ディスカバリ プロファイル
ディスカバリ プロファイルは、ディスカバリがどのように動作するかを指定します。 ディスカバリ プロファイルは、ディスカバリの IP ドメイン、IP アドレス、IP アドレス範囲、およびホスト名を決定します。 ディスカバリ プロファイルごとに IP ドメインを 1 つのみ指定できます。 新しく検出されたデバイスは、選択した IP ドメインに作成されます。 複数の Data Collector が 1 つの IP ドメインに展開されると、各 Data Collector は、ディスカバリ プロファイルで指定されている各デバイスにディスカバリ リクエストを発行します。 複数の Data Collector が 1 つのデバイスに接続できる場合、そのデバイスを監視するために特定の Data Collector が無作為に選択されます。 Data Collector の容量を確認し、必要に応じて再調整を行います。 参照: ディスカバリ プロファイルには、ディスカバリ プロファイルが作成されたテナント領域内のユーザのみがアクセスできます。 デフォルト テナントに割り当てられているユーザは、デフォルト テナント領域内のディスカバリ プロファイルにアクセスできます。 ディスカバリ プロファイルを作成する前に、正しいテナントにログインします。
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ディスカバリ プロファイルは、ディスカバリがどのように動作するかを指定します。 ディスカバリ プロファイルは、ディスカバリの IP ドメイン、IP アドレス、IP アドレス範囲、およびホスト名を決定します。 ディスカバリ プロファイルごとに IP ドメインを 1 つのみ指定できます。 新しく検出されたデバイスは、選択した IP ドメインに作成されます。 複数の Data Collector が 1 つの IP ドメインに展開されると、各 Data Collector は、ディスカバリ プロファイルで指定されている各デバイスにディスカバリ リクエストを発行します。 複数の Data Collector が 1 つのデバイスに接続できる場合、そのデバイスを監視するために特定の Data Collector が無作為に選択されます。 Data Collector の容量を確認し、必要に応じて再調整を行います。 詳細については、「Data Collector に対する負荷の再調整」を参照してください。 ディスカバリ プロファイルには、ディスカバリ プロファイルが作成されたテナント領域内のユーザのみがアクセスできます。 デフォルト テナントに割り当てられているユーザは、デフォルト テナント領域内のディスカバリ プロファイルにアクセスできます。 ディスカバリ プロファイルを作成する
前
に、正しいテナントにログインします。管理者は、UI または Data Aggregator の REST Web サービスを使用して、ディスカバリ プロファイルを管理できます。 これらのタスクを実行するには、テナント管理者としてログインします。
以下のビデオでは、単一のデバイスのディスカバリについて説明します。
ディスカバリ プロファイルの作成
ご使用の環境でインベントリ ディスカバリがどのように動作するかを指定するには、ディスカバリ プロファイルを作成します。 ディスカバリを最適化し、SNMP トラフィックを削減するには、詳細なディスカバリ プロファイルを設定します。
- SNMP プロファイルを共有しているデバイスのグループごとに、個別のディスカバリ プロファイルを使用します。
- 異なる再ディスカバリ スケジュールを必要とするデバイス グループには、別のディスカバリ プロファイルを使用します。
以下の手順に従います。
- [管理]を選択し、Data Aggregator のデータ ソースをクリックします。
- [監視対象インベントリ]メニューの[ディスカバリ プロファイル]をクリックします。
- [新規]をクリックします。
- 名前を指定し、[IP ドメイン]を選択します。以下の文字は使用できません。
- 一重引用符
- 二重引用符
- バック スラッシュ
- スラッシュ
- アンパサンド
- [IP/ホスト]タブを選択し、以下のアクションの 1 つ以上を実行します。
- (オプション) IP アドレスの CSV ファイルを参照してインポートします。 CSV ファイルには、IPv4 アドレス、IPv6 アドレス、IPv4 アドレスの範囲、およびホスト名のカンマ区切りリストを含めることができます。 ファイルを参照して選択し、[開く]をクリックします。エイリアス名に日本語を使用するには、CSV ファイルを UTF-8 形式で保存します。
- IP アドレス範囲、個別の IP アドレス、およびホスト名を指定します。 カンマ区切り値を使用できます。IP 範囲に複数の IP アドレスが含まれていて、IP アドレスの 1 つがホスト名にマップされている場合、ディスカバリはプライマリ IP アドレスとして常にホスト名 IP を使用します。
- (オプション)検出されたデバイスの情報を定期的に更新し、新しいデバイスを検出するには、ディスカバリ プロファイルのスケジュールを設定します。[スケジュール]タブを選択し、スケジュールを指定します。
- (オプション)特定の SNMP プロファイルを使用するには、[SNMP]タブを選択し、以下の手順を完了します。
- [割り当て済み SNMP プロファイルの特定のリストを使用]を選択します。
- 1 つ以上の SNMP プロファイルを、利用可能なプロファイルのリストから割り当て済みリストに移動します。
SNMP プロファイルのサブセットを使用すると、SNMP トラフィックを削減できます。 - [詳細]タブを選択し、詳細オプションを設定します。
- 名前付け順序システムが検出されたデバイスの命名に使用する属性の優先度を変更します。 ディスカバリ プロファイルが作成するデバイス アイテムは、優先度順の命名規則で名前が付けられます。 デバイスのより高い優先度属性が使用不可能な場合、DX NetOps Performance Managementは次に優先度が高い属性を使用します。 仮想マシンの場合、DX NetOps Performance Managementは名前付け順序を無視し、vCenter からの名前を使用します。ホスト名を使用してデバイス名を指定した場合、ホスト名が変更されるとデバイス名が自動的に更新されます。 システム名などの別の属性を使用する場合、ディスカバリ プロファイルが再度実行されると、デバイス名の変更が発生します。 ディスカバリを手動で実行するか、ディスカバリ プロファイルのスケジュールを設定します。設定の異常により、ネットワークに一意の DNS ホスト名がない場合があります。 IP アドレスおよびシステム名のみでデバイスを照合するには、[ホスト名を除外]を選択します。
- ICMP ディスカバリデバイスが ICMP に応答できるかどうかを決定するには、[ICMP を使用]を選択します。ICMP には応答するが SNMP には応答しない Ping 可能デバイスを作成するには、[Ping 可能デバイスの作成]を選択します。
- [保存]をクリックします。ディスカバリ プロファイルが作成され、[ディスカバリ プロファイル]リストに表示されます。 プロファイルにスケジュールがある場合、ディスカバリはスケジュールされた時間に実行されます。
ディスカバリ プロファイルの IP 範囲
ディスカバリ プロファイルでは、IPv4 に対して検出する IP アドレスの範囲を指定できます。 IPv6 アドレスの範囲のディスカバリはサポートされていません。
ディスカバリ プロファイルで IP 範囲を指定する場合、以下のルールが適用されます。
- IPv4 範囲にはワイルドカード(*)を含めることができます。 ワイルドカードは、IP オクテットの全範囲である 0-255 を表します。
- IPv4 の範囲にハイフン(-)を含めることができます。 最小 IP アドレスと最大 IP アドレスの間をハイフンでつなぐことができます。 最小 IP アドレス内の IP オクテット範囲を表すためにハイフンを使用することもできます。
例: 有効な IP 範囲
- 以下の例ではどちらも、10.25.1.0 から 10.25.1.190 までのすべての IP アドレスでデバイスを検出しようとします。10.25.1.0-10.25.1.190または10.25.1.0-190
- 以下の例ではどちらも、10.25.0.0 から 10.25.255.255 までのすべての IP アドレスでデバイスを検出しようとします。10.25.*.*または10.25.0.0 - 10.25.255.255
- 以下の例ではどちらも、10.25.0.3 から 10.25.0.40 および 10.25.1.3 から 10.25.1.40 までのすべての IP アドレスでデバイスを検出しようとします。10.25.0-1.3-40または10.25.0.3 - 10.25.0.40, 10.25.1.3 - 10.25.1.40
- 以下の例ではどちらも、10.25.0.0 から 10.25.0.5、10.25.1.0 から 10.25.1.5 など、最大 10.25.255.0 から 10.25.255.5 までの IP アドレスすべてでデバイスを検出しようとします。10.25.*.0-5または10.25.0.0 - 10.25.0.5, 10.25.1.0 - 10.25.1.5 ... 10.25.255.0 - 10.25.255.5
例: 無効な IP 範囲
- 最大 IP アドレスが不完全なので、以下の例は無効です。10.25.1.0 - 10.23
- 最小 IP アドレス内のオクテットでハイフン(-)が使用されている場合、最大 IP アドレスは指定できないため、以下の例は無効です。10.25.1.0-190 - 10.25.1.255
- 最小 IP アドレス内のオクテットでワイルドカード(*)が使用されている場合、最大 IP アドレスは指定できないため、以下の例は無効です。10.25.*.0 - 10.25.255.255
- ワイルドカード オクテット(1*)が 10.25.10-19.0 と 10.25.10-199.0 のとちらを意味するのか不明瞭であるため、以下の例は無効です。10.25.1*.0