Oracle のアーキテクチャに関する考慮事項

Oracle データベースのアーキテクチャを確認して、HA/DR 計画を最適化します。
Oracle データベースが利用できない場合、以下が発生します。
  • ユーザーは Enforce サーバー管理コンソールにアクセスできません
  • Enforce サーバーの応答ルールはトリガされません(たとえば、電子メール通知)
  • 新しいポリシーとポリシーの変更は配備されません
  • インシデントはデータベースに書き込まれません
  • DLP API は利用できません
検出サーバーが適用する応答ルールを使用するインシデントの検出と遮断は、検出サーバーとエージェントで続行する必要があります。
Oracle データベースの喪失はシステムにとって重大ですが、DLP の実行は停止しません。検出サーバーとエージェントは、最後に使用されたポリシー セットのキャッシュされたバージョンを使用してインシデントをトリガします (遮断ルールが設定されている場合、それらのルールも実行されます)。
Enforce サーバー管理コンソールにアクセスできないことが、通常は Oracle の停止による最大の影響です。
一般的に、Oracle データベースに対する HA と DR の設定は、使用されている Oracle のエディションによって異なります。
  • Enterprise Edition
    ほぼリアルタイムの高可用性(Oracle RAC など)とサイトの回復(Data Guard など)には複数のオプションが存在します。通常、これらのオプションは高度に自動化することができ、ユーザーの介入を最小限に抑えて、ほぼ透過的なフェールオーバを実現できます。
  • Standard Edition
    バックアップと回復のオプションは手動で、多くの場合、カスタムスクリプトによって自動化できます。Oracle Recovery Manager (RMAN) を使用したコールド バックアップまたはウォーム バックアップが可用性と回復の手段となります。

Oracle HA および DR を計画する場合の質問

HA と DR を計画する場合は以下の質問を考慮してください。
質問
詳細
停止を許容できる期間はどの位ですか?
企業における Oracle データベースの可用性および回復のティアを判別することは、サービスの復元に必要なアーキテクチャの要件や運用戦略を実現するうえで役立つ場合があります。許容できる期間が短いほど、より自動化されたソリューションと専用のスタンバイ回復対象ハードウェアが必要になります。許容できる期間が長いほど、回復速度を犠牲にしてインフラストラクチャのコストを削減し、システムの再構築および復元を手動で行えることが多くなります。
許容できるデータ損失(インシデントやポリシーなど)の量はどの位ですか?
Data Guard などの Enterprise Edition の機能は、手動または定時コールド バックアップや RMAN バックアップと比べて、ほぼリアルタイムでデータを保存するのに役立ちます。
代替サイトのスタンバイハードウェアに投資する可能性はありますか?
Enterprise または Standard Edition のどちらを選択しているかにかかわらず、スタンバイの代替回復対象プラットフォームをオプションで導入できます。ウォーム/コールド代替サイト ハードウェアに投資できるかどうかや、その他のオプション (オンデマンドのハードウェア RUSH サービス、オンデマンドのクラウド ホストなど) を利用できるかどうかを検討してください。