PostgreSQL データベースのアップグレード

PostgreSQL データベースを使用している場合、APM インストーラにより、データベースは PostgreSQL バージョン 9.6.2 にアップグレードされます。 ご使用の環境が PostgreSQL 9.6.2 をサポートしていることを確認します。例:現在のバージョンでは、Red Hat 5.x はサポートされません。 PostgreSQL 9.6.2 をサポートするには、Red Hat バージョン 6.x または 7.x を使用するか、これらのバージョンにアップグレードする必要があります。
apmdevops106
PostgreSQL データベースを使用している場合、APM インストーラにより、データベースは PostgreSQL バージョン 9.6.2 にアップグレードされます。 ご使用の環境が PostgreSQL 9.6.2 をサポートしていることを確認します。
例:
現在のバージョンでは、Red Hat 5.x はサポートされません。 PostgreSQL 9.6.2 をサポートするには、Red Hat バージョン 6.x または 7.x を使用するか、これらのバージョンにアップグレードする必要があります。
アップグレードを開始する前に、必ず互換性マトリックスの要件を確認してください。 詳細については、「サポートと互換性」を参照してください。
ホストされているプラットフォームおよびアップグレード元の CA APM のリリースにより、PostgreSQL データベースのアップグレードの動作は異なります。
  • 新しい PostgreSQL インスタンスの場所を指定する必要があることを表します。 アップグレードの完了後、古い PostgreSQL データベースはアンインストールしてください。
  • ×
    既存のデータベース バイナリを置き換えることによって既存の PostgreSQL インスタンスが新しい PostgreSQL にアップグレードされることを表します。
    APM 9.7.x
    APM 10.x
    Windows
    Linux
    Solaris
PostgreSQL インスタンス内のデータベース スキーマは 1 つだけにすることをお勧めします。 インスタンス内に複数のデータベース スキーマが存在する場合、アップグレード時に、すべてのデータベースが新しい PostgreSQL インスタンスに移行されます。 既存のインスタンスはデータ フォルダに影響を与えることなくアンインストールされ、特定のデータベース スキーマがアップグレードされます。
メジャー リリース バージョンが同じである複数の PostgreSQL バージョン(例: 9.2 と 9.2.15 または 9.2.4)は共存できません。 それが検出された場合、既存の PostgreSQL インスタンスは自動でアップグレードされます。 CA APM 9.7.x 以降のバージョンと共にインストールされる PostgreSQL インスタンスがある場合は、CA APM のアップグレード時に
[データベースのインストール]
オプションを使用しないでください。
PostgreSQL アップグレードの前提条件の確認
PostgreSQL データベースをアップグレードする前に、以下の情報を確認してください。
  • コンピュータが PostgreSQL データベースの現在のバージョンに対するシステム要件を満たしているか、それらを超えている。
  • PostgreSQL サーバが実行されている。
  • PostgreSQL データベースのサイズの少なくとも 1.5 倍のディスク領域が使用可能。
  • すべての APM サービスおよびコンポーネントがシャットダウンされている。
  • APM ファイルまたはフォルダは実行中のプロセスによって使用されていない。
  • PostgreSQL データベースが稼働中である。
  • プロセスまたはユーザがデータベースに接続していない。
  • (Solaris 10 のみ)
    libreadline6
    パッケージがインストールされている。
  • アップグレードされる PostgreSQL インスタンスは、APM インストーラを使用してインストールされたものである。
PostgreSQL データベースのアップグレード
PostgreSQL データベースをアップグレードするには、GUI モード、コンソール モード、またはサイレント モードを使用します。
GUI モードおよびコンソール モードを使用してのアップグレード
GUI モードまたはコンソール モードのいずれを使用する場合も、PostgreSQL データベースをアップグレードする手順は同じです。 次の手順に進むには、GUI モードではインターフェースでオプションを選択し、コンソール モードでは
Enter
キーを押します。
以下の手順に従います。
  1. ご使用の環境に合ったインストーラを選択して起動します。 詳細については、「インストーラの起動」を参照してください。
    [開始]
    画面が開きます。
  2. [次へ]
    をクリックするか
    Enter
    キーを押して続行します。
    [CA エンド ユーザ ライセンス使用条件]
    (EULA)
    画面が表示されます。
  3. EULA
    に同意し、
    [次へ]
    をクリックするか
    Enter
    キーを押して続行します。
    [インストール セットの選択]
    画面が表示されます。
  4. [インストール セットの選択]
    画面で
    [データベースのみ]
    をクリックします。
  5. [インストール フォルダの選択]
    でデータベース スクリプトをインストールするディレクトリを指定し、
    [次へ]
    をクリックするか
    Enter
    キーを押して続行します。
    既存のデータベース ディレクトリを指定しないでください。 データベース ディレクトリには、インストール ログおよびデータベース スクリプトが含まれています。 インストール パスおよびディレクトリの指定には ASCII 文字のみを使用してください。 日本語などの非 ASCII 文字は PostgreSQL インストールでサポートされません。
    デフォルトのインストール パス
    • (Windows):
      <C:\\Program Files\\CA APM\\Introscope<version>>
    • (UNIX): <
      /root/Introscope<version>>
      [APM データベースを選択]
      画面が表示されます
  6. [PostgreSQL]
    を選択し、
    [次へ]
    をクリックするか
    Enter
    キーを押して続行します。
    [既存の APM データベースをインストールまたは選択]
    画面が表示されます。
  7. [データベース スキーマのアップグレード
    または新規データベース スキーマの作成]
    オプションを選択し、
    [次へ]
    をクリックするか
    Enter
    キーを押して続行します。
    [APM データベース管理設定]
    画面が表示されます。
  8. 以下の
    PostgreSQL 管理設定
    情報を入力し、
    [次へ]
    をクリックするか
    Enter
    キーを押して続行します。
    1. データベース ポート(デフォルトは 5432)
      既存のデータベース サーバが実行されているポート。
      デフォルト:
      5432
    2. (Windows のみ)
      PostgreSQL 管理者ユーザ名
      実行中のデータベース サーバのスーパーユーザのユーザ名。
      デフォルト:
      postgres
    3. PostgreSQL 管理者パスワード
      実行中のデータベース サーバのスーパーユーザのパスワード。
      PostgreSQL 管理者パスワードは、アップグレード前の PostgreSQL データベース管理者ユーザのパスワードと同じである必要があります。
    4. パスワードの確認
      パスワードを確認します。
      [最新の APM データベースにアップグレードするには、PostgreSQL のアップグレードが必要です]
      画面が表示されます。
  9. [PostgreSQL および APM データベースのアップグレード]
    でデータベースを指定し、
    [次へ]
    をクリックするか
    Enter
    キーを押して続行します。
    この手順は、新旧の
    PostgreSQL
    のメジャー バージョンが異なる場合のみ表示されます。
    例:
    PostgreSQL 9.2 から PostgreSQL 9.6
    PostgreSQL
    を同じメジャー バージョン内でアップグレードする場合も、この画面は表示されます。
    例:
    PostgreSQL 9.2.4 から PostgreSQL 9.2.9
    [APM データベース]
    画面が表示されます。
  10. 以下の
    APM データベース
    情報を指定し、
    [次へ]
    をクリックするか
    Enter
    キーを押して続行します。
    • データベース名
      APM データベース スキーマの名前を指定します。
      デフォルト:
      cemdb
      (データベース スキーマ名)
      データベース スキーマをアップグレードする場合は、アップグレードするデータベース スキーマの名前を使用します。
    • データベース ユーザ名
      APM データベース スキーマに関連付けるデータベース ユーザ名を指定します。 データベース ユーザ名には大文字と特殊文字は使用できません。
      デフォルト:
      admin
    • データベース
      パスワード
      APM データベース スキーマと関連付けられたデータベース ユーザのパスワードを指定します。
      APM データベースのパスワードは、アップグレード前の APM データベース スキーマのパスワードと同じである必要があります。
    • パスワードの確認
      以前に入力したパスワードを確認します。
      [アップグレードされた PostgreSQL インストール ディレクトリの入力]画面が表示されます。
  11. PostgreSQL 9.6.2 をインストールするディレクトリを指定し、
    [次へ]
    をクリックするか
    Enter
    キーを押して続行します。
    デフォルト:
    </opt/PostgreSQL<version>>
    (Linux のみ)データベースのインストール ディレクトリを変更する場合は、/root ディレクトリ下の場所を指定しないでください。 この場所に変更すると、PostgreSQL はインストールされますが、起動はできません。 PostgreSQL ではインストール先を /root ディレクトリ以下にすることはできません。
    [データベース プリインストール サマリ]
    画面が表示されます。
  12. PostgreSQL データベースに対して指定した設定を確認し、
    [次へ]
    をクリックするか
    Enter
    キーを押して続行します。
  13. [バックアップを有効にする]
    画面では、
    [バックアップを有効にする]
    オプションがデフォルトで選択されています。 デフォルト選択のままにし、
    [次へ]
    をクリックするか
    Enter
    キーを押して続行します。
    インストーラは、アップグレードを開始する前に、PostgreSQL データベースの既存のインスタンスをバックアップします。 [サマリ]画面が表示されます。 バックアップおよびロールバックの詳細については、「Enterprise Manager のアップグレード」および「CA APM アップグレード中のバックアップおよびロールバック」を参照してください。
    [インストールのバックアップを開始しています]
    画面が表示されます。
  14. [次へ]
    をクリックするか
    Enter
    キーを押して続行します。
    インストーラにより、必要なファイルがバックアップおよびアップグレードされます。
  15. アップグレードが完了したら、
    [完了]
    をクリックするか
    Enter
    キーを押してインストーラを終了します。
  16. (オプション)問題が発生した場合は、スキーマおよびインストール ログ ファイルを確認してください。
    デフォルトのログ ディレクトリ:
    • (Linux/Solaris):
      /root/Introscope
      <version>\install\schematools.log
    • (Linux/Solaris):
      /root/Introscope10.7.0.45/install/Introscope_<version>_InstallLog.log
    • (Windows):
      C:\Program Files\CA APM\Introscope<version>\install\schematools.log
    • (Windows):
      C:\Program Files\CA APM\Introscope<version>\install\Introscope_<version>_InstallLog.log
サイレント モードでアップグレードする
PostgreSQL のアップグレードをサイレント モードで実行するには、
SampleResponseFile.Introscope.txt
ファイル内のいくつかのプロパティを更新します。 ダウンロードされたパッケージには、ファイルおよび EULA ファイルが含まれています。
プロパティ、EULA ファイル、およびコマンド ラインからのインストーラの実行に関する詳細については、「インストーラの起動」を参照してください。
以下の手順に従います。
  1. SampleResponseFile.Introscope.txt
    ファイルに移動します。
  2. ヘルプ手順を確認します。
  3. APM データベース設定
    」に移動し、インストールのニーズに応じて以下のプロパティを更新します。
    chosenDatabaseIsPostgres=true chosenDatabaseIsOracle=false dbHost=127.0.0.1 dbPort=<PostgreSQL port> dbName=<apm database name> dbUser=<apm database user> dbPassword=<apm database user password > dbAdminUser= <PostgreSQL service user> dbAdminPassword=<PostgreSQL Service password> validateDatabase=true (uncomment) upgradeSchema=true (uncomment) databaseDir= $defaultDatabaseDir$ newPgInstallDir= $defaultDatabaseDir$ (Windows only PostgreSQL DB installation) dbInstallScriptTimeoutInMillis=<milliseconds> validateDatabase=<true or false> upgradeSchema=<true>
    下記の表は、データベースのインストール/アップグレードの動作を
    validateDatabase
    および
    upgradeschema
    プロパティで制御する方法を説明します。
    validateDatabase
    upgradeSchema
    アクション
    false
    false
    PostgreSQL の新規インストール
    true
    false
    データベースが存在しない場合のデータベースの作成
    true
    true
    既存のデータベース スキーマのアップグレード
  4. (オプション)
    SampleResponseFile.Introscope.txt
    ファイルの「
    アップグレード設定
    」セクションに移動し、
    enableBackup=
    true
    に更新します。
    このプロパティを有効にしてデータベースをバックアップすることを強く推奨します。
  5. Ca-eula
    設定を
    Accepted
    に変更します。
  6. [InstallAnywhere の設定]
    で、
    INSTALLER_UI=silent
    であることを確認します。
    デフォルト:
    silent
  7. 手順 1 の
    SampleResponseFile.Introscope.txt
    ファイルを指定して、コマンド ラインからインストーラを実行します。
    アップグレードが完了しました。
    エラーが発生した場合は、
    <CA APM Install directory>/install/apm_postgresupgrade.log
    および
    <CA APM Install directory>/install/schematools.log、silent.install.failed.txt
    ファイルを確認します。