計算機の使用方法

内容
apmdevops96jp
内容
計算機は、メトリック グループから値を入力として取り込み、取り込んだ値の平均または合計を計算して、その結果得られた値を Investigator ツリー内にカスタム メトリックとして出力します。 計算機によって生成されたメトリックは、「Custom Metric Process」という仮想プロセスの下に表示されます。このプロセスは、「Custom Metric Host」という仮想ホストで実行されています。
計算機について
計算機を使用すると、メトリック グループの値を平均するか合計して、Investigator ツリーでカスタム メトリックを生成できます。 計算機メトリックは、仮想プロセスである Custom Metric Process で実行されます。このプロセスは仮想ホストである Custom Metric Host で実行されます。
JavaScript 計算機
JavaScript 計算機では標準偏差や単純平均など複雑な計算を実行します。 そのほかに以下のような利点があります。
  • メトリックの計算頻度の管理がしやすい
  • 計算されたメトリックのパス管理を行うため、エージェントがメトリックをレポートしているように見える
  • 前の計算を保存し、グローバル変数を使用して指定された時間範囲に対する集約メトリックを生成する
  • 文字列メトリックを評価、または計算された文字列メトリックを作成する
管理モジュールの計算機
管理モジュールの計算機では、合計値、平均値、最小値、最大値など、メトリックについての単純な計算を行います。また JavaScript 計算機より少ないリソースで動作します。 そのほかに以下のような利点があります。
  • 必要なシステム リソースが JavaScript 計算機より少ない
  • 管理モジュールの計算機の作成または管理にインストール ディレクトリへのアクセスが不要であるため、標準ユーザが計算機を作成または管理できる
計算機の作成
メトリック グループ用の計算機を作成できます。
注:
サポータビリティ メトリックに基づいて MOM (クラスタ)に計算機を作成する場合、計算機はデータ(0)をレポートできません。 MOM 環境には、データをレポートするコレクタが少なくとも 1 つ必要です。
以下の手順に従います。
  1. 管理モジュール エディタで、[エレメント]-[新規計算機]を選択します。
  2. 計算機名を指定し、以下のいずれかの操作を行って計算機の格納先管理モジュールを選択します。
    • ドロップダウン リストから管理モジュールを選択します。
    • [選択]をクリックして、リストから管理モジュールを選択し、再び[選択]をクリックします。
  3. [OK]をクリックします。
    作成した計算機が管理モジュールエディタ ツリー内で強調表示され、その計算機の設定内容が設定ペインに表示されます。
    計算機にデータを提供するメトリック グループを指定します。 計算機を作成すると、その計算機と同じ名前のメトリック グループが自動的に作成されます。 ただし、メトリック グループのカスタマイズを行わなければ、計算機にデータが提供されません(「メトリックグループの設定」を参照)。
  4. 別のメトリック グループを選択する方法
    • ドロップダウン リストからメトリック グループを選択します。
    • [選択]をクリックして、リストからメトリック グループを選択し、再び[選択]をクリックします。
    注:
    整数型の値を出力するメトリック グループを選択します。計算機は、整数型以外の値を入力として取り込むことはできません。 データ型が統一されていない場合、予期しない結果になります。
  5. [オペレーション]フィールドのリストから[平均値]または[合計値]を選択して、メトリック グループからの入力に対して実行するアクションを決定します。
  6. 合計値を求める計算機を作成する場合は、[メトリック タイプ]フィールドのリストから、計算機のメトリックの種類として[カウンタ]または[間隔数]を選択します。 [Interval Counter]を選択するのは、計算機を使用して間隔カウントの合計を求める場合です。それ以外の場合は[カウンタ]を選択してください。
  7. [送信先]フィールドに、出力に付けるメトリック名を入力します。
    • 出力されるメトリックを、[Custom Metrics]フォルダの直下ではなく、リソース フォルダ内に表示する場合は、リソース名とメトリック名を、この順にコロンで区切って入力します。
    • 一連の入れ子になったリソース フォルダを指定する場合は、リソース名の間をパイプ記号(|)で区切ります。 このとき、パイプ記号をエスケープ文字とともに使用する必要はありません。
      name of resource|name of resource:name of metric
  8. [適用]をクリックします。
ヒント:
計算機を追加するときに、Calculators: Total Number of Evaluated Metrics メトリック(Investigator ツリーの[Enterprise Manager]-[Internal]-[Calculators]の下に表示)を使用できます。このメトリックは、Manager of Managers (MOM)でメトリックが最大数を超えないことを確認するために使用します。
計算機と重み付き平均
平均値に基づいてメトリックを作成する Introscope 計算機は、単純平均ではなく、加重平均に基づいています。 このことは、クラスタ環境でアプリケーションの性能のモニタを行う場合に特に役立ちます。負荷レベルがそれぞれ異なる複数のサーバがある場合に、それらの応答時間の平均値が的確に計算されます。
たとえば、5 つのサーブレットの応答時間の平均値に基づいてメトリックを生成する計算機の場合は、単純平均が、いずれか特定の期間の応答時間をすべて合計して、5 で割ることによって求められます。 重み付き平均は、呼び出し回数の多いサーブレットに重みを付けて計算されるので、その結果得られる平均値はより的確なものになります。
管理モジュールの計算機のオペレーション タイプの変更
管理モジュールの計算機を編集するとき、オペレーション タイプを変更(たとえば MIN から MAX に)すると、計算機の出力メトリックの意味が再定義されます。 計算機の出力メトリック名を変更せずにこのメトリックを参照すると、履歴にある古い値(たとえば MIN で計算された値)と新しい値(たとえば MAX で計算された値)とが連続して表示されますが、どの時点で処理方法に変更が生じたかは示されません。 このことによるユーザの混乱が懸念される場合は、オペレーション タイプを変更するときに計算機の出力メトリックの名前を変更してください。