ホスト パッケージ出荷ジョブステップ
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配布キューをサブミットすると、
CA Endevor® Software Change Manager
は、JCL ストリームを作成およびサブミットし、パッケージを配布します。このセクションの残りの部分では、この配布 JCL のステップについて説明します。配布の作成およびステージング方法
以下の図に表示されているように、
CA Endevor® Software Change Manager
は C1BMXJOB および C1BMXLIB スケルトン JCL を使用してこのステップを構築します。How to Build and Stage the Shipment

このステップの実行時に、配布ユーティリティは以下の内容で構成される配布を作成します。
- パッケージ実行に関与する各ライブラリのステージング データ セット。
- IEBCOPY ステップ、IDCAMS(削除)ステップおよび確認ステップで構成される、リモート サイトで実行される JCL。
- データ セットを転送し、リモート コピー/削除ジョブを実行する、データ転送ユーティリティ コマンドおよび JCL (ローカル転送には適用できません)。
- ホストおよびリモート本番環境とステージング データ セットの間の対応関係のファイル。
- 補足的なファイルおよび JCL(必要に応じて)。
配布ユーティリティは次にステージング データ セットにデータを取り込み、配布を記録し、配布全体をステップ 2 へ渡します。
ステージング データ セット
ステージング データ セットのプレフィックスが、各配布先に対して定義されます。このオプションにより、ステージング データ セットをカタログ化できます。配布ユーティリティは、残りのデータ セット名を生成します。形式は以下のとおりです。
prefix.Dyymmdd.Thhmmss.destination.suffix
- prefix定義の作成/変更パネル上のホストまたはリモート サイトのユーザ定義プレフィックス、またはデフォルト値の TSOuserid.NDVR。
- Dyymmdd配布キューがサブミットされた日付。
- Thhmmss配布キューがサブミットされた時刻。
- destination配布先名。
- suffix配布メンバの種類。有効なサフィックスは以下のとおりです。
- AxJOB --ホスト(AHJOB)またはリモート(ARJOB)コピー/削除/確認ジョブ ストリームを識別します。
- CxJOB --補助データ セットのホスト(CHJOB)またはリモート(CRJOB)コピー/削除/確認ジョブ ストリームを識別します。
- .AxREF --ホスト(AHREF)またはリモート(ARREF)データ セット名および/または USS パス クロス リファレンス ファイルを識別します。
- AxPAX --配布内に USS ファイルおよび補助(存在する場合)を含めるために使用されるホスト(AHPAX)またはリモート(ARPAX)アーカイブ ファイルを識別します。このファイルはオプションであり、配布リクエストに USS オブジェクトが含まれる場合にのみ存在します。
- AxUCD --un-pax および copy コマンドを実行して、配布された USS オブジェクトを最終ロケーションに移動するホスト(AHUCD)またはリモート(ARUCD)コマンド ストリームを識別します。このファイルはオプションであり、配布リクエストに USS オブジェクトが含まれる場合にのみ存在します。
- .AHnnn --ホスト配布データ セットを識別します。ここで nnn は、001 から始まる連続番号です。
- .CHnnn --ホスト補助データ セットを識別します。ここで nnn は、001 から始まる連続番号です。
- .ARnnn --リモート配布データ セットを識別します。ここで nnn は連続番号であり、そのホスト側の AHnnn に対応します。
- .CRnnn --リモート補助データ セットを識別します。ここで nnn は連続番号であり、そのホスト側の CHnnn に対応します。
- .SHnnn --ホスト配布スクリプト データ セットを識別します。ここで nnn は、001 から始まる連続番号です。
- .THnnn --ホスト補助スクリプト データ セットを識別します。ここで nnn は、001 から始まる連続番号です。
- .SRnnn --リモート配布スクリプト データ セットを識別します。ここで nnn は連続番号であり、そのホスト側の SHnnn に対応します。
- .TRnnn --リモート補助スクリプト データ セットを識別します。ここで nnn は連続番号であり、そのホスト側の THnnn に対応します。
以下に、ステージング データ セット名の例を示します。
- userid.NDVR.D071130.T142532.BOSTON.AH0000034
- userid.NDVR.D071130.T143515.CHICAGO.CRJOB
- userid.NDVR.D071130.T145216.BOSTON.ARREF
リモート実行 JCL
リモート実行用の JCL のデータ セット名にはサフィックス「.AHJOB」が付いています。JCL は最大 4 つのジョブ ステップで構成されます。
- IEBCOPY を使用した、リモート ステージング データ セットから本番稼働データ セットへのパッケージ出力のコピー。
- すでにホストで削除された本番環境データ セットからのメンバの削除。
- コピー/削除手順の確認。
- 任意選択。ステージング データ セットの削除。配布ユーティリティが補足的なデータ セットも作成する場合、それらのデータ セットにデータ名サフィックス「.CHJOB」を付けて、それらのデータ セットの JCL も作成します。
リモート JCL 実行コマンド
リモート JCL は、自動的にまたはリモート サイトの判断で(手動で)実行できます。選択は、"E" モデル転送制御メンバ(#PSXCOME、#PSBDT1E、#PSLOCLE、#PSNFTPE、#PSNWDME、または #PSBAT2E)をカスタマイズすることで行なわれます。補足的なデータ セット JCL(.CHJOB)は手動でのみ実行できます。
注:
詳細については、「モデル転送制御ステートメントの作成」を参照してください。データ セット対応関係ファイル
以下のデータ セット対応関係のデータ セット名には、サフィックス「.AHREF」が付いています。パッケージ実行に関係するすべてのデータ セットについて、このファイルはホストおよびリモート サイトでの本番環境名およびステージング名を指定します。
例
SHIPMENT DATASETS HOST LIBRARY: BST.XDVRC1S1.LISTINGS HOST STAGING: DA1ME10.D10322.T164235.BOSTON1.AH003 REMOTE STAGING: DA1ME10.D10322.T164235.BOSTON1.AR003 REMOTE LIBRARY: BST.XDVRC1S1.LISTINGS*SHIPMENT DATASETS HOST LIBRARY: BST.XDVRC1S1.LKEDLIB HOST STAGING: DA1ME10.D10322.T164235.BOSTON1.AH004 REMOTE STAGING: DA1ME10.D10322.T164235.BOSTON1.AR004 REMOTE LIBRARY: BST.XDVRC1S1.LKEDLIB*SHIPMENT DATASETS HOST LIBRARY: BST.XDVRC1S1.LKEDLIST HOST STAGING: DA1ME10.D10322.T164235.BOSTON1.AH006 REMOTE STAGING: DA1ME10.D10322.T164235.BOSTON1.AR006 REMOTE LIBRARY: BST.XDVRC1S1.LKEDLIST*SHIPMENT DATASETS HOST LIBRARY: BST.XDVRC1S1.LOADLIB HOST STAGING: DA1ME10.D10322.T164235.BOSTON1.AH005 REMOTE STAGING: DA1ME10.D10322.T164235.BOSTON1.AR005 REMOTE LIBRARY: BST.XDVRC1S1.LOADLIB*SHIPMENT DATASETS HOST LIBRARY: BST.XDVRC1S1.OBJLIB HOST STAGING: DA1ME10.D10322.T164235.BOSTON1.AH002 REMOTE STAGING: DA1ME10.D10322.T164235.BOSTON1.AR002 REMOTE LIBRARY: BST.XDVRC1S1.OBJLIB
配布コンテンツ
このステップ 1 の最後に、配布ユーティリティは以下の項目で構成される配布を作成します。
- パッケージ出力(.AHnnn)
- リモート JCL(.AHJOB)
- データ セット相互参照ファイル(.AHREF)
- アーカイブ ファイル(.AHPAX)
- アーカイブ展開およびコピー機能を実行する BPXBATCH コマンド。
配布にスクリプト ファイルが含まれる場合は、スクリプト ファイル(.SHnnn)も含まれます。
補助データ セットが要求されている場合、配布には、補助ファイル(.CHJOB)のリモート JCL、および必要に応じて補助スクリプト ファイルが含まれます。
配布を転送する方法
以下の図に示すように、
CA Endevor® Software Change Manager
は、C1BMXCOM、C1BMXBD1、C1BMXBDT、C1BMXLOC、C1BMXFTP、または C1BMXNDM のいずれかのスケルトン JCL メンバを使用して、このジョブ ステップを ISPF によって要求された配布に対して作成するか、または SHIPBDT1、SHIPBDT2、SHIPCONN、SHIPLOCL、SHIPNVFT、または SHIPXCOM のいずれかの JCL/Proclib メンバを使用して、API によって要求された配布用に作成します。How to Transmit the Shipment

XCOM (C1BMXCOM)、BDT バージョン 2 (C1BMXBDT)、および CONNECT:Direct (C1BMXNDM)がこのステップで実行されます。転送プログラムは、以下のステップを実行します。
- 制御カード(ステップ 1 で生成)を読み取ります。
- スクリプト ファイルがある場合、それらがステージングされ、「配布先のシンボル」が解決されます。
- ホスト ステージング データ セットを、リモート ステージング データ セットを作成するリモートサイトに転送します。
- スケルトン JCL (BDT および CONNECT:Direct)またはモデル転送制御メンバ(XCOM)が自動的に実行されるように設定されている場合、リモート コピー/削除 JCL (.AxJOB)を実行します。
NJE/NJI を使用する BDT (C1BMXBD1)および NetView FTP (C1BMXFTP)は、ステップ 1 で作成されたセカンダリ ジョブ ストリームで実行されます。このステップは、ジョブ ストリームの内部読み取りプログラムへの書き込みで構成されています。セカンダリ ジョブ ストリームの最初のステップでは、前述の機能と同じ機能を実行します。
ローカル転送(C1BMXLOC)は、物理的な転送を実行しません。モデル転送制御メンバが自動的に実行されるように設定されている場合は、実行のためにコピー/削除 JCL がサブミットされます。
転送を確認する方法
以下の図に示すように、
CA Endevor® Software Change Manager
は、スケルトン JCL メンバ C1BMXHCN および C1BMXLIB を使用して ISPF 転送用にこのジョブ ステップを作成するか、または JCL/Proclib メンバ SHIPHCN を使用して API 配布用に作成します。How to Confirm the Transmission

このステップ中に、配布ユーティリティはリモート サイトへの転送の確認を記録します。
注:
通知ユーティリティで確認後の EXIT を使用して、ユーザに配布の終了を通知することができます。ステージング データ セットの削除方法
以下に示されているように、
CA Endevor® Software Change Manager
は C1BMXEND スケルトン JCL を使用してこのジョブ ステップを構築します。How to Delete the Staging Data Sets

ホスト ステージング データ セット名の[ディスポジション]フィールドに値「DELETE」がある場合、配布ユーティリティはホスト ステージング データ セットを削除します。