レポート ポータル コンピュータのセットアップ

この記事では、エンタープライズ レポートの作成に対応するレポート ポータル コンピュータをセットアップする手順について説明します。  
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注:
2016 年 4 月 1 日
現在、CA Business Intelligence のこのセクションは新規のお客様には有効ではありませんが、
2016 年 4 月 1 日
以前に製品を購入しているお客様には引き続き関連しています。
この記事では、エンタープライズ レポートの作成に対応するレポート ポータル コンピュータをセットアップする手順について説明します。  
以下の手順に従います。
  1. レポート ポータル コンピュータに Java Development Kit がインストールされていることを確認します。
  2. [Oracle] レポート ポータル コンピュータに完全な Oracle クライアントをインストールします。
  3. [Microsoft SQL Server] レポート ポータル コンピュータに Microsoft SQL Server Native Client をインストールします。
  4. レポート ポータル コンピュータおよびエンタープライズ管理サーバのシステム時刻を同期します。 システム時刻を同期しない場合、
    Privileged Identity Manager
    エンタープライズ コンソールが生成するレポートの状態が保留または循環のままになります。
  5. レポート ポータルが Solaris または Linux のコンピュータである場合は、CA Business Intelligence のインストール用にコンピュータを準備します。
    注:
    RedHat 6.5 (およびそれ以降のバージョン)上の Oracle クライアントのインストールは失敗します。 次に示すレポート ポータル コンピュータのインストール準備の手順は、RedHat 6.2 に適用されます。
    1. root ユーザとしてログインします。
    2. root 以外のユーザを作成します。 CA Business Intelligence のインストールでは root 以外のユーザが必要になります。
      たとえば、以下のコマンドを入力し、グループ other に属する
      bouser
      というユーザを作成します。
      groupadd other 
      useradd -d /home/bouser -g other -m -s /bin/bash -c bouser bouser 
      passwd bouser
      プロンプトが表示されたら、定義済みのユーザのパスワードを入力して確認します。
    3. LANG 環境変数が以下のように設定されることを確認します。
      LANG=en US.utf8
    4. 作成した root 以外のユーザとしてログインします。
    5. 以下のコマンドを入力して、ORACLE_HOME および TNS_ADMIN 環境変数が正しく設定されていることを確認します。
      echo $ORACLE_HOME
      echo $TNS_ADMIN
      出力が空でなければ、これらの環境変数が有効であることがわかります。 以下に例を示します。
      /opt/oracle/app/oracle/product/10.2.0/client_1
      /opt/oracle/app/oracle/product/10.2.0/client_1/admin/network
      コマンドで空の出力を受信した場合は、root でないユーザに対して変数が設定されていることを確認します。 たとえば、
      /home/bouser/.profile
      を次のように編集します。
      ORACLE_HOME=/opt/oracle/app/oracle/product/10.2.0/client_1
      export ORACLE_HOME 
      TNS_ADMIN=$ORACLE_HOME/network/admin 
      export TNS_ADMIN
    6. root でないユーザに対する LD_LIBRARY_PATH に以下のパスが含まれていることを確認します。
      $ORACLE_HOME/lib:$ORACLE_HOME/lib32
      たとえば、次のコマンドを入力し、出力を検索してこのパスを探します。
      echo $LD_LIBRARY_PATH
      このパスが見つからない場合は、LD_LIBRARY_PATH に追加します。 たとえば、
      /home/bouser/.profile
      を次のように編集します。
      LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:$ORACLE_HOME/lib:$ORACLE_HOME/lib32 
      export LD_LIBRARY_PATH
    7. LD_LIBRARY_PATH および TNS_ADMIN 内のフォルダがアクセス可能であることを次のように確認します。
      ls -l $ORACLE_HOME
      ls -l $TNS_ADMIN/tnsnames.ora
      これらのコマンドから「アクセス許可が拒否されました」というエラーが返されなければ問題ありません。 もし返された場合は、適切なアクセス許可を付与します。 たとえば、root/oracle ユーザは、次のコマンドを実行する必要があります。
      chmod -R +xr $ORACLE_HOME
    8. TNS Ping ユーティリティを以下のように使用して、Oracle 接続が有効であることを確認します。
      $ORACLE_HOME/bin/tnsping service_name
      TNS Ping からの出力は、以下の例のようになります。
      TNS Ping Utility for Solaris: Version 10.2.0.1.0 - Production on 07-MAY-2008 09:17:02
      Copyright (c) 1997, 2005, Oracle. All rights reserved.
      Used parameter files:
      /opt/oracle/app/oracle/oracle/product/10.2.0/client_1/network/admin/sqlnet.ora
      Used TNSNAMES adapter to resolve the alias
      Attempting to contact (DESCRIPTION = (ADDRESS_LIST = (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = 172.16.234.75)(PORT = 1521))) (CONNECT_DATA = (SERVICE_NAME = service_name)))
      OK (30 msec)
  6. ご使用のオペレーティング システムに対応する CA Business Intelligence をインストールします。 CA Business Intelligence のインストール ファイルは http://support.ca.com にあります。
    注:
    • CA Business Intelligence
      エンタープライズ管理サーバ
      を同じ Linux および Windows サーバ上にインストールすることはできません。
    • Windows 用のレポート ポータルでは、デフォルトで Microsoft SQL Server 認証を使用して、接続が認証されます。 認証にドメイン ユーザ アカウントの設定を使用するには、Windows 認証で動作するようにレポート ポータルを設定します。
    レポート ポータルを設定すると、レポート ポータル上にレポート パッケージ(.biar)ファイルをデプロイすることができます。
例: Windows への CA Business Intelligence の完全インストール
以下の手順は、Windows への CA Business Intelligence のインストール手順を示しています。 
  1. http://support.ca.com から CA Business Intelligence for Windows DVD をダウンロードします。
  2. イメージ ファイルをマウントします。 
  3. ベース ディレクトリに移動し、
    setup.exe
    をダブルクリックします。
  4. 以下のとおりに、インストール ウィザードに入力します。 
情報
アクション
インストール言語
サポートするインストール用言語を選択し、[
OK
]をクリックします。
英語以外のサポート対象言語のいずれかにインストールする場合、ローカライズされたオペレーティング システムが必要です。
前提条件の確認
前提条件の項目が満たされていない場合は、インストールを続行できません。 エラー項目の解決方法に関する情報については、その項目をクリックします。 [
次へ
]をクリックします。
使用許諾契約書
I accept the License Agreement (使用許諾契約書に同意します)
]を選択し、[
次へ
]をクリックします。
言語パッケージ
インストールする言語パッケージを選択して、[
次へ
]をクリックします。
インストール タイプ
Full (製品版)
]を選択して、[
次へ
]をクリックします。
Installation Folder
CA Business Intelligence Enterprise のコンポーネントをインストールするフォルダを指定し、[
次へ
]をクリックします。 インストールに使用できるディスク容量が 14 GB あることを確認します。
データベース
Configure and Install a Sybase SQL Anywhere Database (Sybase SQL Anywhere データベースの設定およびインストール)
]を選択し、[
次へ
]をクリックします。
Sybase SQL Server には、Central Management Server (CMS)と監査のデータが格納されています。
CMS は内部管理目的のみに使用され、レポートの生成と表示に使用されるレポート データは含まれていません。 エンタープライズ管理サーバのインストール時に定義されたレポート データベースには、レポート エージェントが配布サーバにアップロードするデータが含まれています。
Java の設定
Install the default Tomcat Java web application server and automatically deploy web applications (デフォルトの Tomcat Java Web アプリケーション サーバをインストールし、Web アプリケーションを自動でデプロイします)
]を選択し、[
次へ
]をクリックします。
バージョン管理
configure and install Subversion (サブバージョンを設定およびインストールします)
]を選択し、[
次へ
]をクリックします。
Server Intelligence Agent (SIA)の設定
  • ノード名:
    SIA ノードを識別する一意の名前を入力します。 ノード名に含められるのは英数字(A ~ Z、a ~ z、および 0 ~ 9)のみで、先頭を数字にすることはできません。 デフォルトでは、ノード名はシステムのホスト名と同じです。
  • SIA ポート:
    SIA のポート番号を指定します。 デフォルトは 6410 です。 SIA はこのポートを使用して CMS と通信します。
次へ
]をクリックします。
Central Management Server (CMS)の設定
ポート番号を指定し、[
次へ
]をクリックします。 デフォルトの CMS ポート番号は 6400 です。
 
Central Management Server (CMS)のアカウントの設定
  • CMS のデフォルト管理者アカウントのパスワードを指定します。 
    管理者アカウント パスワードのルール:
    • 6 文字以上にする必要がある
    • 次のオプションから 2 種類以上を含める: 大文字、小文字、数字、および句読点
    • Administrator
      という語を含めることはできない
    • “、&、’、<、>、@、\、|、(、)、[、]、{、}、^、$、*、+、?、. を含めることはできない
  • CMS クラスタ キーの値を指定します。 
    クラスタ キーのルール:
    • 6 文字以上にする必要がある
    • 次のオプションから 2 種類以上を含める: 大文字、小文字、数字、および句読点
次へ
]をクリックします。
Sybase SQL Anywhere の設定
  • SQL Anywhere のポートを指定します。デフォルトでは 2638 です。
  • SQL Anywhere の管理者アカウント dba パスワードを指定します。 
    SQL Anywhere の管理者アカウント パスワードのルール:
    • 6 文字以上にする必要がある
    • 次のオプションから 2 種類以上を含める: 大文字、小文字、数字、および句読点
    • 先頭を数字することはできない
[次へ]
をクリックします。
Tomcat の設定
以下のポートの値を指定します。
  • 接続ポート(http): デフォルトは 8080
  • シャットダウン ポート: デフォルトは 8005
  • リダイレクト ポート(https): デフォルトは 8443
[次へ]
をクリックします。
HTTP リスニング ポートの設定
HTTP リスニング ポートの値を指定し、[
次へ
]をクリックします。 デフォルトは 6405 です。
サブバージョンの設定
デフォルト リポジトリ名(LCM_repository)のリポジトリ ポート番号(3690)とデフォルト リポジトリ アカウント(LCM)のパスワードを指定します。
サブバージョン リポジトリのユーザ アカウント パスワードのルール:
  • 6 文字以上にする必要がある
  • 次のオプションから 2 種類以上を含める: 大文字、小文字、数字、および句読点 
[次へ]
をクリックします。
Solution Manager Diagnostics (SMD)エージェントへの接続
サーバのプロファイリングと診断について[
Configure Connectivity to SMD Agent (SMD エージェントへの接続を設定します)
]を選択し、[
次へ
]をクリックします。
Introscope Enterprise Manager への接続
サーバのプロファイリングについて[
Configure connectivity to Introscope Enterprise Manager (Introscope Enterprise Manager への接続を設定します)
]を選択し、[
次へ
]をクリックします。
インストールが開始されます。完了まで約 1 時間かかる場合もあります。