CICS Transaction Gateway SMF レコード

CICS Transaction Gateway レコードおよびログ ストリームが
SYSVIEW
システム上でどのように機能するかについて説明します。
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CICS Transaction Gateway (CTG) レコードおよびログ ストリームが
SYSVIEW
システム上でどのように機能するかについて説明します。

CICS Transaction Gateway SMF レコードの概要

CICS Transaction Gateway (CTG) SMF レコードの SMF レコード レイアウトは、SMF タイプ 111 です。各レコードには、1 つの CTG アドレス空間の時間間隔にわたるデータが含まれます。
以下の間隔タイプにより、CTG は SMF レコードを書き込みます。
  • EOD:
    定義された終業時刻に書き込まれたレコード。
  • Interval:
    統計間隔の終了時に書き込まれたレコード。
  • Shutdown:
    CTG のシャットダウン時に書き込まれたレコード。
SMF レコードには、最後の統計リセット イベントが発生した後にキャプチャされたデータが含まれます。リセット イベントは、各統計間隔の終了時と定義された終業時刻に発生します。CTG 設定ファイルで間隔値を定義する方法については、「
SMF レコードを書き込むように CTG を設定する方法
」を参照してください
各 SMF レコードに含まれるデータは、リソース グループごとに編成されます。リソース グループは、CTG 内の統計の論理グループです。以下のリソース グループを使用できます。
  • Connection Manager                 (CM)
  • CICS Server all                          (CS)
  • CICS Server Instance for EXCI (CSx)
  • CICS Server Instance for IPIC  (CSx)
  • Gateway daemon                      (GD)
  • Protocol handler                        (PH)
  • System Environment                 (SE)
  • Worker thread                            (WT)
  • Web service all                          (WS)
  • Web service instance                (WSx)

SMF レコードを書き込むように CTG を設定する方法

デフォルトでは、CTG アドレス空間は SMF レコードを書き込みません。CTG 設定ファイルを変更して、CTG アドレス空間が SMF レコードを書き込めるようにします。
以下の手順に従います。
  1. CTG 設定ファイルを検索して開きます。
    デフォルトでは、サンプルの CTG 設定ファイルは、CTGSAMP データ セット内の MVS データ セット メンバ CTGCONF です。
  2. statsapi ハンドラを追加します。
    設定ファイルの GATEWAY セクションに、statsapi ハンドラを追加します。
    例:
    [email protected]= com.ibm.ctg.server.RestrictedTCPHandler [email protected]=connecttimeout=2000; port=2980; bind=; maxconn=5;
  3. StatInt パラメータを指定します。
    統計間隔パラメータの値は、統計の記録間隔を定義します。
    形式:
    HHMMSS
    デフォルト:
    3 時間 (例: 030000)
  4. StatEOD パラメータを指定します。
    終業時パラメータの値は、終業時刻を定義します。
    形式:
    HHMMSS
    デフォルト:
    午前 0 時
    例:
    000000
  5. StatsRecording パラメータを指定します。
    統計記録パラメータの値を指定します。このパラメータにより、CTG アドレス空間は SMF レコードに統計を書き込むことができます。
    デフォルト:
    オフ
  6. CTG アドレス空間を再起動して、変更を適用します。
  7. FACILITY クラスの RACF BPX.SMF プロファイルへの READ アクセスを許可して、CTG アドレス空間を実行するユーザ ID が SMF レコードに書き込めるようにします。

CTG SMF レコードの取得に使用するソースを特定する方法

MVS システム ロガーは、アプリケーション データ (CTG SMF レコードなど) をログ ストリームに保管するログ記録機能を提供します。CTG SMF レコードは、他のレコードも含むログ ストリーム、または CTG SMF 111 レコード専用のログ ストリームに書き込むことができます。SMF 111 レコード専用のログ ストリームを使用することで、CTG レコードの検索に必要な処理時間を短縮し、SMF レコードの保存期間を長くすることができます。
以下のログ ストリーム オプションは、CTG SMF レコードのソースとして使用できます。
  • SYSVIEW
    動的 SMF ログ ストリーム参照 (DSLB) コンポーネント:
    SYSVIEW Event Capture Option
    オプションを使用すると、
    SYSVIEW
    の DSLB コンポーネントを使用して、CTG SMF レコードを
    SYSVIEW
    ログ ストリームに書き込むことができます。DSLB を使用すると、複数のログ ストリームを定義し、
    SYSVIEW
    がストリームにログ記録するレコード タイプを制御できます。推奨される方法は、DSLB を使用して、SMF タイプ 111 レコードのみを含むログ ストリームを定義することです。DSLB については、「動的 SMF ログ ストリーム参照」ヘルプ トピックを参照してください。
  • SMF ログ ストリーム:
    SMF がログ ストリームに書き込んでいる場合は、これらの SMF ログ ストリームを使用できます。SMF がログ ストリームを使用しているかどうかを確認する方法については、「SMF がログ ストリームに書き込んでいるかどうかを確認する方法」を参照してください。

SMF がログ ストリームに書き込んでいるかどうかを確認する方法

SMF コマンドを使用して、SMF がログ ストリームに書き込んでいるかどうかを確認できます。SMF コマンドを発行した後、SMF 表示の以下のフィールドを使用して、SMF がログ ストリームにいつ書き込んでいるかを確認できます。
  • Type:
    SMF が使用しているリソース タイプが表示されます。値 LOG は、ログ ストリームが使用されていることを示します。
  • Status:
    リソースのステータスが表示されます。値 ACTIVE は、SMF がログ ストリームにアクティブにログ記録していることを示します。
  • RecTypes:
    ログに記録されている SMF レコードのタイプが表示されます。CTG レコードをログに記録するには、このフィールドに値 111 が含まれている必要があります。

CTG SMF レコードの表示

CTGLOG コマンドを使用して、ログ ストリームから CTG SMF レコードを読み取って表示します。このコマンドは、データを並べ替えや比較が可能な表形式で表示します。これにより、レコードの並べ替えや比較を簡単に行うことができます。行コマンドを使用すると、個々のレコードをフォーマットし、より見やすい形式で表示できます。
デフォルトでは、CTGLOG コマンドは LGLOOKUP parmlib メンバの情報を読み取り、どのログ ストリームからレコードを読み取るかを識別します。キーワード CTGLOG は、CTGLOG コマンドが読み取るデフォルト ログ ストリームを指定するために Logname 列で使用されます。ログ ストリームには、SMF タイプ 111 レコードのみを含める必要はありません。ただし、CTGLOG コマンドは SMF タイプ 111 レコードのみを表示します。