イベント統合のカスタマイズ

デフォルトで、sp は、しきい値違反とクリア イベントのみをポーリングします。 capm イベント マネージャ データベースの任意のイベントをポーリングするように sp を設定することもできます。 capm の他のイベントを処理するには、sp がポーリングするイベントをカスタマイズします。
capm370
デフォルトで、
DX NetOps Spectrum
は、しきい値違反とクリア イベントのみをポーリングします。
DX NetOps Performance Management
イベント マネージャ データベース内のすべてのイベントについてポーリングするように、
DX NetOps Spectrum
を設定することもできます。
DX NetOps Performance Management
の他のイベントを処理するには、
DX NetOps Spectrum
がポーリングするイベントをカスタマイズします。
DX NetOps Spectrum
でイベントを処理するには、デバイスまたはポートが CA Spectrum でモデリングされており、同期プロセスに含まれている必要があります。
DX NetOps Spectrum
でモデリングされている項目に関連付けられていないイベントを処理するには、
DX NetOps Performance Management
トラップ通知を設定し、
DX NetOps Spectrum
South Bound Gateway を使用します。
DX NetOps Spectrum
に追加可能なイベント タイプを決定するには、イベント マネージャ データベース内の
em.event_types
テーブルを参照してください。
特定のイベントをポーリングするように、
DX NetOps Spectrum
を設定するには、以下の手順を実行します。
2
統合の例の確認
この例では、イベント マネージャ データベース内の特定のイベントをポーリングするように、CA Spectrum を設定する方法を示します。 この例のイベントは、ルータ デバイスで高いメモリ使用率が発生したタイミングを識別します。
  1. DX NetOps Spectrum
    にイベント マネージャ データベース内でポーリングさせたいデバイスやポートを特定します。 デバイスまたはポートが
    DX NetOps Spectrum
    でモデリングされていない場合は、エレメントをモデリングします。 たとえば、特定のルータの特定のイベントを監視するには、ルータが
    DX NetOps Spectrum
    データベースでモデリングされている必要があります。
  2. DX NetOps Spectrum
    -
    DX NetOps Performance Management
    統合で使用する開発者 ID を CA テクニカル サポートから取得します。 この例では、デフォルトの開発者 ID 値 0xffff を使用します。
  3. DX NetOps Spectrum
    でポーリングするイベントを特定します。 たとえば、
    CA Application Delivery Analysis
    から発信される「インシデント」イベントを特定できます。
  4. XML ファイルを変更して、イベントを定義します。
    1. 以下のファイルを
      <$SPECROOT>
      /custom/netqos/config/container/netqos-integration-application-config.xml
      にコピーします。
      <$SPECROOT>\tomcat\webapps\spectrum\WEB-INF\netqos\config\container\netqos-integration-application-config.xml
    2. 編集のため、コピーしたファイルを開きます。
      /custom/netqos/config/container/netqos-integration-application-config.xml
    3. カスタム イベントを定義します。 次のように、既存の eventTypeManager エレメントを更新します。「インシデント」イベントをポーリングするイベントのリストに追加し、アラーム マップ値を確立して、デフォルトのアラーム クリア コードを指定します。
      以下のコードは、これらの変更を示しています。 アラーム クリア コードは開発者 ID を使用することに注意してください。
      <bean id="eventTypeManager" class="com.ca.im.netqos.integration.event.type.EventTypeManager"> <property name="interestingEventTypes"> <map> <entry key="ThresholdViolation" value-ref="thresholdViolationAlarmCodes" /> <entry key="Incident" value-ref="IncidentAlarmCodes" /> </map> </property> <property name="alarmClearCodes"> <map> <entry key="ThresholdViolation" value="0x5c40009" /> <entry key="Incident" value="0xffff0004" /> </map> </property> </bean>
    4. 以下の新しい bean エレメントを追加することにより、アラーム マップを定義します。
      <bean id="IncidentAlarmCodes" class="org.springframework.beans.factory.config.MapFactoryBean"> <property name="sourceMap"> <map> <entry key="1" value="0xffff0001" /> <entry key="2" value="0xffff0002" /> <entry key="3" value="0xffff0003" /> </map> </property> </bean>
    5. ファイルを保存して閉じます。
  5. イベント処置ファイルを更新することにより、
    DX NetOps Spectrum
    で発生したイベントを処理する方法を指定します。
    1. 編集のため、以下のファイルを開きます。
      <$SPECROOT>\SS\CsVendor\netqos\EventDisp
    2. 「インシデント」イベントについて、次のマップ エントリを追加します。
      #Incident Event 0xffff0001E 50 A 1, 0xffff0001,107 0xffff0002E 50 A 2, 0xffff0002,107 0xffff0003E 50 A 3, 0xffff0003,107 0xffff0004E 50 C 0xffff0001,107 C 0xffff0002,107 C 0xffff0003,107
    3. ファイルを保存して閉じます。
    DX NetOps Spectrum
    のアップグレード中に内容が変更される場合に備えて、このファイルをバックアップしておいてください。
  6. 以下の命名規則(
    AlarmCode
    -
    EventFormatFile
    )を使用して、アラーム コードごとに、イベント形式ファイルを作成します。
    • 0xffff0001 - Eventffff0001
    • 0xffff0002 - Eventffff0002
    • 0xffff0003 - Eventffff0003
    • 0xffff0004 - Eventffff0004
    • 以下のテキストに似た内容を含むテキスト ファイルを作成します。
      {d "%w- %d %m-, %Y - %T"} - {S 109} is reporting a minor threshold violation. Detail of Threshold Violation: 1) Incident Start Time: {D 111} 2) Event ID: {S 107} 3) Event Source: {S 113} 4) Alert Message: {S 76620} A corresponding minor Threshold Violation Alarm will be generated. (event [{e}])
      Eventffff0004 を作成する場合は、アラームをクリアする適切な表現を使用します。
    • 以下の場所にファイルを保存します。
      <$SPECROOT>\SG-Support\CsEvFormat
    • アラーム コードごとに手順 a および b を繰り返します。
  7. 以下の命名規則(
    AlarmCode
    -
    ProbableCauseFile
    )を使用して、アラーム コードごとに想定される原因ファイルを作成します。
    • 0xffff0001 - Probffff0001
    • 0xffff0002 - Probffff0002
    • 0xffff0003 - Probffff0003
    • 0xffff0004 - Probffff0004
    • 以下のテキストに似た内容を含むテキスト ファイルを作成します。
      A minor threshold violation has occurred. SYMPTOMS: The monitored threshold has been exceeded. PROBABLE CAUSES: RECOMMENDED ACTIONS: Launch the "Performance View" to see incident details.
    • 以下の場所にファイルを保存します。
      <$SPECROOT>\SG-Support\CsPCause
    • アラーム コードごとに手順 a および b を繰り返します。
  8. SpectroSERVER および OneClick サーバを再起動します。
    統合が完了すると、
    DX NetOps Spectrum
    は更新されたファイルを使用して、「インシデント」イベントをポーリングし、指定されているとおりにイベントとアラームを生成します。
開発者 ID の取得
DX NetOps Spectrum
-
DX NetOps Performance Management
統合のイベントを定義する場合、識別イベント コードを使用します。 すべてのイベント コードの最初の 2 バイトには、開発者 ID が含まれます。 イベントに一意のコードを指定できるように、CA から登録済みの開発者 ID を取得できます。 一意の開発者 ID を使用することで、OneClick で新しいコードを容易に認識できます。 こうすることで、その他の
DX NetOps Spectrum
イベント コードとの競合も回避できます。
CA から開発者 ID を取得するには、CA テクニカル サポートにお問い合わせください。
netqos-integration-application-config.xml ファイルの更新
DX NetOps Spectrum
は、netqos-integration-application-config.xml ファイルを使用して、ポーリングするイベントを決定します。
DX NetOps Spectrum
は、デフォルトで ThresholdViolation イベントをポーリングします。 その他のイベントをポーリングするには、netqos-integration-application-config.xml を変更して、各イベントのイベント コード関連アラームを定義します。
netqos-integration-application-config.xml ファイルは、以下のディレクトリにあります。
$SPECROOT\tomcat\webapps\spectrum\WEB-INF\netqos\ config\container
イベントの定義
eventTypeManager Bean は、
DX NetOps Spectrum
でポーリングするイベントを定義します。 ThresholdViolation イベントのエントリは、デフォルトでファイルに表示されます。 その他のイベントを手動で追加することができます。
<bean id="eventTypeManager" class="com.ca.im.netqos.integration.event.type.EventTypeManager"> <property name="interestingEventTypes"> <map> <entry key="ThresholdViolation" value-ref="thresholdViolationAlarmCodes" /> <entry key="TestEvent" value-ref="TestEventAlarmCodes" /> </map> </property> <property name="alarmClearCodes"> <map> <entry key="ThresholdViolation" value="0x5c40009" /> <entry key="TestEvent" value="TestEventAlarmClearCode" /> </map> </property> </bean>
DX NetOps Spectrum
でポーリングに含めることができるイベントを追加するには、以下のプロパティ エレメントを更新します。
  • interestingEventTypes
    ポーリングに含めるイベントのタイプを指定します。 各エントリ エレメントは、特定のイベント タイプとアラーム コード マップ値を特定します。 ThresholdViolation エントリはデフォルトで含まれます。 次のように、エントリ エレメントを追加します。
    <entry key="TestEvent" value-ref="TestEventAlarmCodes" />
    • TestEvent
      イベント マネージャ データベースにイベントの名前を指定します。
    • TestEventAlarmCodes
      このイベントのアラームを特定するマップの値を指定します。
      アラーム コード マップについては、次のセクションで説明しています。
  • alarmClearCodes
    ポーリングされたイベントのアラーム クリア コードを指定します。 ThresholdViolation イベントのデフォルトのアラーム クリア コードは 0x5c40009 です。 イベントごとに、以下のようにエントリ エレメントを追加します。
    <entry key="TestEvent" value="TestEventAlarmClearCode" />
    • TestEvent
      ポーリングに追加されたイベントの名前を指定します。
    • TestEventAlarmClearCode
      イベントのアラーム クリア コードを指定します。
アラームの定義
アラーム マップは、特定のイベントに関連付けられるアラーム コード値を定義します。 ポーリングされるイベントごと(または interestingEventTypes エントリごと)に、対応するアラーム マップを定義する必要があります。 ThresholdViolation イベントのアラーム マップは、デフォルトでファイルに表示されます。 各カスタム イベントのアラーム マップを手動で追加する必要があります。
<bean id="thresholdViolationAlarmCodes" class="org.springframework.beans.factory.config.MapFactoryBean"> <property name="sourceMap"> <map> <entry key="1" value="0x5c40010" /> <entry key="2" value="0x5c40011" /> <entry key="3" value="0x5c40012" /> </map> </property> </bean> <bean id="testEventAlarmCodes" class="org.springframework.beans.factory.config.MapFactoryBean"> <property name="sourceMap"> <map> <entry key="alarmSev1" value="alarmCode1" /> <entry key="alarmSev2" value="alarmCode2" /> <entry key="alarmSev3" value="alarmCode3" /> </map> </property> </bean>
カスタム イベントのアラーム マップを追加するには、各イベントの bean エレメントを追加し、次の値を更新します。
  • testEventAlarmCodes
    特定のイベントのアラーム コード マップ値を指定します。 この値は interestingEventTypes エントリで確立され、その値に一致する必要があります。
  • alarmSev1 - alarmCode1, alarmSev2 - alarmCode2, alarmSev3 - alarmCode3
    特定のイベントの
    alarmSeverity
    -
    alarmCode
    ペアを指定します。 たとえば、デフォルトの ThresholdViolation イベントの場合、マイナー(1)、メジャー(2)、およびクリティカル(3)アラーム コードはそれぞれ 0x5c40010、0x5c40011、0x5c40012 です。
イベント処置ファイルの更新
イベント処置(EventDisp)ファイルは、netqos-integration-application-config.xml ファイルに設定されているイベントを処理する方法を決定するために使用します。 各イベント エントリは、イベントを
DX NetOps Spectrum
イベント ファイルにマップします。
DX NetOps Spectrum
-
DX NetOps Performance Management
統合の EventDisp ファイルは、以下の場所にあります。
<$SPECROOT>\SS\CsVendor\netqos
デフォルトの ThresholdViolation イベントの場合、以下のエントリは、アラーム コードを個々の
DX NetOps Spectrum
イベント ファイルにマップします。
text#PC Threshold 0x5c40010 E 50 A 1,0x5c40010,107 0x5c40011 E 50 A 2,0x5c40011,107 0x5c40012 E 50 A 3,0x5c40012,107 0x5c40009 E 50 C 0x5c40010,107 C 0x5c40011,107 C 0x5c40012,107
カスタム イベントごとに、新しいイベント マップ エントリをファイルに追加します。 以下の例は、イベント コードに基づいてアラームを生成またはクリアする構文を示しています。
text#New Event alarmCode1E 50 A 1, alarmCode1_filename,107 alarmCode2E 50 A 2, alarmCode2_filename,107 alarmCode3E 50 A 3, alarmCode3_filename,107 alarmClearCode4E 50 C alarmCode1,107 C alarmCode2,107 C alarmCode3,107
イベント形式ファイルの作成
イベント形式ファイルには、OneClick の[イベント]タブでユーザに表示されるイベントに関するメッセージが含まれます。 netqos-integration-application-config.xml ファイルに定義されている新しい各イベントに、イベント形式ファイルが必要です。 このファイルにより、OneClick の[イベント]ビューにイベントを正しく表示できます。
ファイル名はアラーム コードと一致する必要があります(たとえば、アラーム コード 0x5c40010 はファイル「Event05c40010」を使用します)。 さらに、このファイルは以下のディレクトリに存在する必要があります。
<$SPECROOT>\SG-Support\CsEvFormat
以下の例に、ファイル形式を示します。
text{d "%w- %d %m-, %Y - %T"} - {S 109} is reporting a minor threshold violation. Detail of Threshold Violation: 1) Incident Start Time: {D 111} 2) Event ID: {S 107} 3) Event Source: {S 113} 4) Alert Message: {S 76620} A corresponding minor Threshold Violation Alarm will be generated. (event [{e}])
想定される原因ファイルの作成
想定される原因ファイルは、アラームの現象、想定される原因、および推奨される修正処置を定義します。 新しい各アラーム コードごとに、アラームが OneClick アラーム ビューに正しく表示されるように、想定される原因ファイルが必要です。
ファイル名はアラーム コードと一致する必要があります(たとえば、アラーム コード 0x5c40010 はファイル「Prob05c40010」を使用します)。 さらに、このファイルは以下のディレクトリに存在する必要があります。
<$SPECROOT>\SG-Support\CsPCause
以下の例に、ファイル形式を示します。
textA minor threshold violation has occurred. SYMPTOMS: The monitored threshold has been exceeded. PROBABLE CAUSES: RECOMMENDED ACTIONS: Launch the "Performance View" to see incident details.
変更の展開
設定の変更を完了したら、SpectroSERVER および OneClick サーバを再起動します。
イベントのポーリングで変更が反映されます。
複数の SpectroSERVER がある場合は、イベント ファイルの設定変更をすべてのサーバに配布します。
RouterHighMemor