トランザクション追跡の収集および分析

診断担当者、問題切り分け担当者、または管理者は、メソッドなどのトランザクション追跡コンポーネントに関する詳細情報を確認します。 この情報は、アプリケーション パフォーマンスの問題の根本原因を識別するのに役立ちます。 トランザクション追跡では、自動または手動で収集されたトランザクション追跡を検査できます。 情報が表示されるには、PBD を使用してコンポーネントがインスツルメントされているか、またはスマート インスツルメンテーションが有効になっている必要があります。
apmdevops106
診断担当者、問題切り分け担当者、または管理者は、メソッドなどのトランザクション追跡コンポーネントに関する詳細情報を確認します。 この情報は、アプリケーション パフォーマンスの問題の根本原因を識別するのに役立ちます。 トランザクション追跡では、自動または手動で収集されたトランザクション追跡を検査できます。 情報が表示されるには、PBD を使用してコンポーネントがインスツルメントされているか、またはスマート インスツルメンテーションが有効になっている必要があります。
3
この図は、トランザクション コンポーネントに関する詳細情報を確認して、アプリケーションのパフォーマンス問題の根本原因を特定する方法を示しています。
トランザクション追跡を収集し分析する方法
トランザクション追跡を収集し分析する方法
トランザクション追跡の概要
トランザクション追跡は、個別のトランザクションがサポートされるエージェントの境界を通過する際のアクティビティを監視します。 エージェントは、Java、.NET、および Node.js アプリケーションの監視をサポートします。 プロセスにまたがるトランザクション追跡は、さまざまな Java 仮想マシン(JVM)、共通言語ランタイム(CLR)、および Node.js インスタンスの間のトランザクション コールを監視します。 この監視は、ローカルまたはリモート コンピュータ上で発生します。 プロセスにまたがるトランザクションの詳細を表示すると、トランザクション プロセス全体にわたる問題の調査を実行できます。
トランザクション追跡を収集する方法を以下に示します。
トランザクション追跡セッションを開始すると、フィルタ条件に一致するトランザクションが Workstation または WebView に表示されます。 追跡情報は、[トランザクション追跡]タブに表示されます。これには、トランザクション追跡やエラーなどのトランザクション イベントが含まれます。
注:
過剰なトランザクション追跡の処理については、TEC1186238 を参照してください。
自動的に収集されたトランザクション追跡
スマート インスツルメンテーションが有効な場合、以下のアクションが発生すると、Introscope はトランザクション追跡を自動的に収集します。
  • 差異分析によるアプリケーションの不安定な状態の検出
    注:
    差異分析からの自動トランザクション追跡には、エージェント バージョン 10.0 以上が必要です。
  • エラーの発生時
  • ComponentTimeAutoTraceTriggerTracer
    トレーサが展開されている状態でコンポーネント応答時間を超過した場合
  • API がカスタム基準に基づいて自動トランザクション追跡をトリガした場合
    詳細: 
    CA APM 実装サービスにお問い合わせください。
高度に最適化されたオーバーヘッドの少ないトレーサにより、自動トランザクション追跡が収集されます。 自動追跡のパフォーマンス オーバーヘッドは、手動実行、サンプル、およびその他のトランザクション追跡よりはるかに小さくなっています。 このようなその他のトランザクション追跡のタイプでは、エージェント フィルタリングを使用するため、オーバーヘッドが増えます。
自動トランザクション追跡には、以下の特性があります。
  • Java、PHP、Node.js エージェントでサポートされています。 .NET エージェントはサポートされていません。
  • PBD でインスツルメントされたすべてのコンポーネントには、関連付けられているメトリックが Investigator ツリーにあります。 高深度可視性コンポーネントには、関連付けられているメトリックはありません。
  • 高深度可視性コンポーネントには、クラス名、メソッド名、および期間のみが含まれます。 フロントエンドおよびバックエンド(サーブレット、Web サービス、SQL コールなど)の名前は、PBD 設定に基づいてフォーマットされます。
  • プロセスにまたがるトランザクション追跡を含みます。
    注:
    自動トランザクション追跡内のプロセスにまたがるトランザクションは、Java アプリケーションでのみサポートされています。
  • 自動トランザクション追跡では、その他のタイプのトランザクション追跡で表示されるコンポーネントの詳細プロパティがすべて表示される訳ではありません。
  • 以下のプロパティがコンポーネント プロパティに表示されます。
    • [Trace Type]は「Normal」です。
    • エラーによってトランザクション追跡が起動された場合、例外をスローしたコンポーネントにはそのコンポーネントのプロパティが含まれます。
    • トランザクション追跡の最初のコンポーネントでは、
      [Auto Trace Trigger Criteria]
      プロパティが表示されます。
自動トランザクション追跡が表示されない場合は、以下のいずれかの理由が原因である可能性があります。
自動トランザクション追跡内のプロセス間トランザクション
自動トランザクション追跡内のプロセスにまたがるトランザクションを表示すると、階層間のトランザクションを評価するのに役立ちます。 問題のあるトランザクションのボトルネックになっている階層を特定できます。
自動トランザクション追跡内のプロセスにまたがるトランザクションは、Java アプリケーションでのみサポートされています。
アップストリームおよびダウンストリーム エージェント
トランザクションを監視するエージェントには、同じトランザクションを監視しているその他のエージェントからのアップストリーム、ダウンストリーム、またはアップストリームとダウンストリームの両方を指定できます。 アップストリーム エージェントは、ダウンストリーム エージェントに対してプロセスにまたがる呼び出しを行うことができます。 トランザクションの呼び出しでは、3 つ以上のプロセスを通過する場合があります。 そのため、最初と最後のトランザクション呼び出しの間でプロセスを監視するエージェントは、他のエージェントからのアップストリームおよびダウンストリームの両方に配置されます。 以下に例を示します。
  1. 問題のあるトランザクションに対するトランザクション追跡を確認し、実行時間が 6 秒(6000 ミリ秒)であることがわかります。
  2. 追跡ビュー
    で、クライアント側メソッド
    dataservice.yourcompany.net/invoke
    からサーバ側メソッド
    thirdparty.mycompany.net/invoke
    への呼び出しを参照します。
  3. サーバ側メソッドによる、インスツルメントされているサードパーティ
    3PP site data
    Web サービスの呼び出しが多いことがわかります。
  4. 追跡ビュー
    には、
    3PP site data
    Web サービスのバックエンドが短時間に連続して繰り返される要求に応答していることが示されます。この動作は、ネストしたループなどのプログラミング ロジックにより、サーバ側サービスの呼び出しが繰り返し発生している可能性が高いことを示します。 サーバ側の呼び出し操作が全体的なトランザクション実行時間の大部分に関わっていることが特定されました。
この図は、プロセスにまたがるトランザクションの例で、エージェントの位置を示しています。
アップストリームおよびダウンストリーム エージェントの図
アップストリームおよびダウンストリーム エージェントの図
エージェントは問題の発生時にレポートし、トランザクション追跡を開始することがあります。 自動トランザクション追跡にプロセスにまたがる呼び出しが含まれる前は、アップストリーム エージェントのみが問題をレポートし、トランザクション追跡を収集する可能性があります。
自動トランザクション追跡でのプロセスにまたがる追跡の前の可視性
トランザクションの開始点に近いエージェントは、トランザクションにダウンストリームの問題があるかどうかを認識できません。 トランザクションの完了時に、ダウンストリーム エージェントは、最も近くのアップストリーム エージェントにダウンストリームの問題をレポートします。 アップストリーム エージェントが認識している内容は、ダウンストリーム エージェントが完了をレポートするまで、トランザクションが完了しないということだけです。 トランザクションの完了時に、トランザクションの開始点に最も近いアップストリーム エージェントは、見つかった問題をトランザクション追跡として Enterprise Manager にレポートします。 自動トランザクション追跡にプロセスにまたがる呼び出しの監視が含まれる前は、問題を検出しているダウンストリーム エージェントはトランザクション追跡を Enterprise Manager に送信しません。 ダウンストリーム エージェントで検出された問題が最上位のアップストリーム エージェントまでレポートされない場合、それらの問題はレポートされません。 このような状況では、アプリケーションの問題の可視性が大きく失われることになります。
自動トランザクション追跡のプロセスにまたがる追跡によるエンドツーエンドの可視性
プロセスにまたがる追跡がサポートされている場合、Java エージェントはインテリジェント キャッシュを使用して、問題のあるダウンストリームのプロセスにまたがるトランザクションに対して自動トランザクション追跡を送信できます。 この機能により、Java トランザクションのエンドツーエンドの可視性が提供されます。
問題のあるトランザクションを検出するアップストリームとダウンストリームの両方のエージェントは、自動トランザクション追跡をトリガできます。 また、両方のエージェントは、トランザクション追跡情報を Enterprise Manager に送信できます。 自動追跡をトリガするエージェントは、トランザクションの最後に、追跡を Enterprise Manager に送信するかどうかを決定します。 この決定のタイミングは、Enterprise Manager のベースラインしきい値が自動トランザクション追跡をトリガするときの差異分析で特に役立ちます。
トランザクションは、HTTP や SOAP などのサポートされているプロトコルを使用して、同じプロセス内のサービスを呼び出すことができます。 この状況で、プロセスにまたがる呼び出しを行うエージェントを、他のエージェントからのダウンストリームとアップストリームの両方に配置できます。 アップストリーム エージェントが自動トランザクション追跡を収集する場合、参加しているすべてのダウンストリーム エージェントは、自動トランザクション追跡も収集します。 プロセスにまたがるトランザクション追跡は、根本原因を分析するための問題の切り分けに重要な追跡のみを収集します。
アップストリーム エージェントが追跡をトリガすると、
Component Details Auto Tracing Triggered
プロパティはトリガ タイプを表示します。 たとえば、エラーなどです。 ダウンストリーム エージェントが自動追跡のコレクションをトリガする場合、
Component Details Auto Tracing Triggered
プロパティは
Cross Process Trigger
例: 自動トランザクション追跡でのエージェントのプロセスにまたがるトランザクション追跡相関
その他のエージェントのアップストリームにあるエージェントが問題を検出します。 アップストリーム エージェントは自動トランザクション追跡のコレクションをトリガし、同じ操作を行うようダウンストリーム エージェントに通知します。 すべてのエージェントは、自動トランザクション追跡を Enterprise Manager に送信します。 同時に、エージェントは、以下の図に示すように、関連するプロセスにまたがるトランザクションを作成します。
プロセスにまたがるトランザクション トリガの自動追跡 - エージェント
プロセスにまたがるトランザクション トリガの自動追跡 - エージェント
また、自動トランザクション追跡は、同じプロセス内でのスレッドにまたがる相関もサポートします。 スレッドの呼び出しは、2 つ以上のトランザクションを通過する場合があります。 プロセス内の 1 つのトランザクションは、別々のスレッドを経由できます。 以下の図では、自動トランザクション追跡の下の行で 4 つのプロセスにまたがるスレッドを参照できます。
自動トランザクション追跡のプロセスにまたがるトランザクションのスレッド(.png)
アップストリーム スレッドは、ダウンストリーム スレッドの呼び出しの前や後に、自動トランザクション追跡をいつでもトリガできます。 トランザクションの詳細は、スレッドが、トランザクション内で最初にトリガされるスレッドのアップストリームまたはダウンストリームであるかどうかに依存します。
例: 自動トランザクション追跡でのスレッドのプロセスにまたがるトランザクション追跡相関
アップストリーム スレッドが問題を検出します。 アップストリーム スレッドは自動トランザクション追跡のコレクションをトリガし、同じ操作を行うようダウンストリーム スレッドに通知します。 すべてのスレッドは、自動トランザクション追跡を Enterprise Manager に送信します。 同時に、スレッドは関連するプロセスにまたがるトランザクションを作成します。
プロセスにまたがるトランザクション(自動追跡 2)
プロセスにまたがるトランザクション(自動追跡 2)
アプリケーションの不安定に基づくトランザクション追跡の自動収集
差異分析は、アプリケーションの安定性を追跡します。 差異分析では、デフォルトでフロントエンドの平均応答時間とビジネス トランザクション メトリックの大きな変化を検出します。 差異分析マップは、多数のアプリケーションの安定性と応答性を視覚的に示します。 マップの各ストリップは、単一のメトリックに対応します。 変化の穏やかな安定期間には、ストリップは淡色になります。 不安定になると、ストリップの色は、不安定さの度合いに応じて段階的に濃くなります。 このため、1 つのストリップで 1 つのアプリケーションまたはビジネス トランザクションの一定期間にわたる安定性を確認できます。 マップの上部には最も不安定なストリップがソートされます。
アプリケーションがわずかに不安定になると、差異分析により、関連する自動トランザクション追跡を収集する準備ができているエージェントに通知されます。 通常、エージェントは、アプリケーションが不安定になるまでのトランザクション追跡を収集します。 ただし、不安定な期間が短い場合はエージェントでトランザクション追跡を収集しないように選択することができます。 これらのトランザクション追跡を表示して、安定性の変更に固有の詳細情報を確認し、根本原因を把握します。
差異分析からの自動トランザクション追跡には、エージェント バージョン 10.0 以上が必要です。
以下の手順に従います。
  1. APM Team Center で、
    [WebView]
    をクリックします。
    APM WebView が表示されます。
  2. [Investigator]
    -
    [メトリック ブラウザ]
    をクリックします。
    ツリーに、システムの階層ビューが表示されます。
  3. ツリーで、パフォーマンス情報を参照するエージェントを選択します。次の例を参照してください。
    SuperDomain | Host | Process | Agent | Frontends | Apps | App Name
  4. [差異分析]
    タブをクリックします。
    マップに、パフォーマンス データがグラフィカルに表示され、最後の 8 分間のデータが示されます。 不安定さが大きい順に 100 の問題のあるメトリックが表示されます。 クエリ、期間の変更、または別のノードの選択を実行すると、データが更新されます。
  5. マップで、目的のストリップをクリックします。
    差異分析のチャートが表示されます。 このグラフにより、ストリップが表すタイムラインに含まれるメトリックの安定性を容易に把握することができます。 このグラフに示される監視対象コンポーネントのステータスにより、正常なパフォーマンスと異常なパフォーマンスを迅速に検出できます。
    線は、実際のメトリックの値を表します。
    網掛けされている領域は、標準偏差バンドの 1、2、3 に対応しています。 バンドの色が濃いほど、予測値からの偏差は高くなります。 白色のメトリックは、予測より優れています。 下部の白色の領域の上に表示されるメトリックは、予測値を超えています。 たとえば、メトリックが一番上のバンドを超えると、標準偏差の 3 倍を超えています。
  6. 行にマウス カーソルを合わせます。
    ツール ヒントにメトリックの値が表示されます。
  7. 平均応答時間など、目的のメトリックのハイパーリンクをクリックします。
  8. メトリック ブラウザで、メトリックのすぐ上のフォルダ ノードをクリックし、
    [追跡]
    タブをクリックします。
    不安定な状態によって生成された、自動トランザクション追跡を表示することができます。
  9. (オプション)その他のノードをクリックして、差異分析によって生成されたトランザクション追跡を表示します。
    たとえば、
    [フロントエンド]
    ノードをクリックして、
    [追跡]
    タブをクリックし、すべてのフロントエンド アプリケーションの自動追跡を表示します。
エントリ ポイントおよびその他のアプリケーション メトリックの差異分析を設定することができます。
コンポーネント応答時間を超過した場合の自動トランザクション追跡のトリガ
コンポーネント応答時間を超過した場合に、トランザクション追跡を自動的にトリガするように PBD をデプロイできます。 この自動追跡を収集するトレーサを持つ PBD エントリを作成します。 たとえば、特定のサーブレットの応答時間が 10 秒を超えた場合に追跡を収集します。 この機能を設定するのに、
ComponentTimeAutoTraceTriggerTracer
トレーサのオプションを使用します。
手動でのトランザクション追跡の収集
トランザクション追跡セッションを手動で実行するには、トランザクションが追跡されるエージェント、およびデータを収集する期間を指定します。 フィルタを指定して、トランザクションがしきい値の実行時間を超えた場合、パラメータ値に一致した場合、またはエラーを含んでいる場合に、トランザクションの追跡を制限します。 トランザクション追跡セッションを開始すると、フィルタ条件に一致するトランザクションがトランザクション テーブルに表示されます。 トランザクション イベントには、トランザクション追跡とエラーが含まれます。
新しいトランザクション追跡セッションを実行するには、
run_tracer
権限が必要です。
以下の手順に従います。
  1. APM Team Center で、
    [WebView]
    をクリックします。
    APM WebView が表示されます。
  2. [ツール]
    -
    [トランザクション追跡]
    をクリックします。
  3. [追跡セッションを開始]
    をクリックします。
  4. [追跡トランザクション]領域で以下の操作を行います。
    • トランザクション追跡の最小期間を指定します。 ドロップダウン リストから[ミリ秒]または[秒]を選択します。 デフォルトは 5000 ミリ秒です。
    • (オプション)トランザクション追跡のための以下のいずれかのフィルタ条件を指定します。
      • 次と等しい
        文字列に一致するパラメータ値を追跡します。
      • 次と等しくない
        指定された文字列に一致しないパラメータ値を追跡します。 フィルタを適用するパラメータを含まないトランザクションも追跡されます。
      • 次の値を含む
        指定された文字列が含まれるパラメータ値が追跡されます。
      • 次で始まる
        指定された文字列で始まるパラメータ値が追跡されます。
      • 次で終わる
        指定された文字列で終わるパラメータ値を追跡します。
      • 存在する
        フィルタを適用するパラメータを含むトランザクションを、そのパラメータ値にかかわらず追跡します。
      • 存在しない
        フィルタを適用するパラメータを含まないトランザクションを追跡します。
  5. 追跡セッション継続時間を入力します。
  6. [追跡エージェント]
    領域で、トランザクションを追跡するエージェントを 1 つ以上選択します。
    • エージェントをすべて追跡するには、
      [サポート対象のエージェントを全て追跡]
      をクリックします。 このオプションを選択すると、現在接続されているサポート対象エージェントと、追跡セッション中に接続されたエージェントのすべてが追跡されます。
    • 選択されたエージェントを追跡するには、
      [選択したエージェントを追跡]
      をクリックし、リストからエージェントを選択します(複数のエージェントを選択するには、
      Ctrl キーを押しながらクリック
      します)。
  7. [OK]
    をクリックして、トランザクション追跡セッションを開始します。
    セッションの開始後、下部パネルのステータス バーに以下の情報が表示されます。
    • 追跡されたトランザクションの数および追跡設定の簡単な説明。
    • セッションの残り時間。
    ライブ モードでは、
    [追跡]
    タブに、過去 20 分のトランザクション追跡イベントがリストされます。 20 分より前のトランザクション追跡イベントは、ライブ モードでは表示されません。 表示されるトランザクション追跡イベントは最大 500 件です。
トランザクション追跡セッションの停止、再開、または切り替え
[トランザクション追跡]
タブから、追跡セッションを以下のように管理できます。
  • [追跡を停止]
    をクリックして、セッションを終了します。
  • [追跡を再開]
    をクリックし、同じ条件を使用して、ターゲット エージェントでトランザクションの追跡を続行します。 トランザクション追跡セッションの再開は、以下の場合に行うことができます。
    • セッションがタイムアウトになった後
    • 停止したセッションを再起動するとき
    • 進行中のセッションをやり直すとき
  • [追跡を切替]
    をクリックして、実行する別の追跡セッションを選択します。
関連する追跡の検索。
アプリケーションの問題に関する情報を収集するために単一の追跡を調査します。
以下の手順に従います。
  1. トランザクション テーブルの追跡セッションの追跡アクティビティ情報を分析します。 詳細を表示するには、テーブルの行を選択します。
  2. 必要に応じて、新規追跡セッションを実行するか、または追跡セッションを停止、再開、切り替えます。
  3. 下部ペインの
    [サマリ ビュー]
    [追跡ビュー]
    、および
    [ツリー ビュー]
    タブを確認します。 これらの情報は、アプリケーションの問題やパフォーマンスの問題を診断して切り分けるのに役立ちます。
エントリ ポイントについて
エントリ ポイントの自動検出では、ProbeBuilder ディレクティブを手動で設定することなく、Java アプリケーションを迅速に監視し、問題を切り分けることができます。
スマート インスツルメンテーションとエントリ ポイントの検出を有効にすると、Introscope はクライアント ソケット コールのトランザクションに関係するスレッドを監視します。 デフォルトでは、スマート インスツルメンテーションとエントリ ポイントの検出が有効に設定されています。
エントリ ポイント
は、トランザクションの開始ポイントです。 エージェントのルール エンジンは、エントリ ポイント候補を識別します。 エージェントは、トランザクション スレッドで最も古いエントリ ポイント候補をインスツルメント化し監視します。 インストール ディレクトリを共有しているすべてのエージェントが監視できるように、エージェントが検出して保持するエントリ ポイントは、すべて有効です。 ただし、複数のエージェントがインスツルメンテーションを共有する場合、メトリックのレポートは同じコードまたはフレームワークのクラスを実行するアプリケーション サーバ JVM に応じて異なります。
エントリ ポイント検出が自動的に可視性を提供するトランザクションの例を以下に示します。
  • Introscope のインスツルメンテーションがまだ監視していない技術スタックとフレームワーク
  • カスタムまたは専用の API コール
  • クリティカルなリソースを消費し、アプリケーション全体のパフォーマンスに影響するバックグラウンド スレッド
: エントリ ポイント検出はユーザ データグラム プロトコル(UDP)をサポートしていません。
エージェントは、<
Agent_Home
>\core\config\hotdeploy ディレクトリに保持される
AutoPersist.pbd
にエントリ ポイントを保存します。
アプリケーション サーバを実行するシステム ユーザには、\hotdeploy ディレクトリへの読み取り/書き込みアクセスが必要です。 これらの権限により、エージェントがデータを
AutoPersist.pbd
に書き込むことができます。
エントリ ポイントは、フロントエンドとは異なります。 Java エージェントは、トランザクション コール パスの開始ポイントに近いエントリ ポイントを自動的に検出します。 フロントエンドは、手動で PBD で定義され、トランザクション コール パスの任意の場所にすることができます。
AutoPersist.pbd
に手動で変更を加えないでください。ただし、検出されたエントリ ポイントをコピーし、別の PBD で使用できます。
エントリ ポイント メトリックは、エージェント ノードの自動エントリ ポイント サブノード内のエージェント セントリック ツリーに表示されます。
: 必ず
IntroscopeAgent.profile
introscope.autoprobe.dynamicinstrument.enabled
プロパティを true に設定します。 この設定により、アプリケーションの再起動を必要とせずに、エージェントがエントリ ポイント メトリックをレポートできます。
Introscope は、エントリ ポイントごとに 5 つの標準的な Blame メトリックをレポートします。 エントリ ポイントはトランザクション追跡に表示されますが、マップには表示されません。 エントリ ポイント名は、
エントリ ポイント <
class name _ method name
>
としてフォーマットされます。 Introscope はエントリ ポイント サポータビリティ メトリックをレポートします。
エントリ ポイントの収集を設定することができます。 たとえば、構成プロパティは、
AutoPersist.pbd
が保持できるエントリ ポイントの数を制限します。
自動バックエンドについて
自動バックエンド
検出が有効な場合、エージェントは手動設定を行わなくてもアプリケーション バックエンドを自動的に検出し、監視します。
エージェントの検出エンジンは、自動バックエンド候補を識別します。 インストール ディレクトリを共有しているすべてのエージェントが監視できるように、エージェントが検出して保持する自動バックエンドは、すべて有効です。
自動バックエンド検出が検索および監視できるバックエンド タイプの例を以下に示します。
  • エージェントがまだ監視していないバックエンド技術スタックおよびフレームワーク。 たとえば、MongoDB および Cassandra などの NoSQL バックエンドです。
  • カスタムまたは専用のバックエンド
エージェントは、<
Agent_Home
>\core\config\hotdeploy ディレクトリに保持される
AutoPersist.pbd
に自動バックエンドを保存します。
  • アプリケーション サーバを実行するシステム ユーザには、\hotdeploy ディレクトリへの読み取り/書き込みアクセスが必要です。 これらの権限により、エージェントが AutoPersist.pbd にデータを書き込むことができます。
  • AutoPersist.pbd に手動で変更を加えないでください。 ただし、検出された自動バックエンドをコピーし、別の PBD で使用できます。
自動バックエンド検出の設定を行うことができます。 たとえば、構成プロパティは、AutoPersist.pbd が保持できる自動バックエンドの数を制限します。
[追跡ビュー]
の、
[コンポーネントの詳細]
remote port
および
remote server name
パラメータが表示されます。
このトランザクション追跡のバックエンド呼び出しパスおよびパラメータに注意してください。
  • バックエンド呼び出しパスのトランザクション追跡コンポーネントは、Backends|com.mysql.jdbc|MysqlIO|sendCommand です。
  • リモート ポート パラメータは
    3306
    で、リモート サーバ ホスト パラメータは
    Name1: localhost
    です。
トランザクション追跡の自動バックエンド
高深度可視性コンポーネントの理解
スマート インスツルメンテーションが有効な場合、エージェントはトランザクション コンポーネントに関する詳細情報をメソッド レベルまで自動的に検出および収集します。 エージェントは、ProbeBuilder ディレクティブ(PBD)を使用せずに、高深度可視性コンポーネントの検出および自動インスツルメントを実行します。 Introscope では、メソッドの複雑さが分析され、高深度可視性コンポーネントとしてインスツルメントおよび表示される呼び出しおよびコンポーネントが決定されます。
注:
スマート インスツルメンテーションは、Java エージェントでのみ使用可能であり、.NET エージェントでは使用できません。
高深度可視性コンポーネントに関する留意事項
  • 稲妻アイコンは高深度可視性コンポーネントを表します。 このようなコンポーネントにマウス ポインターを置くと、ツールチップに「高深度追跡コンポーネント」のラベルが表示されます。
  • 高深度可視性コンポーネントには、メトリックへのリンクは含まれていません。 Investigator ツリーまたはマップにメトリック データは表示されません。
  • クラス名、メソッド名および期間のみが含まれます。
  • 以下のプロパティが[コンポーネントの詳細]に表示されます。
    • Instrumentation Level
      トランザクションが検出されたスマート インスツルメンテーションのレベル。
    • Method Level Score
      Introscope のスコアリング アルゴリズムによって高深度可視性コンポーネント メソッドに割り当てられるスコアに関係する、スマート インスツルメンテーション レベルです。 Introscope では、トランザクション追跡、エラー、またはストール内の、スコアの異なる高深度可視性コンポーネントのメソッドを表示できます。 たとえば、中レベルを使用して検出されたトランザクションでは、メソッド レベルが中および低のメソッドを表示できます。
これらのプロパティを使用して、トランザクション追跡および追跡内のメソッドの、スマート インスツルメンテーションの可視性の深度を理解します。 たとえば、スマート インスツルメンテーションが検出したメソッドの数を、2 つの異なるインスツルメンテーション レベルで比較できます。 Introscope が特定のメソッドにスコアを付けたスマート インスツルメンテーション レベルを確認できます。 オーバーヘッドと可視性のバランスをとって、求められている監視の可視性を提供するように監視ソリューションを調整できます。
トランザクション追跡セッションを介した場合、またはコマンド ライン Workstation を使用してトランザクション追跡が開始された場合に、標準のインスツルメンテーション コンポーネントと高深度可視性コンポーネントの両方が、CEM インシデントに基づいて表示されます。
要件および環境に応じて、スマート インスツルメンテーションの可視性の深度を設定できます。