アクティブ/パッシブ Microsoft クラスタへのインストール

クラスタ設定により、ハードウェアの問題やメンテナンスに起因する単一障害点のリスクを最小化することができます。クラスタ ノードの状態が変化した場合にも、モニタリングは継続します。UIM Server は、以下の Microsoft バージョンでのフェールオーバをサポートします。
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クラスタ設定により、ハードウェアの問題やメンテナンスに起因する単一障害点のリスクを最小化することができます。クラスタ ノードの状態が変化した場合にも、モニタリングは継続します。UIM Server は、以下の Microsoft バージョンでのフェールオーバをサポートします。
  • Windows Cluster 2012
  • SQL Server Cluster 2008、2012、2014、および 2019
オプション:
HA プローブがモニタするプライマリ ハブとセカンダリ ハブを利用するフェールオーバをセットアップできます。
  • CA UIM が Microsoft クラスタにインストールされている場合、フェールオーバはそのクラスタで処理されます。
  • HA プローブが含まれるプライマリおよびセカンダリ ハブに CA UIM がインストールされている場合、フェールオーバは HA プローブで処理されます。
Windows クラスタの方法では、CA UIM コンポーネントを実行しているクラスタ ノードの仮想 IP アドレスが作成されます。仮想 IP アドレスを使用するので、CA UIM コンポーネントがフェールオーバ ノードをポイントするように再設定する必要はありません。
HA プローブを利用する場合はフェールオーバが自動化されますが、OC コンポーネントがフェールオーバ サーバをポイントするように設定する必要があります。LUA スクリプトまたは CA UIM サービスから提供されるプローブを使用して、OC のフェールオーバを設定します。
インストールの概要
以下の図は、手順の概要を示しています。
Microsoft クラスタへの UIM のインストール
Install UIM in Microsoft Cluster
CA UIM をアクティブ/パッシブ Microsoft クラスタにインストールするには、以下の各セクションの手順を順に実行します。
2
データベースの高可用性のために、Microsoft SQL Server がサポートされます。特別なデータベース接続や設定は必要ありません。
クラスタの設定は、Microsoft のドキュメントおよび Microsoft Developer Network で説明されています。以下のようなリソースがあります。
前提条件の確認
インストールを開始する前に、以下の前提条件を確認してください。
  • アクティブ/パッシブ型の 2 ノード フェイルオーバ クラスタへの管理者アクセス権限を持っている。
  • 共有ディスク ターゲット、通常は SAN、NAS、または RAID アレイ(たとえば、
    S:\
    ドライブ)。
  • すべてのリソースが両方のクラスタ ノードで利用可能であること。
  • 仮想サービスへの割り当て用 IP アドレス。
クラスタでの UIM サーバのインストール
インフラストラクチャ マネージャまたは OC をクラスタ ノードにインストール
しない
ことをお勧めします。これらは、別のサーバにインストールしてください。
以下の手順に従います。
  1. 共有ディスク ターゲット ドライブ(たとえば
    S:\
    )に、UIM Server インストーラをダウンロードします。
  2. 現在
    S:\
    ドライブを制御しているアクティブ ノードで、UIM Server インストーラを実行します。
    • 共有ドライブ上の場所(
      S:\Nimsoft
      など)にインストールします。
      C:\Program Files
      ディレクトリにはインストール
      しないでください
    • システムの物理 IP アドレスとしてネットワーク インターフェースを指定します。
    • ドメインとハブの名前をメモしておきます。UIM Server を 2 番目のノードにインストールするときには、この情報が必要になります。
    • 両方のクラスタ ノードはハブ名を共有します。混乱しないように、デフォルトの
      ホスト名
      とは異なるハブ名を使用してください。
    • 1 つ以上のプローブが開始していないことを示す警告がインストーラから通知されても、メッセージを無視します。
  3. アクティブなノードを再起動します。2 番目のノードが引き継ぎ、アクティブになります。
  4. 2 番目のノードにログインして、共有ドライブ
    S:\
     にアクセスできることを確認します。
  5. 2 番目のノードに UIM Server をインストールします。IP バインディングが正しく初期化され、すべての必須レジストリ エントリおよび DLL がクラスタの両方のノードにインストールされるように、以下の手順に従う必要があります。
    • 両方のノードに対して
      同じドメイン名とハブ名
      を使用します。
    • IP アドレスを指定するように求められたら、2 番目のノードの
      物理 IP アドレス
      を入力します。
  6. インストールが完了したら、2 番目のノードを再起動して、最初のノードにログインします。最初のノードがアクティブ ノードになり、共有ドライブの制御を獲得します。
  • 非クラスタ環境で、UIM Server が何らかの理由で停止した場合は、
    Robot Watcher Service
    がロボットを再起動します。
  • クラスタ環境で、プライマリ ノードがダウンしたためにロボットが停止した場合、
    Robot Watcher Service
     がフェイルオーバ ノードでロボットを再起動します。
2 つのクラスタ ノードに UIM Server をインストールすると、
security.cfg
ファイル内のデータが失われる場合があります。ファイルの内容が失われないようにするには、以下の手順を実行します。
  1. UIM Server を最初のノードにインストールした後、
    Robot Watcher Service
    を停止して、共有ドライブ上の
    S:\Nimsoft\hub
    ディレクトリのバックアップ コピーを作成します。
  2. UIM Server を 2 番目のノードにインストールした後、
    S:\Nimsoft\hub
    ディレクトリにある
    security.cfg
    ファイルのサイズを、バックアップ ディレクトリにある
    security.cfg
    ファイルのサイズと比較します。ファイル サイズが異なる場合は、手順 3 に進みます。
  3. ドキュメントの手順に従います。失われた内容を復元するには、バックアップされた
    security.cfg
    ファイルの内容を使用します。
Robot Watcher Service の設定
  1. アクティブ ノードで、
    Failover Cluster Manager
    を起動します。
  2. 左側のフレームでツリーを展開し、[
    サービスおよびアプリケーション
    ]を選択します。
  3. 右側のフレームの
    [アクション]
    [サービスまたはアプリケーションの構成]
    をクリックし、
    [汎用サービス]
    を選択します。
  4. [クライアント アクセス ポイント]
    ダイアログ ボックスで、クライアントがサービスへのアクセスに使用する名前を指定します。IP アドレスの入力を求められた場合は、ネットワーク管理者によって提供される利用可能な仮想 IP アドレスを使用します。DHCP 環境では、ネットワーキングが自動的に設定されるので、IP アドレスを入力する必要はありません。
  5. [ストレージの選択]
    ダイアログ ボックスで、UIM サーバがインストールされている共有ドライブ(たとえば
    S:\
    )を入力します。仮想 IP アドレスを使用してサービスが作成され、オンラインになります。このアドレスは、ロボットを設定する際に必要になります。
Operation Has Failed
」というエラー メッセージを受信した場合は、以下の各手順を順に実行して問題を解決します。
  1. 両方のクラスタ ノードを再起動します。
  2. 最新の Windows 更新プログラムが両方のノードに適用されていることを確認します。
  3. アンチウイルス スキャンを無効にします。
  4. 以下のような Windows PowerShell を使用して、Robot Watcher Service
    を設定します。
    1. [スタート]-[管理ツール]
      に移動し、
      [Windows PowerShell モジュール]
      を右クリックします。
    2. [管理者として実行する]
      を選択して、Windows PowerShell コマンド プロンプトを開きます。
    3. PS>
      コマンド プロンプトで、以下のコマンドを実行します。
      Add-ClusterGenericServiceRole -ServiceName NimbusWatcherService -Name <指定した一意のサービス名> -Storage "<共有 Nimsoft ディレクトリが含まれるクラスタ ディスクの名前>"
      例: PS> Add-ClusterGenericServiceRole -ServiceName NimbusWatcherService -Name NimbusService -Storage "Cluster Disk 2"
ロボットの展開および設定
  1. ロボットを展開します。
    1. クラスタのアクティブ ノードにログインし、アドミン コンソールまたはインフラストラクチャ マネージャを起動します。
    2. 既存のプライマリ ハブ ロボットに新しいロボット パッケージを展開します。
      • クラスタの各ノードに 1 つづつ、2 つのロボットが使用できます。必ずアクティブなノードにロボットを展開してください。
      • 不明なステータスで展開が終了したことが、配布プロセスでレポートされることがあります。このメッセージを無視できます。
  2. ロボットの設定を編集します。
    1. UIM サーバ インストール フォルダ(
      S:\Nimsoft
      )に移動し、
      ロボット
      フォルダを開きます。
    2. テキスト エディタでロボット設定ファイル
      robot.cfg
      を開いて、以下の変更を行います。1 つ以上のキーと値のペアが存在しない場合は、それらを追加します。
      • hubip =
        <Nimsoft_Service_virtual_IP>
        (「
        Robot Watcher Service の設定」の手順 5 以降)
      • robotip=
        <
        Nimsoft_Service
        _virtual_IP
        > (「Robot Watcher Service の設定」の手順 5 以降)
      • strict_ip_binding=no
        (デフォルト)
      • local_ip_validation=no
        (デフォルト)
  3. 両方にクラスタ ノードに NIMBUS_LOCAL_IP 環境変数を作成します。「
    Robot Watcher Service の設定
    」の手順 5 以降に従い、変数値をサービスの仮想 IP アドレスに設定します。
プライマリ ハブの設定
  1. UIM Server インストール フォルダ(
    S:\Nimsoft
    )に移動し、
    ハブ
    フォルダを開きます。
  2. テキスト エディタでハブ設定ファイル
    hub.cfg
    を開きます。
  3. ファイルの
    <hub>
    セクションで、以下のキーと値のペアを追加または変更します。
    • bulk_size_floor=1
依存関係の確認
  1. Nimsoft
    Robot Watcher サービス
    を再起動します。
    1. アクティブ ノード上で
      Failover Cluster Manager
      を開きます。
    2. NMS Robot Watcher
      を右クリックして、[
      このリソースをオフラインにする
      ]を選択します。サービスを右クリックして、[
      このリソースをオンラインにする
      ]をクリックします。
  2. 依存関係を確認します。
    1. [Robot Watcher サービス]
      を右クリックし、
      [プロパティ]
      を選択します。
    2. [依存関係]
      タブで、
      Robot Watcher サービス
      の依存関係を設定します。サービスを開始する前に、以下のクラスタ リソースがオンラインかつ利用可能であることを確認します。
    • クラスタ共有ディスク
    • 仮想 NMS リソース
    • 仮想 NMS サービスに割り当てられている仮想 IP アドレス
クラスタを表す 1 つのロボットの設定
  1. インフラストラクチャ マネージャにログインします。2 つのロボット(クラスタのノードごとに 1 つずつ)が表示されます。アクティブ ノード上のロボットは緑、パッシブ ノード上のロボットは赤で示されます。
  2. アクティブ ノード上の controller プローブをダブルクリックします。
  3. [Setup Options (セットアップ オプション)]
    の下にある
    [Set Specific Name (特定の名前を設定)]
    をクリックします。ロボットの一意の名前を指定します。
    物理
    ホスト名
    ではなく、
    Robot Watcher Service
    の名前を使用します。
  4. 2 番目のノード上のロボットを右クリックし、
    [Remove]
    を選択します。このアクションは以下のことを行います。
    • ハブの登録済みロボットのリストからロボットを削除します。
    • ロボットからのアラームの生成を防ぎます。
1 つのロボットがクラスタを表すようになりました。
  • このロボットによって管理されるプローブが赤色である場合、またはセキュリティが無効であることを示している場合は、そのプローブを右クリックして、
    [セキュリティ]-[検証]
    を選択します。
  • 自動生成されたライセンスを使用しているコンポーネントがある場合は、標準ライセンスをインストールします。
  • CA UIM 9.2.0 以降、ハブ/ロボットおよびプローブ レベルのライセンス要件が削除されました。CA UIM 9.2.0 と共にリリースされたハブ、ロボット、および distsrv のバージョンを展開して、ライセンスの依存関係を削除します。ライセンスの延長を必要とする以前のバージョンのハブおよびプローブを引き続き使用する場合は、サポートに連絡して、ライセンスの延長についてサポートを受けてください(必要な場合)。
クラスタの検証およびテスト
  1. プローブの IP アドレス バインディングを検証します。
    1. アドミン コンソールまたはインフラストラクチャ マネージャで、クラスタ ロボットにプローブを表示します。
    2. [IP アドレス]
      列を表示して、コントローラ プローブ、および任意の Java プローブでその IP アドレスが UIM サービスの仮想 IP アドレスとしてレポートされていることを確認します。
    3. その他のプローブでアクティブ ノードのローカル IP アドレスが使用されていることを確認します。
  2. クラスタ内の CA UIM のフェールオーバおよびフェールバック動作をテストします。
    1. Failover Cluster Manager
      を起動し、左フレームのツリーを展開します。
    2. 仮想ハブを右クリックし、
      [このサービスまたはアプリケーションを別のノードに移動]
      を選択します。
    3. クラスタ内の別のノードを選択し、動作を確認します。サービスがパッシブ ノードに移動すると、インフラストラクチャ マネージャは、ハブが利用不可能になることを赤色で示します。CA UIM サービスがフェールオーバ ノードに移動すると、Failover Cluster Manager はクラスタのステータスを表示します。
    4. しばらく待ってから、アドミン コンソールまたはインフラストラクチャ マネージャでハブのステータスを確認します。緑のステータスは、UIM Server がフェールオーバ ノードで正常に実行されていることを示します。
  3. 手順 2 を繰り返して、サービスを元のノードにフェールバックします。