KMODULE クラス

KMODULE クラスの各レコードは、オペレーティング システムのカーネル モジュールを定義します。
cminder140jp
KMODULE クラスの各レコードは、オペレーティング システムのカーネル モジュールを定義します。
モジュールが KMODULE クラスに定義されていると、そのモジュールをロードまたはアンロードするためにオペレーティング システムを呼び出すたび、
Privileged Access Manager Server Control
がそのモジュールに定義されている権限をチェックします。
KMODULE クラスのレコードのキーは、保護されているカーネル モジュールの名前です。
KMODULE クラスの各レコードには、以下のプロパティがあります。
  • ACL
リソースへのアクセスを許可されているアクセサ(ユーザおよびグループ)、およびアクセサのアクセス タイプのリストを定義します。アクセス制御リスト(ACL)の各要素には、以下の情報が含まれます。アクセサ: アクセサを定義します。アクセス: アクセサに与えられる、リソースに対するアクセス権限を定義します。ACL プロパティを変更するには、authorize コマンドまたは authorize- コマンドの access パラメータを使用します。KMODULE レコードの有効なアクセス権限は load と unload です。
  • CATEGORY
    ユーザまたはリソースに割り当てる 1 つ以上のセキュリティ カテゴリを定義します。
  • COMMENT
    レコードに含める追加情報を定義します。
    Privileged Access Manager Server Control
    は、この情報を許可に使用しません。
    制限:
    255 文字。
  • CREATE_TIME
    (情報のみ)レコードが作成された日時が表示されます。
  • DAYTIME
    アクセサがリソースにアクセスできる日時を規定する、曜日と時間帯の制限を定義します。
    このプロパティを変更するには、chres コマンド、ch[x]usr コマンド、または ch[x]grp コマンドで restrictions パラメータを使用します。
    日時の制約の単位は 1 分です。
  • FILEPATH
    ファイルの絶対パスのリストを定義します。各ファイルにはカーネル モジュールが含まれています。各ファイル パスはコロン(:)で区切ります。
    同じモジュールに複数のバージョンがある場合は、複数のファイル パスを使用します。
    ファイル パスの指定がない場合、
    Privileged Access Manager Server Control
    はカーネル モジュール ロード時のファイル パス チェックを行いません。
  • GROUPS
    リソース レコードが属する CONTAINER クラスのレコードのリストを定義します。
    クラス レコードでこのプロパティを変更するには、適切な CONTAINER クラスのレコードで MEMBERS プロパティを変更する必要があります。
    このプロパティを変更するには、chres コマンド、editres コマンド、またはnewres コマンドの mem+ または mem- パラメータを使用します。
  • NACL
リソースの
NACL
プロパティは、リソースへのアクセス権限が拒否されるアクセサを、拒否されるアクセス タイプ(write など)と共に定義するアクセス制御リストです。ACL、CALACL、PACL も参照してください。NACL の各エントリには、以下の情報が含まれます。
Accessor
アクセサを定義します。
  • Access
    アクセサに対して拒否されるアクセス タイプを定義します。
このプロパティを変更するには、authorize deniedaccess コマンドまたは authorize- deniedaccess- コマンドを使用します。
NOTIFY
リソースまたはユーザによって監査イベントが生成されたときに通知されるユーザを定義します。
Privileged Access Manager Server Control
では、指定したユーザ宛に監査レコードを電子メールで送信できます。
制限:
30 文字。
OWNER
レコードを所有するユーザまたはグループを定義します。
PACL
アクセス要求が特定のプログラム(または名前パターンに一致するプログラム)とそのアクセス タイプを使用して行われる場合に、リソースへのアクセスが許可されるアクセサのリストを定義します。プログラム アクセス制御リスト(PACL)の各要素には、以下の情報が含まれます。
  • Accessor
    アクセサを定義します。
  • プログラム
    指定またはワイルドカード パターン一致によって、PROGRAM クラスのレコードへの参照を定義します。
  • Access
    アクセサに与えられる、リソースに対するアクセス権限を定義します。
注:
PACL のリソースの指定にはワイルドカード文字を使用できます。
プログラム、アクセサ、およびそのアクセス タイプを PACL に追加するには、selang の authorize コマンドで via(
pgm
) パラメータを使用します。アクセサを PACL から削除するには、authorize- コマンドを使用します。
RAUDIT
Privileged Access Manager Server Control
が監査ログに記録するアクセス イベントのタイプを定義します。RAUDIT という名前は
R
esource
AUDIT
の短縮形です。有効な値は以下のとおりです。
  • all
    すべてのアクセス要求
  • success
    許可されたアクセス要求
  • failure
    拒否されたアクセス要求(デフォルト)
  • none
    アクセス要求を記録しない
 
Privileged Access Manager Server Control
では、リソースへのアクセス試行が発生するたびにイベントが記録されます。ただし、アクセス ルールがそのリソースに直接適用されたか、またはそのリソースをメンバとするグループまたはクラスに適用されたかについては記録されません。
監査モードを変更するには、chres コマンドおよび chfile コマンドの audit パラメータを使用します。
SECLABEL
ユーザまたはリソースのセキュリティ ラベルを定義します。
注:
SECLABEL プロパティは、chres コマンドと ch[x]usr コマンドの label[-] パラメータに相当します。
SECLEVEL
アクセサまたはリソースのセキュリティ レベルを定義します。
注:
このプロパティは、ch[x]usr コマンドと chres コマンドの level[-] パラメータに相当します。
SIGNATURE
FILEPATH プロパティで定義されているカーネル モジュール ファイルの一意の値を表示します。
 
Privileged Access Manager Server Control
は、起動されたとき、および KMODULE レコードが selang コマンドを使用して変更されたときに、カーネル モジュールのシグネチャを計算します。シグネチャは、seretrust -m コマンドを使用して明示的に設定することができます。
注:
Privileged Access Manager Server Control
では、SIGNATURE プロパティを Linux システムでのみ使用します。
UACC
リソースに対するデフォルトのアクセス権限を定義します。これは、
Privileged Access Manager Server Control
に定義されていないアクセサ、またはリソースの ACL に登録されていないアクセサに付与されるアクセス権限を示します。
このプロパティを変更するには、chres コマンド、editres コマンド、または newres コマンドで defaccess パラメータを使用します。
UPDATE_TIME
(情報)レコードが最後に変更された日時を表示します。
UPDATE_WHO
(情報)更新を実行した管理者を表示します。
WARNING
警告モードを有効にするかどうかを指定します。リソースの警告モードを有効にすると、そのリソースに対するアクセス要求はすべて許可され、アクセス要求がアクセス ルールに違反した場合、監査ログにレコードが記録されます。