管理モジュールの作成と操作
内容
apmdevops96jp
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管理モジュールを使用すると、ダッシュボードやその他のエレメントが整理され、検索、コピー、編集が容易になります。 Management Module は、
.jar
ファイルとして <EM_home>/config/
modules ディレクトリに保存されています。 Management Module は、<EM_home>/config/modules
ディレクトリのサブディレクトリ ドメインにも存在させることができます。ただし、ユーザがそれらの下層にこれらのドメインおよび Management Module .jar ファイルを定義した場合です。 管理モジュールは、Enterprise Manager 間で移動できます(「APM インストールおよびアップグレード ガイド
」を参照してください)。管理モジュールは、編集可能/不可のどちらにも定義できます。また、アクティブ/非アクティブのどちらにも定義できます。 管理モジュールが編集不可の場合は、それに含まれるエレメントも編集不可です。 管理モジュールが非アクティブの場合は、それに含まれるエレメントも非アクティブです。
管理モジュールエディタ内のエレメント
以下の図は、管理モジュール エディタ ツリーの一部を示しています。

この表では、管理モジュールのエレメントについて説明しています。
エレメント | Description |
管理モジュール | エレメントが格納されているコンテナです。 |
アクション | アラートによって開始されるアクションを示します。 |
Alerts | アプリケーションで発生している可能性がある問題の通知です。メトリックの値をユーザ定義のしきい値と照合し、ステータスを作成することによって生成されます。 |
計算機 | メトリック データの合計または平均を算出して、カスタム メトリックを生成する計算機です。 |
ダッシュボード | Data Viewer、図形、テキスト、および画像を含むオブジェクトです。 |
メトリック グループ | 処理対象のメトリックを示すオブジェクトです。アラートなどのエレメントの構成単位として使用されます。 |
レポート テンプレート | カスタマイズされたレポート テンプレートです。 |
SNMP コレクション | 収集したメトリックのどれを、公開される MIB に含めるかを定義するオブジェクトです。 |
管理モジュール エレメントの検索
Lucene 構文の正規表現を使用して、任意の管理モジュール エレメントを検索できます。
管理モジュール エレメントを検索する方法
- 管理モジュール エディタで、ドメイン ノードまたは管理モジュール ノードを選択します。
- [検索]タブをクリックします。
- [フィルタ]ペインに、Lucene 構文を使用して正規表現を入力します。 正規表現検索の機能の詳細については、「クエリのオプションおよび構文」を参照してください。
注:
特殊文字はエスケープする必要があります。 「特殊文字の使用」を参照してください。
- 検索文字列の先頭にアスタリスク(*)または疑問符(?)文字を開始すると、エラーが発生します。 これらの文字は、Lucene 式の先頭には使用できません。
[フィルタ]ペインに入力すると、入力する文字ごとに、一致するエレメントが表示されます。 これは、[検索]タブに表形式で表示され、検索条件に一致する各エレメントの以下の情報が表示されます。
エレメント名
- エレメントが属している管理モジュール
- 管理モジュールが属しているドメイン
検索結果から管理モジュール エディタ ツリーのエレメントにジャンプする方法
- ビューア ペインに検索結果が表示された状態で、結果の 1 つをダブルクリックします。
管理モジュール エディタ ツリーが開き、選択されたエレメントが強調表示されます。 [検索]タブに代わって、選択されたエレメントの設定用タブが表示されます。
検索結果に戻る方法
- [検索]タブに前へには、[戻る]矢印をクリックします。
ビューア ペインに、最新の検索のクエリ文字列および結果が表示されます。
検索結果のコピー
検索結果の表は、コピー/貼り付けをサポートしているため、他のアプリケーションで、管理モジュール エディタ名や、結果の表の他の部品を使用できます。
管理モジュール検索から結果をコピーする方法
- マウスを使用して、検索結果の表で、すべてまたは一部の行を強調表示します。
- キーボード コマンドを使用してコピーするか、強調表示されたテキストを右クリックして[コピー]を選択します。
強調表示されたテキストは、クリップボードに格納されます。これを、テキスト エディタまたは他のアプリケーションに貼り付けることができます。
管理モジュール エディタでのハイパーリンクの使用
Workstation コンソールおよび管理モジュールエディタでは、関連する項目間のハイパーリンクを設定できます。 たとえば、管理モジュール エディタ ツリー内のメトリックには、そのメトリックが使用されているダッシュボードへのリンクが設定されます。
ダッシュボードまたは管理モジュール エディタ内の項目のリンクは、[リンク]メニューに表示されます。メニュー上のリンクは、種類別に水平な線で区切られます。 管理モジュール エディタでは、メニューの上部にあるリンクが管理モジュール エディタ ツリーの項目に対応し、下部にあるリンクが、ダッシュボードの項目に対応しています。 コンソールでは、メニューの下部にあるリンクが管理モジュール エディタ ツリーの項目に対応し、上部にあるリンクが、ダッシュボードの項目に対応しています。
ハイパーリンクは、以下の 2 つの方法で表示できます。
- ツリー内で項目を右クリックし、[リンク]サブメニューを選択します
- ツリー内で項目を選択し、[プロパティ]-[リンク]を選択します
選択したオブジェクトに使用可能なリンクがない場合、[リンク]メニューは無効になります。
管理モジュールとエレメントの名前付け
管理モジュールとエレメントの名前付けには、以下に示すいくつかの規則があります。
- 同一ドメインに属する管理モジュールにはそれぞれ、一意の名前を付ける必要があります。管理モジュールが属するドメインがそれぞれ異なるときは、一意でない名前を付けることができます。
- 同一の管理モジュール含まれる同じタイプの管理モジュール エレメントにはそれぞれ、一意の名前を付ける必要があります。たとえば、1 つのアラートと 1 つの計算機の両方に「使用中のバイト」という名前を付けることはできますが、2 つのアラートの両方に「使用中のバイト」という名前を付けることはできません。
- 管理モジュール エレメントがそれぞれ、異なる管理モジュールに属している場合は、一意でないエレメント名を付けることができます。たとえば、2 つのアラートがあり、一方が「Sample」管理モジュールに含まれ、もう一方がユーザ作成の「Test Module」という管理モジュールに含まれている場合には、両方のアラートを「Servlet Alert A」という名前にすることができます。
Introscope では、名前を付けやすいように、管理モジュールまたはエレメントを作成して名前を付けるときに[強制的に一意にする]オプションが表示されます。
- [強制的に一意にする]オプションがオンのときに、一意でない名前を入力した場合は、Introscope が番号を追加して、一意の名前にします。追加される番号は、作成後のレポート テンプレートを 管理モジュール エディタに表示したときに表示されます。
- [強制的に一意にする]オプションがオフの状態で同じレポート テンプレート名が存在するときは、Introscope では、エラー メッセージが表示され、レポートは作成されません。
管理モジュールの管理
このセクションでは、管理モジュールの作成、コピー、および削除の手順を説明します。また、管理モジュールをアクティブ/非アクティブ、または編集可能/編集不可にする手順も説明します。
新しい管理モジュールの作成
新しい管理モジュールを作成する方法
- Workstation のいずれかのウィンドウで、[Workstation]-[新規管理モジュール エディタ]の順に選択します。
- 管理モジュール エディタ ウィンドウで、[エレメント]-[管理モジュールを新規作成]を選択します。
- [名前]フィールドに、管理モジュール名を入力します(この名前が管理モジュール エディタ ツリーに表示されます)。
- 管理モジュールの .jar ファイル名を入力します。スペースを含まない英数字の文字列を使用してください(これは、すべてのオペレーティング システムに対応できるようにするためです)。
- [ドメイン名]フィールドでプルダウン メニューを使用して、管理モジュールが所属するドメインを選択します。
- [OK]をクリックします。作成した管理モジュールが管理モジュール エディタ ツリーに表示されます。 Module は、作成時にはアクティブかつ編集可能として設定されます。
管理モジュールのコピー
同じドメイン内、または制限内の管理モジュールを他のドメインにコピーできます。 管理モジュールをコピーすると、その内部のエレメントもすべてコピーされます。
管理モジュールのコピーは、以下のルールに従って行われます。
- 他の管理モジュールとの依存関係を含まない管理モジュールは、任意のドメインから任意のドメインにコピーできます。
- 依存関係を含む管理モジュールは、そのドメイン内またはスーパードメインにのみコピーできます。
たとえば、以下の配置では、管理モジュール MM1 内の DashboardW に、MM2 内の DashboardX にあるエレメントとの依存関係があります。両方とも DomainABC のメンバです。 さらに、MM3 内の DashboardY は、MM4 内の DashboardZ にあるエレメントとの依存関係があります。両方ともスーパードメインのメンバです。

この例は、以下に該当します。
- 依存関係を含む管理モジュール MM1 は、スーパードメインにコピーできます。これは、スーパードメインには常に、他のドメインのスコープが含まれるためです。
- 依存関係を含まない管理モジュール MM2 および MM4 は、それぞれのドメイン内、または他のドメインにコピーできます。
- 管理モジュール MM3 は、MM4 との依存関係を含んでいるため、スーパードメイン内にはコピーできますが、DomainABC にはコピーできません。他のドメインには、スーパードメインのスコープが含まれないためです。
管理モジュールを Enterprise Manager 間でコピーする場合、作成されたコピーは元の管理モジュールからは独立しています。それ以降に元の管理モジュールで行われた編集は、コピーには複製されません。
管理モジュールをコピーする方法
- 管理モジュール エディタで[管理モジュール]を右クリックし、[管理モジュール <管理モジュール名> をコピー]を選択します。
- [名前]フィールドに、このコピー操作を通じて作成する管理モジュールの名前を入力します。
- 管理モジュールの .jar ファイル名を入力します。スペースを含まない英数字の文字列を使用してください(これは、すべてのオペレーティング システムに対応できるようにするためです)。
- [ドメイン名]フィールドに、管理モジュールが「スーパードメイン」にコピーされることが表示されます。
- [OK]をクリックします。新しい管理モジュールが管理モジュールエディタ ツリーに表示されます。 作成された管理モジュールはアクティブかつ編集可能に設定されています。
管理モジュールの削除
管理モジュールを削除すると、その内部のエレメントもすべて削除されます。
管理モジュールを削除する方法
- 管理モジュール エディタで[管理モジュール]を右クリックし、[管理モジュール <管理モジュール名> を削除]を選択します。
- [はい]をクリックします。
注:
管理モジュールは、非アクティブにした後に削除してください。 「管理モジュールのアクティブ化または非アクティブ化」を参照してください。管理モジュールのアクティブ化または非アクティブ化
管理モジュールが非アクティブ化されると、その内部のエレメントはすべて非アクティブになります。
管理モジュールをアクティブまたは非アクティブにする方法
- 管理モジュールエディタ ツリーで、管理モジュールを選択します。
- 選択した管理モジュールの設定ペインで、[アクティブ]チェック ボックスをオンまたはオフにします。
- [適用]をクリックします。
管理モジュールの編集可能化または編集不可化
モジュールが編集不可の場合は、それに含まれるエレメントも編集不可です。 管理モジュール エディタ ツリーでは編集不可の管理モジュールを、[管理モジュール]アイコンに表示される小さな錠前のマークで見分けることができます。
ユーザ作成のカスタム管理モジュールは編集可能です。ただし、ほかのユーザに変更されないように、編集不可にすることもできます。
警告: 管
理モジュールを編集不可にした後は、それを編集可能な状態に戻すことはできません。管理モジュールのエージェント一致パターンの定義
メトリック グループ(および、そのエージェント一致パターンとメトリック一致パターン)に基づいて、エージェントとメトリックの条件に一致するデータがフィルタリングされます。 1 つの管理モジュールのすべてのメトリック グループの間で、1 組のエージェント一致パターンを共有することができます。 この場合、共有エージェント一致パターンを使用するか、またはメトリック グループのエージェント一致パターンを使用するかを、メトリック グループのレベルで指定できます。
管理モジュール別のエージェント一致パターンを使用すると、モニタリング ロジックの設定が単純化されます。 管理モジュール別のエージェント一致パターン、およびメトリック一致パターンを変更すると、そのモジュールに含まれるすべてのメトリック グループにその変更が適用されます。 デプロイ環境でマシン名などが変更されても、管理モジュールのレベルでそれに応じた変更を簡単に行うことができ、行った変更はそのモジュールに含まれるすべてのメトリック グループに適用されます。 また、適切に設定された管理モジュールをコピーしてエージェント一致パターンを変更すると、別のエージェントを監視できます。
注:
CA Technologiesは、単純化を図るため、1 つの管理モジュールでは、管理モジュール エージェント一致パターンおよびメトリック グループ エージェント一致パターンの併用を避けて、いずれかのエージェント一致パターンのみを使用することをお勧めします。 いくつかの特定のエージェントから出力される一定の組み合わせのメトリックを監視する必要がある場合は、メトリック グループ別のエージェント一致パターンのみを使用することもできます。管理モジュールのエージェント一致パターンを定義する方法
- 管理モジュールエディタ ツリーで、管理モジュールを選択します。その管理モジュールの設定内容が設定ペインに表示されます。
- [追加]をクリックします。空白の[エージェント一致パターン]フィールドが表示されます。 以下のいずれかの方法で、エージェント記述子の情報を指定します。
- 正規表現を使用してその情報を入力します。
- 別の Investigator ウィンドウを開いて、エージェントまたはメトリックを選択し、元のウィンドウの[エージェント一致パターン]フィールドにドラッグします。このとき、以下のように、[エージェント一致パターン]フィールドの周囲に青色の線が表示されます。 たとえば、以下の通りです。

- [適用]をクリックします。
注:
ここで定義したエージェント一致パターンは、選択した管理モジュールに含まれるメトリック グループに自動的には適用されません。 メトリック グループ別のエージェント一致パターンの代わりに管理モジュール別のエージェント一致パターンを使用する場合は、そのことを明示的に指定する必要があります。 このプロセスの詳細については、「メトリック グループの設定」を参照してください。