true ファイルタイプのフィルタ処理
DLP Agent for Windows では、ファイルシグネチャデータに基づいて特定のファイルタイプ (別名: true ファイルタイプ) をフィルタ処理できます。通常、ファイルの先頭にある短いバイトの一連であるファイルシグネチャデータはファイルタイプを識別するために使われます。
DLP Agent for Mac でのフィルタ処理はファイル拡張子のみを使って実行されます。DLP Agent for Mac では、true ファイルタイプフィルタ処理はサポートされていません。
DLP Agent for Windows では true ファイルタイプに基づいたフィルタ処理が可能であるため、エージェントは元のファイル拡張子に一致しないファイル拡張子を持つファイルを正しく識別し、フィルタ処理できます。たとえば、ユーザーが
.doc
ファイル名拡張子を .jpg
に変更すると、そのシグネチャに基づいてファイルを DOC
ファイルであると識別し、エージェントの設定フィルタに基づいてそのファイルを監視または無視します。テキストファイル (
.txt
) にはファイルシグネチャデータが含まれません。その結果、エージェントはファイル拡張子に基づいてのみ監視または無視を行います。true タイプフィルタ処理は TXT
ファイルに対しては可能ではありません。 「Windows エンドポイントで true ファイルタイプフィルタ処理がサポートされているファイル」に、DLP Agent for Windows が true ファイルタイプフィルタ処理を使ってフィルタ処理できるファイルタイプと対応拡張子を示します。
ファイルの種類 | フィルタ処理されるファイル拡張子 |
|---|---|
Adobe Acrobat | .pdf |
Microsoft Office | .doc 、.dot 、.pps 、.ppt 、.xla 、.xls 、.wiz 、.db 、.msc 、.msi 、.mtw 、.spo 、.vsd 、.wps 、.pub |
Office Open XML | .docx 、.pptx 、.xlsx 、.dotx 、.potx |
OpenOffice | .odt 、.ott 、.ods 、.odp 、.otp 、.ots 、.odg 、.otg |
OpenOffice (Microsoft Office を使って作成) | .odt 、.odp 、.ods |
ZIP と PKZIP | .zip 、.jar 、.xpi |
StarOffice | .stw 、.sxw 、.sxc 、.sxi 、.sti 、.stc 、.std 、.sxd |
RAR アーカイブ | .rar |
Symantec Information Centric Encryption (ICE) | .ice ICE で暗号化されたファイルには、 .html 拡張があります。しかし、ファイルフィルタを .html として設定すると、DLP Agent は ICE で暗号化されたファイルと通常の HTML ファイルの両方を監視または無視します。ICE で暗号化されたファイルのみを監視または無視するには、ファイルフィルタを .ice として設定します。.ice 拡張は ICE で暗号化された HTML ファイルの擬似拡張です。 |