オペレータ コンソール(OC)のインストール

CA UIM のオペレータ コンソール(OC)は、CA UIM が収集するパフォーマンスおよび可用性に関するデータを表示します。OC には、Web アプリである複数のモジュールが含まれています。
uim203
UMP_install
CA UIM のオペレータ コンソール(OC)は、CA UIM が収集するパフォーマンスおよび可用性に関するデータを表示します。OC には、Web アプリである複数のモジュールが含まれています。オペレータ コンソール インストーラでは、オペレータ コンソールと、以下のサポート Web アプリがインストールされます。
  • アカウント アドミニストレーション
    - アカウントおよびユーザを管理します。
  • ダッシュボード デザイナ
    - カスタム ダッシュボードを作成および編集します。
  • SLM
    - 内部または外部顧客の SLA を作成、モニタ、および検証します。
  • アラーム ビューア
    - アラームをモニタおよび管理します。
  • CABI
    - カスタム/標準装備のダッシュボードです。
    UIM 20.3.3 では、ネイティブ OC 画面(ホーム ページ、グループ ビュー ページ、デバイス表示ページ、モニタリング テクノロジ(プローブ)ビュー ページ)を表示する CA Business Intelligence (CABI)の依存関係が削除されました。カスタムおよび標準装備のダッシュボードとレポートは、引き続き CABI を使用して表示されます。つまり、CABI と依存関係があります。ただし、ネイティブ OC 画面は CABI (Jaspersoft)に依存しなくなったので、HTML5 を使用して表示されます。HTML5 を使用したネイティブ OC 画面の詳細については、UIM 20.3.3 記事の「モニタリング データの設定および表示」の記事または「CABI 依存関係の削除(ネイティブ オペレータ コンソール)」を参照してください。
オペレータ コンソールで使用可能な Web アプリの完全なリストについては、「モニタリング データの設定および表示」の「オペレータ コンソール」を参照してください。
インストールの概要
以下の図は、オペレータ コンソールのインストール手順の概要を示しています。
オペレータ コンソールのインストール
Install Unified Management Portal
(UMP の場合) UMP は UIM 20.3.0 (以降)では使用できなくなったため、UMP をアップグレードするには OC インストーラを使用する必要があります。OC インストーラは、廃止されたコンポーネントをアンインストールし、有効なコンポーネントをアップグレードします。
  • アップグレード シナリオでは、セキュア セットアップで UMP をオペレータ コンソールにアップグレードする場合、適切な証明書を展開して UMP/OC ロボットをセキュア状態にしてから、ロボットのバージョンをセキュア状態(9.20S 以降)に更新することを確認します。その後、UMP/OC を OC にアップグレードします。セキュア セットアップと証明書を展開する方法の詳細については、「セキュア ハブおよびロボット」を参照してください。
  • OC の以前のバージョンから OC 20.3.3 にアップグレードするには、UIM 20.3.3 リリースの一部としてリリースされた OC 20.3.3 アップグレード インストーラを使用します。UIM 20.3.3 リリースの詳細については、「UIM 20.3.3」 の記事を参照してください。
  • OC の以前のバージョンから OC 20.3.2 にアップグレードするには、OC 20.3.2 アップグレード インストーラを使用します。OC 20.3.2 はパッチ リリースです。OC 20.3.2 パッチの詳細については、「OC 20.3.2 パッチ」を参照してください。
  • OC の以前のバージョンから OC 20.3.1 にアップグレードするには、UIM 20.3.1 パッチに含まれる OC のアップグレード インストーラを使用します。UIM 20.3.1 は、UIM 20.3.0 のパッチ リリースです。UIM 20.3.1 パッチには、UIM Server 用のアップグレード インストーラは含まれていません。このパッチには、OC アップグレード インストーラと、それぞれのコンポーネントを 20.3.1 にアップグレードするために使用できる個別のスタンドアロン アーティファクトが含まれています。UIM 20.3.1 パッチ リリースの一部として利用可能なアーティファクトの詳細については、「UIM 20.3.1」を参照してください。
インストール手順
以下の手順で OC をインストールします。
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2
OC をインストールする前に、ご使用の UIM 環境内には以下のコンポーネントが含まれています。
  • データベース サーバ:
    これは UIM データベースの場所です。QoS データおよびその他の必要なシステム情報がデータベース サーバに書き込まれます。
  • プライマリ ハブ サーバ:
    プライマリ ハブ サーバは UIM プライマリ ハブを制御するロボットの場所です。
  • (オプション)セカンダリ ハブ サーバ
    : UIM 環境では、負荷分散およびフェールオーバ機能のための追加サーバも使用できます。
環境の OC の場所には、いくつかのオプションがあります。
  • 新しいサーバ(
    OC サーバ
    と呼ばれる)。基本的な OC 機能に必要なすべてのプローブは、OC サーバにインストールされます。
  • 異なるセカンダリ ハブに nas や discovery_server などのサービスがある既存のセカンダリ ハブ サーバ。そのようなシナリオでは、OC を設定して、セカンダリ ハブ上にあるサービス プローブに接続できます。
  • プライマリ ハブ サーバ。小規模な環境をモニタする場合にのみ、プライマリ ハブ サーバに OC をインストールします。一般的に、小規模な環境は、1 つのハブと 100 個未満のロボットを含むものとして分類されます。展開サイズの分類の詳細については、「インストール前の計画」の記事を参照してください。
前提条件の確認
OC インストーラを実行する前に、以下のタスクを実行します。
ユーザに対する管理者権限の確認
管理者権限を持つユーザのみが OC を正常にインストールできます。このユーザ設定を Windows で以下の手順に従って変更できます。
以下の手順に従います。
  1. 管理ツール
    ]-[
    サービス
    ]を開きます。
  2. Nimsoft Robot Watcher を右クリックして、[
    プロパティ
    ]を選択します。
  3. [ログオン]
    タブを選択します。
  4. 次のアカウント
    ]ラジオ ボタンを選択します。
  5. 管理者のアカウントとパスワードを入力します。
インストール前処理に関する記事で、要件を確認します。
OC には、CA UIM 環境で使用しているサーバ ハードウェアとデータベース ソフトウェアの両方に影響を与える特定の要件があります。OC のインストールを続行する前に、「インストール前の計画」の OC 固有の要件をすべて満たしていることを確認します。
プライマリ ハブ サーバで必要なプローブの検証
OC インストーラの実行時に、プライマリ ハブ サーバに以下のプローブがインストール済みであり、アクティブで応答可能な状態であることを確認します。
  • ace
    Ace プローブは 20.3.3 で廃止されました。
  • automated_deployment_engine (ade)
  • data_engine
  • discovery_server
  • ems
  • maintenance_mode
  • mpse
  • nas
  • sla_engine
  • cdm
OC インストーラは、選択したロボットのシステム仕様を収集するために、cdm プローブの起動を試行します。cdm プローブがインストールされていないか起動に失敗した場合は、警告メッセージが表示されます。この警告が発生した場合でも、OC のインストールを続行できます。ただし、インストーラは、ロボットが OC 実行の推奨される最小要件を満たしていないことをユーザに通知することはできません。したがって、OC をインストールする前に、cdm プローブがインストール済みで、アクティブで応答可能な状態であることを確認することを推奨します。
UIM JRE パッケージのダウンロード
アドミン コンソールまたはインフラストラクチャ マネージャで、お使いの OS 用の JRE パッケージが Archive フォルダに存在することを確認します。Windows と Linux の場合、パッケージは「
java_jre パッケージ
」と呼ばれます。必要に応じて、OC をインストールする前に、OS 用のパッケージを右クリックしてダウンロードします。お使いの OS 用の JRE パッケージがインストール時に存在していない場合は、OC インストーラによって JRE パッケージをダウンロードするよう求められます。インストーラがこれらのプローブにアクセスできない場合は、エラー メッセージが表示されます。必要に応じて、インフラストラクチャ マネージャまたはアドミン コンソールを使用してこれらのプローブをアクティブ化、再起動、またはダウンロードおよび展開します。
distsrv 転送の非アクティブ化
distsrv プローブでパッケージ転送が設定されている場合は、OC をインストールする前に、その設定を非アクティブ化します。distsrv プローブは、パッケージを他のハブに転送するように設定できます。デフォルトでは転送はアクティブ化されていますが、ハブは指定されていません。このため、パッケージは転送されません。
以下の手順に従います。
  1. アドミン コンソールで、distsrv プローブの隣の黒い矢印をクリックし、[
    設定
    ]を選択します。
  2. 転送設定
    ]フォルダをクリックします。
    [タイプ]
    カラムが
    [すべて]
    になっている転送レコードがある場合は、転送を非アクティブ化します。レコードが他のタイプ([
    Specific
    ]、[
    Update
    ]、または[
    Licenses
    ])の場合は、転送を非アクティブにする必要はありません。
  3. Forwarding active
    ]を選択解除します。
CA UIM 9.2.0 以降、ハブ/ロボットおよびプローブ レベルのライセンス要件が削除されました。CA UIM 9.2.0 (以降)と共にリリースされたハブ、ロボット、および distsrv のバージョンを展開して、ライセンスの依存関係を削除します。ライセンスの延長を必要とする以前のバージョンのハブおよびプローブを引き続き使用する場合は、サポートに連絡して、ライセンスの延長についてサポートを受けてください(必要な場合)。
OC サーバのロケールの設定
OC をホストするサーバのロケールは、UIM データベース サーバ上で設定されているロケールと一致している必要があります。たとえば、データベース サーバのロケールがスペイン語に設定されている場合、OC サーバのロケールもスペイン語に設定されている必要があります。
プライマリ ハブ サーバでアンチウイルス スキャンをオフにする
アンチウイルス スキャナがアクティブになっている場合、OC のインストールに非常に時間がかかります。インストールを開始する前に、プライマリ ハブ サーバでアンチウイルス スキャンをオフにします。
(オプション)セキュア ハブおよびロボット
セキュア ハブおよびロボットは、ハブ間およびロボットとハブ間の堅牢な通信を実現します。セキュア セットアップで UMP/OC から OC をアップグレードするには、UMP/OC ロボットをセキュア状態にアップグレードしてから、OC のアップグレードを実行します。セキュア セットアップと証明書を展開する方法の詳細については、「セキュア ハブおよびロボット」を参照してください。
OC サーバへのロボットの展開
新しいサーバに OC をインストールする場合は、ロボットを展開します。ロボット展開の詳細については、「ロボットの展開」の記事を参照してください。ロボットが展開されると、OC のインストールを続行できます。
UIM Server インストーラは、<Nimsoft>\security フォルダに .pem ファイル(certificate.pem)を作成します。.pem ファイルは必要なロボットと共有する対称キーであり、data_engine プローブとの通信に使用されます。この .pem ファイルをリモートの OC、および CABI ロボットにコピーし、このファイルの場所を robot.cfg ファイル内に指定します(cryptkey = <.pem ファイルの場所>)。また、data_engine が存在しているのと同じコンピュータに影響を受けるプローブがない場合は、生成された .pem ファイルをロボット コンピュータ(data_engine は使用できない)にコピーし、そのコンピュータの .pem ファイルの場所を使用して robot.cfg ファイルを更新します。robot.cfg ファイル設定の詳細については、「robot.cfg ファイルの設定」を参照してください。
(Microsoft SQL Server Windows 認証のみ) OC での Windows 認証の設定
Microsoft SQL Server で Windows 認証を使用している場合は、UIM、OC、および CABI サーバが Windows サーバ上にあることを確認してください。
Windows 認証は UIM と OC の両方で設定される必要があります。
以下の手順に従います。
  1. OC ロボットがインストールされた後で、
    [管理ツール]-[サービス]
    に移動し、
    [Nimsoft Robot Watcher]
    をダブルクリックします。
  2. ログオン
    ]タブを選択します。
  3. Windows の「SYSTEM」ユーザを使用して、data_engine から DB にログインします。
    MS SQL で AD 認証を使用する場合、ログオン アカウントを、data_engine およびプライマリ UIM サーバで使用されるのと同じアカウントとパスワードに変更してください。
  4. [OK]
    をクリックします。
  5. Nimsoft Robot Watcher
    ]を右クリックし、[
    再起動
    ]オプションを選択します。
  6. ウィンドウを閉じます。
  7. wasp を再起動します。
プライマリ ハブ サーバへの OC インストール パッケージのダウンロード
support.broadcom.com にログインし、「Download Management」で OC インストール パッケージを見つけます。
プライマリ ハブ サーバからの OC インストーラの実行
以下の説明は、OC を初めてインストールする場合のものです。デフォルトでは、OC インストーラは、GUI で操作できるウィザードとして実行されます。インストーラは、コンソール モードでも実行できます。
OC がインストールされると、システムの IP アドレスは変更できません。
GUI モード
グラフィカル ユーザ インターフェース (GUI) モードは、インストール プロセスの手順をユーザに示します。
以下の手順に従います。
  1. プライマリ ハブ サーバからインストーラを実行します。
  2. 使用する言語を選択します。
  3. インストール フォルダの場所を選択します。
  4. プライマリ ハブへのログインに使用するユーザ名およびパスワードを入力します。ユーザ名には、管理者権限を持つ任意のユーザを選択できます。
  5. 要件に基づいて、必要な手順に従います。
    1. (20.3.3 の場合) OC をインストールする必要があるロボットの IP アドレスを
      [IP の指定]
      フィールドに指定します。このロボットはプライマリ ハブにレポートされている必要があります。または、
      [選択]
      オプションを使用して、OC インストールに展開したロボットを選択することもできます。
      • プライマリ ハブに多数のロボットが接続されている場合は、
        [IP の指定]
        フィールドの使用をお勧めします。
      • プライマリ ハブでインストールを実行しようとする場合、プライマリ ハブへのインストールを続行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。プライマリ ハブに OC をインストールすることはお勧めしません。
      • 有効な IP アドレスを指定していない場合、またはロボットがプライマリ ハブに接続されていない場合、OC インストーラはエラー メッセージを表示します。
      • wasp がダウンしている、または暗号化キーが設定されていない場合、OC インストーラに適切なエラーが表示されます。
      • 同じ OC バージョンがすでにインストールされている場合、OC インストーラによってインスタンスの再インストールまたはアンインストールを求めるメッセージが表示されます。
      • OC の以前のバージョンが検出された場合、OC インストーラは最新の OC バージョンにアップグレードするように求めるメッセージを表示します。
      • cdm プローブがシステム仕様の収集に失敗した場合、または仕様が要件を満たしていない場合、警告メッセージが表示されます。いずれの場合も、インストールを続けることができます。
    2. (20.3.3 以前) OC インストール用に展開したロボットを選択します。リスト内のシステムがホスト名ごとに表示されます。
      cdm プローブがシステム仕様の収集に失敗した場合、または仕様が要件を満たしていない場合、警告メッセージが表示されます。いずれの場合も、インストールを続けることができます。
  6. 画面に一覧表示されたプローブの場所を確認または更新します。
  7. OC で使用するポートを指定します。
    • HTTP/Web ポート
      - OC にリクエストを送信するときにブラウザによって使用されるポート。新規インストールの場合、デフォルトは 80 です。
    • AJP DMZ ポート
      - OC サーバが DMZ 実装内の Apache Web Server からリクエストを受信するために使用するポート。新規インストールの場合、デフォルトは 8009 です。OC を使用した DMZ 実装の詳細については、「DMZ 経由の OC へのアクセスのセットアップ」を参照してください。
  8. (Windows のみ)
    ショートカットの作成場所を選択します。
  9. 画面の情報を確認し、
    [インストール]
    をクリックします。インストーラによってアーカイブが更新され(ファイルがシステムにコピーされます)、OC がインストールされます。OC のインストール中は、ステータス バーに各フェーズの進捗状況が表示されます。インストーラは、各フェーズの検証後に次のフェーズに進みます。エラーが発生する場合、そのフェーズを再実行するか、エラーを無視して続行するか、またはインストールをキャンセルできます。
  10. 完了
    ]をクリックして、インストーラを終了します。
  11. アンチウイルス スキャナをオンに戻します。
  12. インストール前に distsrv 転送を非アクティブ化した場合は、再アクティブ化します。
コンソール モード
コンソール モードは、対話型のコマンド ライン インターフェースを提供します。
次の手順に従います。
インストーラを実行する場合は、コマンド ラインまたはターミナルから、以下のパラメータを追加します。
-i console
たとえば、Linux でのコマンドは以下のとおりです。
./oc-installer_linux.bin -i console
コンソール モードでも、GUI モードと同じ情報の入力を求められます。
OC へのログイン
OC にログインする前に、以下のことを確認します。
  • ブラウザで Cookie が有効になっていること。
OC にアクセスするには、サポートされている Web ブラウザを開き、OC サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。サポートされているブラウザの最新のリストについては、「Unified Infrastructure Management Compatibility Matrix」を参照してください。
ユーザが認証された後、OC によってデフォルトのホーム ページが表示されます。