データ型

定数データはすべて、3 つの主なリテラル データ型(文字列、数値、ブール)のいずれかです。文字列データ型には、セットおよび LDAP 識別名という 2 つのサブタイプが含まれます。数値データ型には、日付という 1 つのサブタイプが含まれます。すべての関数および演算の結果は、これらのデータ型またはそのサブタイプのいずれかになります。
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定数データはすべて、3 つの主なリテラル データ型(文字列、数値、ブール)のいずれかです。文字列データ型には、セットおよび LDAP 識別名という 2 つのサブタイプが含まれます。数値データ型には、日付という 1 つのサブタイプが含まれます。すべての関数および演算の結果は、これらのデータ型またはそのサブタイプのいずれかになります。
  • 文字列
    • セット
    • LDAP 識別名
  • 数値
    • 日付
  • ブール
リテラル データ型のほかに、変数として機能する以下のデータ型があります。
  • ユーザ属性
  • 名前付き式
文字列
文字列は、1 組の引用符または二重引用符で囲まれた 0 文字以上の一連の文字として、文字データを表します。文字列値は、組み込みの演算子および関数で使用できる定数です。たとえば、文字列を、別のデータ型に変換したり、連結したりできます。
「0」~「9」の文字を含む文字列(正または負の符号が先頭に付いている場合もあります)は、数値に変換できます。「TRUE」および「YES」(または「true」および「yes」)という文字列は、ブール値 TRUE に変換できます。他の文字列値はすべて、FALSE に変換されます。2 つの文字列は連結できます。連結では、2 番目の文字列の先頭が、1 番目の文字列の末尾につながれます。
セットおよび LDAP 識別名(DN)は、文字列データ型の特例です。セットは、キャレット文字で区切られた一連の要素(「element1^element2」など)です。セット内の各要素は文字列です。
LDAP DN は、LDAP ディレクトリでエントリを一意に識別する単純な文字列であり、その形式は LDAP 仕様で定義されています。
数値
数値は、整数である必要があります。また、正または負の符号が先頭に付いている場合があります。4 バイトの整数、または、-231から 231. 小数点は無視されます。数値は、組み込みの演算子および関数で使用できる定数です。たとえば、数値を別のデータ型に変換できます。
数値は、「0」~「9」の文字のみを含む文字列(負の符号が先頭に付いている場合もあります)に変換できます。数値はブール値にも変換できます。ゼロ以外の数値は TRUE に、ゼロは FALSE に変換されます。
日付は、数値データ型の特例です。日付は、1970 年 1 月 1 日から経過した秒の数として表されます。
日付は、多くの関数で使用されます。たとえば、DOW 関数は、数値で表された日付を受け取り、曜日に相当する 0 ~ 6 という数値のいずれかを返します。また、文字列形式による日付を数値に変換する関数や、数値形式による日付を文字列に変換する関数もあります。
ブール
ブールは、2 つの値、TRUE および FALSE のいずれかです。ブール値は、組み込みの演算子および関数で比較および使用できる定数です。たとえば、ブールを別のデータ型に変換できます。
ブール値を数値に変換すると、TRUE は 1 に、FALSE は 0 に変換されます。ブール値を文字列値に変換すると、TRUE は「TRUE」に、FALSE は「FALSE」に変換されます。
ユーザ属性
ユーザ属性には、名前と値があります。ユーザ属性の
名前
は、引用符を
付けず
に使用します。ユーザ属性の
は文字列であり、引用符を
付けて
使用します。ユーザ属性の名前は、以下のルールに従っている必要があります。
  • 大文字と小文字は区別されません。
  • 先頭の文字はアルファベットです。
  • また、この名前には、US-ASCII アルファベット文字、数字、およびアンダースコア文字のみが含まれます。
ユーザ属性名は、リテラルデータ型ではなく、変数データ型として機能します。ユーザ属性名が見つかると、対応する属性値がユーザ ディレクトリから取得されます。属性に複数の値があるときは、それらがセットとして返されます。セットは、キャレット文字で区切られた一連の要素(「value1^value2」など)です。セット内の各要素は文字列です。
名前付き式
名前付き式には、仮想ユーザ属性およびユーザ クラスという 2 つのタイプがあります。
仮想ユーザ属性は、ユーザ属性とは異なります。文字列としてユーザ ディレクトリ内に格納されるユーザ属性とは異なり、仮想ユーザ属性は、実行時に計算されて結果が文字列、数値、またはブール値となる式に名前を付けます。さらに、仮想ユーザ属性は、読み取り専用である点でもユーザ属性と異なっています。
ユーザ クラスは、仮想ユーザ属性の特例です。仮想ユーザ属性のように、ユーザ クラスは、実行時に計算される式に名前を付けます。ユーザ クラスが仮想ユーザ属性と異なるのは、ユーザ グループまたはユーザ ディレクトリでメンバシップをチェックして、ブール値のみを返す式に名前を付ける点です。
仮想ユーザ属性名およびユーザ クラス名は両方とも、以下のルールに従っている必要があります。
  • 大文字と小文字は区別されません。
  • 仮想ユーザ属性の場合は、先頭の文字が番号記号(#)である必要があります。
  • ユーザ クラスの場合は、先頭の文字がアットマーク(@)である必要があります。
  • 2 番目の文字は、文字またはアンダースコアである必要があります。
  • 残りの文字は、US-ASCII アルファベット文字、数字、またはアンダースコア文字である必要があります。
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注:
アクティブな式と名前付き式は同じではありません。どちらのタイプの式もランタイムに評価されるのは同じですが、以下の点で異なります。
  • アクティブな式はブール式ですが、名前付き式は文字列、数値、ブール値を返すことができます。
  • アクティブな式はそのまま参照されるため、使用するたびに再入力する必要がありますが、名前付き式は名前で参照されるため、どこからでも参照でき、再利用できます。