マルチライト リカバリの設定

このセクションでは、復旧の設定方法について説明します。
cad140jp
このセクションでは、復旧の設定方法について説明します。
クライアントに古い情報を送信する復旧 DSA を停止する
DSA がオフラインになっていて、オンラインに戻った場合、そのデータは古くなっています。
復旧 DSA がクライアントに期限切れ情報を送信するのを防ぐには、マルチライト システム内のすべての DSA 上で[
No Service While Recovering
]設定を使用します。[No Service While Recovering]設定を使用すると、復旧 DSA はピアのみから更新を受理し、他のクライアント操作を受理しません。これによって、クライアントが期限切れデータにアクセスするのを防ぎます。
コマンドを使用して、クライアントに古い情報を送信する復旧 DSA を停止する方法
  1. 共有のナレッジに、DSA フラグの
    no-service-while-recovering
    を以下のように追加します。
    set dsa dsaname = { ... dsa-flags = ... no-service-while-recovering ... ... };
  2. DSA を再起動します。
マルチライト システムで手動で DSA を再同期する
マルチライト リカバリに依存するのではなく、手動で DSA を再同期させた方がよいことが時々あります。たとえば、DSA がしばらくの間オフラインになっていて、データがあまりにも古い場合は、更新を適用するよりも手動でそれを再同期した方が早いです。
説明の都合上、3 つの DSA があると仮定します。
  • DSA 1。この DSA は最新のもので、再同期プロセスの全体にわたりディレクトリ サーバとして動作し続けます。
  • DSA 2。この DSA は正常に動作していて、同期プロセスの開始時は最新の状態です。しかし、DSA 3 をロードするためのソースとして使用するので、オフ ラインにします。
  • DSA 3。これはずっとオフラインでした。DSA 2 から最新情報をこれにロードするつもりです。
注:
動作している DSA のどれをオフライン DSA をロードするためのソースにするかを決めるとき、別の DSA のマルチライト更新キューを持たない DSA を選択します。これは、オフラインにしたときにデータをなくさないということを意味します。
マルチライト システムで手動で DSA を再同期する方法
  1. DSA 3 が停止していない場合は、停止します。
  2. init
    コマンドを使用して、DSA 1 を再初期化します。
    これにより、DSA 1 は DSA 3 に対してキューを再起動させます。これは、DSA 2 へのキューには影響しません。
  3. DSA 2 を停止します。
    DSA が停止していて、そこからデータを抽出している間、そのデータストアは更新されません。
    重要!
    この DSA 内のマルチライト キューは削除されるので、停止する前にこれらのキューを確認します。コマンド
    forcestop
    を使用せざるをえない場合があります。これを行うと、データが失われます。
  4. DSA 2 から DSA 3 にデータストア ファイルをコピーします。
  5. DSA 2 および DSA 3 のそれぞれで[
    No Service While Recovering
    ]設定が true に設定されていることを確認します。また、ナレッジ ファイル内で
    no-service-while-recovering
    DSA フラグを使用して設定することもできます。
  6. DSA 2 および DSA 3 を再起動します。
2 つのデータストアが同じであるかのテスト
2 つのデータストアが同じかどうかをテストしたい場合があります。たとえば、2 つのデータストア間で同期に失敗したのではないかと不安に思うことがあります。
2 つのデータストアが同じかどうかテストする方法
  1. 各データストアについて、その DSA をシャットダウンします。
    データを抽出している間もデータストアに変化はありません。
  2. DXdumpdb ツールを以下のように使用して、データストアを LDIF ファイルにダンプします。
    dxdumpdb -f old.ldif old_dsa dxdumpdb -f latest.ldif latest_dsa
    注:
    これらのスナップショットを使用して、データストアを再同期させるつもりでない場合は、ここで DSA を再起動できます。
  3. ldifsort ツールを以下のように使用して、LDIF ファイルを並べ替えます。
    ldifsort old.ldif old_sorted.ldif ldifsort latest.ldif latest_sorted.ldif
    これで、比較できる 2 つの LDIF ファイルを用意できました。
  4. ldifdelta ツールを以下のように使用して、2 つの LDIF ファイルを比較します。
    ldifdelta old_sorted.ldif latest_sorted.ldif