パッケージ シップを有効にする方法

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CA Endevor® Software Change Manager
 管理者は、パッケージ配布機能を有効にして、パッケージ出力(ソース、オブジェクト、リスト、またはロード モジュール)またはパッケージ バックアウト メンバをホスト サイトから別のサイトに送信できます。バックアウト メンバを配布すると、パッケージ出力の以前の配布を元に戻すことができます。このユーティリティは、ソフトウェアをセントラル(ホスト)サイトで開発し、別の(リモート)サイトにソース、オブジェクト、または実行可能コードを送信したいユーザ向けに設計されています。
以下の図は、パッケージ配布機能を有効にする方法を示しています。
How to Enable the Package Ship Facility
How to Enable the Package Ship Facility
パッケージを配布する前に、以下の手順に従ってパッケージ配布を有効にします。
  1. パッケージ配布ユーティリティ プログラムの設定 -- パッケージ配布ユーティリティ プログラムをサイトで設定する必要があります。
    注:
    USS サポート ファイル(USS、zFS、または NFS ファイル)を配布する場合は、バックアップ ファイルを作成する必要があります。この手順の詳細については、「パッケージ配布用に USS サポート ファイルを有効にする方法」を参照してください。
  2. モデル転送制御ステートメントの作成 -- ローカルの転送方法を使用しない場合は、以下のデータ転送パッケージのいずれかが使用可能である必要があります。
    • XCOM(CA)
    • 大量データ転送プログラム(IBM)、バージョン 2、または NJE/NJI を使用
    • NetView File Transfer Program (IBM)
    • CONNECT:Direct
    注:
    パッケージは、DASD を共有する CPU 間でも配布できます。この転送方法は「ローカル」と呼ばれます。
  3. (オプション)配布後スクリプト機能の有効化 -- この機能は、パッケージ配布プロセスの完了前または完了後に、リモートの配布先でスクリプトと呼ばれるカスタム ジョブ ステップの条件付きの実行を有効にします。
  4. (オプション) Ship Asis 機能の有効化 -- この機能は、パッケージのバックアウト ステータスに従って、出力およびバックアウト メンバ(および USS ファイル、または両方)の配布を可能にします。有効でない場合、パッケージが実行された時点からの出力は、パッケージのバックアウト ステータスにかかわらず配布されます。
前提条件の確認
ユーザがパッケージを配布できるようになるには、特定の前提条件を満たす必要があります。以下の前提条件を満たします。
  • パッケージ配布機能はデータ転送ソフトウェアを必要とします。以下のデータ転送方法のいずれかが使用可能であることを確認します。
    • CA XCOM
    • 大量データ転送プログラム(IBM)、バージョン 2、または NJE/NJI を使用
    • NetView File Transfer Program (IBM)
    • CONNECT:Direct
    注:
    パッケージは、DASD を共有する CPU 間でも配布できます。この転送方法は「ローカル」と呼ばれます。
  • 以下のセキュリティ要件が満たされていることを確認してください。
    • 関連するすべての ID に OMVS セグメントが必要です。これは、これらのセグメントによって、ID がシェル環境の開始および USS コマンドの発行を行えるためです。これらの ID には、配布を実行する ID(サインオンしたユーザ)、代替 ID、および転送方法スターティッド タスク(XCOM、Connect direct など)が含まれます。
    • 配布を行うユーザ(ACID または XAUTH 権限)に代わって、転送方法スターティッド タスクにジョブのサブミットを許可する必要があります。
    • 転送方法ステップを実行しているユーザ ID には、適切なロード ライブラリへのアクセス権限が必要です。
    • 関連するユーザは、ACL を使用し、CHOWN CHMOD コマンドをリモート コマンド ファイルに挿入するために、ステージング ディレクトリ ロケーション プレフィクス(デフォルトでは /tmp/)およびターゲット ディレクトリに対する読み取り/書き込み権限が必要です。
    • オプション機能 PACKAGE_SHIP_WITH_ALTID がオンになっている場合、以下が必要です。
      • 代替 ID に、適切なロード ライブラリへの読み取りアクセス権限が必要です。
      • 転送方法スターティッド タスクに、代替 ID に代わってジョブをサブミットする権限を許可する必要があります。
パッケージ配布ユーティリティ
パッケージ配布ユーティリティ(C1BMX000 プログラム)は、データ転送プログラムを使用して、パッケージ出力(USS ファイル、ソース、オブジェクト、リスト、またはロード モジュール)、パッケージ バックアウト メンバ、または USS バックアウト メンバをホスト サイトから別のサイトに送信します。このユーティリティは、ソフトウェアをセントラル(ホスト)サイトで開発し、別の(リモート)サイトにファイル、ソース、オブジェクト、または実行可能コードを送信したいユーザ向けに設計されています。
以下の条件を満たすパッケージのみ配布できます。
  • パッケージが、パッケージ バックアウト オプションを有効にして作成されている。
  • パッケージは、実行されているがコミットされていない。
注:
パッケージ配布機能を使用する場合、Ship Asis 機能は、パッケージのバックアウトおよびバックイン ステータスが配布に影響を与えるかどうかを判定します。詳細については、「Ship Asis 機能」を参照してください。
パッケージ配布の仕組み
パッケージを配布する際に、リクエストはホスト サイトおよびリモートサイトで以下のように処理されます。
ホスト サイト処理 --
 パッケージ配布をリクエストすると、
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はホスト サイトでジョブ ストリームをサブミットします。このジョブは、以下を実行します。
  1. 以下を作成します。
    • ホスト サイトのステージング データ セット。
      注:
      ステージング データ セットは、配布実行中に取得された情報を使用して、動的に作成されます。ステージング名の高レベル修飾子はマッピングの配布先から取得され、他方次のレベル修飾子は実行パラメータの DATE および TIME 詳細から取得されます。これらの修飾子は DMMDDYY および THHMMSS として作成されます。複数の配布が JES に同時にサブミットされる場合、これらの修飾子が一意ではない可能性があります。このケースは結果として、重複したデータ セット名の配布が試行されていることを示す JCL エラーになる場合があります。このような障害を回避するには、同時(秒単位)に配布をサブミットしないように、サイト実装で待機メカニズムを採用する必要があります。
    • ステージング データ セットからリモート本番環境データ セットにパッケージ出力をコピーするジョブ ストリーム。
    • ホストおよびリモート サイトで、本番環境とステージングのデータ セットの対応関係を持つファイル
    • 上記のすべてをリモート サイトに転送する、データ転送コマンド (ローカル転送には適用できません)。
  2. ホスト ステージング データ セットにパッケージ出力を取り込みます。
  3. ホスト ステージング データ セットおよびその他のファイルをリモート サイトに転送します (ローカル転送には適用できません)。
  4. 転送を確認します。
  5. ホスト サイトでステージング データ セットを削除します(オプション)。
リモートサイト処理 -- 
ステップ 1 でホスト サイトで作成されたジョブ ストリームがリモート サイトで実行されると、以下が実行されます。
  1. パッケージ出力を、リモート ステージング データ セットから本番環境ライブラリにコピーします。ローカル転送については、出力はホスト ステージング データ セットから本番環境ライブラリにコピーされます。
  2. 本番環境ライブラリで、ホストで削除されたすべてのパッケージ メンバを削除します。
  3. ホスト サイトに確認を転送します。
  4. (オプション)リモート サイトで、ステージング データ セットを削除します (ローカル転送には適用できません)。
以下の図は、この基本プロセスを表しています。
注:
ローカル転送に対しては、リモート ステージング データ セットは削除されません。ホスト ステージング データ セットは共有 DASD に存在する必要があり、リモート本番環境ライブラリに直接コピーされます。
How Package Ship Works
How Package Ship Works
パッケージ配布と USS ファイルの仕組み
配布用の USS ファイルが含まれるパッケージをリクエストすると、プロセスが若干変更され、USS ファイルの配布に必要な追加のステップが含められます。
  1. 一時ステージング パス構造は、配布先レコードで指定されたホスト プレフィクスを使用して割り当てられます。
  2. USS オブジェクトは、マップされた各ディレクトリにつき 1 つのパスで、この構造にコピーされます。
    注:
     パッケージ ユーティリティは、パッケージの作成時に、関連するソース ファイルを正しく識別するために、ENUSSUTL ユーティリティによって作成されたバックアウト レコードを使用します。
  3. オプションで、補足ファイルがリクエストされている場合、これらのバックアウト ファイルはステージング ディレクトリの下の独自のパス セットにもコピーされます。
  4. ステージング ディレクトリ全体は圧縮されて、アーカイブ(.PAX)ファイルに格納されます。
  5. アーカイブ ファイルは次に、アーカイブの展開を実行するジョブ ストリームおよびコマンドと共に、リモート ロケーションに転送されます。
  6. リモート ロケーションで、アーカイブは展開され、リモート コピー コマンド(.ARUCD データセットに含まれている)はステージング ディレクトリから 最終の本番環境ロケーションへコピーするために実行されます。
  7. 補足ファイルがリクエストされると、必要に応じて、補足ファイルをリモート ステージング ディレクトリからコピーするのに必要なコマンドを含む追加ファイル(.CRJOB)が、リモート ロケーションで作成されます。
以下の図は、USS プロセスの拡張を表しています。
How Package Ship Works for USS
How Package Ship Works for USS
Ship Asis 機能
パッケージ配布機能を使用する場合、Ship Asis 機能は、パッケージのバックアウトおよびバックイン ステータスが配布に影響を与えるかどうかを判定します。有効な場合、このオプションは、パッケージのバックアウト ステータスに従って、出力およびバックアウト メンバ(および USS ファイル、または両方)の配布を可能にします。これは、Ship Asis が有効でパッケージの一部または全部がバックアウトされている場合、パッケージ配布アクションに以下の影響があることを意味します。
  • 出力
    の配布は、以下のように実行されます。
    • バックアウトされていないエレメントのパッケージ出力を配布します。
    • バックアウトされているエレメントのパッケージ済み出力を配布します。
  • バックアウトの
    配布
    は、以下のように実行されます。
    • バックアウトされていないエレメントのパッケージ済み出力を配布します。
    • バックアウトされているエレメントのパッケージ出力を配布します。
Ship Asis が有効でない場合、パッケージが実行された時点からの出力は、パッケージのバックアウト ステータスにかかわらず配布されます。この場合、パッケージを配布する際には、パッケージ全体またはエレメントの一部がバックアウトされていても、元の出力が配布されます。同様に、バックアウトを配布する際には、元のパッケージ バックアウトが配布されます。パッケージのバックアウトおよびバックイン ステータスは、配布に影響を与えません。
Ship Asis 機能が有効で、パッケージの一部または全部がバックアウトされている場合は、ユーザは常に配布先サイトへの配布が同期するように注意する必要があります。この機能を有効にすると、パッケージのバックアウトおよびバックイン アクション(エレメント アクションのバックアウトおよびバックインを含む)の実行時に、これらのアクションの前にこのパッケージが送信されたすべての配布先に対して、パッケージ ログにメッセージが記録されます。これらのメッセージの目的は、バックアウトまたはバックイン アクションがパッケージ出力を変更したため、パッケージの再配布が必要になる可能性があることをユーザに警告することです。メッセージの重大度レベルは注意または警告に設定できます。注意メッセージの例を以下に示します。
PKMR632C  PACKAGE WAS PREVIOUSLY SHIPPED TO THE FOLLOWING DESTINATION(S) PRIOR TO [BACK-OUT| BACK-IN]
PKMR633C     JDLSHIP  19DEC12  
PKMR633C     JDOSHIP  19DEC12 
Reason:
This package was shipped before the backout or backin function was executed. Multiple PKMR633C messages can appear, because one message is shown for each date and time the package was shipped to each destination.
Action:
You may need to reship the package now that the backout function has changed the package outputs.
Post-Ship スクリプトの実行
Post-Ship スクリプト機能は、パッケージ配布プロセスの完了前または完了後に、リモートの配布先でスクリプトと呼ばれるカスタム ジョブ ステップの条件付きの実行を有効にします。スクリプト ファイルは通常のプロセッサ実行によって作成され、マッピング ルールによって「(SCRIPT-FILES)」として識別されます。カスタム スクリプト ジョブ ステップは、サイトの要件に基づき、管理者が配布 JCL モデルを編集して作成します。また、右側にスクロールすると、新しいスクリプトの実行ステータスが返され、配布ステータス ビューに表示されます。スクリプトは、特定の機能(CICS NEW COPY や DB2 BIND など)を実行できます。
配布後スクリプトの実行の仕組み
配布後スクリプト機能は、パッケージ配布プロセスの完了前または完了後に、リモートの配布先でスクリプトと呼ばれるカスタム ジョブ ステップの条件付きの実行を有効にします、このプロセスは以下のように機能します。
  1. 管理者は、サイトの要件に基づいて配布 JCL モデルを編集し、カスタム スクリプト ジョブ ステップを作成します。これらのモデルには、リモート ジョブの追加のジョブ ステップが含まれています。このジョブ ステップは、スクリプト データ セットが配布に含まれている場合にのみ、ジョブがパッケージ出力をターゲット データ セットへコピーする前またはコピーした後に実行できます。条件付き実行を有効にする場合、シンボルは各スクリプト データ セットを表します。シンボルは、ホスト データ セット名の最後の修飾子に基づいており、文字 ZZ が先頭に付けられます(たとえば、データ セット BST.USER12.SCRIPT では &ZZSCRIPT になります)。シンボルの値は、スクリプト データ セットのリモート ステージング データ セット名です。したがって、スクリプト ジョブ ステップは、データ セットのシンボルを解決してスクリプト データ セットが配布に存在するかどうかを判定することで、条件に応じてリモート ジョブ ステップに含めることができます。
  2. 管理者は、必要に応じて、配布先ごとの一意のシンボルをスクリプト データ セット メンバに含めることができます。配布先に固有のシンボルを使用する場合、管理者は、各配布先の一意のシンボルの値を定義する PARMLIB を使用して、配布先設定メンバを作成します。配布プロセス中にスクリプト データ セット メンバ内のシンボルは、ホスト ステージング データ セットに書き込まれる前に、配布先設定メンバで定義されたシンボルの値と置き換えられます。設定メンバ内にコード化された配布先は、定義済みの配布先として検証されません。パッケージ配布が実行されるまでメンバは処理されません、また、スクリプト データ セットが配布に含まれている場合にのみ処理されます。メッセージはパッケージ配布中に生成され、スクリプト データ セットが存在すること、配布先設定メンバが存在するかどうか、および変数が置換されたかどうかを示します。
  3. サイトのスクリプト データ セットは、通常のプロセッサ実行によって作成されます。
  4. メンバがホスト ステージング データ セットに書き込まれる前に未解決のシンボルを解決できるように、スクリプト データ セットは識別される必要があります。スクリプト データ セットは、パッケージ配布プロセス中に、マッピング ルールによってスクリプト データ セットとして識別されます。マッピング ルールでは、リモート データ セット名が (SCRIPT-FILES) として定義されます。
    注:
    スクリプト データ セットは常に配布されますが、コピー ステップがモデル制御メンバによってスクリプト ジョブ ステップに追加されていない場合、リモート ターゲット データ セットに自動的にコピーされません。
  5. ホスト ステージング データ セットは、その他のすべてのパッケージ出力データ セットと一緒に配布されます。
  6. その後、リモート コピー ジョブはスクリプト実行の追加のステップと共に実行されます。シンボルは、スクリプト データ セットがモデル制御メンバによって使用されていることを表すために作成され、スクリプト データ セットのリモート ステージング データ セットを解決します。これにより、スクリプト データ セットをスクリプト ジョブ ステップの入力として使用できます。
以下の図は、配布後スクリプトの実行を含むパッケージ配布プロセスを示しています。
Post-ship Script Execution
Post-ship Script Execution
転送方法に関する考慮事項
使用する転送方法に応じて、パッケージ出力の転送に、一定の情報交換および準備作業が必要になる場合があります。このセクションでは、以下のデータ伝送方法の準備作業について説明します。
  • CA XCOM
  • NJE/NJI を使用した大量データ転送プログラム(BDT)
  • 大量データ転送プログラム(BDT)、バージョン 2
  • NetView File Transfer Program (FTP)
  • CONNECT:Direct
  • ローカル ファイル転送
CA XCOM メソッド
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 に XCOM の配布先を定義するには、配布先の定義でリモートのノード名または IP 名、および IP ポート アドレスを指定する必要があります。ノード名は VTAM 論理ユニット名および IP 名です。また、IP ポートは TCP/IP アドレスです。IP ポートは、ターゲット サーバの XCOM SERVPORT の指定に一致する必要があります。
配布先の定義は、前景で
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 プライマリ オプション パネルの環境オプションを使用するか、またはバッチで Define Ship Destination SCL を使用して、作成または更新できます。
XCOM は、リモート サイトにデータ セットをコピーしてそこでジョブを実行するバッチ ジョブを実行します。サイト固有の情報を使用してサンプル JCL を変更する必要があります。また、EXEC PARM には追加の XCOM パラメータが必要な場合があります。
(パッケージ配布ジョブ スケルトン C1BMXJOB 内の) NDVRSHIP ジョブ ステップは、CONTROL という名前のメンバが含まれる PDS (prfx.XCOMCMD.FILE)を作成します。メンバには、以下のコマンドが含まれます。
  • 各ファイルを送信するための SEND TYPE=FILE コマンド。
  • 各配布先で配布を受信してリモート コピー/削除ジョブを実行するための SEND TYPE=JOB コマンド。
  • ホスト ステージング データ セットを削除するための SEND TYPE=JOB コマンド。
ステージング データ セット削除用の JCL および制御カードは、prfx.XCOMCMD.FILE 内のメンバ「destid.D」です。(スケルトン C1BMXCOM 内の) XCOM を実行するジョブ ステップは、CONTROL メンバを SYSIN として使用して配布を実行します。転送がすべて完了すると、prfx.XCOMCMD.FILE は削除されます。XCOM 転送制御機能(XTC)はファイル転送およびジョブ実行を従属同期します。
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 は、名前が #PSXCOM で始まるメンバとして CSIQOPTN ライブラリのモデル XCOM 制御ステートメントを配布します。通常、これらのモデルを変更する必要はありません。
注:
XCOM の詳細については、「
CA-XCOM Data Transport for z/OS User Guide
」を参照してください。XCOM は CA の製品です。
大量データ転送プログラムと NJE/NJI を使用する方法
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 に NJE/NJI を使用する BDT の配布先を定義するには、配布先定義パネルでリモート ジョブ情報を入力する必要があります。この情報には、以下のものが含まれています。
  • 有効な JOB ステートメントの定義。
  • JES ルート カード。ルート カードは、「/*ROUTE XEQ ノード名」(JES2)、「//*ROUTE XEQ ノード名」(JES3)、またはそれらと同様のものになります。リモートの配布先でのジョブのルーティングおよび実行の詳細については、JES システム プログラマにお問い合わせください。
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 は、名前が #PSBDT1 で始まるメンバとして CSIQOPTN ライブラリのモデル JCL を配布します。通常、これらのモデルを変更する必要はありません。
大量データ転送プログラム バージョン 2 を使用する方法
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 に BDT バージョン 2 の配布先を定義するには、配布先定義パネルでリモートのノード名を指定する必要があります。ネットワーク内のノードの名前については、BDT システム プログラマにお問い合わせください。
BDT は、リモート サイトにデータ セットをコピーしてそこでジョブを実行するバッチ ジョブを実行します。BDT に関するサイト固有の情報を使用してサンプル JCL を変更する必要があります。
転送する各データ セットは、リモート コピー/削除ジョブに対して NETREL を発行します。各 NETREL はその後、NETHOLD を減らして転送するデータ セットの数と同じにします。すべてのデータ セットが転送されると、NETHOLD の処理が完了し、リモート コピー/削除ジョブが解放されます。
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 は、名前が #PSBDT2 で始まるメンバとして CSIQOPTN ライブラリのモデル BDT 制御ステートメントを配布します。通常、これらのモデルを変更しません。
注:
BDT の詳細については、IBM のドキュメントを参照してください。
ローカル ファイル転送方法
ローカル配布では、ホスト サイトとリモート サイトの間で共有される DASD にホスト ステージング データ セットが割り当てられる必要があります。リモート本番環境データ セットは、非共有 DASD 上にある場合があります。共有 DASD の割り当ては、配布先定義パネル上の[UNIT]および(または)[VOLSER]フィールドを使用して制御できます。
NetView FTP を使用する方法
NetView FTP は、リモート サイトにデータ セットをコピーするトランザクションをサブミットするバッチ ジョブを実行します。
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 は、名前が #PSNFTP で始まるメンバとして CSIQOPTN ライブラリの FTP コマンドを配布します。サイト固有の情報を使用してサンプル JCL を変更する必要があります。通常、これらのコマンドを変更する必要はありません。
注:
NetView FTP の詳細については、IBM のドキュメントを参照してください。
CONNECT Direct を使用する方法
CONNECT:Direct (旧名 Network Data Mover: NDM)は、ホスト サイトからリモートの配布先にデータ セットをコピーしてそこでジョブを実行するバッチ ジョブを実行します。
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 は、CONNECT:Direct に関連するサンプル JCL を提供しています。CONNECT:Direct に関するサイト固有の情報を使用してこのサンプル JCL を変更する必要があります。
NDVRSHIP ジョブ ステップ(スケルトン C1BMXJOB 内の)は、各 CONNECT:Direct の配布先に対する単一のプロセスを含む CONNECT:Direct プロセス ファイルを作成します。各プロセスのメンバ名は「destid.P」です。メンバには、以下のコマンドが含まれます。
  • 各ファイルを転送するための COPY コマンド。
  • リモート コピー/削除ジョブを実行するための RUN JOB コマンド。
  • 配布先のホスト ステージング データ セットを削除するための RUN JOB コマンド。
ステージング データ セット削除用の JCL および制御カードは、プロセス ファイル内のメンバ「destid.D」です。単一メンバ「SUBMIT」には各プロセス メンバ用の CONNECT:Direct SUBMIT コマンドが含まれます。C1BMXNDM と関連付けられたジョブ ステップは、「SUBMIT」メンバを使用して配布を実行します。すべてのプロセスがサブミットされると、プロセス ファイルが削除されます。
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 は、名前が #PSNWDM で始まるメンバとして CSIQOPTN ライブラリのモデル CONNECT:Direct 制御ステートメントを配布します。通常、これらのモデルを変更しません。
CONNECT:Direct の詳細については、製品の概要を参照してください。バッチ インターフェースについては、CONNECT:Direct のユーザ ガイドを参照してください。CONNECT:Direct コマンドの構文については、CONNECT:Direct のコマンド リファレンスを参照してください。
Ship Asis の有効化
Ship Asis 機能が有効な場合、パッケージのバックアウト ステータスに従って、出力およびバックアウト メンバ(および USS ファイル、または両方)を配布できます。パッケージのバックアウトおよびバックイン アクション(エレメント アクションのバックアウトおよびバックインを含む)の実行時に、パッケージ ログに警告メッセージが記録されます。これらのメッセージには、バックアウト機能が実行される前にパッケージが配布された配布先がリストされます。Ship Asis が有効でない場合、パッケージが実行された時点からの出力は、パッケージのバックアウト ステータスにかかわらず配布されます。
以下の手順に従います。
  1. ENCOPTBL を以下のように編集します。
    1. SHIP_OUTPUTS_ASIS=ON オプションの隣の列のアスタリスクを削除します。
    2. (オプション) ENHOPT MSGSEVERITY_PKMR632= エントリの隣の列のアスタリスクを削除し、メッセージの重大度レベルを C (注意)または W (警告)に設定します。
  2. ENCOPTBL をコンパイルおよびリンクします。
    Ship Asis 機能が有効になります。効果は以下のとおりです。
    1. ユーザがバックアウトまたはバックイン アクションを実行すると、パッケージがすでに配布されている配布先を示すメッセージがパッケージ ログに書き込まれます。これは、パッケージを再配布する必要があるかどうかを判断するようユーザに警告するためのものです。
    2. ユーザがバックアウトされたパッケージを配布すると、出力はパッケージのバックアウト ステータスに従って配布されます。
ホスト JCL の設定
サイトでのパッケージ配布ユーティリティのホスト実行の各ステップに合わせて、スケルトン JCL を変更します。これらのスケルトンは、CSIQSENU ライブラリのメンバです。
  • ジョブ ステートメント JCL の変更 - C1BMXHJC
  • ホスト ジョブ ステップ 1: 配布ステージング(C1BMXJOB)
  • ホスト ジョブ ステップ 2: 転送スケジュール
  • ホスト ジョブ ステップ 3: 確認 JCL
  • ホスト ジョブ ステップ 4: JOB 完了
ホスト ジョブ ステートメント JCL (C1BMXHJC)
ホスト サイト用のジョブ ステートメントを作成するには、ホスト ジョブ ステートメント JCL スケルトン(C1BMXHJC)を使用します。このジョブ ステートメントは、パッケージ配布ジョブ JCL (C1BMXJOB)、およびリモート ステージング データ セットをリモートの本番稼働用ライブラリにコピーするジョブの実行を確認するジョブ ステップ JCL (C1BMXRCN)に組み込まれています。
CSIQSENU ライブラリの C1BMXHJC スケルトンを以下に示します。
)SEL &C1BJC1. &lnot.= &Z.
&C1BJC1.
)ENDSEL
)SEL &C1BJC2. &lnot.= &Z.
&C1BJC2.
)ENDSEL
)SEL &C1BJC3. &lnot.= &Z.
&C1BJC3.
)ENDSEL
)SEL &C1BJC4. &lnot.= &Z.
&C1BJC4.
)ENDSEL
/*ROUTE XEQ hostname
以下のようにホスト ジョブ ステートメント JCL スケルトン(C1BMXHJC)を編集して、ホスト サイトに関するジョブ ステートメント情報を指定します。
  • &C1BJC.n ステートメントは現在パッケージ配布パネルに表示されている JOB STATEMENT INFORMATION に拡張されています(パッケージ オプション メニューのオプション
    6
    )。また、これらのステートメントの )SEL および )ENDSEL を使用して、ハードコードされたジョブ ステートメントで置換することもできます。
  • ROUTE ステートメントの HOSTNAME を、サイト固有の JES ノード名の値で置換します。これにより、いずれかのサイトでサブミットしたジョブが、実行のためにホストへルーティングされます。この変更は、ホストおよびリモート システムの両方でこのジョブ ステートメントをサブミットすることを可能にします。
  • 必要に応じて、JES 制御ステートメント、JCL、またはその両方を追加します。
  • サイトの要件に応じて、ジョブ ステートメントに USERID および PASSWORD キーワードを含めて、JCL がセキュリティ チェックを通過するようにします。これは、&C1BJC.n ステートメントのいずれかにこれらのキーワードを含めることで実行できます。以下に例を示します。
    &C1BJC2.,USERID=
    userid
    ,PASSWORD=
    password
ホスト ジョブ ステップ 1 配布ステージング(C1BMXJOB)
ステップ 1 では、パッケージ配布ステージング ユーティリティを実行します。これは、CSIQSENU ライブラリの C1BMXJOB メンバです。このスケルトンを変更する場合は、以下の手順に従います。
  • 適用されない転送パッケージ DD ステートメントを削除します(たとえば、BDT を使用しない場合は C1BMXBDC、C1BMXBDR、および C1BMXBDM を削除します)。
  • サイト固有のプレフィックスおよび名前を使用して、残りのモデル制御カード データ セットを変更します。
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     ライブラリのプレフィックス/修飾子は
    iprfx.iqual
    です。
注:
C1BMXJOB ジョブの PARM には、システム変数 &ZPREFIX への参照が含まれます。これは、ユーザの TSO (タイムシェアリング オプション)プロファイルのプレフィックスに対応します。サイトのユーザが通常、プロファイルを NOPREFIX (たとえば、「TSO PROFILE NOPrefix」)に設定している場合、このパラメータを &ZUSER またはその他の高レベル修飾子に変更する必要があります。一部の配布 JCL モデルは、このパラメータを、配布プロセス中に割り当てられた特定のデータ セットの最初のノードとして使用します。
C1BMXLIB スケルトン
このスケルトンは、ホスト サイトでパッケージ配布ジョブを実行するために、STEPLIB および CONLIB の定義に SCMM@LIB を組み込みます。
  • C1BMXJOB
    - パッケージ配布ユーティリティを実行します。
  • C1BMXHCN
    - ステージング データ セットの転送を確認します。
  • C1BMXRCN
    - リモートの本番稼働用データ セットへのリモート ステージング データ セットのリモート IEBCOPY を確認します。
これは、CSIQSENU ライブラリの C1BMXLIB メンバです。
このスケルトンを変更するには、サイト固有のプレフィックス、修飾子、および名前を使用して、STEPLIB および CONLIB DD ステートメントを変更します。
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 ライブラリのプレフィックス/修飾子は iprfx.iqual です。AUTLIBS または CONLIBS がリンクリストにある場合は、これらの 2 つの DD ステートメントをコメント アウトできます。
C1BMXRCN スケルトン
このスケルトンを使用して、リモートサイトでの本番環境データ セットへのステージング データ セットのコピーを確認します。これは C1BMXJOB スケルトンに含まれています。
配布ステージング ユーティリティはこのスケルトンを読み取り、それを使用して、ステージング データ セットをそれぞれの本番環境データ セットにコピーするリモート ジョブの部分を作成します。JCL を内部リーダに書き込む 2 つの IEBGENER ステップがあります。これらのステップの 1 つのみが、条件コードに基づいて実行されます。内部リーダに入力されたジョブ ストリームはホストで実行され、配布レコードを更新します。
このスケルトンには、変更は必要ありません。ただし、コピー プロセスの結果に関するより多くの具体的情報を提供するように、それを変更できます。
ホスト ジョブ ステップ 2 転送スケジューリング
使用する転送方法に応じて、ステップ 2 では転送ユーティリティ(XCOM、BDT バージョン 2、および NDM)を直接実行し、転送ユーティリティ(NJE/NJI 経由の BDT および Netview FTP)を実行するジョブをサブミットするか、ホスト ステージング データ セットをリモート本番環境データ セット(LOCAL)にコピーするジョブをサブミットします。ステップ 2 を構成するスケルトンには、
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 および使用するデータ転送パッケージ用のサイト固有のデータ セット名が含まれる場合があります。
XCOM 用の C1BMXCOM JCL
この C1BMXCOM スケルトンには、4 つのステップが含まれます。パッケージ配布ユーティリティによって作成された &&XXCC データ セットには、「転送方法に関する考慮事項」で説明されているように、prfx.XCOMCMD.FILE を生成する 2 つの IEBUPDTE ステップで使用される IEBUPDTE SYSIN が含まれます。XCOM は 3 番目のステップで実行されます。4 番目のステップでは、prfx.XCOMCMD.FILE データ セットからメンバ「CONTROL」を削除します。
このスケルトンをカスタマイズする方法
  1. サイト固有のプレフィックス、修飾子、および名前を使用して、STEPLIB と XCOMCNTL の dsname を変更します。
    XCOM ライブラリのプレフィックス/修飾子は iprfx.XCOM です。この情報については、社内の XCOM 管理者にお問い合わせください。
  2. 必要に応じて、PARM を確認し、オプションの PARM を追加します。
NJE/NJI を使用した大量データ転送プログラム用 C1BMXBD1 JCL
NJE/NJI によって BDT に対して生成された JCL は転送するデータ セットの数に応じて変わるので、実際のジョブ ストリームは、このジョブ ステップでパッケージ配布ユーティリティによって作成され、内部リーダに書き込まれます。
注:
このジョブ ストリーム(C1BMXBD1)の変更の詳細については、「モデル転送制御ステートメントの作成」を参照してください。
大量データ転送プログラム用 C1BMXBD1 JCL、バージョン 2
C1BMXBDT スケルトンを使用してステージング データ セットを転送し、大量データ転送プログラム、バージョン 2 を使用してジョブを実行します。このスケルトンには、変更は必要ありません。
CONNECT Direct 用の C1BMXNDM JCL
C1BMXNDM スケルトンには、4 つのステップが含まれます。パッケージ配布ユーティリティによって作成された &&XNWC データ セットには、prefix.CONNCMD.FILE を生成する 2 つの IEBUPDTE ステップで使用される IEBUPDTE SYSIN が含まれます。CONNECT:Direct は 3 番目のステップで実行されます。4 番目のステップでは、prefix.CONNCMD.FILE データ セットからメンバ「SUBMIT」を削除します。
このスケルトンをカスタマイズする方法
  1. サイト固有の名前を使用して、LINKLIB、NETMAP、および MSG の dsname を変更します。CONNECT:Direct ライブラリのプレフィックス/修飾子は iprfx.ndm です。
  2. SIGNON ステートメントが必要な場合は、サイト固有のサインオン データを使用して、&VNBXSTP ジョブ ステップの SIGNON ステートメントを変更します。キーワード、および SIGNON 以外の CONNECT:Direct 制御ステートメントを追加できます。詳細については、「CONNECT: Direct 制御ステートメント」を参照してください。
  3. SIGNON ステートメントが必要
    ない
    場合は、CONNCMD.FILE DD ステートメントの &VNBXSTP ジョブ ステップおよびコード //SYSIN 内の SIGNON および //SYSIN DD * ステートメントを削除します。
    注:
    ユーザのプロファイルのほとんどが NOPREFIX に設定されている場合、C1BMXJOB ジョブの PARM には、システム変数 &VNBSHHLI への参照が含まれます。これは、ユーザの TSO (タイムシェアリング オプション)プロファイルのプレフィックスに対応します。サイトのユーザが通常、プロファイルを NOPREFIX (たとえば、「TSO PROFILE NOPrefix」)に設定している場合、このパラメータを &ZUSER またはその他の高レベル修飾子に変更する必要があります。一部の配布 JCL モデルは、このパラメータを、配布 CONNCMD 中に割り当てられた特定のデータ セットの最初のノードとして使用します。
ローカル転送用の C1BMXLOC JCL
C1BMXLOC スケルトンを使用して、共有 DASD に存在するホスト ステージング データ セットを、共有 DASD に存在しない可能性がある本番環境データ セットへ転送します。このジョブは、バッチ TSO を使用して、リモート コピー/削除ジョブ用のコマンドをサブミットします。
このスケルトンには、変更は必要ありません。
NetView ファイル転送プログラム用の C1BMXFTP JCL
Netview FTP JCL は転送するデータ セットの数に応じて変わるので、実際のジョブ ストリームは、このジョブ ステップでパッケージ配布ユーティリティによって作成され、内部リーダに書き込まれます。C1BMXFTP ジョブ ストリームのカスタマイズの説明は、「モデル転送制御ステートメントの作成」にあります。
ホスト ジョブ ステップ 3 確認 JCL
ステップ 2 で実際に実行される転送方法(XCOM、BDT バージョン 2、CONNECT:Direct、および Local)については、ステップ 3 で前のファイル転送ステップのホスト実行が確認されます。これは、転送ステップが実行される場合は 1 つのステップで、転送ステップが異常終了する場合は別のステップで実行されます。
NJE/NJI および Netview FTP 経由の BDTでは、3 番目のジョブ ステップはありません。ただし、このスケルトンは最初のジョブ ステップ(DD 名 C1BMXHCN)によって読み取られ、2 番目のジョブ ステップで内部リーダに書き込まれる JCL ストリームの一部になります。
2 つスケルトン JCL モジュールがステップ 3 に関係します。
C1BMXHCN スケルトン
C1BMXHCN スケルトンを変更するには、CONFEXEC ステップの条件コードが前のファイル転送ステップの条件コードと必ず一致するようにします。このスケルトンは、ファイル転送ステップの結果に関するより詳細な情報を提供するように変更できます。
ホスト ジョブ ステップ 4 JOB 完了
C1BMXEOJ スケルトンは、任意の "JOB 完了" 処理要件をサポートします。これは、必要に応じてユーザが変更できる単一の JCL コメント カードです。スケルトンは、すべての転送方法について、プライマリ JCL ストリームの最後のジョブ ステップとして含まれています。これは、セカンダリ JCL ストリーム(NJE/NJI 経由の BDT または NetView FTP )に含まれていません。
リモート パッケージ配布 JCL の変更
CA Endevor® Software Change Manager
 は、スケルトン JCL、および配布のリモート コピー/削除ジョブを生成するモデル メンバを提供します。配布ユーティリティを使用する前に、サイトの規則に従うように、このスケルトン JCL を変更する必要があります。
これらのスケルトンは、CSIQSENU ライブラリのメンバです。また、モデル メンバは CSIQOPTN ライブラリに存在します
リモート ジョブ ストリーム(C1DEFLTS)
リモート コピーおよび削除ジョブ ストリームの生成は、RJCLROOT キーワードの C1DEFLTS での指定によって制御されます。
  • RJCLROOT
    パッケージ配布リモート JCL モデルのメンバのルートを指定します。リモート JCL 生成の選択を制御します。以下の 3 つの選択肢があります。
    注:
    リモート コマンド ストリームをカスタマイズするオプション、または配布後スクリプトの処理を実行するオプションは、RJCLROOT=ICPY または RJCLROOT=FCPY のいずれかを使用してのみ有効にできます。RJCLROOT が指定されていない(または省略されている)場合、これらのオプションは利用できません。詳細については、「コマンド ストリームをカスタマイズする方法」および「配布後スクリプトの実行を有効にする方法」を参照してください。
リモート ジョブ RJCLROOT= 指定なし
RJCLROOT が指定されていない場合、IEBCOPY および IDCAMS と #PSxxxx モデル制御メンバを使用して、3 ステップのジョブ ストリームがプログラム的に生成されます。ここで xxxx は、使用される転送方法に固有の文字列です。
リモート ジョブ ステップ 1: IEBCOPY JCL
この JCL は、ステージング データ セットを対応する本番環境にコピーします。このジョブ ステップ メンバは、配布ステージング ユーティリティによってホスト サイトで読み取り/書き込みが行われ、リモート サイトで実行されます。メンバは C1BMXCOP で、CSIQSENU ライブラリで配布されます。
注:
これは ISPF スケルトンではありません。すべてのスケルトン制御ステートメント(カラム 1 内の閉じかっこ)が無視されます。
以下の点に注意してください。
  • ユーティリティで生成されたコピー制御カードは、IEBCOPY 形式です。COPY および COPYMOD コマンドが使用されます。SELECT MEMBER ステートメントは生成されません。
  • ユーティリティは //SYSIN * DD * ステートメントを生成します。
リモート ジョブ ステップ 2: IDCAMS JCL
この JCL は、リモート サイトで本番環境メンバおよびリモート ステージング データ セットを削除します。このメンバは、配布ステージング ユーティリティによってホスト サイトで読み取り/書き込みが行われ、リモートサイトで実行されます。メンバは C1BMXDEL で、CSIQSENU ライブラリで配布されます。
注:
これは ISPF スケルトンではありません。すべてのスケルトン制御ステートメント(カラム 1 内の閉じかっこ)が無視されます。
//* *-----------------------* C1BMXRJC(C1BMXDEL)
//* * REMOTE SITE JOBSTEP TO DELETE MEMBERS WHICH
//* * WERE DELETED BY THE EXECUTION OF THE PACKAGE
//* *---------------------------------*
//DELETE EXEC PGM=IDCAMS
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSIN DD *
リモート ジョブ ステップ 3: リモート確認
リモート確認ステップは、「ホスト ジョブ ステップ 1: 配布ステージング(C1BMXJOB)」の C1BMXRCN についてのサブセクションで説明されています。
リモート ジョブ RJCLROOT=FCPY
RJCLROOT が FCPY と等しい(=)場合、ジョブストリームは、文字列 #RJFCPY で始まるモデル メンバ セットを通じて生成されます。配布バージョンは以下の 3 つのステップで構成されます。
リモート ジョブ ステップ 1: IEBCOPY の実行(FASTCOPY の実行をインターセプト)
リモート データ セットにメンバをコピーまたはリモート データ セットからメンバを削除する方法。
リモート ジョブ ステップ 2: ステージング データ セットを削除するための IDCAMS の実行
リモート ジョブ ステップ 3: リモート確認
リモート確認ステップの詳細については、「ホスト ジョブ ステップ 1: 配布ステージング(C1BMXJOB)」を参照してください。
リモート ジョブ RJCLROOT=ICPY
RJCLROOT が ICPY と等しい(=)場合、ジョブ ストリームは、文字列 #RJICPY で始まる CSIQOPTN ライブラリのモデル メンバ セットを通じて生成されます。配布されたバージョンは、RJCLROOT が省略された場合に生成されるものと同じジョブ ストリームを生成します。ジョブ ストリームは 3 つのステップで構成されます。
リモート ジョブ ステップ 1: リモート データ セットにメンバをコピーするための IEBCOPY の実行
リモート ジョブ ステップ 2: メンバおよびステージング データ セットを削除するための IDCAMS の実行
リモート ジョブ ステップ 3: リモート確認
リモート確認ステップの詳細については、「ホスト ジョブ ステップ 1: 配布ステージング(C1BMXJOB)」を参照してください。
USS オブジェクト用の BPXBATCH リモート ジョブ ステップ
パッケージ配布に USS オブジェクトが含まれている場合、必要なアーカイブ展開およびコピー コマンドを実行するために、追加のステップ(BPX)がリモート コピー ジョブに挿入されます。配布されている状態では、リモート コマンドは以下を実行します。
  • trap 'exit 1;' ERR -
    これ以降のエラーのトラッピングを有効にします。
    注:
    エラーが発生した場合、リターン コード 256 が設定されます。これは、確認ステップでテストできます。詳細については、「配布を作成、追跡、確認する方法」を参照してください。
  • set -x
    コマンドのエコーを有効にします。STDERR 出力 DD の前にプラス(+)記号を付けることで、問題の診断が行いやすくなります。
  • mkdir -p '<remoteStaginPath>'
    ターゲット ステージング ディレクトリが存在しない場合、これを作成します。
  • pax -rvzk -f "//'<remoteDatasetPrefix>.ARPAX'"-s …
    pax ファイルのアーカイブ展開を実行します。
  • rm -fv '<targetFile>'
    コピーが実行される前に、各コピーに対して対応する削除要求を作成します。このコマンドは、タイム スタンプ情報が以下のコピー コマンドで保持されていることを確認します。
  • cp -Bm '<stagingFile>' '<targetFile>'
    元のファイルの日付およびタイム スタンプを保持する各ファイルのバイナリ コピーを実行します。
注:
リモート コピーおよび削除コマンドのペアは、管理対象の USS オブジェクトの数だけ繰り返されます。
コマンド ストリームをカスタマイズする方法
リモート ロケーションでファイルをカスタマイズするステップを挿入することにより、コマンド ストリームをサイトの標準に合わせることができます。たとえば、mkdir、chown、chgroup コマンドを挿入したり、または配布された un-pax コマンド スイッチを変更したりすることができます。
  1. リモート JCL 用のモデルを選択します。デフォルト テーブル(C1DEFLTS)内の RJCLROOT パラメータは、モデルのどのカスタム セットがサイトで使用中かを判定します。
    • 値が FCPY または ICPY の場合は、値を記録し、次のステップに進みます。
    • RJCLROOT が省略されているか空白の場合は、C1DEFLTS を編集して RJCLROOT=ICPY を指定し、テーブルを再アセンブルします。
    RJCLROOT の詳細については、「C1DEFLTS でのリモート ジョブ ストリームの指定」を参照してください。デフォルト テーブルの詳細については、「デフォルト テーブル C1DEFLTS」を参照してください。
  2. コピー ステップのモデル JCL を以下のように編集します。
    1. CSIQOPTN ライブラリで適切なモデルを見つけます。
      • デフォルト テーブルで RJCLROOT=FCPY を指定している場合は、モデル メンバ #RJFCPY1 を使用します。
      • デフォルト テーブルで RJCLROOT=ICPY を指定している場合は、モデル メンバ #RJICPY1 を使用します。
    2. モデル メンバの BPXBATCH ステップを見つけます。このステップはコマンド ストリームを実行します。#RJICPY1 の BPXBATCH ステップの例を以下に示します。
      //*                                         
      //BPXBAT   EXEC PGM=BPXBATCH           ICPY 
      //STDOUT   DD   SYSOUT=*                    
      //STDERR   DD   SYSOUT=*                    
      //STDPARM  DD   DISP=SHR,                   
      //         DSN=&RUCD                       
       
      • DSN=&RUCD
        リモート コマンド ファイルの名前を解決します。
    3. 必要に応じて、BPXBATCH ステップの前に、変更したコードを呼び出すステップを挿入します。
例: REXX 用に編集されたリモート コマンド ファイル
REXX プログラムを SYSUT1 から現在のコマンド ストリームで読み取り、次にカスタマイズしたストリームを SYSUT2 に書き込みたい場合を考えてみます。これを実現するには、モデル メンバの BPXBATCH ステップの前に以下のコードを挿入します。
//***********************************************************
//* SAMPLE TAILOR UCD COMMAND STREAM
//***********************************************************
//UCDEDIT EXEC PGM=IRXJCL,PARM='UCDEDIT'
//SYSEXEC  DD DISP=SHR,DSN=BST.SUPPNDVR.ISRCLIB 
//SYSUT1   DD DISP=SHR,DSN=&RUCD
//SYSUT2   DD DISP=SHR,DSN=&RUCD
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSTSPRT DD SYSOUT=*
//***********************************************************
以下の REXX exit(UCDEDIT)の例は、コマンド ストリームのカスタマイズの主要な要件を示しています。プログラムは既存のコマンド ストリームで読み取り、カスタマイズされたストリームに書き込む必要があります。プログラムは SYSUT1 からの入力を読み取り、カスタマイズした出力を SYSUT2 に書き込みます。この exit は単純な文字列検索を実行し、pax コマンドに追加のスイッチを付加(挿入)します。
/* Rexx to read from Sysut1 and write to Sysut2 (like IEBGENER)
   However, this version is a bit special in that it also performs
   some string substitutions.  It's intended to allow a customer
   to edit their USS Ship command stream at the remote location
   changing the pax command parms or saving some commands to be
   executed later.  */ 
        
frmstr = 'pax -rvzk'         /* This is what we're looking for */
tgtstr = 'pax -rvzk -p op'  /* and we'll replace it with this */
        
/* Read input file (BPXBATCH commands) */
"EXECIO * DISKR SYSUT1(STEM DATA. FINIS"
IF RC ¬= 0 THEN SIGNAL IOERROR
 
/* Main loop to search/replace the string */
 
 do i = 1 to DATA.0
    start = 1
    do while start < length(DATA.i)
      found = pos(frmstr,DATA.i,start)
      if found = 0 then leave
      endstr = found + length(frmstr)
      newstr = Left(DATA.i,(found - 1)) || tgtstr
      DATA.i = newstr || substr(DATA.i,endstr)
      start = found + length(tgtstr)
    end
 end
 /* Write the substituted file out */
 
 "EXECIO * DISKW SYSUT2(STEM DATA. FINIS"
 IF RC ¬= 0 THEN SIGNAL IOERROR
 
 /* That's it all done */
Exit 0
 
IOERROR:
    SAY 'PROBLEM DURING I/O, Return code:' || RC
EXIT RC
 
配布先の作成
パッケージ出力を配布する各リモート サイトに、少なくとも 1 つの配布先を定義する必要があります。
CA Endevor® Software Change Manager
 はパッケージ データ セットに配布先情報を格納します。配布先はデータ セットまたは USS サポート ファイルのタイプ(USS、zFS、または NFS)に対して定義できます。
以下の手順に従います。
  1. CA Endevor® Software Change Manager
     メニューでオプション 4 - 環境を選択します。
    環境オプション メニュー
  2. 環境オプション メニューでオプション D - 配布先を選択します。Enter キーを押します。
    配布先オプション メニューが表示されます。
  3. 2 - ビルドを選択します。[配布先]フィールドに、完全修飾配布先名を入力します。Enter キーを押します。
    配布先の作成/変更パネルが表示されます。
  4. パネルに情報を入力します。Enter キーを押します。このパネルには、以下のフィールドがあります。
    • 配布先
      データ セット名または USS でサポートされるパスおよびファイル名を指定します。
      • データ セット名の値には、最大 7 文字まで入力できます。初めの文字は、英数字にする必要があります。残りの文字には、英数字または各国文字を使用できます。
      • USS システム ファイルの値には、最大 732 バイトまでのパス名を入力できます。
    • DESCRIPTION
      配布先の説明を最大 30 文字で指定します。これはコメントとして扱われます。
    • 補助データセットのシップ
      補助データ セットを配布するかどうかを指定します。パッケージ出力が配布先に配布されている場合、ステージング データ セットの 2 つ目のセットをリクエストできます。これらのデータ セットは補助データ セットと呼ばれ、配布のバックアウトが含まれます。たとえば、配布にパッケージ A の出力が含まれる場合、補助データ セットにはパッケージ A のバックアウトが含まれます。逆に、配布にパッケージ B のバックアウトが含まれる場合、補助データ セットにはパッケージ B の出力が含まれます。有効な値は以下のとおりです。
      • N --
        デフォルト。補助データ セットを配布しません。
      • Y --
        補助データセットを配布します。
    • 転送方法
      この配布先用の転送ユーティリティを指定します。有効な値は以下のとおりです。
      • XCOM --
        XCOM (CA)
      • B --
        大量データ転送プログラム、バージョン 2 (IBM)
      • BDTN --
        大量データ転送プログラム、NJE/NJI を使用(IBM)
      • L --
        ローカル
      • NVF --
        NetView File Transfer Program (IBM)
      • NWD --
        CONNECT:Direct
    • リモート ノード名
      パッケージ出力が配布されるノード名を 1 ~ 16 文字で指定します。この名前は、選択されたデータ転送プログラムで有効かつ定義されている必要があります。ノード名は、NJE/NJI を使用する BDT およびローカル転送では意味を持ちません。
    • リモート IP 名/IP ポート
      パッケージ出力が配布されるターゲット サーバの XCOM SERVPORT 仕様を指定します。IP 名には 1 ~ 63 文字を使用できます。IP ポートには、1 ~ 5 文字で 1 ~ 65535 の範囲を指定できます。IP 名および IP ポートの指定は、XCOM 転送方法にのみ有効です。
      注:
      XCOM については、IP 名/IP ポートまたはノード名のいずれかを指定する必要があります。ただし、両方は指定できません。
    • データ セットのステージング情報
      ユーザは、
      CA Endevor® Software Change Manager
       が配布ユーティリティの最初の手順で作成するステージング データ セット用のプレフィックスを指定する必要があります。このプレフィックスには 1 ~ 14 文字を使用できます。また、ホスト サイトとリモート サイトで異なるものを指定できます。プレフィックスは DSN プレフィックス フィールドに表示されます。デフォルトでは TSOuserid.NDVR になります。
      以下に、その他のステージング データ セット フィールドで許可される値を示します。
      • ディスポジション
        削除または維持します。ディスポジション = DELETE の場合、
        CA Endevor® Software Change Manager
         には、ステージング データ セットを処理した後、ホストまたはリモート JCL ストリーム、またはその両方でそれを削除するステップが含まれます。指定可能な値は以下のとおりです。
        D --
        デフォルト。ステージング データ セットを削除します
        K --
        ステージング データ セットを保持します
        ステージング データ セットは、すべて最初にカタログ化されます。保持と削除は、以下の最終ディスポジションを意味しています。
        - 転送後のホスト ステージング データ セット。
        - 本番環境にコピーされた後のリモート ステージング データ セット。
      • ユニット
        ステージング データ セットの割り当て時に使用する単位を指定します。デフォルトは SYSDA です。
      • ボリューム シリアル(オプション)
        ステージング データ セットの割り当て時に使用する VOLSER を指定します。デフォルト値はありません。
    • UNIX システム サービス ファイル用のステージング情報
      USS ファイルをこの配布先に配布する場合、ホストおよびリモート パス名プレフィックスを指定する必要があります。
      • ホスト パス名プレフィクス
        ホスト パス名に 1 ~ 732 バイトのプレフィックスを指定します。ホスト サイトとリモートサイトで異なるプレフィックスを使用できます。指定しない場合、デフォルトは「/tmp/」になります。
      • リモート パス名プレフィクス
        リモート パス名に 1 ~ 732 バイトのプレフィックスを指定します。ホスト サイトとリモートサイトで異なるプレフィックスを使用できます。指定しない場合、デフォルトは「/tmp/」になります。
    • リモート ジョブ ステートメント情報
      これらのフィールドには、リモート JCL 実行用のジョブ カードを指定します。転送方法が NJE/NJI を使用する BDT またはローカルのいずれかの場合には、ROUTE XEQ カードまたはそれに該当する内容が含まれている必要があります。
    配布先が作成されます。
配布先の変更
すでに作成されている配布先を変更できます。
以下の手順に従います。
  1. 環境オプション メニューでオプション D (配布先)を選択します。Enter キーを押します。
    配布先オプション メニューが表示されます。
  2. 2 - ビルドを選択します。[配布先]フィールドに、完全修飾配布先名を入力します。Enter キーを押します。
    配布先の作成/変更パネルが表示されます。[作成済み]および[更新済み]フィールドには、配布先の作成日時および前回更新日時、および各アクティビティに関連付けられているユーザ ID が表示されます。
    注:
    配布先名を空白のまま残すか、名前マスクを使用すると、選択リストが表示されます。その後、変更する配布先をリストから選択できます。
  3. 必要に応じて、情報を変更します。Enter キーを押します。
    配布先に加えた変更内容が保存されます。
    注:
    作成/変更/配布先パネル上のフィールドの詳細については、「配布先の作成」を参照してください。
配布先の表示
すでに定義されている配布先の情報を表示できます。
以下の手順に従います。
  1. 環境オプション メニューでオプション D (配布先)を選択します。Enter キーを押します。
    配布先オプション メニューが表示されます。
  2. 1 - 表示を選択します。[配布先]フィールドに、完全修飾配布先名を入力します。Enter キーを押します。
    注:
    [配布先]フィールドを空白のまま残すか、または名前マスクを使用すると、選択リストが表示されます。次に、選択リストから配布先を選択する必要があります。指定した配布先に対する配布先の表示パネルが表示されます。
配布先の削除
配布先、およびすでに作成され関連付けられているマッピング ルールを削除できます。
以下の手順に従います。
  1. 環境オプション メニューでオプション D (配布先)を選択します。Enter キーを押します。
    配布先オプション メニューが表示されます。
  2. 配布先オプション パネルで 3 - 削除を選択します。[配布先]フィールドに、完全修飾配布先名を入力します。Enter キーを押します。
    注:
    [配布先]フィールドを空白のまま残すか、または名前マスクを使用すると、選択リストが表示されます。次に、選択リストから配布先を選択する必要があります。
    指定した配布先に対する配布先の削除パネルが表示されます。
  3. オプション フィールドで[#]を選択し、Enter キーを押します。
    配布先および関連付けられたマッピング ルールが削除されます。
注:
複数の配布先を削除するには、配布先の選択リストで削除する配布先を選択します。Enter キーを押すと、最初に選択した配布先に対する配布先の削除パネルが表示されます。その配布先を削除した後、END キーを押します。配布先の削除パネルの配布先 ID フィールドに、2 番目に選択した配布先の名前が引き続き表示されます。この配布先および続いて選択した配布先に対して削除手順を繰り返します。
マッピング ルール
各配布先の作成時に、その配布先への各配布リクエストに対して作成されるステージング データ セットまたは USS ディレクトリを定義します。また、各配布先に対して 1 つ以上のマッピング ルールを作成する必要があります。マッピング ルールは、ホストの本番稼働用データ セットまたは USS ディレクトリを、リモートサイトの対応する本番稼働用データ セットまたは USS ディレクトリに以下のようにマップします。
  • データ セット マッピング ルール
    は、ホスト データ セット名またはマスクと、リモート データ セット名またはマスクの関係です。ホストとリモートの両方のデータ セット名またはマスクの長さは、1 ~ 44 文字にすることができます。
  • USS マッピング ルール
    は、ホスト パス名またはマスクと、リモート パス名またはマスクの関係です。ホストとリモートの両方のパス名またはマスクの長さは、最大 768 文字にすることができます。
マッピング ルールを作成する場合は、以下の要因を考慮します。
  • マッピング ルールを照合するには、
    CA Endevor® Software Change Manager
     は、修飾子またはサブディレクトリの数が一致することをまず確認します。これは、マッピング ルールのホスト データ セット名が、入力された本番環境名と同じ数の修飾子(「.」区切り)を持っている必要があることを意味します。USS パス名については、ホスト パス名は、入力された本番環境パス名と同じ数のサブディレクトリ(「/」区切り)を持つ必要があります。
  • マッピング ルールのホスト名およびそれに対応するリモート名が同じ数の修飾子を持つことを推奨します。この形式により、ルールの理解と管理がより簡単になります。
    注:
     マッチングは最高レベルの修飾子から最低レベルの修飾子へと行われます。そのため、マッピング ルール オプションが以下のとおりならば、testap.program.loadlib.clone という名前のデータ セットは testap.program.*.* にマップされます。
    testap.program.*.*
    Testap.*.loadlib.clone
    • たとえば、以下のホスト データ セット名は、以下のリモート データ セット名にマップする必要があります。
ホスト データ セット名マスク
リモート データ セット名マスク
HOST.*.LOADLIB
REMOTE.*.LOADLIB
HOST.*.*.*
REMOTE.*.*.*
たとえば、以下のホスト パス名マスクは、以下のリモート名にマップする必要があります。
ホスト パス名マスク
リモート パス名マスク
/host/*/loadlib/
/remote/*/loadlib/
/host/*/*/*/
/remote/*/*/*/
  • マッピング ルールのリモート データ セット名フィールドは、任意の数の修飾子を持つことができます。修飾子の数が同じでない場合、通常、両方のデータ セット名は、新しいデータ セット名を作成する前に
    右寄せ
    されます。
    • たとえば、リモート データ セットにホストより多数の修飾子がある場合、以下のマッピング ルールが想定されます。
ホスト データ セット名マスク
リモート データ セット名マスク
TESTAP.*.*
PROD.AP.*.*
このマッピング ルールでは、以下のホストに対して、以下のリモート データ セットが作成されます。
ホスト データ セット
リモート データ セット
TESTAP.PROGRAM.LOADLIB
PROD.AP.PROGRAM.LOADLIB
たとえば、ホスト データ セットにリモートより多数の修飾子がある場合、以下のマッピング ルールが想定されます。
ホスト データ セット名マスク
リモート データ セット名マスク
TESTAP.*.*
PROD.*
このマッピング ルールでは、以下のホストに対して、以下のリモート データ セットが作成されます。
ホスト データ セット
リモート データ セット
TESTAP.PROGRAM.LOADLIB
PROD.LOADLIB
  • ターゲットにホストより多くのノードがあり、ホストとターゲットが明示的に定義された同じノードで始まる場合で、明示的に定義された同じノードで終了しない場合、そのデータ セット名は
    左寄せ
    されます。
    • たとえば、リモート データ セットにホストより多数の修飾子がある場合、以下のマッピング ルールが想定されます。
ホスト データ セット名マスク
リモート データ セット名マスク
PRODAP.*.*
PRODAP.*.*.REMOTE1
このマッピング ルールでは、以下のホストに対して、以下のリモート データ セットが作成されます。
ホスト データ セット
リモート データ セット
PRODAP.A.B
PRODAP.A.B.REMOTE1
たとえば、リモート USS パスにホストより多数の修飾子がある場合、以下のマッピング ルールが想定されます。
ホスト パス名マスク
リモート パス名マスク
/prodap/*/*/
/prodap/*/*/remote1/
このマッピング ルールでは、以下のホストに対して、以下のリモート データ セットが作成されます。
ホスト パス
リモート パス
/prodap/a/b/
/prodap/a/b/remote1/
  • ホスト マスクとリモート マスクの両方にワイルドカードが含まれない場合、位置合わせルールに対する例外が発生します。この場合、リモート マスクは、リモート データ セット名またはパスになります。
  • 配布リクエストを実行する場合、各入力データ セットは、最も近い一致が見つかるまで、そのデータ セット マッピング ルールのリストと比較されます。たとえば、入力データ セット TESTAP.PROGRAM.LOADLIB は、以下の 3 つのホスト マスクに一致します。最初のマスク TESTAP.*.LOADLIB が最も近いため、これが使用されます。
入力データ セット
一致するホスト データ セット名マスク
TESTAP.PROGRAM.LOADLIB
 
TESTAP.*.LOADLIB
TESTAP.*.*
*.*.LOADLIB
  • リモート マスクが NULL の場合、ホスト マスクに一致するデータ セットはパッケージ配布から除外されます。ロード モジュールのみが配布される場合、この動作が役立ちます。この動作により、ソース、リスト、オブジェクト モジュールなどの配布を禁止するルールを設定できます。
  • 一致するルールが存在しない場合、配布リクエストの実行時に、リモート データ セットは、デフォルトで入力データ セットと同じ名前になります。サイトで名前の変更が必要ない場合、単一の
    ダミー
    マッピング ルールの作成のみ必要になります。その場合、すべてのデータ セットがそれ自体にマップされます。ダミー マッピング ルールは、リモート データ セットの定義が含まれないマッピング ルールです。
    重要:
    ダミー マッピング ルールとローカル配布方法を使用する場合、ターゲット ファイルとソース ファイルが同じ物理データ セットまたはパスになります。このデフォルト動作では、初期計画時に予期されていない結果が発生する可能性があります。たとえば、USS パス名を持つ新しいファイルに、入力マスクより 1 つ多いノードがあれば、データ セットはそれ自身にマップされます。
注:
実行時に作成される配布アクティビティ レポートには、各ホスト データ セットのリモート データ セット名と共に、生成に使用されたマッピング ルールがリストされます。DSN 相互参照データ セットもリモート サイトに配布されます。
マッピング ルールの作成
マッピング ルールは、ホストの本番稼働用データ セットまたは USS ディレクトリを、リモート サイトの対応する本番稼働用データ セットまたは USS ディレクトリにマップします。各配布先には、リモート サイトへの出力の配布を可能にする 1 つ以上のマッピング ルールが必要です。
以下の手順に従います。
  1. CA Endevor® Software Change Manager
     メニューでオプション 4 - 環境を選択します。
    環境オプション メニュー
  2. 環境オプション メニューでオプション D (配布先)を選択します。Enter キーを押します。
    配布先オプション メニューが表示されます。
  3. 配布先オプション パネルで[2]を選択します。[配布先]フィールドに、完全修飾配布先名を入力します。Enter キーを押します。
    配布先の作成/変更パネルが表示されます。
  4. 以下のいずれかのオプションを選択し、Enter キーを押します。
    • C
      DSN マッピング ルールを作成します。
    • CU
      USS マッピング ルールを作成します。
    選択したオプションに応じて、DSN マッピング ルールの作成パネルまたは USS マッピング ルールの作成パネルが表示されます。
  5. 必要に応じて以下のフィールドに入力します。
    • マッピング ルール記述
      このマッピング ルールの説明を 40 文字以内で入力します。
    DSN マッピング ルールの作成パネルのフィールド
  6. ホスト データ セット名
    このマッピング ルール用のホスト データセット名またはマスク。ホスト データセット名には、入力された本番環境名と同じ数の修飾子が必要です。
    配布後スクリプト機能として使用されるスクリプト データセットでは、ホスト データセット名にワイルドカードを使用することはできません。明示的に指定する必要があります。
    • リモート データ セット名
    このマッピング ルール用のリモート データ セット名またはマスク。データ セットを転送から除外するには、このフィールドを空白のままにします。
    配布後スクリプト機能として使用されるスクリプト データ セットでは、次に示すようにキーワードを正確に指定します: (SCRIPT-FILES)。必須の丸かっこ、およびダッシュは、データ セット名として有効な文字ではないため、この値がデータ セット名と間違えられることはありません。
    • APPROX ホスト メンバ/CYL
    このフィールドには、このルールにマップするデータ セットに対して、1 つのシリンダに含まれる可能性があるメンバの概数が含まれます。デフォルトは 16 です。
    パッケージが配布用にステージングされた場合、
    CA Endevor® Software Change Manager
     は、この値をステージングされている実際のメンバ数で除算します。
    CA Endevor® Software Change Manager
     はステージング データ セットについてプライマリおよびセカンダリ スペースの結果 + 1 個のシリンダを割り当てます。
    USS マッピング ルール作成パネルのフィールド
  7. ホスト パス名
    ホスト サイトでパス名に 1 ~ 768 文字の名前またはマスクを指定します。ホスト パス名には、その入力された本番環境パス名と同じ数のディレクトリが
    必要です
    。ルールの理解と管理を容易にするために、ホスト名とそれに対応するリモート名が同じ数の修飾子を持つことを推奨します。マッピング ルール テスト ユーティリティを使用して、マッピング ルールを確実にテストします。マッピング ルールのテストの詳細については、「マッピング ルールのテスト」を参照してください。
    • リモート パス名
    リモート サイトでパスに 1 ~ 768 文字の名前またはマスクを指定します。パス名には、すべてスラッシュ(/)が前に付けられます。ホスト パスの USS パッケージ出力を転送したくない場合は、リモート パス名を空白のまま残します。リモート パス名は、最大 128 のディレクトリを持つことができます。ルールの理解と管理を容易にするために、ホスト名とそれに対応するリモート名が同じ数の修飾子を持つことを推奨します。マッピング ルール テスト ユーティリティを使用して、マッピング ルールを確実にテストします。マッピング ルールのテストの詳細については、「マッピング ルールのテスト」を参照してください。
    注:
    ホストおよびリモート ロケーションのマッピングの詳細については、「マッピング ルール」を参照してください。
    Enter キーを押します。
    マッピング ルールが作成されます。
マッピング ルールの表示
マッピング ルールに関する特定の情報を表示するために、ルールを表示できます。この情報には、ホストおよびホストのマップ先のリモート ロケーションが含まれます。ルールの作成者よび更新者、ルールの作成日時および更新日時も表示されます。
以下の手順に従います。
  1. 環境オプション メニューでオプション D (配布先)を選択します。Enter キーを押します。
    配布先オプション メニューが表示されます。
  2. 配布先オプション パネルで[1]を選択します。[配布先]フィールドに、完全修飾配布先名を入力します。Enter キーを押します。
    注:
    [配布先]フィールドを空白のまま残すか、または名前マスクを使用すると、選択リストが表示されます。次に、選択リストから配布先を選択する必要があります。指定した配布先に対する配布先の表示パネルが表示されます。
    注:
    配布先の削除パネルに戻るには、End キーを 2 回押します。
  3. 配布先の表示パネルの[オプション]フィールドで、以下の表示オプションのいずれかを選択します。選択するオプションは、このパネルに表示されている配布先に配布されるファイルの種類によって異なります。
    • D
      配布先用の DSN マッピング ルールを表示します。
    • DU
      配布先用の USS マッピング ルールを表示します。
    指定したオプションに応じて、DSN マッピング選択リスト パネルまたは USS マッピング選択リスト パネルが表示されます。パネルには、指定した配布先用のマッピング ルールがリスト表示されます。
  4. 選択リストから、表示するマッピング ルールを選択します。
    選択リストから選択したマッピング ルールに関する情報が表示された、DSN マッピング ルールの表示パネルまたは USS マッピング ルールの表示パネルが表示されます。
    • DSN マッピング ルールの表示パネルには、マップ先のホスト データセット名およびリモート データセット名が表示されます。
    • USS マッピング ルールの表示パネルには、マップ先のホスト パス名およびリモート パス名が表示されます。
マッピング ルールの変更
マッピング ルールの変更パネルが表示されるモード(作成、表示、または変更)は、配布先オプション パネルで選択するオプションに応じて異なります。このパネル上に実際に表示されるフィールドは、パネル モードに応じて異なります。
以下の手順に従います。
  1. 環境オプション メニューでオプション D (配布先)を選択します。Enter キーを押します。
    配布先オプション メニューが表示されます。
  2. 配布先オプション パネルで[2]を選択します。[配布先]フィールドに、完全修飾配布先名を入力します。Enter キーを押します。
    配布先の作成/変更パネルが表示されます。
  3. 以下のいずれかのオプションを選択し、Enter キーを押します。
    • D
      更新する DSN マッピング ルールを表示します。
    • DU
      更新する USS マッピング ルールを表示します。
    指定したオプションに応じて、DSN マッピング選択リスト パネルまたは USS マッピング選択リスト パネルが表示されます。パネルには、指定した配布先用のマッピング ルールがリスト表示されます。
  4. 選択リストから、変更するマッピング ルールを選択します。
    選択リストから選択したマッピング ルールに関する情報が表示された、DSN マッピング ルールの表示パネルまたは USS マッピング ルールの表示パネルが表示されます。
    • DSN マッピング ルールの表示パネルには、マップ先のホスト データセット名およびリモート データセット名が表示されます。
    • USS マッピング ルールの表示パネルには、マップ先のホスト パス名およびリモート パス名が表示されます。
  5. 必要に応じてフィールドを変更し、Enter キーを押します。
    マッピング ルールが更新されます。
    注:
    パネル上のフィールドの詳細については、「マッピング ルールの作成」を参照してください。
    注:
    次のアクションを実行する必要があるパネルに到達するまで、End キーを押します。
注:
DSN マッピング選択リストと USS マッピング選択リストは、もっとも特殊なルールからもっとも一般的なルールの順番で並べられています。ルール変更時にホスト マスクを変更する場合、ルールは「*RE-KEYED」とマークされます。これは、リスト内でそのルールの相対的な位置が変わったことを意味する場合があります。ルールの変更された位置を見つけるには、リストを再表示します。
マッピング ルールのテスト
配布先とホスト名に関して、マッピング ルールをテストできます。このテストは、リモート ロケーションが正しく生成されるかどうかを判定します。このテストでは、リモート ロケーションの生成に使用されたマッピング ルールが表示されます。
以下の手順に従います。
  1. 環境オプション メニューでオプション D (配布先)を選択します。Enter キーを押します。
    配布先オプション メニューが表示されます。
  2. 配布先オプション パネルで[2]を選択します。[配布先]フィールドに、完全修飾配布先名を入力します。Enter キーを押します。
    配布先の作成/変更パネルが表示されます。
  3. 以下のいずれかのオプションを選択し、Enter キーを押します。
    • T
      DSN マッピング ルールをテストします。
    • TU
      USS マッピング ルールをテストします。
    選択したオプションに応じて、配布先に対する DSN マッピング ルールのテスト パネルまたは USS マッピング ルールのテスト パネルが表示されます。
  4. ホスト名を入力して Enter キーを押します。
    この配布先に対するマッピング ルールが検索され、指定されたホストに対応するリモート名が生成されて、このパネルに表示されます。また、ホストとリモート ロケーションの照合に使用されるマッピング ルールも表示されます。
モデル通信制御ステートメントのカスタマイズ
さまざまな配布先にデータ セットを転送する際に柔軟性の基準を提供するため、モデル通信制御ステートメントが含まれるモデル メンバをカスタマイズできます。これらのモデル メンバの数と特徴は、使用する転送パッケージに依存します。
XCOM 制御ステートメント
CA Endevor® Software Change Manager
 は、名前が「#PSXCOM」で始まるメンバ セットとして、CSIQOPTN ライブラリの XCOM 制御ステートメント モデルを配布します。数字で終わるものは、データ セットの転送およびジョブの実行をスケジュールする XCOM コマンドの作成を指示します。文字で終わるものには、XCOM コマンド モデルが含まれます。これらのコマンド モデルは、サイト固有のデータまたは機能で変更する必要がある場合があります。
リモート サイトで別のコマンド セットが必要な場合、#PSXCOMx メンバをコピーし、「destid.x」と名前を付けて、変更を行います。数字のサフィックスを持つメンバではなく、英文字のサフィックスを持つメンバのみが、ユーザ名のプレフィックスを持つことができます。メンバの検索順序は、「destid.x」、#PSXCOMx、#PSNDVRx です。
注:
XCOM コマンドの詳細については、「XCOM User's Manual」を参照してください。
以下に、CSIQOPTN ライブラリの XCOM 制御ステートメント モデルについて説明します。サイトに合わせて、これらのモデルを変更します。
  • #PSXCOME
    リモート コピー/削除ジョブを実行し、ホスト ステージング データ セットを削除する XCOM コマンドが含まれます。すべてのリモート サイトで自動実行を禁止するには、このメンバの最初のステートメントとして @EOF を配置します。これを特定のサイトで禁止するには、最初のステートメントとして @EOF を持つメンバ「destid.E」を作成します。
  • #PSXCOMP
    区分データ セットを転送する XCOM コマンドが含まれます
  • #PSXCOMS
    順次データ セットを転送する XCOM コマンドが含まれます
  • #PSXCOMT
    配布先がすべて処理された場合に prfx.XCOMCMD.FILE を削除するクリーンアップ手順が含まれます。このメンバは、prfx.XCOMCMD.FILE (destid.D)内の最後の 2 つのジョブ ステップになります。
NJE/NJI を使用する大量データ転送プログラム(BDT)
CA Endevor® Software Change Manager
 は、名前が「#PSBDT1」で始まるメンバ セットとして CSIQOPTN ライブラリの NJE/NJI を使用する BDT 制御ステートメントを配布します。数字で終わるメンバ、および「C」のサフィックスを持つメンバは、以下を実行する BDT ジョブの作成を指示します。
  1. 区分ステージング データ セットを一時順次データ セットにアンロードします。
  2. BDTXMIT を実行して、リモートサイト BDTRECV ジョブを転送します。
  3. 必要に応じて、JCL DISP パラメータを使用してホスト ステージング データ セットを削除します。
  4. 転送確認ジョブ ステップを実行します。
リモート サイト BDTRECV ジョブは、以下を実行します。
  1. BDTRECV を実行して、データ セットを受信します。
  2. 区分データセットにステージング データ セットを再ステージングします。
  3. 本番稼働用データ セットにメンバをコピーするジョブをサブミットします。
文字で終わる #PSBDT1 メンバには、サイト固有のデータで変更が必要な可能性のある JCL セグメントが含まれます。また、NJE/NJI を使用する BDT は、名前が #PSNDVR で始まるメンバ セットを使用します。リモート サイトの要件が異なる場合は、#PSBDT1x メンバまたは #PSNDVRx メンバをコピーし、「destid.x」という名前を付けて、変更を行います。数字のサフィックスを持つメンバではなく、英文字のサフィックスを持つメンバのみが、ユーザ名のプレフィックスを持つことができます。メンバの検索順序は、「destid.x」、#PSBDT1x、#PSNDVRx です。
以下に、CSIQOPTN ライブラリの BDT 制御ステートメント モデルについて説明します。サイトに合わせて、これらのモデルを変更します。
  • #PSBDT1E
    このジョブ ステップは、リモート サイトに転送されます。次に、データ セットが(順次ファイルとして)受信された後、そこで実行され、区分データセットに再ステージングされます。すべてのリモート サイトで自動実行を禁止するには、このメンバの最初のステートメントとして @EOF を配置します。これを特定のサイトで禁止するには、最初のステートメントとして @EOF を持つメンバ「destid.E」を作成します。
  • #PSBDT1J
    このジョブ ステップは、区分ステージング データ セットが順次データ セットへアンロードされた後、ホスト サイトで実行されます。
  • #PSBDT1W
    このジョブ ステップは、リモート サイトで実行されます。
  • #PSNDVRH
    このジョブ ステップは、ホスト サイトで実行され、転送の前に区分ステージング データ セットを一時順次データ セットにアンロードします。
  • #PSNDVRR
    このジョブ ステップは、リモート サイトで実行され、受信した順次データ セットを一時区分データ セットに再ステージングします。この制御ステートメントは、ホストで実行されるものと同じ JCL を使用するように設定されます。別の JCL が必要な場合は、@INCLUDE=H ステートメントを適切な JCL で置き換えます。
大量データ転送プログラム(BDT)、バージョン 2、制御ステートメント
CA Endevor® Software Change Manager
 は、名前が「#PSBDT2」で始まるメンバ セットとして CSIQOPTN ライブラリの BDT バージョン 2 制御ステートメントを配布します。数字で終わるメンバは、データ セットの転送およびジョブの実行をスケジュールする BDT コマンドの作成を指示します。文字で終わるものには、BDT コマンド モデルが含まれます。これらのコマンド モデルは、サイト固有のデータまたは機能で変更する必要がある場合があります。
リモート サイトで別のコマンド セットが必要な場合、#PSBDT2x メンバをコピーし、「destid.x」と名前を付けて、変更を行います。数字のサフィックスを持つメンバではなく、英文字のサフィックスを持つメンバのみが、ユーザ名のプレフィックスを持つことができます。メンバの検索順序は、「destid.x」、#PSBDT2x、#PSNDVRx です。
注:
BDT コマンドの詳細については、「
BDT Version 2 File-to-File Transaction Guide
」を参照してください。
以下に、CSIQOPTN ライブラリの BDT バージョン 2 制御ステートメント モデルについて説明します。サイトに合わせて、このモデルを変更します。
  • #PSBDT2E
    このメンバには、リモート コピー/削除ジョブを実行する BDT バージョン 2 コマンドが含まれます すべてのリモート サイトで自動実行を禁止するには、このメンバの最初のステートメントとして @EOF を配置します。これを特定のサイトで禁止するには、最初のステートメントとして @EOF を持つメンバ「destid.E」を作成します。
ローカル ファイル転送
ローカル ファイル転送は、リモートの本番稼働用データ セットにホスト ステージング データ セットを直接コピーする JCL をサブミットすることにより実行されます。
CA Endevor® Software Change Manager
 は、名前が「#PSLOCL」で始まるメンバ セットとして CSIQOPTN ライブラリのローカル制御ステートメントを配布します。リモート サイトの要件が異なる場合は、#PSLOCLx メンバをコピーし、「destid.x」と名前を付けて、変更を行います。数字のサフィックスを持つメンバではなく、英文字のサフィックスを持つメンバのみが、ユーザ名のプレフィックスを持つことができます。メンバの検索順序は、「destid.x」、#PSLOCLx、#PSNDVRx です。
以下に、CSIQOPTN ライブラリのローカル制御ステートメント モデルについて説明します。サイトに合わせて、このモデルを変更します。
  • #PSLOCLE
    このジョブ ステップは、TSO を使用して実行するコピー/削除ジョブをサブミットします。自動的なサブミットを禁止するには、このメンバの最初のステートメントとして @EOF を配置します。これを特定のサイトで禁止するには、最初のステートメントとして @EOF を持つメンバ「destid.E」を作成します。
NetView File Transfer Program
CA Endevor® Software Change Manager
 は、名前が「#PSNFTP」で始まるメンバ セットとして CSIQOPTN ライブラリの NetView FTP 制御ステートメントを配布します。数字で終わるものは、以下を実行する FTP ジョブの作成を指示します。
  1. FTP を実行して、リモート サイト(複数のジョブ ステップ)にデータ セットを転送します。
  2. 本番稼働用データ セットにメンバをコピーするジョブをサブミットします。
  3. ホスト ステージング データ セットを(必要に応じ、配布先定義に基づいて)削除します。
文字で終わる #PSNFTP メンバには FTP JCL およびコマンド モデルが含まれており、サイト固有のデータまたはユーザが希望する機能で変更する必要がある場合があります。また、NetView FTP は、名前が #PSNDVR で始まるメンバ セットを使用します。リモートサイトの要件が異なる場合には、#PSNFTPx メンバをコピーし、「destid.x」という名前を付けて、変更を行います。数字のサフィックスを持つメンバではなく、英文字のサフィックスを持つメンバのみが、ユーザ名のプレフィックスを持つことができます。メンバの検索順序は、「destid.x」、#PSNFTPx、#PSNDVRx です。
前述のジョブ ストリームでは、サブミット ステップは、データ セットを実際に転送する前には実行できません。これを実行するには、以下の 2 つの方法のいずれかを使用します。送信コマンドでは WAIT=YES を指定できます。または、2 番目のステップの SUBMIT コマンドで HOLD を指定し、手動でリリースできます。
注:
FTP コマンドの詳細については、適切な NetView FTP マニュアルを参照してください。
以下に、CSIQOPTN ライブラリの NETVIEW FTP 制御ステートメント モデルについて説明します。サイトに合わせて、これらのモデルを変更します。
  • #PSNFTPE
    このジョブ ステップは、TSO を使用して実行するコピー/削除ジョブをサブミットします。自動的なサブミットを禁止するには、このメンバの最初のステートメントとして @EOF を配置します。これを特定のサイトで禁止するには、最初のステートメントとして @EOF を持つメンバ「destid.E」を作成します。
  • #PSNFTPJ
    このジョブ ステップは、データ セットを転送するためにホスト サイトで実行されます。
  • #PSNFTPP
    このメンバには、区分データ セットをリモート サイトに転送する FTP コマンドが含まれます。WAIT=YES は、#PSNFTPE によって生成された「コピー/削除のサブミット」ステップが予定より早く実行されるのを禁止するために必要です。
  • #PSNFTPS
    このメンバには、順次データ セットをリモート サイトに転送する FTP コマンドが含まれます。転送されるデータ セット名は、#PSNFTP6 メンバに配置されます。WAIT=YES は、#PSNFTPE によって生成された「コピー/削除のサブミット」ステップが予定より早く実行されるのを禁止するために必要です。
  • #PSNDVRD
    このジョブ ステップは、ホスト ステージング データ セットのディスポジションに「削除」が指定された場合、ホスト ステージング データ セットを削除します。
    注:
    配布先の設定の詳細については、「配布先の設定方法」を参照してください。
CONNECT Direct 制御ステートメント
CA Endevor® Software Change Manager
 は、名前が「#PSNWDM」で始まるメンバ セットとして
CA Endevor® Software Change Manager
ソース ライブラリの CONNECT:Direct 制御ステートメント モデルを配布します。数字で終わるメンバは、データ セットの転送およびジョブの実行をスケジュールする CONNECT:Direct コマンドの作成を指示します。文字で終わるメンバには CONNECT:Direct コマンド モデルが含まれており、サイト固有のデータまたはユーザが希望する機能で変更する必要がある場合があります。
リモート サイトで別のコマンド セットが必要な場合、#PSNWDMx メンバをコピーし、「destid.x」と名前を付けて、変更を行います。数字のサフィックスを持つメンバではなく、英文字のサフィックスを持つメンバのみが、ユーザ名のプレフィックスを持つことができます。メンバの検索順序は、「destid.x」、#PSNWDMx、#PSNDVRx です。
注:
CONNECT:Direct コマンドの詳細については、「CONNECT:Direct Command Reference」を参照してください。
以下に、CSIQOPTN ライブラリの CONNECT:Direct 制御ステートメント モデルについて説明します。サイトに合わせて、これらのモデルを変更します。
  • #PSNWDMB
    CONNECT:Direct Submit ステートメントが含まれます。
  • #PSNWDMC
    Process ステートメントが含まれます。
  • #PSNWDME
    リモート コピー/削除ジョブを実行する CONNECT:Direct コマンドが含まれます すべてのリモート サイトで自動実行を禁止するには、このメンバの最初のステートメントとして @EOF を配置します。これを特定のサイトで禁止するには、最初のステートメントとして @EOF を持つメンバ「destid.E」を作成します。
  • #PSNWDMP
    区分データ セットを転送するステートメントが含まれます。
  • #PSNWDMS
    順次データ セットを転送するステートメントが含まれます。
  • #PSNWDMT
    配布先がすべて処理された場合に、prfx.CONNCMD.FILE を削除するクリーンアップ手順が含まれます。これは、prfx.CONNCMD.FILE (destid.D)内の最後の 2 つのジョブ ステップになります。
外部パッケージ配布ジョブ ストリームの作成方法
このプロセスに従って、パッケージ配布パネルが作成するパッケージ配布 JCL をキャプチャし、それを反復するデータ処理サイクルの一部としてサブミットします。
  1. パッケージ配布 JCL を展開します。
  2. パッケージ配布 JCL をデータ セットに移動します。
  3. どのパッケージをどの配布先に配布するか指定するメソッドを作成します。
注:
いずれかのパッケージ配布スケルトンが変更されるか(ISPSLIB(C1BMX*))、使用する転送方法が変更される場合、外部ジョブ ストリームを再構築する必要があります。
パッケージ配布 JCL の展開
パッケージ配布 JCL の展開方法
  1. 単一の配布先への単一のパッケージの配布リクエストを作成します。
  2. パッケージ配布パネルの[ホスト ジョブ ステートメント情報]フィールドで、TYPRUN=COPY をコーディングします。MSGCLASS が必ず HELD キューをポイントするようにします。
  3. パッケージ配布パネルの[オプション]フィールドで「
    3
    」を入力して、配布キューをサブミットします。TSO は IKJ56250I メッセージを表示します。メッセージが表示するジョブ名とジョブ番号をコピーします。メッセージが表示されない場合は、SDSF を使用して、ジョブ名とジョブ番号を取得します。
  4. パッケージ配布パネルに戻り、[ホスト ジョブ ステートメント情報]フィールドから「TYPRUN=COPY」を削除し、MSGCLASS をその元の状態へリストアします。
    すべてのインストリーム データが含まれるパッケージ配布 JCL ストリームは、これで JES キューに格納されます。
パッケージ配布 JCL のデータ セットへの移動
パッケージ配布 JCL のデータ セットへの移動方法
  1. JES キューを PDS のシーケンシャル データ セットまたはメンバに移動します。JCL ストリームが格納されるデータ セットが存在しない場合は、RECFM が "F" または "FB" で LRECL が 80 のデータ セットを割り当てます。
  2. ステップ 1 で取得したジョブ名と番号を使用して、TSO READY プロンプトまたは ISPF TSO コマンド パネルから以下のコマンドを発行します。
    OUTPUT jobname (jobnumber) PRINT ('data set')
    TSO に、JCL ストリームが指定されたデータ セットに格納されたことを示す "OUTPUT" が表示されます。End キーを押します。
  3. 以下のように JCL を編集します。
    1. JOB ステートメントから「TYPRUN=COPY」を削除します。
    2. その他のジョブ パラメータを適宜調整します。
    3. JES 統計情報を削除します。
    4. ファイル内の最初のステートメントが JOB ステートメントで、最後のステートメントが ISPSLIB(C1BMXEOJ) スケルトンの拡張であることを確認します。
    5. 必要に応じて、
      すべての
      パラメータ カードで日時コンポーネントを変更して、意図した実行日時に一致するようにします。これらの日時フィールドは一意のデータ セット名を生成するために使用され、適切な出荷に対して確認メッセージが必ず返されるようになります。これらのフィールドは、スケジュールに関する制限には使用されません。たとえば、以下のコードで、YYYYMMDD は有効な年月日の形式です。HHMMSSTT は有効な時間(100 分の 1 秒を含む)です。
      PARM='C1BMX000,YYYYMMDD,HHMMSSTT,…. 
    6. 前のステップのパラメータ カードで使用された日時と一致するように、すべての一時データセット名(<prefix>.D<yymmdd>.T<hhmmss>.* 形式)をカスタマイズします。ノード長の制限により、日時のより短いバージョンが使用されます。世紀は日付から省略され、100 分の 1 秒は時間から省略されます。
実行時にパッケージおよび配布先情報を指定する方法
パッケージ配布ユーティリティへのランタイム入力は、NDVRSHIP ジョブ ステップで C1BMXIN データ セットを介して読み込まれます。入力は、パッケージ配布 SCL です。
注:
パッケージ配布 SCL の詳細については、「パッケージ配布 SCL の使用」を参照してください。
以下の方法を使用して、C1BMXIN DD ステートメントを変更できます。
  • インストリーム データ セットとして残し、各実行の前に、それに続く SCL を変更します。
  • C1BMXIN DD ステートメントを、インストリーム データ セットから順次データ セット、または各実行まで SCL を格納できる PDS メンバ(RECFM=F または FB、LRECL=80)に変更します。
  • SCL ジェネレータを使用して、NDVRSHIP ステップに先行して、C1BMXIN を介して渡される SCL と一時データ セットを生成します。
これで、JCL ストリームをサブミットできます。