API Gateway ポリシー プラグインの概要

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Gateway ポリシー プラグインの概要
Gateway ポリシー プラグインを使用すると、ポリシー開発チームはポリシー開発のサイクル全体を管理できます。 このプラグインは、GitOps 中心の継続的インテグレーションおよび継続的開発(CI/CD)ワークフローを最適化するように設計されています。 これは Gateway 移行ユーティリティ(GMU)ツール単独で移行できる/移行できないものについて説明した既存の文書化された制限事項に代わるものです。
このプラグインは、いくつかの方法でこのプロセスを簡略化するように設計されています。
  • 複数の環境の間でシームレスかつ簡単にポリシーの移行およびプロモーションを行うことができます。
  • 単一のポリシーをターゲット Gateway に移行できるので、ポリシーの移行を詳細に制御できます。
  • 依存関係の自動管理は、ポリシーとそのすべての依存関係を移行するために役立ちます。
  • 環境パラメータと静的ポリシーを分離することで企業を支援し、最終的に環境およびクラスタ全体で一貫した展開が可能になります。
  • メタデータ生成により、展開ツールでポリシーを簡単に解決して展開できます。
  • ポリシー作成者は、Gateway の設定(ポリシーおよびサービス)をオフラインで定義し、GIT のような任意のソース管理システムから実行中の Gateway に展開できるようになり、追加のデータベースを管理する必要はなくなります。
  • ソース管理システムで Gateway ポリシーを外部管理することにより、展開設定をコードとして管理し、CI/CD を実現できます。
  • エクスポートされた同じ設定から複数の Gateway をプロビジョニングできます。
  • 開発から QA、ステージング、本番といった環境全体で、チームでのポリシーの管理とプロモーションを簡単に行えるようになります。
  • APIM アーティファクトの管理が簡素化されます。
  • すべての Gateway フォーム ファクタで動作します。
以下の図は、Gateway ポリシー プラグインの全体的なワークフローを説明しています。
plugin_workflow.png
GMU ツールと Gateway ポリシー プラグイン
Gateway ポリシー プラグインの導入前は、以下の条件を満たす場合、Gateway 移行ユーティリティ(GMU)ツールは、Layer7 API Gateway のポリシー、サービス、およびエンティティを移行するために推奨されるソリューションでした。
  • 使用する Gateway が外部 MySQL データベースに依存している
  • データベースのサブセットのみを移行する必要がある
GMU ツールを使用する場合でも、移行作業では、マッピング手順の計画、調整、およびメンテナンスを慎重に行う必要があります。 これは、大量のポリシーやサービスをソース Gateway から複数のターゲット Gateway に移行する場合に特に当てはまります。 ソースまたはターゲット Gateway のいずれかに予期しない変更があった場合、正しい移行結果を得られないか、移行計画が予想どおりに進まない可能性があります。
Gateway ポリシー プラグインを使用すると、GitOps の手法を使用してポリシーがコードとして扱われるので、Gateway 移行プロセスは不要になります。 また、開発プロセスで Gateway アーティファクトを格納する外部 MySQL データベースが不要になります。このデータベースは、大規模な Gateway 実装でパフォーマンス ボトルネックになる可能性がありました。 さらに、このプラグインは Gradle Build Tool をベースにしているので、Gradle の多彩な機能を利用できます。
以下の表に、GMU ツールと Gateway ポリシー プラグインの全般的な比較結果をまとめています。
機能
GMU ツール
Gateway ポリシー プラグイン
新しい Gateway のプロビジョニング
はい
はい
Gateway 間でポリシーおよびサービスを移動
はい
はい
Gateway 間ですべてのエンティティを移動
いいえ。詳細については「GMU の制限事項」を参照してください。
GMU に比べて移行の制限事項は 2 つだけです。詳細については、「既知の制限事項」を参照してください。
移行テンプレートが必要
はい
いいえ
外部 DB が必要
はい
いいえ
依存関係の管理システムがある
いいえ
はい
バージョン管理されたビルド環境設定
いいえ
はい
継続的および複合ビルドのサポート
いいえ
はい
CI/CD 対応
いいえ
はい