エイリアスとアドレスマスカレードについて
エイリアスは 1 つの電子メールアドレスを 1 つ以上の宛先アドレスに変換します。Windows ユーザーの間では、「配布リスト」と呼ばれる場合もあります。エイリアスを追加すると、受信者のアドレスを 1 つずつ入力する手間を省けます。エイリアスを使用すると、トップレベルのドメイン名を他のドメイン名に変換することもできます。たとえば、変換元ドメイン
example.com
を変換先ドメイン example-internetsecurity.com
に変換するエイリアスを作成できます。すると、Symantec Messaging Gateway は という宛先のすべての電子メールを、 に配信します。アドレスマスカレードとは、電子メールアドレスやドメイン名を別の値に置き換えて、メールゲートウェイの外側から実際の値を隠す方法です。Symantec Messaging Gateway では、インバウンドメール、アウトバウンドメール、またはその両方に対して、アドレスマスカレードを適用できます。内部メールホストの名前を隠すことで、アウトバウンドメールが実際の送信元ホストが属するドメインとは別のドメインから送信されているように見えるようにするというのが、アドレスマスカレードの一般的な利用方法です。
アウトバウンドアドレスマスカレードではメッセージの見かけの送信者を変更します。インバウンドアドレスマスカレードではメッセージの見かけの受信者を変更します。
エイリアスの変換は、Symantec Messaging Gateway が処理するインバウンドメッセージまたは内部メッセージのみに適用されます。ゲートウェイで電子メールがインバウンドスキャナに接続することを許可されると、接続セッション中に SMTP エンベロープの
To:
フィールドにあるアドレスがエイリアスかどうかが判別され、宛先アドレスに変換されます。変換されたアドレスは、スキャナがそのメッセージをフィルタ処理する前に SMTP エンベロープの To:
に書き戻されます。メッセージの To:
ヘッダーと Cc:
ヘッダーの内容は無視され、変更されません。 エイリアスおよびアドレスマスカレードと共にプローブアカウントを使うと、どちらかのアカウントを失う可能性があります。プローブアカウントを作成するためのガイドラインに従ってください。
インバウンドのアドレスマスカレードはエイリアス変換より優先されます。アドレスマスカレードのリストとエイリアスのリストの両方に同じ元の電子メールアドレスまたはドメイン名があると、変換元ドメイン宛てのメッセージはマスカレード後のアドレスまたはドメインにルーティングされます。Symantec Messaging Gateway がメッセージをエイリアスのアドレスまたはドメインにルーティングすることはありません。
アドレスマスカレードが受信者アドレスに適用される場合を除いて、Symantec Messaging Gateway がインバウンド電子メールを受け入れるローカルドメインのリストにエイリアスの変換元ドメインを追加する必要があります。
エイリアスの変換は、インターネットに送出されるアウトバウンドメッセージには適用されません。