しきい値プロファイルの設定

しきい値プロファイルを使用すると、インターフェースや IPSLA テストなど、特定のデバイスまたはコンポーネントを監視できます。 多くの場合、異なるコンポーネントには、異なるしきい値設定が必要です。 しきい値プロファイルを作成することで、特定のメトリックまたは一連のメトリックのしきい値を決定できます。 しきい値に適合しない場合は、違反イベントが生成されます。また、許容可能な操作に戻ると、違反がクリアされたことを示すイベントが生成されます。
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HID_Configure_Threshold_Profiles
しきい値プロファイルを使用すると、インターフェースや IPSLA テストなど、特定のデバイスまたはコンポーネントを監視できます。 多くの場合、異なるコンポーネントには、異なるしきい値設定が必要です。 しきい値プロファイルを作成することで、特定のメトリックまたは一連のメトリックのしきい値を決定できます。 しきい値に適合しない場合は、違反イベントが生成されます。また、許容可能な操作に戻ると、違反がクリアされたことを示すイベントが生成されます。
インターフェースの使用率を監視し、使用率が 75% を超過したときに違反をトリガします。 使用率が 75% を下回ったときに違反をクリアします。
  • イベント ルール
    イベント ルールで定義されるロジックで、メトリック データを使用して、しきい値の違反が発生するタイミングを決定できます。 各イベント ルールでは、1 つのメトリック ファミリからのメトリック、およびしきい値を実際の値と比較するさまざまな演算子が使用されます。 イベント ルールには 5 つまでの条件を追加することができ、しきい値を超過すると違反が生成されます。 このページの例では、少なくとも 2 つのルールが必要です。 1 つ目のルールで違反が発生するタイミングを決定し、2 つ目のルールで違反をクリアするタイミングを決定します。
  • イベント条件
    イベントの条件は、特定のイベント ルール内のすべての条件が満たされると、ビューに自動的に表示されます。 条件には、「違反」および「クリア」が含まれます。
以下のビデオは、しきい値プロファイルの設定プロセスを示しています。

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しきい値のベスト プラクティス
しきい値を設定する場合は、以下のベスト プラクティスを考慮してください。
  • デバイスではなく特定のコンポーネントを用いて、しきい値プロファイルをグループに適用します。 このグループ構造によって、しきい値の精度および柔軟性が向上します。
  • しきい値監視をゆっくり展開します。 小規模なコンポーネント グループから始めて、監視エンジンが低下状態にならないことを確認します。 詳細については、「しきい値イベント処理自己監視メトリック」を参照してください。
  • 1 分間のポーリングを行うコンポーネントのしきい値は、システムに対して高いリソース コストを発生させます。
  • Data Collectors からキャッシュされたポーリング データの処理中に Data Aggregator が再起動されると、しきい値評価が低速になる場合があります。
しきい値プロファイルの作成
しきい値プロファイルを作成するには、ユーザまたは管理者としてログインします。 しきい値プロファイルを作成するユーザには、[DA しきい値プロファイルの作成]または[DA しきい値プロファイルの管理]という役割の権限が必要です。
しきい値の既存のプロファイルを編集または削除することができます。
以下の手順に従います。
  1. [管理]
    -
    [データ ソース]
    の上にマウス ポインタを置き、データ ソースをクリックします。
  2. 監視設定
    ]を展開し、[
    しきい値プロファイル
    ]をクリックします。
  3. フォルダを作成するか、または既存のフォルダを選択します。
  4. 新規プロファイル
    ]をクリックします。
  5. 必要な情報を指定します。
  6. (管理者のみ)[所有者]を選択します。 所有者、または[DA しきい値プロファイルの管理]役割の権限を持つユーザのみがプロファイルを編集できます。
  7. プロファイルにイベント ルールを追加します。
  8. [保存]
    をクリックします。
    しきい値プロファイルがシステムに追加されます。 イベントを生成するには、グループにプロファイルを割り当てます。
イベント ルールの追加
各イベント ルールは 1 つのメトリック ファミリに基づいており、違反をトリガまたはクリアする条件を決定します。 しきい値のプロファイルごとに少なくとも 1 つのイベント ルールが必要です。
既存のイベント ルールを編集または削除することができます。
既存のイベント ルールをテンプレートとして使用するには、イベント ルールを選択し、[コピー]をクリックします。
以下の手順に従います。
  1. しきい値プロファイルを作成または編集します。
  2. [イベント ルール]ペインで、[
    新規
    ]をクリックします。
  3. イベント ルールに必要な情報を指定します。 以下のフィールドには説明を入力する必要があります。
    • 期間
      イベントを生成するために、指定されたウィンドウ内で、指定された条件が true である必要がある合計時間を示します。 条件をトリガするポーリング サイクルが連続する必要はありません。
    • ウィンドウ
      ルール条件を評価する時間の範囲を指定します。
    • Aggregation
      しきい値を、デバイスのすべてのコンポーネントの集約値に適用するかどうかを指定します。 このフィールドは、サポートされているメトリック ファミリを選択した場合にのみ表示されます。
      現在、集約でサポートされているのは、CPU の[使用率(%)]メトリックおよびおよび[メモリ]メトリック ファミリだけです。 このオプションを選択すると、イベント ルールで[条件タイプ]に[固定値]を使用する必要があります。
  4. イベント ルールを保存します。
  5. しきい値プロファイルを保存します。
期間とウィンドウの例:
監視対象のデバイスには、5 分のポーリング レートがあります。 関連するしきい値プロファイルには、600 (10 分)の期間と 3600 (1 時間)のウィンドウのイベント ルールがあります。 5 分のポーリングが 10 分間に達していないために、1 つのポーリング結果の条件がトリガされたときに、イベントは発生しません。 ルールの条件が最初にトリガされるポーリングの 1 時間以内に 2 番目のポーリング結果にトリガされる場合にのみ、イベントが発生します。
しきい値に違反した場合、アラームが作成されます。 イベントがクリアされると、次のポーリング サイクルで、しきい値が再チェックされます。 再度、しきい値に違反した場合は、新規アラームが作成されます。
標準偏差イベント条件
標準偏差を使用しているイベント ルールは、デバイスまたはコンポーネントのベースラインのポーリング結果を比較します。 ベースラインと標準偏差値は、特定の曜日の時間に対して計算されます。 これらの計算の詳細については、「ベースライン計算」を参照してください。
標準偏差ルールは、メトリックの値が標準偏差の指定された数だけベースラインと異なる場合にトリガされます。 上記の演算子を持つルールの場合、メトリックの値が、ベースライン値に標準偏差の数を加えた値を超えた場合、ルールがトリガされます。 以下の演算子を持つルールの場合、メトリックの値がベースライン値から標準偏差の数を引いた値より低い場合、ルールがトリガされます。
ベースラインは 65% で標準偏差は 10% です。 ルールは、CPU の使用率が 2 つの標準偏差を超えた場合にイベントがトリガされることを示します。 この条件は、CPU 使用率が 85% より大きい場合にトリガされます。
[ベースラインの割合]イベント条件
[ベースラインの割合]を使用するイベント ルールでは、ポーリング結果を、計算されたベースラインに対しデバイスまたはコンポーネントの計算されたベースラインの割合を加算または減算した値と比較します。 適格なポーリング データが[ベースラインの割合]イベント ルール条件で指定された基準を満たすと、イベントがトリガされます。 [ベースラインの割合]イベント条件は、メトリック値の変動が大きい場合または非常に小さい場合に役立ちます。 標準偏差が 3 を超えているか、0.1 や 0.0 のように極端に低い場合は、[ベースラインの割合]条件を使用することを検討してください。
計算されたベースラインが 60 度で、指定された[ベースラインの割合]が 50% です。 このルールは、温度がベースラインの 50% を超えたときにイベントがトリガされることを示します。 この状態は、温度が 90 度を超えたときにトリガされます。
計算:
60 + (+50%*60) = 60 + 30 度 = 90 度
計算されたベースラインが 60 度で、指定された[ベースラインの割合]が -50% です。 このルールは、温度がベースラインの -50% を下回ったときにイベントがトリガされることを示します。 この状態は、温度が 30 度を下回ったときにトリガされます。
計算:
60 + (-50%*60) = 60 - 30 度 = 30 度
しきい値プロファイルへのグループの割り当て
違反イベントを生成するには、グループをしきい値プロファイルに関連付けます。 プロファイルにグループを割り当てると、プロファイルの監視対象となるデバイスまたはコンポーネントが識別されます。 グループにデバイスが存在している場合、しきい値プロファイルが、選択されたメトリック ファミリをサポートするデバイスの各コンポーネントに適用されます。
コレクションに割り当てられているしきい値プロファイルは、コレクション内のデバイスにのみ、イベント ルールを適用します。 コレクションのコンポーネントとインターフェースは解析されていません。 コンポーネントおよびインターフェースのイベントを生成するには、カスタム グループを使用します。
以下の手順に従います。
  1. [フォルダ ビュー]または[テーブル ビュー]からしきい値プロファイルを選択します。
  2. 右側のペインの[
    グループ
    ]タブをクリックします。
  3. 画面の下部にある
    [管理]
    をクリックします。
  4. 使用可能なグループ
    ]ツリーからグループを選択し、右矢印をクリックして選択したグループを[選択済み]リストに追加します。
  5. [OK]をクリックします。
    [選択済み]リスト内のグループが、しきい値プロファイルに割り当てられます。
しきい値プロファイル イベントの表示
作成したイベント ルールは、しきい値に違反したときや違反がクリアされたときにイベントをトリガします。 [しきい値プロファイル]画面には、特定のイベント ルールによって発生したイベントが表示されます。 対照的に、[イベントの表示]ダッシュボードには、すべてのしきい値プロファイル内のすべてのイベント ルールに関連しているしきい値イベントが表示されます。
以下の手順に従います。
  1. (管理者)[
    管理
    ]-[
    しきい値プロファイル
    ]を選択します。
    (ユーザ)右上隅にあるユーザ アカウントの名前をクリックして、[
    しきい値プロファイルの管理
    ]をクリックします。
  2. しきい値プロファイルを選択します。
  3. イベント
    ]タブをクリックします。
  4. (オプション)[
    詳細
    ]ボタンをクリックします。
  5. (オプション)時間範囲の隣にある[
    変更
    ]をクリックし、デフォルトの時間範囲を選択します。
    カスタム時間範囲
    ]を選択して、別の時間範囲を設定することもできます。