UIM Server のインストール

この記事では、初めて UIM Server をインストールする方法について説明します。インストールの準備が完了したら、UIM Server のインストーラを実行することができます。以下のトピックでは、完全な情報を説明します。
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Install_UIM_Server
この記事では、初めて UIM Server をインストールする方法について説明します。インストールの準備が完了したら、UIM Server のインストーラを実行することができます。以下のトピックでは、完全な情報を説明します。
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実行されるタスク
UIM Server は CA UIM ソリューションの基盤であり、以下のもので構成されています。
  • メッセージ バス
  • ドメイン
  • プライマリ ハブ
  • ロボットおよびコア プローブ
  • UIM Server の Web ページ(クライアント システムのインストーラへのリンクを含みます)
  • UIM データベース
  • 必須の UIM Server およびデータベース ユーザ アカウント
UIM Server インストーラは、以下のタスクを実行します。
  • UIM メッセージ バスのコアとなるプライマリ ハブをインストールします。
  • データベースを作成します(データベース ソフトウェアのインストール中に作成されない場合)。
  • UIM ドメインを作成します。
  • UIM Server ホーム ページをインストールします(アドミン コンソールと UIM コンポーネントのインストール パッケージへのアクセスを提供します)。
  • ローカル アーカイブをインストールします(プローブおよびパッケージが含まれています)
プロセスの概要
以下の図は、UIM サーバのインストールに必要な手順の概要を示しています。
UIM サーバのインストール プロセス
Install UIM Server Process
開始前の確認事項
UIM Server をインストールする前に、以下のタスクを実行します。
  1. インストール前の計画の実行
  2. 必要なディスク領域の確認
  3. Microsoft SQL Server のログイン要件
  4. POSIX 指向のオペレーティング システムの要件
Windows 2008 R2 64 ビット上でインストールする場合は、Microsoft Visual C++ 2008 64 ビット ランタイム ライブラリがすでにインストールされていることを確認します。それ以外の場合、インストーラは失敗します。
インストール前の計画の実行
インストール前の計画」で説明されている前提条件を読み、理解します。「インストール前の計画」では、ハードウェア、オペレーティング システム、および CA UIM のデータベース ソフトウェアの要件について説明します。
純粋な IPv6 環境で CA UIM を設定するには、「IPv6 サポートの設定」を確認してください。
必要なディスク領域の確認
必要なディスク領域が確保されていることを確認します。
  • UIM Server に推奨される空きディスク領域は 15 GB です。
  • インストーラには、ファイルを解凍するための 2.1 GB の一時領域が必要です。
: Linux では、インストーラによって圧縮が解除されたファイルの出力先は /tmp/install.dir.
xyz
となります。
xyz
はランダムな数字です。/tmp に 2.1 GB の空き領域がない場合、インストーラはインストーラ(ルート)を実行しているユーザのホーム ディレクトリを使用します。
Microsoft SQL Server のログイン要件
UIM データベースに Microsoft SQL Server を使用している場合は、インストール前の計画の際に指定したデータベース アカウントを使用してシステムにログインします。Microsoft SQL Server で Windows 認証を使用している場合、ドメイン管理者にプライマリ ハブ サーバとデータベース サーバの両方で
サービスとしてログオン
する権限があり、Windows 認証を使用するように SQL Server が設定されていることを確認します。
サービスとしてログオンする
権限の詳細については、Microsoft の記事(https://technet.microsoft.com/en-us/library/cc739424(v=ws.10).aspx)を参照してください。
POSIX 指向のオペレーティング システムの要件
UIM Server インストーラを実行するには、root アクセス権が必要です。
UIM Server インストール パッケージのダウンロード
以下の手順に従います。
  1. UIM server に管理者としてログインします。
  2. support.broadcom.com にログインし、「Download Management」でインストール パッケージを見つけます。
    CA サポート ログインが必要です。
  3. ご使用のオペレーティング システム用の以下のインストール パッケージをダウンロードします。
    • UIM Server インストーラ(
      setupCAUIMServer
      実行可能ファイル)
    • UIM サーバ パッケージ(
      uimserverpackages
      zip ファイル)
      UIM Server をホストするシステムには、両方のファイルが必要です。uimserverpackages zip ファイルが存在しない場合、インストールは失敗します。
  4. (サイレント モードのみ)
    UIM Server サイレント インストール テンプレート
    の Zip パッケージをダウンロードします。
  5. (Linux のみ) 
    chmod 755
    コマンドを setupCAUIMServer 実行可能ファイルに対して実行します。
UIM Server インストーラの実行
インストーラは、以下のモードのいずれかで実行できます。
  • GUI モード
  • コンソール モード
  • サイレント モード
インストーラのログ ファイルは /tmp/ca_uim にあります。
GUI モード
グラフィカル ユーザ インターフェース (GUI) モードは、インストール プロセスの手順をユーザに示します。
以下の手順に従います。
  1. プロンプトに従ってインストールを完了します。データベース サーバ パラメータおよびハブの設定値では、大文字と小文字が区別されます。ヘルプについては、フィールドの横のヒント ボタン上にカーソルを置くか、または「インストール パラメータ」を参照してください。
  2. プロセスを終了できるようにします。以下の点に注意してください。
    • 設定後の手順には数分かかることがあります。
    • インストーラが完了する前に 1 つ以上のプローブがアクティブにならなかったという警告は、必ずしも問題を表しているとは限りません。プローブによっては、インストーラが最終画面を表示する前に、スタートアップ シーケンスを完了していないことがあります。
コンソール モード
コンソール モードは、対話型のコマンド ライン インターフェースを提供します。
以下の手順に従います。
  1. コマンド ラインから、適切なコマンドを実行します。
    setupCAUIMServer.exe -i console (Windows systems) setupCAUIMServer.bin -i console (Linux systems)
  2. プロンプトに従って、データベースをセットアップし、ハブおよびロボットの情報を指定します。データベース サーバ パラメータおよびハブの設定値では、大文字と小文字が区別されます。パラメータの定義は記事「インストール パラメータ」にあります。
  3. プロセスを終了できるようにします。以下の点に注意してください。
    • 設定後の手順には数分かかることがあります。
    • (Linux のみ
      インストールの進捗状況を詳細に確認するには、以下のコマンドを実行します。
      $ tail -f /tmp/ca_uim/uimserver_ia_install.log
  4. UIM サーバが起動します。何らかの理由で起動しない場合は、以下を実行します。
    • Windows:
      net start "Nimsoft Robot Watcher"
      「Nimsoft Robot Watcher」という名前の NT サービスは、「サービス」管理ツールのコントロール パネル アプリケーションを使用して管理することもできます。
    • Linux:
      /etc/init.d/nimbus start
サイレント モード
GUI 入力のために製品のインストールをモニタしない場合は、サイレント モード インストールを使用できます。サイレント モード インストール中に UIM インストーラは、
installer.properties
ファイルから、定義されたインストール パラメータを読み取ります。サイレント モード インストールは以下のように実行されます。
  • 設定オプションは表示されません。
  • プロパティ ファイルの作成後に顧客とのやり取りは必要ありません。
以下の手順に従います。
  1. 応答ファイルを準備します。
    1. サイレント インストール テンプレート .zip ファイルを展開します。
    2. 目的のシステム セットアップに対応した
      uimserver_silentinstall_master.properties
      ファイルの場所を特定し、このファイルを UIM Server インストール実行可能バイナリ ファイルと同じディレクトリに
      installer.properties
      として保存します。
    3. installer.properties
      で、必要に応じてパラメータ値を入力または変更します。先頭に
      #
      記号が付けられていない行はすべて値が必要です。詳細については、「インストール パラメータ」の記事を参照してください。
    4. ファイルの種類が
      PROPERTIES
      のままであることを確認して、ファイルを保存します。ファイルの種類が
      Text Document
      の場合は、
      .txt
      拡張子(フォルダには表示されないことがあります)を削除します。
  2. インストーラを実行します。コマンド ラインから、適切なコマンドを実行します。
    setupCAUIMServer.exe -i silent (Windows systems) setupCAUIMServer.bin -i silent (Linux systems)
  3. インストーラによりファイルが解凍され、インストールが完了します。このプロセスは、数分以上かかることがあります。インストールの進捗状況を確認するには、次のコマンドを実行します。
    tail -f /tmp/ca_uim/uimserver_ia_install.log
  4. UIM サーバが起動します。何らかの理由で起動しない場合は、以下を実行します。
    • Windows:
      net start "Nimsoft Robot Watcher"
      「Nimsoft Robot Watcher」という名前の NT サービスは、「サービス」管理ツールのコントロール パネル アプリケーションを使用して管理することもできます。
    • Linux:
      /etc/init.d/nimbus start
(NT 認証を使用する Microsoft SQL Server の場合)
インストール後、
Nimsoft Robot Watcher NT
サービス ログオン ユーザが、UIM Server のインストール中に使用されたユーザと同じであることを確認します。このサービスがロボットを開始するので、
Nimsoft Robot Watcher
ユーザには、UIM Server インストール フォルダに対する完全な権限、および SQL Server へのログオン権限も必要です。また、ログオン ユーザの値を変更すると、ファイル権限の問題が原因で、ロボットが開始できないか正常に機能しない場合があるので、お勧めできません。変更する場合は、ログイン ユーザが <domain>\<nt_username> 形式で指定され、ユーザにインストール ディレクトリのコンテンツに対する完全な権限があることを確認してください。
追加情報
以下の追加情報を確認します。
  • CA UIM 9.0.2 では、いくつかのプローブおよびパッケージについて、EOL (有効期限終了) Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージへの依存関係が削除されます。この依存関係の削除のため、CA UIM 9.0.2 インストールはデフォルトで、Microsoft Visual C++ 2017 再頒布可能パッケージ(たとえば、vs2017_vcredist_x86)を展開します。このパッケージを展開すると、一覧にあるプローブのみが機能します。EOL Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージを使用する他のプローブ、または影響を受けるプローブの古いバージョンについては、アーカイブから必要な EOL Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ(vs2008_redist_x86 など)をダウンロードして、展開する必要があります。
  • また、CA UIM 9.0.2 より前の CA UIM リリースで影響を受けるプローブを使用する場合、アーカイブにある必要な Microsoft Visual C++ 2017 再頒布可能パッケージをダウンロードして、展開します。
  • UIM Server インストーラによって、
    <Nimsoft>\security
    フォルダに .pem ファイル(certificate.pem)が作成されます。.pem ファイルは必要なロボットと共有する対称キーであり、data_engine プローブとの通信に使用されます。この .pem ファイルをリモートの OC ロボット、UR ロボット、CABI ロボット、および HA システム(利用可能な場合)にコピーし、このファイルの場所を robot.cfg ファイル内に指定します(
    cryptkey = <.pem file location>
    )。また、data_engine が存在しているのと同じコンピュータに影響を受けるプローブがない場合は、生成された .pem ファイルをロボット コンピュータ(data_engine は使用できない)にコピーし、そのコンピュータの .pem ファイルの場所を使用して robot.cfg ファイルを更新します。robot.cfg ファイル設定の詳細については、「robot.cfg ファイルの設定」を参照してください。
インストール後のオプション
インストールの前にアンチウイルス ソフトウェアまたはファイアウォールをシャットダウンした場合には、ここでオンに戻します。
UIM Server をインストールした後の処理方法について、以下のいくつかのオプションがあります。
既存のインストールをアップグレードするには、「CA UIM のアップグレード」を参照してください。
再インストールするには、まず、ソフトウェアをアンインストールし、インストール プロセスを再起動します。サーバ設定情報(ドメインとハブの名前、IP アドレス、ユーザ アカウント、パスワード)は保持されません。