Windows クライアント ソフトウェアの自動アップグレード

概要
すべての Windows デバイスのクライアントを自動的にアップグレードするには、システム ポリシーを使用します。インストール キャッシュがデバイスに残っている場合、Windows デバイスは差分のアップグレード パッケージを受信します。このパッケージは完全インストールのパッケージよりも小さいです。それ以外の場合、デバイスは完全インストール パッケージを受信します。
複数の方法からクライアントをアップグレードできます。使う必要のある方法は、環境や目的によって異なります。たとえば、多数のクライアントやグループ、デバイスがあり、異なるバージョンのクライアントが実行されている場合があります。
方法によっては最大 30 分かかります。したがって、ほとんどのユーザがデバイスにログオンしていないときにクライアント ソフトウェアをアップグレードする必要があります。
クライアントソフトウェアをアップグレードする方法
方法
使うとき
使わないとき
クライアント アップグレード(小規模な環境で推奨)
  • クライアントの数が(5,000 以下など)比較的に少ない場合。
  • ユーザの作業を中断しない時間に実行されるようにアップグレードをスケジュール設定する必要がある場合。
  • サードパーティ製アプリケーションではなくクラウド コンソールを使用してクライアント インストール パッケージを配備する場合。
  • Mac クライアントではなく、いずれかの Windows クライアントをアップグレードする必要がある場合。
  • 単純なアップグレード方法を使う必要がある場合。
  • クライアントの数が比較的に多い場合。この方法は十分な拡張性を提供しません。
  • 多数のグループがある場合。
  • アップグレードスケジュールが複雑で、多くの詳細度を必要とする場合。
  • Mac クライアントをアップグレードする必要がある場合。
クライアントインストールパッケージをエクスポートします(大規模な環境に推奨)
  • クラウド コンソールを使用せずに手動でクライアント インストール パッケージを配備する場合。
  • クラウド コンソールを使用せずに既存のサードパーティ製の配備アプリケーションを使用してクライアント インストール パッケージを配備する場合。この方法を使うには、このインフラストラクチャがすでに適切に用意されている必要があります。
  • Mac クライアントをアップグレードする必要がある場合。Mac クライアントは自動的にアップグレードされません。ユーザは、クライアント インストール パッケージをアンインストールしてから再インストールする必要があります。
  • クラウド コンソールを使用してクライアントを更新する通常の場合。
クライアントのアップグレードのベスト プラクティス
自動アップグレードでは以下のベスト プラクティスに従います。
  • 実稼働ネットワーク内の多数のデバイスのアップグレードを試みる前にアップグレード処理をテストします。テストネットワークがない場合は、実働ネットワーク内にテストグループを作成できます。この種のテストを行う場合、テスト グループに少数の重要ではないクライアントを追加し、ポリシーを使用してアップグレードします。
  • ピーク時間帯の帯域幅を削減するには、アップグレードを営業時間外にスケジュールします。
  • アップグレードでは、以下の条件を満たす場合にのみ、アプリケーション強化機能をクライアント デバイスにインストールできます。
    • [クライアントをパッケージでアップグレード]
      を実行するときは、
      [更新時に既存のクライアント機能を維持する]
      を有効にする必要があります。この設定はデフォルトで有効になっています。
    • デバイスに Symantec Data Center Security エージェントがインストールされていません。
    • マルウェア対策(ウイルスとスパイウェアの対策)機能が現在インストールされており、アップグレードのために選択されています。
ステップ 1: クライアントのアップグレードの設定
  1. クラウド コンソールで、
    [ポリシー]
    >
    [Default System Policy (デフォルトのシステム ポリシー)]
    に移動します。
  2. [クライアント アップグレードの設定]
    で、
    [クライアント アップグレードを許可]
    の隣にあるトグルを選択して有効化します。
  3. [拡張設定の表示]
    を選択して、アップグレードの詳細設定を行います。
  4. アップグレードするデバイス グループにポリシーを適用するには、
    [適用]
    を選択します。
ステップ 2: LiveUpdate サーバの設定
Symantec LiveUpdate サーバまたは自分でインストールしたサーバを使用するように LiveUpdate が設定されている必要があります。
ステップ 3: アップグレード後のデバイスの再起動
アップグレード後にデバイスを再起動する必要があります。デフォルトでは、クライアントはインストール後に再起動します。Device Integrity ポリシーの再起動オプションを設定して、グループ内のクライアントがクライアントのアップグレード後に再起動する方法を制御できます。
ステップ 4: クライアント ソフトウェアが正しくインストールされていることを確認
アップグレードが完了したら、次のいずれかの方法でバージョンを調べて正常にアップグレードされたことを確認できます。
  • クラウド コンソールで、
    [デバイス] > [デバイス グループ]
    に移動し、リストから適切なグループを選択します。
    [フィルタを表示]
    を選択し、バージョンでリストをフィルタ処理します。
  • [ホーム]
    ページの
    [ホーム]
    タブで、
    [IT 運用]
    >
    [クライアント バージョンの分布]
    ウィジェットに移動します。
  • Windows クライアントのインターフェースで、
    [ヘルプ] > [バージョン情報]
    に移動します。