デバイス タイプの上書き

Data Aggregator は、デバイス サービス情報に基づいて、管理可能デバイスをルータ、スイッチ、およびサーバ タイプとして自動的に分類します。 分類には、ルータ、スイッチ、サーバ、ファイアウォール、ロード バランサ、ワイヤレス コントローラ、およびワイヤレス アクセス ポイントが含まれます。 Data Aggregator は、同期中に各デバイスとその分類を検査します。 Data Aggregator はプライマリのデバイス タイプを指定し、さらなるタイプがあればそれをコンテキスト タイプとして転送します。 プライマリのデバイス タイプを含め、関連付けられているコンテキスト タイプは、npc のデバイス インベントリ テーブル内の列に表示されます。
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Data Aggregator は、デバイス サービス情報に基づいて、管理可能デバイスをルータ、スイッチ、およびサーバ タイプとして自動的に分類します。 分類には、ルータ、スイッチ、サーバ、ファイアウォール、ロード バランサ、ワイヤレス コントローラ、およびワイヤレス アクセス ポイントが含まれます。 Data Aggregator は、同期中に各デバイスとその分類を検査します。 Data Aggregator はプライマリのデバイス タイプを指定し、さらなるタイプがあればそれをコンテキスト タイプとして転送します。 プライマリのデバイス タイプを含め、関連付けられているコンテキスト タイプは、
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のデバイス インベントリ テーブル内の列に表示されます。
以下のリストに、デバイス タイプの詳細な分類を示します。
  • Ping 可能
    デバイスは管理可能ではありません。
    例:
    デバイスが SNMP 要求に応答せず、そのデバイス タイプが判定できない。
  • 管理可能
    以下の条件に該当する場合、デバイス タイプは「管理可能」として分類されます。
    • 管理可能デバイスは、ルータ、スイッチ、またはサーバとして分類されることはありません。
    • 管理可能デバイスは、ファイアウォール、ロード バランサ、ワイヤレス コントローラ、またはワイヤレス アクセス ポイントとして分類される
      可能性があります
  • その他
    以下の条件に該当する場合、デバイス タイプは「その他」として分類されます。
    • 管理可能デバイスは、ルータ、スイッチ、またはサーバとして分類されることはありません。
    • 管理可能デバイスは、ファイアウォール、ロード バランサ、ワイヤレス コントローラ、またはワイヤレス アクセス ポイントとして分類されることはありません。
デバイス タイプの上書き
一部の SNMP 管理可能デバイスのデバイス タイプが期待どおりに分類されなかった場合、デバイス タイプを完全に上書きすることができます。
シナリオ:
  • 既存のデバイスが「その他」として検出されています。 しかし、そのデバイスは、そうではなく「ルータ」に分類する必要があります。 DeviceTypes.xml に「ルータ」を追加することで、既存の「その他」の分類を上書きできます。
  • 既存のデバイスが「スイッチ」として検出されています。 SNMP エージェントにより、誤ったタイプがアドバタイズされています。 このデバイスは「ルータ」としてアドバタイズされる必要があり、「ファイアウォール」でもあります。 DeviceTypes.xml に「ルータ」および「ファイアウォール」を追加することで、誤って検出されたタイプを変更できます。
Data Aggregator のホストで、以下のファイル内の正しいデバイス タイプにデバイスの
sysObjectID
MIB 値を明示的にマップします。
DA_install_directory
/data/custom/devicetypes/DeviceTypes.xml
フォールト トレラント環境では、データ損失の制限に役立つように共有ディレクトリ(例:
/DASharedRepo
)が定義されます。 そのため、フォールト トレラント環境では、ファイルが以下のディレクトリに配置されます。
DASharedRepo
/custom/devicetypes/DeviceTypes.xml
詳細については、「フォールト トレランス」を参照してください。
DeviceTypes.xml ファイルには新しいデバイス タイプを追加できません。
DeviceTypes.xml ファイルには、
sysObjectID
を適切なデバイス タイプにマップするためのテンプレートが含まれます。 デフォルトでは、ファイルには
sysObjectID
からタイプへのマッピング エントリは含まれていません。 特定の
sysObjectID
を持つデバイス タイプを分類する場合は、テンプレートを変更して、ファイルに
sysObjectID
からタイプへのエントリを追加できます。
sysObjectID
を追加する前に、
sysObjectID
を追加するセクションのコメントを解除します。
DeviceTypes.xml ファイルの更新は、適用されるまで最大 1 分間かかる場合があります。
デバイスは複数のデバイス タイプに分類できます。 ただし、デバイスというタイプは、ほかのデバイス タイプとは相互に排他的です。 たとえば、ルータ、スイッチ、サーバのデバイス タイプのうちの 1 つ以上に
sysObjectID
を追加し、また「デバイス」デバイス タイプにも
sysObjectID
を追加する場合、「デバイス」デバイス タイプはドロップされ、認識されません。
以下の条件に該当する場合は、デバイス タイプを完全に上書きします。
  • 自動的に検出されるデバイス タイプが見つからない、または検出されたデバイス タイプが誤っている。
  • デバイスのディスカバリ中に検出されたタイプを上書きする必要がある。
  • 正しいタイプを手動で割り当てる必要がある。
例: その他のデバイス タイプにデバイスの sysObjectID をマップする
以下の例における
sysObjectID
からタイプへのマッピングは、すでに検出されているデバイス タイプを上書きします。
以下の手順に従います。
  1. 以下のファイルを開きます。
    DA_install_directory
    /data/custom/devicetypes/DeviceTypes.xml
    フォールト トレラント環境では、ファイルが以下のディレクトリに配置されます。
    DASharedRepo
    /custom/devicetypes/DeviceTypes.xml
  2. 以下の情報を入力します。
    <DeviceType>
    <Routers>
    <sysObjectID>1.3.6.5.1.34</sysObjectID>
    </Routers>
    <Switches>
    <sysObjectID>1.3.6.5.5.3</sysObjectID>
    <sysObjectID>1.3.6.5.1.34</sysObjectID>
    </Switches>
    <Servers>
    <sysObjectID>1.3.6.5.567.1</sysObjectID>
    </Servers>
    <Devices>
    <sysObjectID>1.3.6.5.49.1</sysObjectID>
    </Devices>
    </DeviceType>
  3. デバイスが含まれるディスカバリ プロファイルでディスカバリを実行します。
    ディスカバリを再実行するまでは、DeviceTypes.xml ファイルに行った変更は、既存のデバイスに対して有効になりません。
    ディスカバリを実行すると、以下の結果が得られます。
    • sysObjectID
      1.3.6.5.1.34 を持つすべてのデバイスは、ルータおよびスイッチのデバイス タイプとして分類されます。
    • sysObjectID
      1.3.6.5.5.3 を持つすべてのデバイスは、スイッチのデバイス タイプとして分類されます。
    • sysObjectID
      1.3.6.5.567.1 を持つすべてのデバイスは、サーバのデバイス タイプとして分類されます。
    • sysObjectID
      1.3.6.5.49.1 を持つすべてのデバイスは、デバイスのデバイス タイプとして分類されます。
  4. 変更内容を確認するには、以下の場所に移動します。
    • [管理]
      にマウス ポインタを置き、
      [監視対象アイテム管理]-[デバイス ライフ サイクル]
      をクリックします。
    • [インベントリ]
      にマウス ポインタを置き、
      [デバイス]
      をクリックします。
デバイス タイプの保持
デバイスの分類は、不完全である場合もあります。 たとえば、ルータとして検出されるデバイスが、ファイアウォールでもある場合があります。 この場合、検出されたルータとしての分類を保持する必要があります。 さらに、1 つ以上の手動で割り当てるデバイス タイプ(この例では、ファイアウォール)を使用して分類を補強する必要もあります。
シナリオ:
  • 既存のデバイスが、自動的に「サーバ」として検出されています。 このデバイスは、「ファイアウォール」としても分類する必要があります。 検出された「サーバ」としての分類を保持するには、DeviceTypes.xml に「ファイアウォール」を追加し、その
    sysServiceOverride
    タグの属性を「false」に設定します。
  • 既存のデバイスが、自動的に「ルータ」として検出されています。 このデバイスは、「ファイアウォール」および「スイッチ」としても分類する必要があります。 既存の「ルータ」としての分類を維持するには、DeviceTypes.xml に「ファイアウォール」および「スイッチ」を追加し、それらの
    ysServiceOverride
    タグの属性を「false」に設定します。
sysServiceOverride
タグの属性を使用すると、デフォルトの上書き動作を無効にすることができます。 システムが自動的に検出するタイプ(たとえば、ルータ)に加え、DeviceTypes.xml 内の 1 つ以上のデバイス タイプ(たとえば、ファイアウォール)に
sysObjectID
を割り当てることができます。 デバイス タイプを保持するには、
sysServiceOverride
タグの属性を使用し、それを
sysObjectIDs
またはデバイス タイプに対して「false」に設定します。
以下の条件に該当する場合は、
sysServicesOverride
タグの属性を使用します。
  • デバイスのディスカバリ中に検出されたタイプを保持する必要がある。
  • 自動的に検出されたデバイス タイプを正しいものとして受け入れ、それが失われないようにする必要がある。
  • さらなるタイプを追加する必要がある。
例: sysObjectID にマップ済みのデバイス タイプを保持する
以下の手順に従います。
  1. 以下のファイルを開きます。
    DA_install_directory
    /data/custom/devicetypes/DeviceTypes.xml
    フォールト トレラント環境では、ファイルが以下のディレクトリに配置されます。
    DASharedRepo
    /custom/devicetypes/DeviceTypes.xml
  2. 以下の情報を入力します。
    <DeviceType>
    <Routers>
    <sysObjectID
    sysServicesOverride="false"
    >1.3.6.5.1.34</sysObjectID>
    </Routers>
    <Firewalls>
    <sysObjectID
    sysServicesOverride="false"
    >1.3.6.1.4.1.8072.3.2.10</sysObjectID>
    </Firewalls>
    <Firewalls
    sysServicesOverride="false"
    >
    <sysObjectID>1.3.6.1.4.1.9.1.522</sysObjectID> <!-- cat6500FirewallSm -->
    <sysObjectID>1.3.6.1.4.1.2620.1.6.123.1.56</sysObjectID> <!-- Check Point 21800 -->
    <sysObjectID>1.3.6.1.4.1.2620.1.6.123.1.16</sysObjectID> <!-- Smart-1 150 -->
    </Firewalls>
    <WirelessAccessPoints>
    <sysObjectID>1.3.6.1.4.1.2620.1.6.123.1.48</sysObjectID>
    </WirelessAccessPoints>
    <WirelessControllers>
    <sysObjectID>1.3.6.1.4.1.9.1.770</sysObjectID>
    </WirelessControllers>
    <LoadBalancers>
    <sysObjectID>1.3.6.1.4.1.6527.1.6.1</sysObjectID>
    </LoadBalancers>
    </DeviceType>
  3. デバイスが含まれるディスカバリ プロファイルでディスカバリを実行します。
    ディスカバリを再実行するまでは、DeviceTypes.xml ファイルに行った変更は、既存のデバイスに対して有効になりません。
    ディスカバリを実行すると、以下の結果が得られます。
    • sysObjectID
      1.3.6.5.1.34 を持つすべてのデバイスは、ルータのデバイス タイプとして分類されます。
      sysObjectID
      にすでにマップされているデバイス タイプは保持されます。
    • sysObjectID
      1.3.6.1.4.1.8072.3.2.10 を持つすべてのデバイスは、ファイアウォールのコンテキスト タイプとして分類されます。
      sysObjectID
      にすでにマップされているデバイス タイプは保持されます。
    • sysObjectID
      1.3.6.1.4.1.9.1.522 を持つすべてのデバイスは、ファイアウォールのコンテキスト タイプとして分類されます。
      sysObjectID
      にすでにマップされているデバイス タイプは保持されます。
    • sysObjectID
      1.3.6.1.4.1.2620.1.6.123.1.56 を持つすべてのデバイスは、ファイアウォールのコンテキスト タイプとして分類されます。
      sysObjectID
      にすでにマップされているデバイス タイプは保持されます。
    • sysObjectID
      1.3.6.1.4.1.2620.1.6.123.1.16 を持つすべてのデバイスは、ファイアウォールのコンテキスト タイプとして分類されます。
      sysObjectID
      にすでにマップされているデバイス タイプは保持されます。
    • sysObjectID
      1.3.6.1.4.1.2620.1.6.123.1.48 を持つすべてのデバイスは、ワイヤレス アクセス ポイントのコンテキスト タイプとして分類されます。
      sysObjectID
      にすでにマップされているデバイス タイプは保持されます。
    • sysObjectID
      1.3.6.1.4.1.9.1.770 を持つすべてのデバイスは、ワイヤレス コントローラのコンテキスト タイプとして分類されます。
      sysObjectID
      にすでにマップされているデバイス タイプは保持されます。
    • sysObjectID
      1.3.6.1.4.1.6527.1.6.1 を持つすべてのデバイスは、ロード バランサのコンテキスト タイプとして分類されます。
      sysObjectID
      にすでにマップされているデバイス タイプは保持されます。
  4. 変更内容を確認するには、以下の場所に移動します。
    • [管理]
      にマウス ポインタを置き、
      [監視対象アイテム管理]-[デバイス ライフ サイクル]
      をクリックします。
    • [インベントリ]
      にマウス ポインタを置き、
      [デバイス]
      をクリックします。