トランザクション ログとデータ リカバリ
CA Directory は、データ ストアに対して行う更新のトランザクション ログを保持します。安全性とパフォーマンスとを対比した要件に基づいてトランザクション ログを設定します。
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CA Directory は、データ ストアに対して行う更新のトランザクション ログを保持します。安全性とパフォーマンスとを対比した要件に基づいてトランザクション ログを設定します。
- トランザクション ロギングの無効化-- 最も高いパフォーマンスを提供しますが、DSA が異常終了したり停電の場合は、ディザスタ リカバリを実行してバックアップからデータ ストアをリストアする必要があります。
- フラッシュなしのロギングの有効化-- ログを無効化した場合とほとんど同様なパフォーマンスを提供します。DSA が異常終了した場合、再起動するだけでよく、リカバリは必要ありません。ただし、停電の場合は、リカバリは必要です。
- フラッシュありのロギングの有効化-- 異常終了または停電の後に DSA を再起動でき、リカバリの必要がないため、最も安全な設定です。ただし、フラッシュが無効である場合の毎秒約 10,000 の更新に対して、毎秒約 100 の更新となります。
注:
トランザクション ログをディスクにフラッシュする設定だけでは、十分な安全性を確保できない場合があります。これは、多くのオペレーティング システムでは設定およびディスク システムに応じて、データがディスクに書き込まれてからある程度時間を経て実際に転送されるためです。設定の書き込みに関する詳細については、ご使用の OS ドキュメントを参照してください。単一サーバのリカバリ
単一サーバを実行している場合(冗長性なし)、トランザクション ログを有効にします。セキュリティを最大限に確保するには、トランザクション ファイルのフラッシュを有効にします。フラッシュの有効化によるパフォーマンスへの影響が大きく、バックアップからのリカバリが必須でない場合は、フラッシュをオフにできます。
以下のどれかが発生する場合、単一サーバにディザスタ リカバリを実行する必要があります。
- サーバの損失
- DSA が異常終了し、トランザクション ファイルが存在しない
- 停電またはオペレーティング システムとトランザクション ファイルに重大なエラーが生じ、トランザクション ファイルがフラッシュされない
- ディスク障害
これらの場合にディザスタ リカバリを実行するには、バックアップからリカバリします。
ピア DSA リカバリ
ディレクトリ設定に冗長性がある場合、DSA のピアから DSA をリカバリできます。DSA が異常終了し、トランザクション ファイルが存在する場合、DSA は再起動されるだけの可能性があります。マルチライト操作がキューイングされていた場合、それらは失われます。そのため、これらの DSA は以下の設定が必要です。
- マルチライト DISP の有効化
- トランザクション ファイルの有効化
DSA が通常または異常に終了する場合、再起動されるだけの可能性があります。トランザクション ファイルによって DSA がデータ ストアの整合性を維持でき、マルチライト DISP により 確実に DSA はそのピアと同期されます。
注:
詳細については、「DISP リカバリを持つマルチライト レプリケーション(マルチライト DISP)」を参照してください。以下のいずれかが発生する場合、ディザスタ リカバリを実行する必要があります。
- トランザクション ファイルが存在しない場合
- 停電またはオペレーティング システムに失敗が生じた場合
- ディスク障害が発生した場合
- DSA が長時間にダウンした場合(または、新規 DSA の場合)
ディザスタ リカバリの実行方法
ディザスタが CA Directory の実装に起こった場合、トランザクション ファイル(単一サーバ)からの自動リカバリ、またはピア DSA (マルチライト DISP)からの自動リカバリに頼ることができません。代わりに、バックアップからデータをリカバリする必要があります。
ディザスタの際にデータをリカバリするには、以下のいずれかを実行します。
- 単一サーバの場合
- 最後のバックアップ コピーを見つけます。
- トランザクション ログ(.tx ファイル)を削除します。
- ファイル名の拡張子からプレフィックスの z を削除してバックアップ ファイル名を変更します。これでファイル名はserver.db となります。
- DSA を再起動します。
- 複数ピアの場合注:以下の手順では、複数のピアが存在し、ピア B が長時間、利用不可だったと仮定します。新規ピアを追加する手順とかなり共通しています。