jar)を削除します。
    この管理モジュールは、MOM コンピュータとして使用している Enterprise Manager の <EM_Home>/config/modules ディレクトリに
    のみ
    コピーします。コレクタおよび MOM の両方にインストールされているその他のすべてのファイルとスクリプトをインストールします。
  3. Workstation を再起動すると、CA APM for webMethods Integration Server 固有のダッシュボードおよび[概要]タブがロードされます。
ダッシュボードを使用して webMethods を監視する
SOA extension for webMethods Integration Server には、アプリケーション環境の全般的な稼働状況を監視するために使用できる事前設定済みのダッシュボードがいくつか含まれています。ダッシュボードは、ユーザが問題をすばやく診断して解決できるように、展開されたエージェントからデータを集計してパフォーマンス情報を要約します。
通常、ダッシュボードは以下の機能を備えているため、環境を監視するための起点として使用されます。
  • webMethods Integration Server の主要コンポーネントの全般的な稼働状況、パフォーマンス、可用性、および現在のステータスをひとめで監視する。
  • 警告または危険のしきい値を超えたことがより低レベルのメトリックによって検出されると、実運用アプリケーション環境での潜在的な問題について早期の通知を受け取る。
  • パフォーマンス情報にドリルダウンして、webMethods Integration Server のどのビジネス プロセス、サービス、または接続プールに遅延やエラーが発生しているかを特定する。
事前設定済みの webMethods ダッシュボードは、webMethods Integration Server 管理モジュール(
WebMethodsISManagementModule.jar
)の一部として webMethods 用の Enterprise Manager 拡張にパッケージ化されています。
webMethods 管理モジュールには、webMethods Integration Server のために以下の事前設定済みのダッシュボードが用意されています。
  • WebMethods - ホーム
    WebMethods Integration Server とその主要コンポーネントに関するトップレベルのアーキテクチャの概要。これには、すべてのサービス、ビジネス プロセス、トレーディング ネットワーク コンポーネント、および外部バックエンド システムの全般的な稼働状況に関するアラート インジケータが含まれます。
  • WebMethods - IS サービス概要
    フロー、Java、XSLT サービスおよびトリガに関する要約されたステータス。これには、平均応答時間に関するグラフと、エラー数およびストール数に関するアラート インジケータが含まれます。
    このダッシュボードで[IS の低速のサービス]リンクまたはいずれかの[全般的な稼働状況]ラベルをダブルクリックすると、[WebMethods - IS の低速のサービス]ダッシュボードが表示されます。このダッシュボードには、最も遅いフロー、Java、XSLT サービスのリストと、最も遅いトリガのリストが表示されます。
  • WebMethods - ビジネス プロセス
    すべてのビジネス プロセスに関する要約されたステータス。これには、プロセス レベルと手順レベルの両方の平均応答時間と Errors Per Interval (間隔ごとのエラー数) のグラフが含まれます。
    このダッシュボードには、プロセス レベルで再起動、一時停止、再開されたオペレーションに関するアラート インジケータ、手順レベルでの応答時間、ストール数、同時進行中の呼び出し数、エラー数に関するアラート インジケータ、および最も遅いビジネス プロセスのリストが含まれます。
  • WebMethods - Web サービス概要
    すべてのクライアント側およびサーバ側の Web サービスに関する要約されたステータス。これには、クライアント側とサーバ側のパフォーマンスをハイライト表示するための平均応答時間のグラフ、最も遅いクライアント側とサーバ側のサービスのリスト、およびクライアントとサーバのサービスの応答時間、SOAP 障害数、エラー数、ストール数に関するアラート インジケータが含まれます。
    このダッシュボードで[Web サービス オペレーション]リンクまたはいずれかの[全般的な稼働状況]ラベルまたはグラフをダブルクリックすると、[WebMethods - Web サービス オペレーション]が表示されます。このダッシュボードには、クライアント側とサーバ側のオペレーションに関する平均応答時間のグラフ、SOAP 障害数とストール数に関するアラート インジケータ、および最も遅いクライアント側とサーバ側の Web サービス オペレーションのリストが含まれます。
  • WebMethods - アダプタ
    すべての webMethods アダプタに関する要約されたステータス。これには、すべてのアダプタ サービス、アダプタ通知、および外部バックエンド システムに関する平均応答時間のグラフが含まれます。
    アダプタ サービスについては、ダッシュボードに以下の情報も表示されます。
    • Errors Per Interval (間隔ごとのエラー数) と Stall Count (ストール数) に関するグラフ
    • 同時進行中の呼び出し数、エラー数、およびストール数に関するアラート インジケータ
    • 最も遅いアダプタ サービスのリスト
    アダプタ通知と外部バックエンドについては、ダッシュボードにエラー数とストール数に関するアラート インジケータも表示されます。
  • WebMethods - トレーディング ネットワーク
    トレーディング ネットワークによって処理されるすべてのドキュメント処理に関する要約されたステータス。これには、すべてのドキュメント タイプと処理ルールに関する平均応答時間と Errors Per Interval (間隔ごとのエラー数) のグラフ、エラー数とストール数に関するアラート インジケータ、および処理が最も遅いドキュメントのリストが含まれます。
  • WebMethods - 接続 & スレッド プール
    アダプタ接続プール、JDBC 接続プール、およびスレッド プールに関する要約されたステータス。これには、アダプタ接続と JDBC 接続の使用可能な接続数と現在のプール サイズに関するグラフ、および使用中のスレッド数とスレッド プール内の最大スレッド数に関するグラフが含まれます。
事前構成済みのダッシュボードは、Workstation コンソールを使用して表示できます。また、webMethods Integration Server 管理モジュールを拡張してカスタム ダッシュボードを含めたり、デフォルト ダッシュボード定義を変更してカスタム メトリックやカスタム アラートを含めたりすることもできます。
以下の手順に従います。
  1. Enterprise Manager を起動します(現在実行されていない場合)。
  2. Workstation を起動し、SOA extension for webMethods がインストールされている Enterprise Manager にログインします。
  3. [Workstation]-[新規コンソール]を選択します。
  4. [ダッシュボード]ドロップダウン リストから webMethods のいずれかのダッシュボードを選択します。たとえば、webMethods の主要コンポーネントと内部ワークフローの概要を表示するには、[WebMethods ホーム]ダッシュボードを選択します。
  5. 別のタブまたはダッシュボード内のアラートをダブルクリックすると、関連するダッシュボードが開き、詳細情報が表示されます。たとえば、[Java サービス]アラートをダブルクリックすると、[WebMethods - IS サービス概要]ダッシュボードに webMethods Integration Server のフロー、Java、および XSLT サービスの全般的な稼働状況に関する詳細情報が表示されます。
  6. [WebMethods - IS サービス概要]ダッシュボードで[IS の低速のサービス]をダブルクリックすると、最も遅い個々のフロー、Java、XSLT、およびトリガ サービスのリストが表示されます。
  7. ダッシュボードに表示された特定のサービス、ビジネス プロセス、またはドキュメントのメトリックをダブルクリックすると、さらなる分析のために Investigator が表示されます。
  8. [WebMethods - IS の低速のサービス]ダッシュボードでは、たとえば、最も遅いフロー サービスをダブルクリックすると、そのサービスの[Average Response Time (平均応答時間)]が選択された状態で Investigator が表示されます。
監視と表示の対象となるサービスのフィルタリング
webMethods Integration Server については、構成ファイルでフィルタを指定することにより、監視して Investigator ツリーに含めるフロー サービスまたは Java サービスを制御できます。デフォルトの構成ファイルは
wmExtension.config
です。このファイルを編集することにより、監視に含めるフロー サービス、または監視から除外するフロー サービスを識別する正規表現を使用してフィルタを作成できます。
デフォルトの構成ファイルについて
デフォルトの構成ファイル(wmExtension.config)は、
/common ディ
レクトリにあり、デフォルトの包含および除外フィルタを使用して設定されています。たとえば、webMethods の組み込みサービスを除外するために以下のデフォルト フィルタが定義されています。
com.wily.wm.service.filter.exclude=wm.*,pub.*
この構成ファイルには、一致する webMethods サービスを含めるために以下のデフォルト フィルタも定義されています。
com.wily.wm.service.include=wm.tn:receive,wm.tn.route:routeBizdoc,pub.prt.tn:handleBiZDoc
デフォルトの構成ファイルを変更することにより、必要に応じて追加のサービスを包含または除外できます。また、組み込みサービスを含む webMethods のすべてのサービスを監視する場合は、デフォルト フィルタを削除できます。wmExtension.config ファイルにフィルタが定義されていない場合は、組み込みサービスを含むすべてのサービスが Investigator ツリーに表示されます。
正規表現を使用したサービスの除外
wmExtension.config 構成ファイルでは、
com.wily.wm.service.filter.exclude
プロパティを使用して、除外するサービスを指定できます。たとえば、監視から除外するサービスを定義する正規表現を使用して com.wily.wm.service.filter.exclude プロパティを設定できます。exclude プロパティには、サービスの完全修飾名に適用される任意の式を使用できます。
たとえば、名前が「
webservice
」という文字列で終わるすべてのフロー サービスを除外するには、exclude プロパティを以下のように設定します。
com.wily.wm.service.filter.exclude=.*webservice
複数のフィルタを定義する場合は、カンマを使用して正規表現を区切ります。たとえば、名前が「
wm.server
」および「
wm.tomcat
」で始まるすべてのフロー サービスと Java サービスを除外するには、
com.wily.wm.service.filter.exclude
プロパティを以下のように設定します。
com.wily.wm.service.filter.exclude=wm.server.*,wm.tomcat.*
この正規表現と一致するすべてのフロー サービスと Java サービスが除外され、残りのサービスのみが Investigator に表示されます。ただし、有効でない正規表現を指定すると、どのサービスも監視から除外されず、組み込みサービスを含むすべてのフロー サービスと Java サービスが表示されます。
構成ファイルの別の場所の指定
デフォルトの wmExtension.config ファイルは <
Agent_Home
>/common ディレクトリにありますが、サーバの起動スクリプトで別の場所を指定することにより、別のディレクトリまたは別の構成ファイルを指定できます。たとえば、代替の wmExtension.config ファイルが C:\CA-Introscope ディレクトリにある場合は、サーバの起動スクリプト内の Java 引数に以下のように com.wily.wm.service.filter.fileloc プロパティを追加できます。
set JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -Dcom.wily.wm.service.filter.fileloc=C:\CA-Introscope
指定したパス内に wmExtension.config という名前のファイルが存在する場合、エージェントは構成ファイル内の include プロパティと exclude プロパティをチェックして、監視するフロー サービスと Java サービスを決定します。
サーバの Java 引数に構成ファイルへのパスを指定すると、エージェントはそのファイルに指定されたフィルタを使用して、除外するフロー サービスと Java サービスを決定します。構成ファイルへのパスを指定しないと、エージェントは
/common/wm
Extension.config ファイルに定義されたフィルタを使用します。/
common/wmE
xtension.config も代替の wmExtension.config ファイルも見つからない場合は、フィルタリングが行われず、組み込みサービスを含むすべてのフロー サービスと Java サービスが表示されます。
webMethods に関するメトリックを表示および操作する
Investigator ツリーを操作すると、webMethods Integration Server インフラストラクチャのほとんどのコンポーネントに関する Introscope の標準メトリックが表示されます。標準メトリックのデータは、webMethods 固有のメトリック カテゴリ別に収集されて集約され、Investigator ツリーでノードおよびサブノードとして表示されます。表示される具体的なメトリック カテゴリとノード名は、環境内に展開したプロセス、サービス、およびリソースによって異なります。
Investigator ツリーを操作しながら、選択するノードに応じて個々のオペレーションに関する低レベルのメトリックまたは集計メトリックを表示できます。これにより、webMethods Integration Server によって展開されたさまざまなサービスの全般的な稼働状況を監視できます。
Investigator で webMethods のメトリックを表示および操作する方法
  1. エージェント ノードを展開して[WebMethods]ノードをクリックし、[概要]タブを表示します。このタブには、監視している webMethods のすべてのフロー サービスとビジネス プロセスに関する Introscope の標準メトリックを含むサマリ情報が一覧表示されます。
  2. リスト内のフロー サービスまたはビジネス プロセスを選択すると、そのサービスまたはプロセスに関するすべての標準メトリックがグラフィカルな形式で表示されます。
  3. [WebMethods]ノードを展開すると、webMethods Integration Server に関するトップレベルのメトリック カテゴリのサブノードが表示されます。
  4. サブノードをクリックまたは展開すると、そのメトリック カテゴリに関するサマリ情報を含む[概要]タブが表示されます。たとえば、[Java Services]ノードをクリックすると、[概要]タブに Java サービスに関する要約されたメトリックが表示されます。
  5. いずれかのサブノードを展開すると、個々のビジネス プロセス、フロー サービス、Java サービス、または接続プールに関する詳細情報と、それぞれに関連付けられたメトリックが表示されます。
    たとえば、[Flow Services]ノード、特定のフロー サービス名、サブフォルダの順に展開すると、個々のフロー サービスに関するメトリックが表示されます。
アダプタに関するメトリック
デフォルトの webMethods アダプタは、各組織がビジネス プロセスのリアルタイム実行を実現するのに必要な情報リソースとエンタープライズ アプリケーションへのシームレスな接続を提供します。webMethods アダプタを使用することで、各組織はカスタム プログラミングや時間のかかる統合開発を最小限に抑えながら、パッケージ化されたアプリケーション(SAP や Oracle のアプリケーション スイートなど)やデータベース(Microsoft SQL Server や Oracle RDBMS など)に接続できるようになります。展開できる具体的なアダプタは、使用している webMethods Integration Server のバージョンによって異なります。
アダプタに関するメトリックは、展開された特定のアダプタに関する詳細情報を提供し、それらのアダプタに関連付けられた接続、オペレーション、イベントの監視を可能にします。
アダプタを監視するには、[WebMethods]ノードの下に表示される以下のメトリック カテゴリのメトリックを使用します。
  • Adapter Connection Pools
    アダプタ接続は、Integration Server が実行時に外部アプリケーションまたは情報ストアに接続できるようにします。
  • Adapter Notifications
    アダプタ通知は、外部リソースを監視し、そのリソースによって開始されたイベントが発生したことを Integration Server に通知できるようにします。アダプタ通知は、イベント発生時に webMethods Broker にドキュメントを発行します。
  • Adapter Services
    アダプタ サービスは、アダプタと外部リソースの接続を使用して、Integration Server からリソース上のオペレーションを開始できるようにします。
たとえば、webMethods には、JDBC ドライバを使用してデータベースとの統合を作成できる一連のユーザ インターフェース、サービス、およびテンプレートを提供するための JDBC アダプタが用意されています。データベースへの接続を監視するには、[Adapter Connection Pools]カテゴリのメトリックを使用します。
JDBC アダプタ サービスは、Integration Server がデータベース上のデータの挿入、更新、削除などのデータベース操作を開始して実行できるようにします。アダプタ通知は、データベースを監視し、特定のデータベース テーブル上で更新、挿入、または削除が発生したことを Integration Server に通知できるようにします。
たとえば、アダプタ サービスを使用することで、取引相手がインベントリ データベースに対してクエリを実行し、特定の商品の在庫が現在あるかどうかを確認できるようになります。また、アダプタ通知を使用することで、インベントリ データベースのテーブルに対して更新が実行されたことを Integration Server に通知できるようになります。
Investigator でアダプタ関連のメトリックを表示および操作する方法
  1. エージェント ノードを展開し、さらに[webMethods]を展開すると、アダプタのメトリック カテゴリが表示されます。
  2. [WebMethods]-[Adapter Connection Pools]を展開し、さらに特定のアダプタ名を展開すると、そのアダプタの接続情報が表示されます。
  3. [WebMethods]-[Adapter Notifications]を展開し、さらに特定のアダプタ名を展開すると、そのアダプタの通知情報が表示されます。アダプタの通知を設定していない場合、このメトリック カテゴリは表示されません。
  4. [WebMethods]-[Adapter Services]を展開し、さらに特定のアダプタ タイプを展開すると、アクティブな接続のリストが表示されます。
  5. アクティブなアダプタ接続を展開すると、Integration Server 上で実行されているアダプタ サービスのリストが表示されます。
  6. 個々のサービスを展開すると、そのサービスに関するメトリックが表示されます。
アダプタ接続プールに関するメトリック
設定済みのアダプタについては、[WebMethods]-[Adapter Connection Pools]サブノードの各アダプタ名の下に以下のメトリックが表示されます。
  • Available Connections
    アダプタで使用可能な解放された接続の数。
    利用可能な接続の数は、現在アクティブな接続の数からビジーな接続の数を引くことで計算されます。サーバがリソースへの接続を試行するたびに、利用可能な接続の数は減少します。
  • Current Size
    現在アクティブな接続の総数。
  • Maximum Size
    選択したアダプタで許可される接続の最大数。
  • Minimum Size
    選択したアダプタに設定された接続の最小数。
アダプタ通知に関するメトリック
アダプタ通知を設定すると、ポーリング プロセスまたはリスナ プロセスが外部リソースの変更(データベース テーブルに対する挿入、更新、削除オペレーションなど)を監視します。これにより、適切なフロー サービスまたは Java サービスが外部リソースの変更に対応できるようになります。
たとえば、アダプタ サービスを展開して、取引相手がインベントリ データベースに対してクエリを実行できるようにした場合は、インベントリ データベースのテーブルに対して更新が実行されたことを常に Integration Server に通知するようにアダプタ通知を設定できます。たとえば、アダプタ通知に基づいて請求書を送付するために、通知に関連付けられたドキュメントを処理するには、Integration Server のトリガを設定します。
アダプタ通知については、[WebMethods]-[Adapter Notifications]サブノードの各アダプタ サービス名の下に Introscope のすべての標準メトリックが表示されます。
アダプタ サービスに関するメトリック
アダプタ サービスについては、[WebMethods]-[Adapter Services]サブノードの各アダプタ接続サービス名の下に Introscope のすべての標準メトリックが表示されます。
Errors Per Interval (間隔ごとのエラー数) メトリックには、アダプタ サービスの実行時に発生したエラーのみが含まれます。サービスが実行される前に発生したアクセス例外やその他のタイプのエラーは含まれません。
許可に関するメトリック
webMethods Integration Server には、通常、異なるユーザに付与される権限を定義した専用の ACL(Access Control List、アクセス制御リスト)を持つ複数のユーザ グループがあります。たとえば、Administrators、Developers、Monitor Users、Replicators などのグループには、デフォルトの権限が割り当てられています。また、必要に応じて独自のユーザ グループや権限を作成することもできます。ユーザがアクセス権限を持たない Integration Server サービスを実行しようとすると、アクセスが拒否され、エラーが記録されます。
[WebMethods]-[Authorization]ノードの下にある Errors Per Interval (間隔ごとのエラー数) メトリックを選択すると、許可の失敗に関する情報が表示されます。
ユーザのアクセスが拒否された場合は、サービスが起動されないため、そのサービスの Errors Per Interval (間隔ごとのエラー数) メトリックにエラーは記録されません。ただし、Investigator の[エラー]タブをクリックして、アクセス例外エラーを表示することもできます。リスト内のエラーを選択すると、[エラー スナップショット]にそのエラーに関する詳細情報が表示されます。
ビジネス プロセスに関するメトリック
ビジネス プロセスは、発注や新入社員の追加などのビジネス イベントを完了するための一連の手順で構成されます。
webMethods のビジネス プロセスおよびビジネス プロセス手順については、[WebMethods]-[BusinessProcesses]-[<
business_process_name
>]ノードの下に Introscope の以下の標準メトリックのみが表示されます。
  • Average Response Time (ms)
  • Errors Per Interval
  • Responses Per Interval
これらのメトリックは、ビジネス プロセスのレベルで、プロセスが正常に完了するまでの時間、正常に完了したプロセスの数、およびエラーを生成して失敗したプロセスの数を追跡します。分散型プロセスについては、ビジネス プロセスの最後の手順が実行されるエージェントに関してのみ、プロセス レベルの Average Response Time (平均応答時間) と Responses Per Interval (間隔ごとの応答数) が表示されます。
ビジネス プロセスについては、標準メトリックに加えて以下のメトリックが表示されます。
  • Cancels Per Interval
    間隔内でキャンセルされたプロセスの数。
  • Suspends Per Interval
    間隔内で一時停止されたプロセスの数。
  • Restarts Per Interval
    間隔内で再起動されたプロセスの数。
  • Resumes Per Interval
    間隔内で再開されたプロセスの数。
また、webMethods Integration Server のビジネス プロセスに関する依存関係および偏差のメトリックを収集することもできます。標準の依存関係および偏差のメトリックについては、「Investigator を使用して SOA パフォーマンス メトリックを表示する」を参照してください。
ビジネス プロセスの手順レベルのメトリックを表示する
デフォルトでは、webMethods Integration Server を監視している場合、Introscope のすべての標準メトリックが、以下のようにビジネス プロセス手順にも使用できます。
[WebMethods]-[BusinessProcesses]-[<
business_process_name
>]-[<
step_identifier
>]ノード
以下の手順に従います。
  1. エージェント ノードを展開し、次に、[webMethods]-[ビジネス プロセス]を展開します。
    webMethods Designer で定義し、パッケージとして環境内に展開したビジネス プロセスが表示されます。
    実行されているビジネス プロセスのバージョンを区別するため、ビジネス プロセス名の末尾にアンダースコア(_)とバージョン番号が追加されます。
  2. 任意のプロセス名を展開します。
    プロセスに対して定義した手順が表示されます。
  3. 任意の手順 ID (StepID)を展開します。
    Integration Server 上の手順を表す手順レベルのメトリックとフロー サービス メトリックが表示されます。
完了したプロセスの平均応答時間について
webMethods のビジネス プロセスは、実行中に My WebMethods Server からキャンセルまたは一時停止できます。My WebMethods Server を使用してキャンセルまたは一時停止したプロセスは、多くの場合、My WebMethods Server から手動で再開することもできます。これらのプロセスは My WebMethods Server から再サブミットして完了するまで実行できるため、プロセス レベルの Average Response Time (平均応答時間)メトリックは正常に完了したプロセスのみを表します。
プロセスが失敗するか、または一時停止され、My WebMethods Server の内部から再サブミットされた場合、Average Response Time (平均応答時間)メトリックには再サブミット後のプロセスの初期呼び出しから正常完了までの時間が反映されます。プロセスが失敗し、My WebMethods Server を使用して再サブミットされなかった場合、そのプロセスは Average Response Time (平均応答時間)メトリックに含まれません。しかし、プロセスがそのプロセス フローの一部として(たとえば、Terminate 手順を使用して)キャンセルされた場合、そのプロセスは Average Response Time (平均応答時間)メトリックに含まれます。
ビジネス プロセスに複数の Integration Server が関係している場合は、ビジネス プロセスが完了した Integration Server についてのみ Average Response Time (平均応答時間)メトリックがレポートされます。
完了したプロセスの Responses Per Interval (間隔ごとの応答数)について
Responses Per Interval (間隔ごとの応答数) メトリックには、正常に完了したプロセスの数が反映されます。ビジネス プロセスに複数の Integration Server が関係している場合は、ビジネス プロセスが完了した Integration Server についてのみ Responses Per Interval (間隔ごとの応答数) メトリックがレポートされます。
完了したプロセスの Errors Per Interval (間隔ごとのエラー数) について
Errors Per Interval (間隔ごとのエラー数) メトリックは、プロセスが完了するまで実行されなかった場合にのみ表示されます。
プロセス内の手順の Concurrent Invocations (同時進行中の呼び出し) について
サブプロセス、参照されたプロセス、ヒューマン タスクの手順など、一部の手順は、webMethods Designer で単一の手順として表示されても、内部では複数の手順として実行されます。たとえば、ヒューマン タスクの手順は、内部では
PRE_StepID
POST_StepID
の 2 つの手順として実行されます。Concurrent Invocations (同時進行中の呼び出し) メトリックでは、これらの内部手順は単一の手順に集約されず、個別の呼び出しとしてカウントされます。
フロー サービスに関するメトリック
フロー サービスは、webMethods のフロー言語で記述されたサービスです。フロー サービスは一連のフロー手順で構成され、各手順には入力と出力が明確に定義されます。個々のフロー手順は、webMethods が実行時に解釈して実行する作業の基本単位です。特定のサービスのフロー手順は、ある手順の出力がフロー内の次の手順の入力として使用できるように、すべて同じスレッドを使用して実行されます。
webMethods の個々のフロー サービスについては、[WebMethods]-[Flow Services]ノードの下に Introscope のすべての標準メトリックが表示されます。データは個々のフロー手順ごとに収集され、Integration Server の上のすべてのフロー サービスの全般的な稼働状況を監視するため、1 つのフロー サービスに関するメトリック、および複数のフロー サービスにまたがるメトリックに集計されます。
表示されるノード名は、監視対象として選択し、フィルタを使用して除外していないサービスの完全修飾名です。監視対象のフロー サービスのフィルタリングについては、「監視と表示の対象となるサービスのフィルタリング」を参照してください。
ほかのフロー サービスを呼び出すフロー サービス
通常は、webMethods のフロー サービスには、他のアプリケーション コンポーネントと同じように Introscope すべての標準メトリックとそれらに対応する集計されたメトリック値が適用されます。
あるフロー サービスが別のフロー サービスを呼び出すと、両方のフロー サービスに関するメトリックが Investigator ツリーの[WebMethods]-[Flow Services]ノードの下に個別のノードとして表示されます。一方のノードがもう一方のノードの下にネストされることはありません。
呼び出しシーケンスの中で同じ webMethods Integration Server 上で実行されたすべてのフロー手順を表示するには、トランザクション追跡セッションを開始します。
Java サービスに関するメトリック
Java サービスは、Java 言語を使用して実装され(またはほかの言語で記述されたサービスが Java クラスを使用してラップされ)、webMethods Integration Server 上でサービスとして公開されるユーザ定義のサービスまたは webMethods に組み込まれた内部サービスです。たとえば、webMethods Integration Server が提供する組み込みサービスはすべて Java サービスです。
展開されている個々の webMethods Java サービスについては、[WebMethods]-[Java services]ノードの下に Introscope のすべての標準メトリックが表示されます。
webMethods では、同じフォルダ内に存在する Java サービスは同じクラスのメソッドです。たとえば、Java サービスでは、
recording.user.accounts:createAccount
の完全修飾名があります。名前は、Java パッケージ (
r
ecording.user
)、Java クラス(
(accounts
)、および Java メソッド (
createAccount
)で構成されます。Investigator に表示されるノード名は、監視対象として選択し、フィルタを使用して除外していないサービスの完全修飾名を表します。
監視対象の Java サービスのフィルタリングについては、「監視と表示の対象となるサービスのフィルタリング」を参照してください。
JDBC プールに関するメトリック
webMethods Integration Server は、JDBC 接続ポイントを介してデータベースに接続することにより、ユーザ、ドキュメント、サーバ内部の機能、監査ログとエラー ログ、およびその他の情報を収集して格納します。JDBC プールで許可される JDBC 接続の最大数は、Integration Server Administrator を使用して設定できます。
JDBC の使用状況の監視については、[WebMethods]-[JDBC Pools]サブノードの各スレッド プール名の下に以下のメトリックが表示されます。
  • Available Connections
    JDBC プールの利用可能な接続の数。
    利用可能な接続の数は、現在アクティブな接続の数からビジーな接続の数を引くことで計算されます。
  • Current Size
    現在アクティブな JDBC 接続の総数。
  • Maximum Size
    選択したプールに設定された JDBC 接続の最大数。
  • Minimum Size
    選択したプールに設定された JDBC 接続の最小数。
スレッド プールに関するメトリック
webMethods Integration Server は、サービスの実行、webMethods Broker からのドキュメントの取得、およびトリガの実行にスレッドを使用します。サーバ起動時の最初のスレッド プールには、最小数のスレッドが含まれています。サーバは、許可された最大数に達するまで、必要に応じてプールにスレッドを追加します。最大数のスレッドが使用されている場合、サーバはプロセスが完了するまで待機した後、プールにスレッドを返してから新しいプロセスを開始します。
スレッドの使用状況の監視については、[WebMethods]-[Thread Pools]サブノードの各スレッド プール名の下に以下のメトリックが表示されます。
  • Maximum Size
    選択したスレッド プールに設定されたスレッドの最大数。
  • Minimum Size
    選択したスレッド プールに設定されたスレッドの最小数。
  • Used Threads
    選択したスレッド プールで現在使用中のスレッドの数。
トレーディング ネットワークに関するメトリック
各組織は、トレーディング ネットワークを使用してドキュメントを交換することにより、企業間の関係を確立し、充実させることができます。たとえば、購入者、供給元、戦略的パートナー、またはその他の組織を、ドキュメントを交換する取引相手として識別できます。ドキュメントの交換によって、組織の境界にまたがるビジネス プロセスを合理化できます。webMethods Integration Server では、トレーディング ネットワークが取引相手間のゲートウェイとして機能します。
webMethods のトレーディング ネットワークについては、[webMethods]-[Trading Networks]ノードの下に以下の標準メトリックが表示されます。
  • Errors Per Interval
さらに、[WebMethods]-[Trading Networks]ノードの下にある以下のメトリック カテゴリを使用して、トレーディング ネットワークにおける XML ドキュメントの認識と処理ルールを監視できます。
  • Document Types
    ドキュメント タイプは、異なるパートナー関係で交換されるデータの構造とタイプを識別します。
  • Processing Rules
    処理ルールは、ドキュメントを Integration Server 経由でその宛先にルーティングする方法を示します。
  • Service Execution Tasks
    サービス実行タスクは、処理ルールによって再試行回数を制限しながらサービスを非同期に実行するときに作成されます。
  • Service Threads
    サービス スレッドは、再試行回数を制限せずにルーティングされるドキュメントの非同期処理に対応するために作成されます。
たとえば、[WebMethods]-[Trading Networks]-[Document Types]サブノードを展開すると、特定のドキュメント タイプに関するメトリックが表示されます。これには、各ドキュメント タイプのドキュメントの認識と承認に関するメトリックが含まれます。同様に、[WebMethods]-[Trading Networks]-[Processing Rules]サブノードを展開すると、特定の処理ルールに関するメトリックが表示されます。これには、個々のプレルーティングおよびルーティング オペレーションに関するメトリックが含まれます。
ドキュメント タイプに関するメトリック
webMethods のトレーディング ネットワークについては、[webMethods]-[Trading Networks]-[Document Types]ノードの下に Introscope の以下の標準メトリックのみが表示されます。
  • Average Response Time (ms)
  • Responses Per Interval
ドキュメント タイプの Responses Per Interval メトリックと 間隔ごとの応答数 メトリックは、ドキュメントが処理されるときに集計されます。これらのメトリックは、処理ルールが実行されたときにのみレポートされます。ドキュメントがサブミットされても、処理ルールによって処理されなければ、Average Response Time (平均応答時間)メトリックと Responses Per Interval (間隔ごとの応答数) メトリックはレポートされません。
有効なドキュメントがサブミットされた場合は、[webMethods]-[Trading Networks]-[Document Types]ノードの下に、標準メトリックに加えて以下のメトリックが表示されます。
  • Recognitions Per Interval
    15 秒の間隔が終了するまでに有効な取引相手のドキュメントとして認識されたドキュメントの数。
認識された各ドキュメント タイプについては、[webMethods]-[Trading Networks]-[Document Types]-[<
document_type_name
>]ノードの下に Introscope のすべての標準メトリックが表示されます。
処理ルールに関するメトリック
webMethods のトレーディング ネットワークについては、[webMethods]-[Trading Networks]-[Processing Rules]-[<
processing_rule_name
>]サブノードの各処理ルールの下に Introscope の以下の標準メトリックのみが表示されます。
  • Average Response Time (ms)
  • Responses Per Interval
webMethods の個々の処理ルール オペレーションについては、[WebMethods]-[Trading Networks]-[Processing Rules]-[<
processing_rule_name
>]-[PreRoute]または[Route Actions] サブノードに含まれる処理ルールの特定のオペレーションの下に、Introscope のすべての標準メトリックが表示されます。
処理ルールの平均応答時間について
処理ルールの平均応答時間メトリックは、ドキュメントを同期的にルーティングするのにかかった平均応答時間を集計したものです。処理ルール内の同期呼び出しについては、このメトリックはドキュメント タイプに関して集計された平均応答時間と同じです。
サービス実行タスクに関するメトリック
webMethods のトレーディング ネットワークについては、[webMethods]-[Trading Networks]-[Service Execution Tasks]ノードの下に以下のメトリックが表示されます。
  • New Tasks Per Interval
  • Task Failures Per Interval
  • Tasks Completed Per Interval
さらに、個々の呼び出しオペレーションについては、[webMethods]-[Trading Networks]-[Service Execution Tasks]-[invoke]サブノードの下に Introscope の以下の標準メトリックが表示されます。
  • Average Response Time (ms)
  • Responses Per Interval
サービス スレッドに関するメトリック
webMethods のトレーディング ネットワークについては、[webMethods]-[Trading Networks]-[Service Threads]サブノードの下に Introscope の以下の標準メトリックが表示されます。
  • Average Response Time (ms)
  • Responses Per Interval
トリガに関するメトリック
Integration Server トリガは、webMethods Broker または JMS(Java Message Service)を使用してドキュメントを処理するように設定できます。webMethods Broker トリガは、ローカルに発行されたドキュメント、または webMethods Broker に配信されたドキュメントを購読して処理するトリガです。JMS トリガは、JMS プロバイダ上の宛先(キューやトピックなど)からメッセージを受信し、それらのメッセージを処理するトリガです。
トリガについては、[WebMethods]-[Triggers]サブノードの各トリガ名の下に Introscope のすべての標準メトリックが表示されます。Broker トリガ、ローカル トリガ、または JMS トリガを設定していない場合、このメトリック カテゴリは表示されません。
Web サービスのメトリック
Web サービスは、ユーザまたはソフトウェア プログラムが使用できるように 1 つの単位としてパッケージ化され、ネットワークに発行される構成要素です。
webMethods Integration Server のサポートされているバージョンで有効: Web サービス コネクタは、Integration Server が Web サービス コンシューマ(クライアント)とWeb サービス プロバイダ(サーバ)のどちらとしてとして機能するかを定義します。 たとえば、展開している任意のフロー サービスまたは Java ベースのサービスを Web サービスとして外部に公開できます。サービスに関する情報を UDDI レジストリに発行するプロバイダ Web サービス記述子を使用します。webMethods Integration Server は、コンシューマ Web サービス記述子を使用して外部アプリケーション サーバ上の Web サービスを呼び出し、クライアントとしてサービスを要求することもできます。
webMethods Integration Server 上のクライアントおよびサーバ Web サービスとそのオペレーションについては、Introscope のすべての標準メトリックが用意されています。さらに、SOA プラットフォーム上の Web サービスを監視するすべての拡張用の標準メトリックとして、間隔ごとの SOAP 障害数があります。
注:
webMethods Integration Server の要件については、「製品互換性マトリックス」を参照してください。
サーバ側のメトリックについて
webMethods は、Web サービス プロバイダとして Web サービス要求を処理するために、以下のように複数の SOAP プロセッサを備えています。
  • デフォルトの Web サービス SOAP プロセッサ
  • SOAP リモート プロシージャ コールを受信して処理する SOAP RPC プロセッサ
  • 処理ディレクティブが未定義または省略されている場合にメッセージを処理するデフォルトの SOAP メッセージ ハンドラ
サーバ側の WebServices メトリックには、これら 3 つの SOAP プロセッサの情報がすべて含まれます。ただし、カスタム SOAP プロセッサはメトリックに含まれません。
クライアント側のメトリックについて
クライアント側のメトリックは、外部アプリケーション サーバ上で実行される Web サービス要求の実行状況を表します。
webMethods Integration Server は、Web サービス コンシューマとして機能する場合、各オペレーションの Web サービス コネクタを自動的に生成します。 次に、クライアントはコネクタ経由で Web サービスのエンドポイントに直接バインドします。Web サービス コネクタが実行されると、Web サービスの呼び出し要求が Web サービスの実装に直接送信されます。Web サービス コネクタは、内部的にはフロー サービスであり、Flow Services メトリックを使用して監視できます。
[WebServices]-[Client]メトリックは、クライアントが直接要求しているオペレーションではなく、外部の Web サービスを呼び出すコネクタの実行状況を表します。
サーバ側のメトリックは、webMethods Integration Server 上で実行される Web サービスの実行状況を表します。
XSLT サービスに関するメトリック
XSL(Extensible Stylesheet Language)と XSLT(XSL Transformations)は、ソース XML ドキュメントを他のドキュメントに変換するための XML ベースの言語を提供します。たとえば、元の XML ドキュメントを、新しい XML ドキュメントを作成するために使用したり、Web ページとして表示するための HTML に変換したり、プレーン テキストとして発行したりできます。
XSLT サービスを呼び出すと、Integration Server は関連するドキュメント(スタイル シート)の指示を取得し、それらの指示を適用して、ソース XML ドキュメントをスタイル シートで定義された形式の新しいドキュメントに変換します。
個々の webMethods XSLT サービスの監視については、[WebMethods]-[XSLT Services]ノードの下に Introscope のすべての標準メトリックが表示されます。
webMethods のデフォルト メトリック グループの表示
SOA extension for webMethods Integration Server には、デフォルトのダッシュボードとアラートを定義するために使用されるデフォルト メトリック グループが含まれています。これらのデフォルト メトリック グループをカスタム ダッシュボードやカスタム アラートで使用することもできます。
デフォルト メトリック グループは、webMethods Integration Server 管理モジュール(
WebMethodsISManagementModule.jar
)の一部として webMethods Integration Server 用の Enterprise Manager 拡張にパッケージ化されています。
webMethods エージェントのデフォルト メトリック グループを表示する方法
  1. Investigator で、[Workstation]-[新規管理モジュール エディタ]の順にクリックします。
  2. [*SuperDomain*]-[管理モジュール]-[WebMethods IS (*Super Domain*)]の順に展開します。
  3. [メトリック グループ]ノードを展開すると、webMethods 管理モジュールに定義されたすべてのメトリック グループが表示されます。
  4. 特定のメトリック グループをクリックすると、[ビューア]ペインにその定義が表示されます。
    任意のメトリック グループのデフォルト設定を変更したり、ユーザ独自のカスタム メトリック グループを作成したりできます。
webMethods のデフォルト アラートの表示
SOA extension for webMethods には、事前設定済みのダッシュボードで使用されるデフォルト アラート定義が含まれています。これらのデフォルト アラートをカスタム ダッシュボードで使用することもできます。ほとんどのデフォルト アラートは、デフォルトの警告しきい値と危険しきい値を使用して、しきい値を超えるか重要度が高くなった場合にコンソールに通知を送信するように事前設定されています。
デフォルト アラート定義は、webMethods Integration Server 管理モジュール(
WebMethodsISManagementModule.jar
)の一部として webMethods Integration Server 用の Enterprise Manager 拡張にパッケージ化されています。
webMethods エージェントのデフォルト アラート定義を表示する方法
  1. Investigator で、[Workstation]-[新規管理モジュール エディタ]の順にクリックします。
  2. [*SuperDomain*]-[管理モジュール]-[WebMethods IS (*Super Domain*)]の順に展開します。
  3. [アラート]ノードを展開すると、webMethods Integration Server 管理モジュールに定義されているすべてのアラートが表示されます。
  4. 特定のアラートをクリックすると、[ビューア]ペインにその定義が表示されます。
特に、デフォルトの警告しきい値と危険しきい値、およびクリティカル アラートに対する事前定義済みのアクションを確認し、環境に合わせて調整してください。たとえば、必要に応じてしきい値を調整したり、通知を追加したり、修正処置を定義したりできます。
任意のアラートのデフォルト設定を変更したり、ユーザ独自のカスタム アラートを作成したりできます。
注:
アラートの作成または変更の詳細については、「
CA APM
Workstation ユーザ ガイド
」を参照してください。
webMethods の依存関係の表示
Investigator ツリーで適切な webMethods ノードを選択し、[SOA 依存マップ]タブをクリックすると、webMethods のフロー、Java、アダプタ、Web サービス、および webMethods のビジネス プロセスの依存関係が表示されます。
選択するノードによって、依存マップに表示されるコンテキストが決まります。さらに、表示される詳細情報のコンテキストとレベルをロールアップして折りたたんだり、ロールダウンして展開したりできます。たとえば、すべてのビジネス プロセスの依存関係を以下のようにトップレベルで表示するには、Investigator で[Business Process]ノードを選択し、[SOA 依存マップ]タブをクリックします。
特定のビジネス プロセスの依存関係を高レベルで表示するには、Investigator でビジネス プロセス名を選択し、必要に応じて、そのビジネス プロセスのワークフロー全体が表示されるまでマップに依存関係のレベルを追加し続けるか、またはマップの特定のノードを拡大表示します。依存マップの操作方法の詳細については、「SOA 依存マップの使い方」を参照してください。
webMethods のトランザクションの追跡
トランザクションの追跡では、ビジネス トランザクションの完了に関係する具体的な手順の詳細ビューまたはサマリ ビューが提供されます。webMethods Integration Server のビジネス プロセスまたはアプリケーション サービスについては、以下のプロトコルによってルーティングされたオペレーションを含むトランザクションを追跡できます。
  • SOAP(Simple Object Access Protocol)
  • HTTP(HyperText Transport Protocol)
  • HTTPS(Hypertext Transport Protocol Secure)
  • JMS(Java Message Service)
  • webMethods Broker メッセージ サービス
webMethods のサービスが関係するトランザクションには、異なるスレッドを使用して同時に実行される同期および非同期の呼び出しやアクティビティが含まれる可能性があります。複数のスレッドまたはプロセスにまたがるトランザクションのトランザクション追跡を有効にするため、トランザクションが個々のコンポーネントやオペレーションを順番に実行するときに、相関識別子が挿入され、使用されます。その結果、実行された特定のオペレーションと各オペレーションの完了までにかかった時間に関する詳細情報を表示できます。
また、CA APM for SOA と CA APM for webMethods Integration Server が追跡対象のすべてのノードで有効になっている限り、あらゆるプラットフォームにまたがって BusinessTransaction を追跡できます。このため、トランザクションが複数の JVM や CLR にまたがっている場合でも、トランザクションに関する詳細情報を表示できます。
プロセスにまたがるトランザクション追跡の設定について
通常、プロセスにまたがるトランザクション追跡機能を設定するには、相関関係の情報をプロセス間で受け渡せるようにします。情報は、SOAP または HTTP ヘッダのいずれかを使用して渡されます。
webMethods Integration Server の RPC Web サービス コネクタが関係するビジネス トランザクションのトランザクション追跡を表示するには、HTTP ヘッダを使用して相関識別子を渡すようにエージェントの相関追跡を設定します。
プロセスにまたがるトランザクション追跡の値について
プロセスにまたがるトランザクション追跡は、サービス指向アーキテクチャ内の疎結合サービスによって実行されているオペレーションに関して貴重な情報を提供します。プロセスにまたがるトランザクション追跡を使用して、以下のことを特定できます。
  • フロー サービスまたは Java サービスによってビジネス プロセスがどのようにルーティングされるか。
  • トランザクション中にどのサービスが呼び出され、実行されるか。
  • トランザクション中に呼び出され、実行される呼び出しのシーケンス。
  • 要求または返答の処理が最も遅い箇所。
サンプル トランザクション追跡を開始して表示する
トランザクション追跡セッションは、以下の方法で開始できます。
  • SOA 依存マップ内のマップ ノードから直接開始する方法。
  • [Workstation]-[新規トランザクション追跡セッション]をクリックして Workstation から手動で開始する方法。
依存マップからトランザクション追跡を開始する場合は、マップ ノードのタイプに応じてデフォルト フィルタが自動的に設定されます。手動で新しいトランザクション追跡セッションを開始する場合は、webMethods 用の以下のフィルタ タイプから 1 つを選択できます。
  • ビジネス プロセス
  • ネームスペース
  • オペレーション名
フィルタを設定してからトランザクション追跡セッションを開始すると、トランザクション追跡ビューアが表示されます。追跡を選択して、トランザクションで行われた呼び出しに関する追加の詳細情報を表示できます。これらの詳細には、webMethods Integration Server 上で実行されたトリガ、フロー サービス オペレーション、またはビジネス プロセス手順が含まれます。
webMethods プロセスのシーケンス ビューの使用
webMethods Integration Server が関係するトランザクションには非同期の呼び出しが含まれることが多いため、[シーケンス ビュー]をクリックして、トランザクションの一部として非同期で実行されるプロセスのトランザクション ワークフローを表示すると便利です。シーケンス ビューには、シーケンスを識別できる範囲でプロセスの実行順序が表示されます。webMethods Integration Server のトランザクションでは、このシーケンスは必ずしも従来の呼び出し元と呼び出し先の関係を表すものではなく、1 つのプロセスが別のプロセスの実行のトリガになることを示します。
ただし、webMethods Integration Server のプロセスの処理時間は、呼び出されたプロセスに関連する処理時間を含む、プロセスの開始から完了までの全体の継続時間を使用して計算されることに注意してください。webMethods Integration Server のプロセスについては、正味の継続時間(呼び出し元プロセスの継続時間からブロック化されていない同期および非同期プロセスの処理時間を引いたもの)はサポートされていません。