HOST クラス
HOST クラスの各レコードは、IPv4 で接続されたときにホストがローカル コンピュータに対して持つアクセス権限を定義します。
cminder12901jp
HOST クラスの各レコードは、IPv4 で接続されたときにホストがローカル コンピュータに対して持つアクセス権限を定義します。
注:
IP 通信用の アクセス ルールは IPv4 にのみ適用されます。 IPv6 は、アクセス制御には使用されません。Privileged Identity Manager
は、HOST クラスに追加するホスト名のアドレスを解決します。 つまり、これらの名前はオペレーティング システムの hosts ファイルで指定されているか、NIS または DNS で定義されている必要があります。各 HOST レコードの INETACL プロパティは、ローカル ホストがそのホストに提供できるサービスを定義します。
Privileged Identity Manager
では、ホスト名に別名を使用できます。ただし、別名を表すレコードが権限チェックに使用されることはありません。 ホストとの接続を保護するには、Privileged Identity Manager
のホストの正規名を把握している必要があります。Privileged Identity Manager
は 1 つの IP アドレスでホスト名を解決します。 1 つのホスト名に複数の IP アドレスが設定されている場合、以下のクラスのいずれかを使用します。- GHOST
- HOSTNET
- HOSTNP
HOST クラス レコードのキーは、ホストの名前です。
以下の定義では、このクラス レコードに含まれるプロパティについて説明します。 ほとんどのプロパティは変更可能で、selang インターフェースまたは管理インターフェースを使用して操作することができます。 変更できないプロパティには、「
情報のみ
」と記載されます。- CALENDARCA Privileged Identity Manager のユーザ、グループ、およびリソース制限に対する Unicenter TNG カレンダ オブジェクトを表します。 指定された間隔で Unicenter TNG のアクティブなカレンダをフェッチすることができます。
- COMMENTレコードに含める追加情報を定義します。 コメントは、認証に使用されません。制限:255 文字。
- CREATE_TIME(情報のみ)レコードが作成された日時が表示されます。
- DAYTIMEアクセサがリソースにアクセスできる日時を規定する、曜日と時間帯の制限を定義します。このプロパティを変更するには、chres コマンド、ch[x]usr コマンド、または ch[x]grp コマンドで restrictions パラメータを使用します。日時の制約の単位は 1 分です。
- GROUPSリソース レコードが属する GHOST クラスまたは CONTAINER クラスのレコードのリストです。HOST クラスのレコードのこのプロパティを変更するには、適切な CONTAINER または GHOST クラスのレコードの MEMBERS プロパティを変更する必要があります。このプロパティを変更するには、chres コマンド、editres コマンド、または newres コマンドの mem+ または mem- パラメータを使用します。
- INETACLローカル ホストからクライアント ホストのグループに提供可能なサービス、および各サービスのアクセス タイプを定義します。 アクセス制御リストの各要素には、以下の情報が含まれます。
- Services referenceサービス(ポート番号または名前)への参照です。 すべてのサービスを指定する場合は、サービス参照としてアスタリスク(*)を入力します。また、 では、/etc/rpc ファイル(UNIX の場合)または \etc\rpc ファイル(Windows の場合)に指定された動的なポート名もサポートしています。
- Accessアクセサに与えられる、リソースに対するアクセス権限を定義します。
type-of-access)、service、および stationName パラメータを使用します。 - INSERVRNGEローカル ホストがクライアント ホストのグループに提供するサービスの範囲を指定します。INETACL プロパティと同様の機能を実行します。INSERVRANGE プロパティのアクセサおよびアクセス タイプを変更するには、authorize[-] コマンドで service(serviceRange) パラメータを使用します 。
- OWNERレコードを所有するユーザまたはグループを定義します。
- RAUDITCA Privileged Identity Manager が監査ログに記録するアクセス イベントのタイプを定義します。 RAUDIT という名前はResourceAUDITの短縮形です。 有効な値は以下のとおりです。
- allすべてのアクセス要求
- success許可されたアクセス要求
- failure拒否されたアクセス要求(デフォルト)
- noneアクセス要求を記録しない
Privileged Identity Managerでは、リソースへのアクセス試行が発生するたびにイベントが記録されます。ただし、アクセス ルールがそのリソースに直接適用されたか、またはそのリソースをメンバとするグループまたはクラスに適用されたか、については記録されません。監査モードを変更するには、chres コマンドおよび chfile コマンドの audit パラメータを使用します。 - UPDATE_TIME(情報)レコードが最後に変更された日時を表示します。
- UPDATE_WHO(情報)更新を実行した管理者を表示します。
- WARNING警告モードを有効にするかどうかを指定します。 リソースの警告モードを有効にすると、そのリソースに対するアクセス要求はすべて許可され、アクセス要求がアクセス ルールに違反した場合、監査ログにレコードが記録されます。
例:
ホスト名パターンを使用して、制限されたリモート ホストから Privileged Identity Manager
エンドポイントへの Telnet を使用した受信接続を防止します。手順 1:
/etc/hosts にリモート ホスト(My_Remote_Host.example.com)を追加します。 コマンド プロンプトで以下のコマンドを実行します。vi /etc/hosts
手順 2:
ネットワーク インターセプトの場合、ルックアヘッド データベース「ladb」はリモート ホストのアドレスで適切に入力する必要があります。 この動作を確認するには、コマンド プロンプトで以下のコマンドを実行します。./sebuildla -h
手順 3:
コマンド プロンプトで以下のコマンドを実行し、リモート ホスト(My_Remote_Host.example.com)が /etc/hosts に追加されていることを確認します。./sebuildla -H
手順 4:
受信 Telnet 接続を防止するリモート ホスト(My_Remote_Host.example.com)を定義します。AC> nr HOST My_Remote_Host.example.com
手順 5:
リモート ホスト(My_Remote_Host.example.com)からの Telnet を使用した受信接続を防止するルールを設定します。AC> authorize HOST My_Remote_Host.example.com service(telnet) access(none)
手順 6:
Telnet を使用して、リモート ホストから Privileged Identity Manager
エンドポイントへの接続を試行します。 接続に失敗しますが、その他の接続には影響がありません。リモート ホスト(My_Remote_Host.example.com)からのすべてのタイプの接続を拒否するには、以下のルールを設定します。
AC> authorize HOST My_Remote_Host.example.com service(*) access(none