レポート スケジューラの操作

(UIM 20.3.3 以降)レポート スケジューラを使用して、メトリクス ビューまたはサービス レベル アグリーメント(SLA)レポートを指定した時間に実行するようにスケジュールできます。レポートを電子メールや FTP 経由 PDF として配信や、サーバに保存できます。この記事では、レポート スケジューラでジョブを操作する方法について説明します。ジョブの作成、編集、削除、プレビュー、コピー、および実行する方法を説明します。また、ジョブの履歴を表示する方法、および各実行ジョブのログ ファイルを表示する方法についても説明します。
以下の図は、概要を示しています。
以下のトピックでは、必要な情報を説明します。
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  • レポート スケジューラ機能を使用するには、レポート スケジューラ ACL 権限が必要です。
  • マルチノード OC 環境では、UIM 20.3.3 のレポート スケジューラ機能は、wasp.cfg の /webapps/reportscheduler セクションの job_refresh_secs 設定プロパティをサポートしなくなりました。現在、wasp.cfg の /webapps/reportscheduler セクションで execute_email_action 設定プロパティをサポートしています。execute_email_action プロパティを使用すると、1 つ以上の OC サーバでの電子メール アクションの実行を停止することで、レポートの重複を防ぐことができます。電子メール アクションの実行を停止する各 OC サーバで、execute_email_actions プロパティに false の値を追加します。そのため、このプロパティを使用すると、マルチノード OC 環境で重複レポートを受信するユーザの問題を解決できます。
以下の図は、レポート スケジューラへのアクセス方法とスケージュールの作成方法をわかりやすく説明しています。
ジョブの作成
レポートをスケジュールするには、ジョブを作成する必要があります。完全なジョブ作成プロセスには、スケジュールの詳細の設定、ジョブのスケジュールの時間指定、および配信メカニズムに関する情報の提供の 3 つのステップが含まれます。
以下の手順に従います。
  1. OC UI の
    [設定]
    オプションにアクセスします。
  2. [レポート スケジュール]
    タイルをクリックします。
    [レポート スケジュール]
    ページが開きます。
  3. [新規作成]
    ボタンをクリックします。
    [スケジュールの作成]
    ダイアログ ボックスが開きます。
  4. [スケジュールの詳細]
    セクションで、以下の情報を指定します。
    1. [名前を付けて保存]
      フィールドに、レポートの名前を入力します。
    2. [有効]
      オプションを選択して、ジョブの実行を許可します。
    3. [説明]
      フィールドにわかりやすい説明を入力します。
    4. [アカウント]
      ドロップダウン リストからアカウントにジョブを割り当てます。
    5. [レポートの種類]
      ドロップダウン リストからレポートの種類を選択します。メトリクス ビューまたは SLA を選択できます。
    6. [レポートの]
      ドロップダウン リストから必要なレポートを選択します。
    7. レポート タイプを SLA として選択した場合、
      [SLA の詳細]
      ドロップダウン リストから選択します。デフォルトは[完全な SLA]です。同様に、レポート タイプを[メトリクス ビュー]として選択した場合は、
      [レポート期間]
      ドロップダウン リストから選択します。デフォルトは[昨日]です。
      [完全な SLA]
      オプションは最も詳細なオプションですが、その他のオプションよりも多くのリソースを消費します。
    8. (メトリクス ビュー用)必要に応じて、別のデータの
      集計間隔
      を選択します。デフォルトは[自動]です。レポート設定でジョブを印刷するには、レポート期間に一致するように
      [レポート期間]
      の値を変更し、レポート集計間隔に一致するように
      [集約間隔]
      の値を変更する必要があります。
      新しいジョブごとに、データ集計間隔を変更することができます。これによって、保存済みレポートの集計間隔が変更されることはありません。ジョブを保存すると、そのジョブの期間と集計間隔の選択が保存されます。
    9. 次へ]を
      クリックします。
      [スケジューリング]
      セクションが表示されます。
  5. [スケジューリング]
    セクションで、以下の情報を指定します。
    1. [実行]
      ドロップダウン リストからオプションを選択します。
      [実行日]
      領域は選択内容に基づいて動的に更新されます。
    2. レポートを実行する日付および時刻を指定します。
      [タイム ゾーン]
      ドロップダウン リストを使用してレポートのタイム ゾーンを選択します。選択するタイム ゾーンによって、ジョブの実行時間、およびレポートに表示されるタイム ゾーンが決まります。タイム ゾーンを選択しない場合、デフォルトでローカル タイム ゾーンが使用されます。
      ジョブは、設定した開始時間以降の指定された最初の時間に実行されます。
    3. 次へ]を
      クリックします。
      [配信]
      セクションが表示されます。
  6. [配信]
    セクションで、以下の情報を指定します。
    1. [電子メール]
      を選択した場合、
      [宛先]
      [件名]
      、および
      [メッセージ]
      フィールドに情報を入力します。また、[SMTP サーバ設定]がすでに設定されていることを確認します。
    2. [FTP]
      を選択した場合、必須フィールドに情報を入力します。
      [FTP の場所]
      フィールドを使用すると、レポートを保存するサブディレクトリを指定できます。たとえば、「monthly」という名前のサブディレクトリにレポートを保存するには、「reports/monthly」と入力します。
      [FTP パッシブ]
      オプションは、FTP モードをパッシブまたはアクティブに設定できます。OC サーバと FTP サーバがファイアウォールによって隔てられている場合は、パッシブ モードが推奨されます。
      [接続テスト]
      をクリックして、FTP 接続を検証します。
    3. レポートを OC サーバ(..\webapps\reportscheduler\archive)に保存する場合は、
      [サーバに保存]
      を選択します。サーバで[レポート保存場所の設定]もできます。
    4. [レポートの向き]
      ドロップダウン リストから、レポートのレイアウトの向きを選択します。
    5. [レポートのサイズ]
      ドロップダウン リストから、レポートのレイアウトのサイズを選択します。
  7. 作成
    ]をクリックします。
ジョブが作成され、[レポート スケジュール]ジョブ テーブルに表示されます。
レポート スケジュール テーブルの表示
[レポート スケジュール]ジョブ テーブルには、作成したジョブがリスト表示されます。
カラム ヘッダをクリックすると、その列でジョブのリストが並べ替えられます。再度クリックすると、昇順と降順で切り替えられます。フィルタ フィールドにテキストを入力して、関連するジョブを検索することもできます。このアイコン は、ジョブが有効であることを示します。このアイコン は、ジョブが無効であることを示します。
要件に基づいて、作成したジョブに適切な操作を実行できます。
サーバ上のストレージの場所の設定
レポート スケジューラの配信オプションの 1 つは、サーバにレポートを保存するためのものです。デフォルトでは、レポートはルート ディレクトリ \webapps\reportscheduler\archive に保存されますが、レポートを保存するルート ディレクトリを定義することもできます。レポートがアカウントと関連付けられている場合、レポートは指定されたルート ディレクトリ下のアカウント名が付けられたディレクトリに保存されます。
以下の手順に従います。
  1. インフラストラクチャ マネージャを開きます。
  2. ツリー ビューでプライマリ ハブのロボットをクリックします。
  3. 右上ペインで wasp プローブをクリックして選択します。
  4. Ctrl キーを押しながら右クリックし、ポップアップ メニューから[RAW 設定]を選択します。
  5. [RAW 設定]ウィンドウのツリー ビューで webapps フォルダを展開します。
  6. ツリー ビューで[reportscheduler]をクリックします。右ペインにレポート スケジューラ キーが表示されます。
  7. [New Key]をクリックします。[New Key]ダイアログ ボックスが表示されます。
  8. [Enter key name]フィールドに「file_store_root」と入力します。
  9. レポートを保存するルート ディレクトリとして使用するディレクトリ パスを[Enter value]フィールドに入力します。
  10. [OK]をクリックし、もう一度[OK]をクリックして、[RAW 設定]ウィンドウを閉じます。
  11. wasp プローブを再起動します。
ジョブの管理
ジョブを作成した後、ジョブにさまざまな操作を実行して、効率的に管理できます。以下のスクリーンショットは、ジョブ管理の一部として実行できるオプションを示しています。
以下の手順に従います。
  1. ジョブの実行
    ジョブはいつでも実行できます。レポートは指定された配信方法に送信されます。ジョブの実行は、ジョブの定期スケジュールに影響しません。
    1. 実行するジョブを特定します。
    2. [アクション]列で利用可能な
      [ジョブの実行]
      アイコン(再生アイコン)をクリックします。
    ジョブが実行され、レポートが指定された配信方法に送信されます。レポートには <ジョブ名>_<年月日>_<時分秒>.pdf という名前が付けられます。ジョブ名内の無効な記号や文字は削除されます。
  2. ジョブのコピー
    既存のジョブのコピーを作成できます。これは、同様の設定で別のジョブを作成する場合に役立ちます。
    1. コピーするジョブを特定します。
    2. [ジョブのコピー]アイコンをクリックします。
    ジョブのコピーが作成され、<ジョブ名>のコピーと名前がつけられ、テーブルにリスト表示されます。コピーの設定を編集できます。
  3. ジョブの削除
    必要なくなったジョブを削除できます。ジョブを削除すると、すべてのジョブの実行とジョブ履歴も削除されます。
    1. 削除するジョブを特定します。
    2. [ジョブの削除]アイコン(ごみ箱アイコン)をクリックします。
    3. 確認してジョブを削除します。
    ジョブが削除され、テーブルから削除されます。
  4. レポートのプレビュー
    選択した配信方法に送信せずに、レポートの PDF を表示できます。また、これによってレポートをコンピュータに保存しやすくなります。
    1. レポートをプレビューするジョブを指定します。
    2. [アクション]列の 3 つのドットをクリックします。
    3. [レポートのプレビュー]をクリックします。
    レポートの PDF がブラウザで生成されます。
  5. ジョブ履歴の表示
    ジョブ履歴を表示できます。たとえば、ジョブが実行さあれるごとにログ ファイルを表示できます。ログ ファイルには、実行されたアクション、時間、ステータス、およびエラーなどの情報が記録されています。
    1. 履歴を表示するジョブを指定します。
    2. [アクション]列の 3 つのドットをクリックします。
    3. [履歴の表示]をクリックします。
    [スケジュール履歴]ダイアログ ボックスが開きます。ジョブ履歴が含まれています。必要なエントリのステータスをクリックします。ログが表示されます。また、ジョブが失敗の場合、メッセージからログ ファイルにアクセスできます。ログ ファイルを表示するリンクと共に成功/失敗のエラー メッセージが表示されます。
必要なアクションが正常に実行されました。
電子メール サーバの設定
電子メールでレポートを配信するには、SMTP サーバを使用するようにレポート スケジューラを設定する必要があります。
以下の手順に従います。
  1. [レポート スケジューラ UI]を開きます。
  2. 右上の[電子メール設定]オプションをクリックします。
    [電子メールのセットアップ]
    ダイアログ ボックスが開きます。
  3. SMTP サーバを使用できる電子メール アドレスを、
    [差出人アドレス]
    フィールドに入力します。
  4. SMTP サーバの名前(
    SMTP サーバ
    )とポート番号(
    SMTP ポート
    )を入力します。
  5. SMTP サーバの有効なユーザ名(
    ユーザ名
    )とパスワード(
    パスワード
    )を入力します。
  6. 必要に応じて、1 つ以上のセキュリティ オプションを選択します。
    • 認証を使用
    • STARTTLS を使用
  7. [完了]
    をクリックして変更を保存します
電子メール サーバ設定は正常に設定されました。