アップグレード

CA APM を現在のバージョンにアップグレードする方法について説明します。
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より少ないオーバーヘッドで最大の監視パフォーマンスを得るため、サポートされている以前のバージョンの CA APM または Introscope を最新の CA APM バージョンにアップグレードします。 アップグレード プロセスの最初の手順は、監視要件を評価し、ニーズに合わせて APM のデプロイのサイズを変更することです。 ビジネス ニーズの変化に応じて、APM のデプロイを正しくサイジングします。
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アップグレード方法
3 つのアップグレード方法のいずれかを使用します。 対話型のアップグレードでは、プロセスをガイドするグラフィカル ユーザ インターフェース (GUI)を提供します。 GUI とコンソールの使用方法の違いは最小で、お使いの OS と各方法の習熟度によって異なります。 経験豊富なユーザは、コンソール方法を使用できます。 サイレント方式では、アップグレードを自動化するためのスクリプトを作成し、それを繰り返し使用することができます。
自動クラスタ アップグレード
クラスタをアップグレードするには、スタンドアロンの APM Command Center を通じて自動クラスタ アップグレード ユーティリティを使用します。 クラスタ アップグレードのメリットは、以下のとおりです。
  • 環境全体のアップグレードを簡略化します。
  • アップグレード手順の大部分を自動化します。
  • ご使用の環境のモニタリングのダウンタイムが大幅に減少します。
  • 必要に応じて、以前のバージョンへのロールバックを簡単に実行できます。
自動クラスタ アップグレード機能は、早期導入でのみ利用可能です。 この機能にアクセスするには、CA サポートにアクセスしてサポート チケットをオープンします。
対話型アップグレード
プロセスに精通していない場合に、すべてのコンポーネントをアップグレードするには、対話型のアップグレード方法を使用します。 対話型のアップグレードでは、APM インストーラ ウィザードを使用します。 ウィザードにデフォルトの設定が表示され、設定とパラメータを指定するように求められます。 対話型のアップグレードのメリットは、以下のとおりです。
  • インストールが成功する可能性が高まります。
  • Windows 環境で簡単に使用できます。
  • デフォルトの設定を含め、ユーザが変更可能なメニュー オプションのある GUI が提供されます。
  • プロセスを高速化し、コンポーネントをインストールする際の選択肢が提供されます。
コンソールを使用してのアップグレード
コンポーネントとプロセスに精通している場合は、コンソールを使用して、コンポーネントをアップグレードします。 すべての適切な設定とパラメータを指定する必要があります。 指定されていない設定には、デフォルト値が使われます。 コンソールを使用してのアップグレードのメリットは、以下のとおりです。
  • Linux または UNIX 環境で簡単に実行できます。
  • ワークフローに従います。
  • 対話型のアップグレードを使用する場合に存在する UNIX でのオーバーヘッドを回避します。
  • デフォルトの設定を含め、ユーザが変更可能なすべてのオプションが提供されます。
サイレント アップグレード
スクリプトを使用する場合、サイレント アップグレードを使用します。 この方法は、APM に精通しており、アップグレードされるコンポーネントに適用する設定がわかっている場合にのみ使用します。 トラフィックが最小になるときに、アップグレードを実行するようにスクリプトをスケジュールできます。 サイレント アップグレードでは、応答ファイルに設定とデフォルト設定を指定し、インストール ログで結果を確認する必要があります。 応答ファイルのアップグレード コマンドの詳細については、「サイレント モードでの APM のインストール」を参照してください。 サイレント アップグレードのメリットは、以下のとおりです。
  • スクリプトは何回でも実行できます。
  • すべてのアップグレード タスクに対して 1 つのスクリプトを使用できます。
  • ピーク時以外の時間に実行するようにスクリプトをスケジュールできます。
アップグレード プロセス
APM ソリューションのすべての監視コンポーネントは、Enterprise Manager に基づいています。 スタンドアロンまたはクラスタ構成の Enterprise Manager は、同じバージョンの Enterprise Manager ソフトウェアで実行する必要があります。 Enterprise Manager を個別にアップグレードして、アップグレード プロセスを完了します。 Enterprise Manager は同時にアップグレードできます。 Enterprise Manager のアップグレード中は、監視ソリューションが非アクティブであるため、監視データを収集することはできません。
Enterprise Manager をアップグレードするには、各 Enterprise Manager サーバに APM インストーラをダウンロードして実行します。 インストーラによって既存の Enterprise Manager が識別され、Enterprise Manager をアップグレードするオプションが提供されます。 アップグレード中に、インストーラは、Enterprise Manager ファイルをアップグレードし、既存の設定とカスタマイズを転送します。 Enterprise Manager をアップグレードしたら、サーバを再起動します。 監視環境の他のコンポーネントが、Enterprise Manager に再接続します。 すべてのコンポーネントが接続されると、Enterprise Manager がデータの収集を開始します。
アップグレード中、APM インストーラは、以下のタスクを実行します。
  • CA APM 設定および Enterprise Manager のバックアップを作成します。
  • Introscope のプログラム ファイルはすべて置換されます。
  • SmartStor データおよびログ ファイルはすべてそのまま残されます。
  • カスタマイズを
    <EM_HOME>/install
    ファイルに記録します。
  • 設定ファイルおよび起動スクリプトをアップグレードするか、上書きします。
  • アップグレード タスクを実行します。
アップグレード後、APM インストーラは以下のタスクを実行します。
  • <EM_Home>/backup/<iscXx>
    に廃止されたファイルを移動します。
  • アップグレード後に繰り越されなかったカスタマイズを記録します。 ログは、
    <EM_HOME>/install
    に格納されます。
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