フェールオーバーと負荷分散について

1 つのデータベースと通信する 2 つ以上の管理サーバーをインストールして、フェールオーバーまたは負荷分散用に設定できます。
負荷分散はグループに割り当てられている管理サーバーの優先度順のリストに基づいて発生します。サイトに少なくとも 2 つの管理サーバーを追加して、それらの間の負荷を自動的に分散することをお勧めします。インストールする管理サーバーの数は、個々の管理サーバーの障害からクライアントを保護するために必要な数より多くてもかまいません。カスタム管理サーバーリストでは、すべてのサーバーが特定の優先度レベルに割り当てられています。ネットワークに接続するクライアントは、ランダムに接続するために優先度 1 のサーバーを選択します。最初に試みたサーバーが利用不能であり、リストにその他の優先度 1 のサーバーがある場合は、ランダムに別のサーバーへの接続が試みられます。優先度 1のサーバーが利用可能でない場合、クライアントはリストの優先度 2 のサーバーのいずれかへの接続を試みます。このようなクライアント接続をランダムに分散することによって、管理サーバー間にクライアントの負荷が分散されます。
以下の図に、異なるサブネットのコンポーネントを示します。管理サーバーとデータベースサーバーは同じサブネット上にある場合もあります。サーバーを番号 1 と 2 で識別しており、フェールオーバー構成であることを示しています。
フェールオーバー設定では、すべてのクライアントはサーバー 1 に対してトラフィックを送受信します。サーバー 1 がオフラインになった場合は、サーバー 1 がオンラインに戻るまで、すべてのクライアントはサーバー 2 に対してトラフィックを送受信します。図のデータベースはリモートインストールになっていますが、
つの Symantec Endpoint Protection Manager
を実行するコンピュータにインストールしてもかまいません。
ローカルサーバーを使う予定の場合は、コンテンツ更新のフェールオーバーも検討することができます。LiveUpdate を実行するすべてのコンポーネントは、更新元の優先度付けされたリストも使えます。管理サーバーは、ローカル LiveUpdate サーバーを使い、他の物理的な場所の LiveUpdate サーバーにフェールオーバーできます。
社内 LiveUpdate サーバー、GUP(Group Update Provider)、サイトの複製を使っても、負荷分散機能は得られません。負荷分散を目的として複数のサイトを設定しないでください。
14.3 MPx 以前では、Microsoft SQL Server データベースのみを使用している場合、フェールオーバーと負荷分散を設定できます。複製を使うときだけ埋め込みデータベースとのフェールオーバーを設定できます。埋め込みデータベースを使って複製を行うとデータの不整合や欠如が起きることがあるため、負荷分散を設定しないことを推薦します。