Active Directory and Exchange Server Manager

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 Active Directory and Exchange Server Manager (ADES Manager)機能は、Microsoft Active Directory および Microsoft Exchange Server 環境をモデリングして監視します。 ADES Manager は、サーバ間のトポロジおよび論理関係を表示する、Active Directory and Exchange Server 環境の企業全体のビューを提供します。 また、ADES Manager は主要な Active Directory および Exchange Server メトリックへの可視性を提供します。 最後に、ADES Manager は、Active Directory および Exchange Server 環境に固有の障害分離テクニックを適用することにより、問題を特定し、効果的にトラブルシューティングするのに役立ちます。
ADES Manager は、Active Directory および Exchange Server ホストを監視する
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 管理者向けです。
ADES Manager 機能
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 ADES Manager の機能は以下のとおりです。
  • 自動化されたデバイス ディスカバリとモデリング。 ADES Manager は、すべての管理対象 Active Directory および Exchange Server ホストのモデルと接続を自動的に作成します。
  • スケーリングに対応できる分散ソリューション。 ドメイン管理は複数の
    SpectroSERVER
     にわたって分散できます。
  • トポロジに含まれる Active Directory および Exchange Server ホストの識別。
  • Active Directory および Exchange Server 環境の階層表現。
  • Active Directory および Exchange Server 環境に固有のデータへの可視性を提供する専用の ADES Manager ビュー。
  • 障害管理の強化。 ADES Manager は、徴候的なアラームを認識して抑制し、プロキシ管理を使用して障害分離をサポートします。
  • Active Directory および Exchange Server に固有のロケータ検索。
システム要件
必要なコンポーネントがすべて正しく設定されている場合、ADES Manager は
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 内で動作します。 ADES Manager には以下のコンポーネントが必要です。
  • 以下がインストールされた専用ホスト マシン。
    • CA SystemEDGE 5.x 以降
    • Active Directory および最新の PTF を適用した Exchange Server AIM (ADES AIM) r12.7 以降
    ADES AIM は CA SystemEDGE ホストにインストールされた唯一の AIM である必要があります。 CA SystemEDGE ホスト自体を、Active Directory および Exchange Server 環境のホストにすることはできません。
CA SystemEDGE ホストおよび ADES AIM 要件については、「CA Virtual Assurance for Infrastructure Managers
」のドキュメントを参照してください。
サポート対象の技術
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 Active Directory and Exchange Server Manager は以下の製品バージョンおよび技術をサポートします。
Windows Server 2012 および Windows 2016 用の Active Directory
  • Active Directory ドメイン サービス(AD DS)サーバ役割
Exchange Server 2007、2010
  • ハブ トランスポート サーバ役割
  • メールボックス サーバ役割
Active Directory 概要
Active Directory は、組織の全体にわたってネットワーク リソースを検出し管理する管理者向け機能を提供するディレクトリ サービスです。 Active Directory を使用すると、ディレクトリに対応したオブジェクト(ユーザ、コンピュータ、グループ、プリンタ、アプリケーションなど)を、安全で一元的な場所から効率よく管理できます。
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ADES Manager は、ネットワーク リソースの可用性を増加させることができるように、ユーザが Active Directory 環境を管理し監視するのを助けます。
Active Directory 実装にはさまざまなサイズがあります。 少数のオブジェクトから何百万ものオブジェクトまで、設定することができます。 Active Directory を使用すると、管理者は企業全体にわたるネットワーク情報を一元的に管理できます。情報はリポジトリにあり、全体にレプリケートされます。 Active Directory に追加された情報は企業全体で使用可能です。
Active Directory は、サーバ役割を使用してさまざまなサーバに異なる機能を割り当てます。また、単一のサーバが同時に複数の役割を果たすことができます。 以下のサーバ役割が Active Directory で使用可能です。
  • Active Directory 証明書サービス(AD CS)
    カスタマイズされた公開鍵証明書の作成、配布、および管理を可能にします。
  • Active Directory ドメイン サービス(AD DS)
    ネットワーク内のすべてのオブジェクトのディレクトリ データを格納し、ユーザとドメインの間の通信(認証リクエストやディレクトリ検索など)を管理します。
  • Active Directory 連携サービス(AD FS)
    リソースにアクセスするユーザの認証に使用される安全なアイデンティティ技術を提供します。
  • Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス(AD LDS)
    ディレクトリ対応アプリケーションに対して、AD DS の制限のないサポートを提供します。
  • Active Directory 権限管理サービス(AD RMS)
    ファイルに対するユーザの権限を確認することにより、デジタル情報を不正使用から保護します。
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ADES Manager は AD DS サーバ役割のみをサポートします。 次のセクションでは、この役割について詳しく説明します。
Active Directory ドメイン サービス(AD DS)
Active Directory ドメイン サービスは、ディレクトリの中心となる場所を提供します。 ディレクトリには、ネットワークのすべてのオブジェクトに関する設定情報、認証リクエスト、およびその他の情報が格納されます。 Active Directory の基本的な内部構造はオブジェクトの階層の配置です。
Active Directory 構造の以下のコンポーネントが
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 ADES Manager で使用されます。
  • フォレスト
    Active Directory オブジェクト、オブジェクトの属性、および属性構文のコレクションが含まれる Active Directory コンテナ構造です。 フォレストは論理的な構造の最上位レベルに位置します。 フォレストは、共通のグローバル カタログ、ディレクトリ設定、ディレクトリ、スキーマ、および論理構造を共有するドメイン ツリーのコレクションです。
  • ドメイン
    共通のポリシー セット、名前、およびセキュリティ データベースを共有するオブジェクトのコレクションが含まれる Active Directory コンテナ構造です。 ドメインは、ネットワーク全体の論理構造の最下位レベルに位置します。 ドメイン名はドメインを識別します。
  • ドメイン コントローラ
    AD DS を実行しているホストです。 通常は複数のドメイン コントローラがドメイン内の Active Directory をホストします。 ドメイン内の任意のドメイン コントローラからネットワーク リソースを管理できます。
Exchange Server 概要
Exchange Server は、エンド ユーザにメッセージング サービス(電子メール、カレンダ、連絡先など)を提供するバックエンド製品です。 ビジネス クリティカルなツールとして電子メールとメッセージングを備えた Exchange Server の実装は、可用性の高い通信環境をサポートできます。
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ADES Manager は、より高いレベルの信頼性を実現できるように、Exchange Server 環境を管理および監視するのに役立ちます。
Exchange Server は、メッセージング システムをサポートするために基礎となるインフラストラクチャを提供します。それには以下のコンポーネントが含まれます。
  • 電子メール データを格納するデータベース
  • ある場所から別の場所にデータを移動させる、トランスポート インフラストラクチャ
  • 多くの異なるクライアントから電子メール データにアクセスするためのアクセス ポイント
Exchange Server は、サーバ役割を使用して企業全体のサーバにこれらのさまざまな機能を割り当てます。各サーバがどの役割をサポートするかはユーザが決めます。 必要な役割のみをインストールできます。また、複数のサーバにわたってサーバ機能を分割できます。 複数の役割を単一のマシンにインストールすることもできます。
Exchange Server で使用可能なサーバ役割は以下のとおりです。
  • メールボックス
    電子メール ストレージ(ユーザ メールボックスを含む)、高度なスケジュール管理サービスを提供し、パブリック フォルダをサポートします。 継続的なレプリケーション技術は、障害時に信頼できるフェールオーバ メカニズムを提供します。 Exchange 2007 では、継続的なレプリケーション フェールオーバはサーバ レベルです。 Exchange 2010 にデータベース可用性グループ(DAG)が導入されたことにより、フェールオーバはデータベース レベルになりました。
  • クライアント アクセス
    Outlook、POP3、Web サービス(カレンダ共有など)といった機能をサポートすることにより、ユーザが Exchange にどのように接続するかを処理します。
  • ハブ トランスポート
    電子メール フローおよびルーティングを処理します。 すべてのメッセージは、ローカルに配信されるかリモートに配信されるかにかかわらず、この役割を通して配信されます。
  • 統合メッセージング
    電子メールに電話システムを統合し、自動コール ルーティングを処理し、適切なユーザ メールボックスに音声メールを送信します。
  • エッジ トランスポート
    着信および送信メッセージングに対して反スパムおよびアンチウイルス機能をサポートします。
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ADES Manager はメールボックス サーバおよびハブ トランスポート サーバの役割のみをサポートします。
ソリューション アーキテクチャ
ADES Manager は、ユーザのネットワーク内で Active Directory および Exchange Server 環境をシームレスに監視し、サポートされているサーバ役割に固有のデータを提供します。
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 は、2 つの異なる方法を使用して、Active Directory および Exchange Server ホストに関する情報を収集します。 他の
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 管理対象デバイスと同じように、ADES Manager は標準的な
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監視を使用します。 さらに、ADES Manager は、代替(プロキシ)マネージャ、SystemEDGE Application Insight Module (AIM)から特殊な情報を取得します。 特に、ADES Manager は Active Directory and Exchange Server AIM (ADES AIM)を使用します。
AIM は SystemEDGE エージェントの特殊な拡張で、独自のホスト上にあります。 このホストは、Active Directory and Exchange Server Host Manager (ADES Host Manager)と呼ばれます。 ADES AIM は、Active Directory および Exchange Server ホストから、Active Directory and Exchange Server の技術に固有のデータを取得します。 その後、このデータは CA が開発した MIB (empireExchangeAdMIB)に書き込まれます。 次に、
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は SNMP リクエストを使用して、MIB にあるデータにアクセスします。 このソリューションを利用すると、CA eHealth などの他の SNMP クライアントが ADES AIM を活用することができます。 ADES AIM は複数のドメインをサポートできます。また、ADES Manager は、単一の
SpectroSERVER
 内の、または複数の
SpectroSERVER
に渡って分散した、複数の AIM をサポートできます。
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ADES AIM の詳細については、「CA Virtual Assurance for Infrastructure Managers
」のドキュメントを参照してください。